ヒアルロン酸注入(唇形成)について
ヒアルロン酸による唇形成は注射でヒアルロン酸を入れるだけなので、施術時間も短くて済みます。またヒアルロン酸は体の中にある成分なので、アレルギーの心配もありません。 保湿効果も高い為、注入後長期にわたってプルプルとした潤いも実感できます。効果の持続期間は注入量や体質による個人差がありますが、約6ヶ月~1年です。加齢による唇のシワを消すだけでなく、左右・上下のアンバランスな唇の修正やキュートなぷっくり唇の形成まで簡単に治療できます。
ガルデルマ社認定 ヒアルロン酸注入トレーナー医師

顔面解剖学マスタークラス履修

ヒアルロン酸注入(唇形成)に使用する製剤
唇の大きさ、骨格、シワやボリュームダウンの状態、肌年齢、ご本人のご希望を考えて、最適な製剤を担当医が選んで使用致します。
厚生労働省認可 ジュビダームビスタ ウルトラとジュビダームビスタ ウルトラプラス

ジュビダームビスタ ウルトラプラス XCは安全性試験を実施し、日本の厚生労働省(承認番号22700BZX00138000)の承認を受けております。
非常に軟らかいヒアルロン酸 ベロテロ・バランス
![belotero_balance_lido_320[1].jpg](/images/belotero_balance_lido_320%5B1%5D.jpg)
(注)旧『エセリスシリーズ』は製造メーカーの移行により『ベロテロシリーズ』に名称変更変されました。製剤の特性はそのままに、FDA(米国食品医薬品局)の承認も取得。安全性への裏付けが強固になりました。
ベロテロシリーズは安全性試験を実施し、米国FDA(Belotero Soft:08-1114 Belotero Balance:08-977 Belotero Lido (Belotero Soft lido, Belotero intense lido, Belotero volume lido) 16-31 Belotero balance lido:17-546)の承認を受けております
ヒアルロン酸注入(唇形成)のリスクとダウンタイム
<痛み>注入時のみやや強い <腫れ> 少し(個人差あり) <内出血> ほとんど無し
唇に外用麻酔を塗ると5分ほどでしびれてきます。冷却後、両口角横に局所麻酔の注射をしてから、先端の丸いロングソフトカニューラ針で慎重に注入します。注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても口角に小さく青くなるだけで目立ちません。
また、ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1カ月程度水分を吸収して浮腫む経過が必発です。そのため、初回の注入量は1.0~1.5ml程度の少量で留めます。水分が再吸収されると少し物足りなくなる場合も多いので、1~2か月後にタッチアップすると効果の持続期間が延長します。
メイクは針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血のリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。
唇へのヒアルロン酸注入は特に、デザイン力と繊細な注入が重要です。滑らかで、高品質な製剤を使用しないと、ゴツゴツした感触になることもあります。また、血管の走行など解剖学的知識が少ないと、頻度は少ないものの、塞栓や壊死の報告があります。銀座ケイスキンクリニックでは、定期的に勉強会を開催し、常にリスクを避けるべく、最善の治療を心掛けています。
医師が施術直後にマッサージをしてなじませますが、特に医師の指示がない限り定着するまでの約1か月程度、マッサージは控えてください。
ヒアルロン酸注入(唇形成)の持続と頻度について
効果は注入直後から鏡でご確認いただくことが出来ます。注入したヒアルロン酸は代謝・分解されてしまうことから、平均して半年から1年くらいで効果が薄れて元にもどっていくので安心です。減りきる前にタッチアップをしたり、繰り返し治療したりすると、効果の持続期間は延長します。
ヒアルロン酸注入(唇形成)の痛み
注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、両口角横に局所麻酔の注射をしてから、先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。しかしながら、唇は感覚神経が集まっている部位なので、シワ治療など他部位へのヒアルロン酸注入と比較して少々強く感じます。痛みを感じるのは、治療中の5分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と注入の刺激で腫れぼったい感じがしますが、翌日には気にならなくなります。
ヒアルロン酸注入(唇形成)の禁忌事項について
ヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また
、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。
ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人
の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経
験がある場合などは事前にご相談下さい。
●下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。
・過去にヒアルロン酸注入治療で異常反応があった方
・妊娠中の女性
・真性ケロイドの方、異物反応を生じやすい体質の方
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方
*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
*麻酔薬や内服薬に対してアレルギーのある方、喘息の既往がある方は事前にお申し出下
さい。但し、今までにそのような経験がなくても、麻酔薬に対するアナフィラキシーショ
ック(呼吸が苦しくなる、血圧が下がるなど)を生じることは極めてまれに起こりえます
。その場合は、速やかに適切な処置を致します。