脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)の効果と特徴

脂肪燃焼・部分やせ・セルライトの軽減

脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)の主成分は、ホスファチジルコリンとデオキシコール酸Na(ナトリウム)です。ホスファチジルコリンは体内に含まれるリン脂質の一種で、血中脂肪降下剤(高脂血症の薬)として知られています。ホスファチジルコリンは、脂肪細胞膜を化学的に溶かし不安定な状態にさせ、脂肪細胞に蓄えられたトリグリセリド(脂質)を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。遊離脂肪酸とグリセロールは水溶性のため、リンパや血液に入り、体外へ排泄されます。このようにして脂肪細胞の抱える脂肪量を減らし、一つ一つの大きさを縮小させ、脂肪細胞膜をこわして脂肪細胞数を減らすことで過剰な皮下脂肪を減らす治療法です。デオキシコール酸Naは脂肪細胞膜を溶解させる効果が高いため、脂肪細胞の数自体も減らし、セルライトも改善します。1回毎に減らしたい部分のみ確実に細く出来るうえ、リバウンドもしにくい点が好まれています。

ホスファチジルコリンとデオキシコール酸Naによる脂肪分解・燃焼効果

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銀座ケイスキンクリニックではホスファチジルコリンとデオキシコール酸Naに、アミノ酸、抗酸化作用を持つαリポ酸、脂肪溶解によって生じる浮腫を速やかに解消し、脂肪を燃焼させるカルニチンをブレンドした安全性の高い製剤『ミケランジェロ』を使用しています。このため、効果が高まるばかりでなく、痛みや腫れも出にくくなっています。

ミケランジェロ『MICHELANGERO』

meso.jpg院内調合した薬剤を使用する他の施設では、溶解補助剤にデオキシコール酸を使用している場合が多く、肝障害のリスクもありお勧めできません。
銀座ケイスキンクリニックでは、デオキシコール酸のアナログであるデオキシコール酸Na(商品名)を用いる安全性の高い製剤『ミケランジェロ』を使用しています。デオキシコール酸Naは肝血流量を増加させ肝臓の機能を活性化します。


脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)のリスクとダウンタイム<痛み>施術後1週間程度 <腫れ>軽い腫れ <内出血>針孔のまわりに時々小さな青あざ
shutterstock_1019073862.jpg脂肪溶解注射は、施術後3日~1週間程度の軽い腫れと熱感、筋肉痛様の痛みが出るのみですので、日常生活への支障もなく、確実に皮下脂肪厚を減らしていきます。先端の丸いロングソフトカニューラ針を使用するので、注射の痛みと内出血のリスクは最小限になりました。刺入点の針孔周囲に時々小さな青あざが出ることがありますが目立ちません。カルニチン配合の薬液なので、脂肪溶解注射による腫れやむくみは圧倒的に軽くなりました。
当日は飲酒、長風呂、激しい運動などはお控えください。翌日以降は運動や患部のマッサージをすると効果が高まります。

脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)の効果と持続

1ブロック当たり5分程度の施術で、年齢・性別・皮下脂肪厚・代謝によって個人差はありますが、2~4週間毎に4回の治療が1クールとなります。若年者で筋肉質の方でしたら、2回でもかなり脂肪厚の減少を実感いただくことができます。効果の持続は長く、適正体重を保つ限りはリバウンドしづらく、少々太った場合も、治療部位には脂肪が付きにくくなります。

脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)の痛み

当院では脂肪溶解注射の前にキシロカインで局所麻酔を併用し、ロングソフトカニューラ針(マジックニードル)にて脂肪層内へメソカクテルを注入します。痛みの感じ方には個人差もございますが、脂肪層は痛覚を感じにくいため、拍子抜けするほど痛みの軽い治療です。

痛くない・出血しない・ダウンタイムが少ない

これまでは薬液をまんべんなく注入することは針痕や出血、痛みに対する麻酔の問題があり、施術によってはダウンタイムも長くなりがちでした。そこで、画期的な針での治療により痛みを軽減させ、出血と腫れを極力抑えるというお悩みに的確にお答えできるようになりました。

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禁忌事項
下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。
・レシチン(大豆)アレルギーの方
・妊娠及び授乳中の方
・注射希望部位に無治療の感染症及び炎症がある方
・血液凝固障害のある方
・重篤な基礎疾患のある方(心臓・腎臓・糖尿・循環器疾患、膠原病など)
また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。