フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)のよくある質問

【Q】フォトフェイシャルM22にはどのような効果があるのですか?

【A】パルスライトという、黒い色素(メラニン)だけでなく、赤い色素(ヘモグロビン)や組織の水分にも反応する幅広い波長の光が集合した光治療です。上記の色素に吸収されると光のエネルギーが熱に変わり、細胞を活性化し、肌の再生を促進させます。そのため、以下の効果があります。
美白効果。くすみ、薄いシミの改善。
赤ら顔、毛細血管拡張の改善。
ニキビによる赤み・色素沈着の改善。
毛穴の改善。
うぶ毛の脱毛。
肌の張りを出す。

【Q】フォトフェイシャルM22の効果はどのくらい続きますか?

【A】アメリカメリーランド州、ジョン・ホプキンス医科大学皮膚科助教授のロバート.A.ワイスらの研究により、IPLによる治療(フォトフェイシャル)を受けた人の約83%が4年後もその効果を実感しているという論文が発表され、IPLによる治療(フォトフェイシャル)の効果の持続性が証明されました。紫外線対策や保湿など日々のスキンケアとメンテナンス照射が大切になります。

【Q】妊娠中なのですが、施術を受けることは可能ですか?

【A】妊娠中の方でもフォトフェイシャルM22照射をお受けいただくことは可能です。妊娠中は肝斑が濃くなる方が多いのでお早めにご相談ください。併用療法の美白外用剤(ハイドロキノンクリームやルミキシル)は使用継続していただいて問題はございませんが、内服薬の一部は胎児へ影響する可能性がございますので、外用剤中心の治療となります。

【Q】施術は痛いですか?

【A】痛いというよりは、温かい感覚です。シミの濃い部分やうぶ毛の濃い部分は少し熱を感じますが、フォトフェイシャルM22は接触冷却機能が高いため、我慢できる程度です。治療後まで痛みが続くことはまずありません。また、照射中はカメラのフラッシュのようなまぶしさを感じられますが、お目元をしっかりカバーしてまいりますので、目への影響はございません。

【Q】お化粧はすぐできますか?

【A】ダウンタイムはほとんどありませんので、施術後すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。ときにほんの少し赤くなることがありますが、20~30分で落ち着きます。濃いシミに部分照射を併用した場合は、アキュチップ同様1日ほど赤くなり、翌日から薄いかさぶたになりますが、当日からお化粧できます。

【Q】フォトフェイシャルM22照射後に注意することはありますか?

【A】以下の点にご注意ください。
施術後から最低3ヶ月は紫外線を避けるために日焼け止めをご使用ください。
新しい化粧品は1週間ほど控えてください。
主治医指定の外用剤(ハイドロキノンクリーム・ルミキシルクリーム・レチノイン酸クリームなど)や内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオールなど)の併用療法を行ってください。
上記はシミ治療の効果を高め、炎症後の色素沈着を防ぐために必要です。

【Q】フォトフェイシャルM22におすすめの併用療法はなんですか?

【A】以下の併用療法を行うことで相乗効果が得られます。
シミ治療...外用剤(ハイドロキノンクリームやルミキシルクリーム・レチノイン酸クリーム・トラネキサム酸乳液)と内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオール)の併用療法が必須となります。また、濃いシミに対しては、アキュチップ照射やジェントルレーズによる高出力での部分照射、CO2フラクショナルレーザー照射の併用が有効です。

ニキビ治療...症状にあわせホームケアできるクリニックオリジナル化粧品のGAローション(ピーリングローション)やプロラビッシュ(VCAAローション)、ミドゥールクリスタルソープ(ピーリング石鹸)などの使用がお勧めです。シミ治療の内服薬(4種類)の他に、皮脂をコントロールするビタミンB2・B6の内服、必要に応じて短期間の抗生物質の外用や内服、しこったニキビの炎症を抑えるケナコルト注射やCO2レーザーでの面靤圧出も即効性があり人気です。

【Q】フォトフェイシャルM22で毛穴の開きも治りますか?

【A】毛穴が開いていると感じる方のお肌の多くは、脂性肌で毛穴の入り口付近が角化し、開大して見えることが分かっています。当院のフォトフェイシャルM22照射にはケミカルピーリングがサービスとなっているため、脂性肌の改善効果があります。また、繰り返し治療でゆっくりとハリが改善することで毛穴が目立ちにくくなります。うぶ毛や毛穴に詰まった毛のために目立つ場合はジェントルレーズの照射が適応となります。
また、加齢によるたるみ毛穴の場合は、新しいお肌に入れかえる「CO2フラクショナルレーザー照射」やコラーゲン密度を増やす「ダーマローラー」「スカーレットRF(スカーレットS)照射」「ジェネシス照射」「極水光プラス」、毛穴をなどの施術を組み合わせることをお勧めします。

【Q】フォトフェイシャルM22はたるみにも効きますか?

【A】ウルセラシステムなどリフトアップ照射機器のような効果は期待できませんが、繰り返すことで真皮の線維芽細胞を活性化しコラーゲン線維を太くしますので、お肌全体に張りがよみがえります。1回の効果は小さくても、ダウンタイムのない安全性の高い治療を繰り返すことで、大きな効果を得ることが出来ます。スマスアップやタイタン・ジェネシス、スカーレットRF(スカーレットS)、などリフトアップ系照射治療を同日に受けていただくと、さらに相乗効果が得られます。

【Q】アトピー性皮膚炎ですが、フォトフェイシャルM22を受けることはできますか?

【A】アトピー性皮膚炎の方すべてが治療を受けられないということはありません。アトピー性皮膚炎の湿疹反応が落ち着いた後に目立つ黒ずみやくすみ、ちりめんジワの改善にも効果を発揮します。ただし、症状がお顔に出ていて、強い炎症をおこしている場合は皮膚炎の治療を優先させます。また、アトピー性皮膚炎の治療を目的とした治療法ではないことをご了承ください。くわしくはカウンセリング時に必ず医師にご相談ください。

【Q】顔だけでなく、胸にもシミがあるのですがフォトフェイシャルは受けられますか?

【A】フォトフェイシャルは顔だけでなく、他の部分のシミにも効果があります。デコルテ(鎖骨からバストトップライン)は「こめかみからフェイスライン」と同じご料金設定になります。

【Q】エステサロンでフォトフェイシャルを受けることはできますか?

【A】フォトフェイシャルは医療行為ですので、フォトフェイシャル協会でご案内している医療機関でのみ、お受けいただけます。医師の指導の元でしか行えない治療ですので、エステサロンなどでは行っておりません

【Q】6種類のフィルターの違いは何ですか?

【A】フィルターはその数字より短い波長の光をカットする効果があります。560nmのフィルターを使用する場合は559nm以下の光がカットされ、560~1200nmの光が照射されます。波長は短いほど作用が強く、ダウンタイムも出やすいので、肌色が濃い場合はより長波長をメインに照射すると安全です。590nmの場合は590nm~1200nm、640nmでは640~1200nmの光を照射します。始まりの波長の長さが異なるだけで最大波長はすべて1200nmです。銀座ケイスキンクリニックでは、このフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射にこだわっています。患者様のお肌に最適なワンランク上のオーダーメイド治療をご提供いたします。