『読売新聞』(2017年5月16日発売 12面 掲載ページP15)

特集「Woman メイクと服で肌を守る」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
紫外線の量は4~9月までが多く、1日分の半分以上は午前10時~午後2時に降り注ぎます。

紫外線B波は肌表面のシミや皮膚がんの原因となり、A波はさらに肌の奥に届いてシワやたるみを引き起こします。紫外線のダメージは後々になって出てくるので、必ず1年を通して紫外線対策をしましょう。対策の第一は、日焼け止めですが、服装にも気をつけることで、紫外線対策の効果をアップさせることができます。

まず、日焼け止めは、額・両頬・鼻・顎の5箇所にのせて均一に塗り広げます。耳や首の後ろなど塗り忘れがちなので、注意してください。体に塗る際は手に取らず、直接肌の上にのせることで、広い範囲もムラなく塗れます。

服を選ぶときは、ぜひ紫外線をカットする視点で選びましょう。最も防ぐ色は黒。素材は
ポリエステルやビニロン、羊毛が望ましく、目の詰まった織り方なら80%はカットして
くれます。ただし、こうした服は暑くなりがちで、熱中症も気になります。最近はUV(

紫外線)カット加工された服も多いので、こうした服を活用するとよいでしょう。外出の際は、日傘や十分なつばの長さがある帽子も用意すれば、より安心です。美容はもちろん、火ぶくれを起こし、皮膚がんの原因にもなるなど、紫外線には健康にも悪影響を及ぼします。
日頃から意識しておくことを忘れずに。

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