ボトックス注射(口角拳上)の効果と特徴

ボトックスシワ治療でおなじみのボトックスを使った、口角をあげる施術「口角挙上(ボトックス注射)」は、上唇と口角を下方に引き下げる口角下制筋にボトックスを作用させます。口角を下げる働きが弱まることで、口角挙筋と大頬骨筋が効果的に働くようになり、常に口角がキュッと上がった魅力的な口元を作ります。

※「ボトックス」とは本来、アラガン社の製品を指す名称です。銀座ケイスキンクリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤はアラガン社製のボトックスビスタ(厚生労働省認可)ですから安心です。

ボトックス注射による口角挙上

メスを一切使用せず、薬剤を注入するだけの治療ですので、ダウンタイム(日常生活の制限)もなく、手軽に受ける事ができます。安全性の高いボツリヌストキシン製剤を使用した場合、副作用もほとんどなく、アレルギーテストが不要です。1回の注入で約4~6ヶ月効果が持続し、注射を中止すれば自然に元に戻るので安心です。

口角が下がると、疲れて見えたり、老けて見えたり、不機嫌な印象を与えてしまったり、運気を下げる原因になります。加齢とともにお顔全体がたるむことで、口角も下がってくるので、年を追うごとに気になってきたという方にお勧めです。

アラガンのVST認定医
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ボトックス注射(口角拳上)のリスクとダウンタイム<痛み>ほとんど無し <腫れ> 無し <内出血> 全く無い~針痕が5日程度
shutterstock_1019073862.jpg治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血です。極細の針で両口角下に1ヶ所ずつ少量注射するだけなので、内出血を生じない人のほうが多く、出てしまった場合も針の周りに小さな青あざが数日出る程度です。また、銀座ケイスキンクリニックでは、Stat Veinにて血管の走行を確認して出来るだけ血管を避けて注射することで、内出血のリスクを最小限にしています。
ボトックスを作用させるべき口角下制筋は小さく細い筋肉です。安全性の高い薬剤を使用し、熟練した医師が注入を行わないと、アンバランスな結果になることがありますのでご注意下さい。また、口角下制筋の力が弱まると、え段(えけせてねへめえれえ)の滑舌が悪くなります。アナウンサーやオペレーターなど職業によっては難しい場合があるのでご了承ください。
ボトックスの拡散を防ぐため、2週間ほど治療部位の指圧やマッサージは避けてください。内出血予防のため、当日の飲酒、長風呂、激しい運動はお控え下さい。治療直後のメイクはパウダーファンデーションのみご使用下さい。翌日以降は通常のメイクが可能です。

ボトックス注射(口角拳上)の持続と頻度について

ボトックス注入の効果は徐々に現れ、約2週間で効果が安定します。その後は、徐々に効果が失われてきます。目安として4~6ヶ月に一度の追加が必要になります。効果には個人差があり、一度に多量の注入をしても効果が長くなる事はありません。追加を希望される場合も症状が安定する2週間はお待ちください。

ボトックス注射(口角拳上)の痛み

注入前に表面麻酔のクリームを使用し、34Gナノニードルという極細針を使用し注入いたしますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。もちろん個人差はございますが、実際に注射を受けた方は『思ったほど痛くない』『全然痛くない』とおっしゃっています。

ボトックス注射(口角拳上)の禁忌事項について
下記の方は治療を受けられないことがありますので、ご相談下さい。
・以前にボトックス注射に異常反応があった方
・妊婦、授乳中の女性
・子供を作る計画があり避妊をしていない女性
・少しでも滑舌が悪くなると困る方
・脊髄、末梢神経の病気に罹患している場合
※筋萎縮性側索硬化症、運動性ニューロパチー、重症筋無力症、ランバート・イートン症候群といわれる全身性の神経筋接合部の障害を持っている方。
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