白玉注射(グルタチオン注射)の効果と特徴

white_image002.jpg白玉注射に使用される美容成分「グルタチオン」とは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸が結合したトリペプチドです。体内の神経細胞以外の全細胞に存在し、細胞内で活性酸素や過酸化物質から細胞を保護する抗酸化物質として、また、異物を細胞外に排出する解毒作用のある物質としてなど、グルタチオンは生体内で重要な働きをもっています。


人間の体内では特に皮膚や肝臓、目の水晶体や角膜などにグルタチオンが多く含まれていますが、加齢や紫外線の影響によって減少しやすいという特徴があります。また、アルコールやタバコ、ストレス、睡眠不足、人工香料や人工甘味料などの摂取など、日常生活のなかでも気づかないうちに減少してしまいます。グルタチオンが減少すると、活性酸素によるダメージから身体を守る抗酸化作用がなくなってしまい、肌荒れや代謝の低下、疲労や肝機能低下、そして老化などを進行させる可能性があります。また、病気や生活習慣病にもかかりやすくなります。グルタチオンを注射で補充することは、美白・美肌の獲得のみならず、老化のスピードを抑制し、健康的な体の維持改善につながるのです。


白玉注射(グルタチオン注射)の効果

white_image003.jpg◆メラニン生成抑制による美白効果...紫外線を浴びると、皮膚内部のメラニン生産工場である『メラノサイト』が活性化します。メラニン色素の生成が排出よりも過剰になると、大量のメラニン色素が皮膚に留まり沈着してシミができてしまいます。グルタチオンは、メラニン合成を抑えて、シミ、色素沈着、肌のくすみを改善し、美しく白い肌に導きます。

◆抗酸化作用によるアンチエイジング&美肌効果...通常、呼吸で取り込まれた酸素のうち2%程は活性酸素となります。この程度であれば、体内にある活性酸素を消去する抗酸化物質によって除去されるのですが、排気ガス、タバコ、大きなストレス、大量の紫外線、食品添加物、電磁波、多量の飲酒などが原因で、体内に活性酸素が過剰発生することがあります。さらに、この体内の抗酸化酵素の活性は、30代後半から低下の一途をたどります。

我々現代人の体内には、もはや除去しきれない活性酸素が大量に発生している状態です。活性酸素により細胞膜の脂質が酸化して過酸化脂質となると、DNAを傷つけ、血管を傷害し、老化を加速させます。グルタチオンは、強力な抗酸化作用で活性酸素を無毒化して、身体のさびつきを防ぎ、シミなどの肌老化、病気や全身的な老化を防ぎます。また、グルタチオンにはタンパク質の成分として必要な「硫黄」も含まれているので、ツヤのある髪や丈夫で健康的な爪、皮膚を作る美容効果も期待できます。

white_image004.jpg◆解毒(デトックス)・肝機能改善&保護・疲労回復効果...知らぬ間に体内に入ってしまう有害物質を、無害なものに変えて胆汁や尿と一緒に排泄する解毒機能や代謝機能にかかわる酵素を活性化させる働きがあります。また、肝臓の働きを高めてアセトアルデヒドの解毒を助け、二日酔いを改善する効果や、疲労回復効果があります。お酒をよく飲む方やタバコを吸う方・ストレスの多い方にもおすすめです。

◆美肌・免疫力強化・抗アレルギー効果...免疫力を高めてアレルギーへの耐性を高めることで、肌荒れ、蕁麻疹や湿疹などの皮膚炎や、気管支喘息などの症状を軽減します。

白玉注射は美肌治療との併用がおすすめ

white_image005.jpg高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)と併用していただくと相乗作用で抗酸化作用が高まり、より短期間で美白効果をご実感いただけます。また、フォトフェイシャルM22・ジェントルレーズプロ・ピコレーザーなどの照射治療との併用もおすすめです。お忙しい方にこそ、身体の内側・外側から同時にアプローチする、効果的・効率的なエイジングケアがおすすめです。最適な併用治療はお悩みによって異なりますので、詳しくは担当医師・スタッフへお尋ねください。

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※白玉注射(グルタチオン静脈注射)は、単体でもお受けいただけますが、他の施術と併用すると割引になります。


白玉注射(グルタチオン注射)のリスクとダウンタイム


shutterstock_1019073862.jpg副作用報告はほとんどありませんが、稀に薬剤に対するアレルギー(点滴全般に起こりえるリスク)や吐き気や胃痛・頭痛などを起こすことがあります。その場合は速やかに中止します。また、気管支に作用する成分が含まれているので、咳を誘発することがあります。そのため喘息の方は医師と相談の上、ご本人の了解のもとで治療を受けて頂くことになります。症状が出た場合は、適切に対処いたします。


白玉注射(グルタチオン注射)の持続と頻度について


お悩み・目的によりますが、照射治療に合わせて月に1回の頻度から、最短で週1~2回のペースでお受けいただくことが可能です。個人差はございますが、5~10回行うと効果を実感いただけます。また、本格的に美白ケアをしたい方は、最初の1~2ヶ月の間は週2回、3ヶ月目からは2週間に1回と継続して受けていただくのがより効果的です。


白玉注射(グルタチオン注射)の痛み


通常の注射と同様で、点滴の針を刺すときにチクッとした痛みがあります。初回は重たいような血管痛を感じることもあります。徐々に慣れてきますのでご安心ください。


白玉注射(グルタチオン注射)の禁忌事項について


・グルタチオンにアレルギー反応の既往のある方
※過去に静脈注射で気分不快などの症状がでたことがある方は、担当医師またはスタッフへお伝えください。