概要

profhilo_img01.png『プロファイロ(PROFHILO®)』は、スイスの製薬会社IBSA社の「NAHYCO」という特許技術により、高分子と低分子のヒアルロン酸を、特殊な熱加工で結合させた「次世代型ハイブリッドヒアルロン酸」です。フィラーとして使用する従来のヒアルロン酸とは異なり、加齢や紫外線などで生じた肌の劣化やダメージを修復して皮膚構造を再構築する全く新しい概念の治療です。皮膚そのものを美しく自然に若返らせる「バイオリモデリング治療」として世界的に注目されています。

プロファイロは、浅く少量ずつ注入(顔全体でわずか10ポイント)することで、自然と浸透・拡散されて肌全体へ作用します。その効果は、表皮~真皮~脂肪組織まで及び、角化細胞、線維芽細胞、脂肪細胞を活性化して、コラーゲンやエラスチンを増生します。それにより皮膚、皮下組織全層にわたってリモデリングが生じるため、肌のキメやツヤなどのテクスチャーの改善だけでなく、年齢を重ねて萎んだ肌に自然なボリュームが出てハリが増し、リフトアップ効果やシワ改善効果が得られます。さらに、ターンオーバーが促進されるので、蓄積した角質やメラニン色素が排出され、くすみを取り透明感を上げるといった美白効果も期待できます。

特筆すべき効果としては、高周波(RF)、超音波(HIFUハイフ)、近赤外線(IRA)、レーザー、IPL、針(ニードル)など様々な照射デバイスでの施術効果が飛躍的に高まる点です。加齢や炎症で衰えた創傷治癒力を若く健康に戻すことで、施術満足度が向上します。通常メソセラピー(バイオリモデリング治療)は階段状に効果が高まるので、初期治療4回が基本ですが、プロファイロの場合は1ヶ月間隔でたった2回の施術で効果を発揮する点も魅力です。

適応部位は、顔、首、手の甲、肘などです。まぶたの窪みや毛穴の開き、ニキビ跡の改善にも効果的です。また、定期的な施術により、老化をスローダウンさせてたるみにくい肌を作ることができるので、老化の兆候が見られるすべての方のエイジングケアとしておすすめです。

プロファイロの適応

➢ 肌全体が衰え、萎みがちな方
➢ 肌全体のハリ、弾力を高めたい方
➢ ほうれい線、ゴルゴライン、マリオネットラインが気になる方
➢ 輪郭の崩れやたるみを改善したい方
➢ ハイフやレーザーなどのリフトアップ効果を高めたい方
➢ 自然な若返り効果をご希望の方
➢ 顔全体の細かいシワが気になる方
➢ たるみによる頬の毛穴の開きが目立つ方
➢ まぶたの窪みが気になる方
➢ ニキビ跡が目立つ方
➢ ツヤ感や透明感が欲しい方
➢ 首の横ジワ、たるみが気になる方
➢ 手の甲や指の痩せ感が気になる方
➢ 肘のたるみやシワが気になる方

プロファイロの効果と特徴

革新的な特許技術で開発された架橋剤を含まない高純度のヒアルロン酸profhilo_img02.pngプロファイロは、スイス最大の民間多国籍製薬企業「IBSA社」が開発した注入剤です。架橋剤を使わずに、国際特許を取得した「NAHYCO®テクノロジー」と呼ばれる特殊な熱処処理法で、「高分子」と「低分子」のヒアルロン酸を水素結合させた次世代型ハイブリッドヒアルロン酸です。

美容クリニックで使用するヒアルロン酸製剤には、効果を維持するために、従来「架橋剤」という接着剤のような役割の化学物質が添加されています。ヒアルロン酸自体は、元々人の体内にあるものなので、アレルギーを起こすことはほとんどありませんが、この架橋剤にアレルギーや拒絶反応を起こす方が約数千人に1人の割合でいます。これに対して、プロファイロは、架橋剤をはじめとする化学物質が一切含まれていない純度の高いヒアルロン酸製剤で、アレルギーや副作用などのリスクが極めて低い、安全性の高い治療と言えます。

profhilo_img03.jpg2015年にイタリアで販売が開始され、瞬く間に人気が広がり、現在ヨーロッパをはじめとする世界80か国以上で使用実績があります。これまでに50万症例以上が報告がされている他、国際的に著名な賞(AMEC & AESTHETICS)の受賞歴もあり、安全性や効果が世界的に認められています。





浸透・拡散性に優れ、皮膚全層を再構築 プロファイロには、「高分子」と「低分子」のヒアルロン酸が、1本(2ml)に64㎎と高濃度に配合されています。そのため、組織に均一に拡散しやすく、粘着性も高いので、注入部位に馴染んで生着することで自然な仕上がりとなり、さらに効果の持続期間も長くなります。1カ所に注入すると、そこから2cm四方に効果が波及するため、顔・首の場合は、わずか10ポイントで全体に作用します。

また、注入した真皮層への効果のみならず、浸透する過程でその上方の表皮や下方の脂肪層と、多層に働きかけます。その結果、角化細胞、線維芽細胞、脂肪細胞が活性化されるので、皮膚、皮下組織全層にわたる広範囲にリモデリング効果が生じます。

■角化細胞(表皮)の再生作用(角質のターンオーバー促進・蓄積した角質やメラニン色素を排出)
くすみの改善・美白効果

■線維芽細胞(真皮)の再生作用(コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生を促進)
キメハリが整う・小ジワ・毛穴の改善

■脂肪細胞・脂肪幹細胞(皮下組織)の再生作用(老化や炎症で減少した脂肪細胞を増やす・脂肪萎縮を予防)
ハリ・弾力を高める・ボリュームの回復・リフトアップ効果

■細胞外マトリックスの再生作用
老化によって乱れた真皮の構造を再構築する・レーザーなど照射治療の効果を高める



細胞外マトリックスとは

真皮内には、「線維芽細胞」と呼ばれる肌の若々しさを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出している細胞があります。この線維芽細胞を取り囲む部分を総称して「細胞外マトリックス(ECM)」と言います。近年の研究で、この「細胞外マトリックス」が、細胞にとって物理的な足場となるだけではなく、線維芽細胞を刺激し、ホメオスタシス(常に新しい細胞を生み出し肌組織を維持していく働き)を回復させていくことが明らかになっています。

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プロファイロの効果

プロファイロは1本2mlです。下記の各部位で1本使用します。1回で使用できる本数の上限は4本です。必要な本数は、骨格、皮下脂肪量、肌老化の程度、目的により異なります。

■ 頬から口元のたるみ・萎みの改善

■ 額のシワ・まぶたの窪みの改善

■ 首のシワ・たるみ・萎みの改善

■ 手背・手指のシワ・老化の改善

■ 肘のシワ・老化の改善

■ クレーター状のニキビ痕、瘢痕(傷痕)の改善

効果を最大に引き出す注入法

BAP注入法(バイオエステティックポイント注入法) 治療は、基本的に開発メーカーIBSA社が推奨するBAP注入法に基づき行います。これは加齢により真皮の萎縮が生じやすい下顔面1/3への適応と、血管や神経が通っていない解剖学的に安全性の高い箇所に焦点をあて、リスクを抑えつつ効果を最大に引き出す、とても理にかなった注入法です。

1か所につき0.2mlずつ注入し、1回の治療で1本(2ml)使用します。プロファイロは、流動性が高く、1カ所の注入部位から約2cm四方にわたって拡散するので、顔は片側わずか5ポイントに注入するだけでお顔全体に自然に広がります。(首は10ポイント)肌全体を再構築する画期的な治療であるにも関わらず、針を刺す回数は最低限に留めるため、注射を刺す際の不快感を少なくしたい、できるだけ短い施術時間で効果を得たいという方にもおすすめです。

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銀座ケイスキンクリニック オリジナル注入法 顔の大きさ、骨格、たるみの目立つ位置、首の長さ、手の大きさなどは個人差が大きいため、銀座ケイスキンクリニックでは、慶田院長の経験から、注入ポイントを適正化し、一部の分注量を調整することで効果を最大限に高める独自の銀座ケイスキンクリニックオリジナルプロトコールで注入しています。

■例1:顔全体の若返り希望で口元のたるみとくぼみ目が顕著の場合・・・1回に2本4.0ml使用
➡両頬~下顎にBAP注入法で10ポイントに1本2.0ml。額~上下瞼~こめかみにメソ注入法で1.6ml、残1.0mlをマリオネットライン外側の口元のたるみに左右で0.4ml。合計2本4.0ml使用。

■例2:首が長く顎下から首全体のたるみが顕著な場合・・・1回に1.5本3.0ml使用
➡首のBAP注入法で10ポイントに1本2.0ml。顎下~フェイスライン、首外側に0.15mlずつ9か所に約1.0ml注入し残は保管。1か月後の2回目注入時に残1.0mlと追加1本2.0mlの合計で3.0mlを注入。

■例3:両手から指の老化が目立ち、手が大きい場合・・・1回に両手~手指背で1.5本3.0ml使用
➡額や目回りと同様にメソ打ちのテクニックで小さな水玉をたくさん作るように細かく分注。

プロファイロの効果をより高めるコンビネーション治療

プロファイロを定期的に注入することで、肌質改善効果は期待できますが、シワやたるみが深い場合、毛穴の開大が顕著な場合、高齢の場合は、『ウルセラ』『ソノクイーン』『サーマクールFLX』『スカーレットS(ニードルRF)』などのハイフや高周波などを組み合わせて頂くことをおすすめします。熱の刺激により、線維芽細胞が刺激を受けることで、よりコラーゲンの増生効果が高まり、脂肪組織が若返るためリフトアップ効果が上がります。

また、プロファイロはボリュームを出す効果は薄いため、頬のコケなどボリュームを補いたい場合や輪郭形成には、架橋のあるヒアルロン酸製剤を用いる『ヒアルロン酸注入』を併用することで、ナチュラルな若返りが実現できます。深い凹みや影をヒアルロン酸注入で整え、脂肪のゆるみと皮膚の萎縮、シワ感をプロファイロ注入で改善しつつ、合間もしくは前後でハイフ照射、サーマクール照射、スカーレットS照射、タイタン、スマスアップ照射などを受けていただくと、ヒアルロン酸注入量を最小限に、最大の効果をもたらすことができます。

プロファイロの痛み

外用麻酔クリームの効果が十分に効いてから、細い針で施術するので、刺す瞬間は部分的にチクっとした軽い痛みです。プロファイロは非架橋のヒアルロン酸製剤ですが、粘度が高く、浅層に注入するため、注入の5~10秒間独特のじわっとした痛みがあります。痛いのは一瞬で終わるのでストレスはありません。プロファイロは、皮膚の中で拡散・浸透しやすい特長があり、BAP注入法の場合はポイントが少ないので、注入時の痛みの負担が軽い点が魅力で注入治療が初めての方にもおすすめです。お痛みが心配な場合はまず1部位1本の注入をお試しください。ほとんどの方が、1回に2本以上を注入なさいます。

プロファイロのリスクとダウンタイム<痛み>チクチクする程度 <腫れ・浮腫み・凹凸> 2日間注入ポイントに膨疹様のしこり(上まぶたは3~4日程度全体的な軽いむくみ・重さ) <内出血> 無し~針痕が数日程度 

shutterstock_1019073862.jpg皮内注射のため、施術直後から24~48時間程度、膨疹様のしこり(ブヨに刺されたような膨らみ)が出現しますが、時間と共にヒアルロン酸は拡散して膨らみは消失しますのでご安心ください。翌朝には半分以下になりかなり目立たなくなりますが、数日間少し硬さや軽い膨らみを感じることがあります。腫れや赤みを伴う場合や、むくみによる違和感(上まぶたに注入した場合は2日程度軽く浮腫みます)を感じる場合がありますが、いずれも翌日には消褪します。首や手の甲、額など脂肪の薄い部位への施術の場合は、これらの症状の消失まで2~3日かかることがあります。

また、注入治療のため、一時的な内出血が起きる可能性はあります。しかし、注入層は真皮浅層であり、27Gの細い鋭針を用いるため解剖学的に内出血が起こりづらく、そして最低限の注入ポイント(片側5か所)とした「BAPテクニック」を使用することで 内出血の可能性を更に低減させています。直後から通常通りのメイクやスキンケアが可能です。長風呂、激しい運動、飲酒は内出血と腫れのリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。プロファイロは自然に拡散することで、組織のリモデリング効果が最大となるので、しこりを揉み解すなど治療部位に対する強いマッサージなどは、1ヶ月半は避けてください。

プロファイロの施術頻度や持続について

プロファイロは直後から効果を感じる方もいらっしゃいますが、本来の効果は、皮膚のリモデリングが進んだ3~4週間後です。ハリや弾力が高まり、肌のキメ、明るさの改善・シワやほうれい線が浅くなるなどの変化が見られます。1回目の施術から効果を得られますが、初回は、1~2ヶ月間隔で同範囲に2回施術を行うと、リフトアップ効果、肌の引き締まりや質感の違いなど、しっかりとした変化を実感できます。また、効果持続期間は半年~1年程度なので、半年後に再注入したり、1年毎に繰り返し治療を続けると、肌のコンディションを維持できます。

プロファイロの禁忌事項

下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。

・過去に注入治療で異常反応があった方
・妊娠中の女性
・真性ケロイドの方、異物反応を生じやすい体質の方
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方

*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
*麻酔薬や内服薬に対してアレルギーのある方、喘息の既往がある方は事前にお申し出下さい。但し、今までにそのような経験がなくても、外用麻酔薬に対するアナフィラキシーショック(呼吸が苦しくなる、血圧が下がるなど)を生じることは極めてまれに起こりえます。その場合は、速やかに適切な処置を致します。
*プロファイロは麻酔薬を含まない製剤のため、キシロカイン(リドカイン)アレルギーの方もお受けいただけます。ただし、その場合は、外用麻酔は用いず、局所の冷却で痛みを緩和して注入します。

プロファイロと他の施術比較

ヒアルロン酸注入(ヒアルロン酸フィラー・架橋あり)との違い

そもそもヒアルロン酸は天然のコラーゲンブースター(バイオリモデリング製剤)です。従来のヒアルロン酸は、ジェル状態を1~2年保ち、加齢による骨や脂肪の萎縮を改善したり、靭帯のゆるみを強化することによってシワや凹みを改善したり、リフトアップ効果を狙っています。さらに、慶田院長の注入テクニックでは、同時にヒアルロン酸製剤が足場となり周囲の組織を再構築させるため、臨床的な効果実感は製剤が完全に分解された後も2~3年後まで続き、長持ちすると評判です。ただし、架橋タイプのヒアルロン酸製剤は、萎縮が顕著な部位に限定して控えめに注入しないと、「ヒアルロン酸過剰注入症候群(Over Filled Syndrome)」を引き起こします。慶田院長は注入のアセスメントと注入量を最小限に最大の効果を発揮するように医師のトレーニングと啓発にも尽力しています。

そこで、ヒアルロン酸の組織再構築作用のみを最大限に発揮すべく開発されたのが、『プロファイロ』です。従来のヒアルロン酸製剤がボリュームアップ+組織再構築の作用であるのに対して、プロファイロは、組織再構築のみに特化させた「肌そのものが若返る」再生治療に近いコンセプトで開発された次世代型のヒアルロン酸です(最強のバイオリモデリング製剤)。肌本来の力を強力に活性化し、天然のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった肌の若返りに必要な細胞外基質を増生させ、老化した脂肪層まで若返らせる点が、今までのヒアルロン酸注入と全く異なる新しい点です。肌を育てて元気にするということから、別名「肌育注射」などと呼ばれています。また、架橋剤を用いていないので、アレルギーの発生率がほぼゼロと非常に低い点も特徴です。ただし、プロファイロはボリュームを出すような効果は薄いため、頬のコケなどボリュームを補いたい場合や輪郭形成には、『ヒアルロン酸注入』を併用するのがおすすめです。プロファイロ注入と併用することで、ヒアルロン酸注入量は最小限にしながら、自然な若返り効果をもたらすことができます。

スネコス注射との違い

『スネコス注射』は、非架橋の低分子ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を特許比率で配合した製剤です。ヒアルロン酸は単独よりも、複数のアミノ酸と特殊比率で配合することで相乗的に効果を発揮します。どちらも第三世代のヒアルロン酸として注目され、ハリ弾力の維持に欠かせないコラーゲンやエラスチン増生して、年齢によって衰えた皮膚の構造を再構築する「肌育治療」というコンセプトは同じです。大きな違いとして、『プロファイロ』は脂肪層まで浸透して、皮膚全層にわたりアンチエイジング効果が得られる点があげられます。角化細胞を活性化して、ターンオーバーを促進、脂肪細胞も再生して老化した細胞を若返らせるといった効果があります。

ただし、プロファイロはある程度の粘度と硬さがあるため、BAP注入法ではブヨに刺されたように1~2日間しこります。目周りの細かいシワやくぼみ目に注入した場合、むくみや軽い重さが3~4日間持続するのでダウンタイムが長めです。一方、スネコスは、プロファイロよりも柔らかい製剤で、目元をはじめどの部位にも注入でき、直後の小さく蚊に刺されたような膨らみは1~3時間で消えてしまいます。瞼のむくみも1日程度と短く、窪み目治療に推奨できます。1本が2.6mlと多く、一度に広範囲にメソ打ちで注入するため、額、眉間、目尻などの小じわや目の下のクマなどを改善する働きが期待できます。初期治療はプロファイロ注入が2回であるのに対してスネコスは4回必要です。それぞれにメリットがあるので、スネコス注射とプロファイロ注入を同時に行うのも人気です。

プロファイロ注入:ブヨに刺されたようにしこりや腫れが長めに出るが脂肪組織まで若返らせる。初期治療1エリア2回。
スネコス注射:大量に蚊に刺されたように浮腫むが3時間で消え、1本で広範囲に注射可能。初期治療1エリア4回。

Dexifarennto001.jpeg プロファイロのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス最近、サーマクールやウルセラ(ハイフ)の効果を実感しにくくなった」、「何が原因か分からないけれど、顔がたるんで顔が四角くなってきた」「脂肪は少なめなのに二重あごが目立つ」「首のシワが横にも縦にも出てきた」「手が老けて悲しい」「笑った時に細かいシワができて、毛穴も目立ってきた」こんなお悩みをよく耳にします。これは、加齢により、肌組織全体の構造が緩み、垂れ下がり、真皮や脂肪が萎縮しだぶついていることが原因です。さらに、「老化=不健康な状態」なので、若い頃のような再生力が低下し、適切な熱刺激・針刺激を与えても美容医療の結果が出にくくなってくるのです。実際、慶田も40代半ば頃から、『サーマクールFLX』や『ウルセラ』の効果持続時間が少し短くなったように感じ、たるみ毛穴や細かいシワの目立ちを感じていました。32歳で開業してから様々な施術を自らの肌で試してきましたが、若い頃にはメソセラピー、バイオリモデリング製剤治療の真の価値を実感できていなかったかもしれません。まさに、『水光注射』を定期的に始めたのが45歳でした。残念ながら、人間は生物学・遺伝学的には38歳で死ぬように設計されているようです。私はこれを「神様がかけてくれた魔法」と呼んでいます。私たちの体に標準搭載された抗酸化力・強力な組織修復力も、次世代に命を繋ぎ終わったであろう40歳前後で激減するため、いわゆる生活習慣病はじめ様々な疾患にかかりやすくなります。医学と栄養が発達し、寿命は100年時代になりましたが、衰えた皮膚と体でこれから50年生き抜くためには、様々な仕掛けが欠かせません。

『プロファイロ』は、顔を膨らませることなく、表皮・真皮・皮下組織までを健康な状態に若返らせ、再生力旺盛なあの頃の肌に育てなおす治療です。プロファイロの組織再構築効果を例えるなら、工場で1時間に1万個の製品を作るレーンがあったとして、機械をバージョンアップし、職場環境を改善させ、製品の原料も追加して1時間に1万5000個作れるようにするイメージです。

プロファイロ注入後は、スペックが高まっていますから、各種照射治療の効果も文字通り爆上がりします。個人的には、1回目の注入で肌のハリを感じ、2回目の注入から2週間経ったころにサーマクール照射後のように顔が揺れにくくなり、引き締まり「これがプロファイロの底力か!」と驚きました。顔や体の皮膚の老化を感じ始めた30代半ば以降の全ての方、通常のヒアルロン酸注入に抵抗がある方、アトピー性皮膚炎やニキビなどの炎症を繰り返し萎縮した皮膚にお悩みの方に心からおすすめできます。当院は基本のBAP注入法をアレンジしたオリジナル注入テクニックと照射や他の注射注入治療とのコンビネーション治療を組み立ててご提案しますので、ぜひご相談くださいね。

プロファイロの施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師がお肌の状態を診て、治療する範囲や回数、併用療法などの治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。 flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。この間に麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。 flowプロファイロ注入外用麻酔クリームの効果が十分に効いてから、細い針で施術するので、刺す瞬間は部分的にチクっとした軽い痛みです。プロファイロは非架橋のヒアルロン酸製剤ですが、粘度が高く、浅層に注入するため、注入の5~10秒間独特のじわっとした痛みがあります。痛いのは一瞬で終わるのでストレスはありません。 flow終了皮内注射のため、施術直後から24~48時間程度、膨疹様のしこり(ブヨに刺されたような膨らみ)が出現しますが、時間と共にヒアルロン酸は拡散して膨らみは消失しますのでご安心ください。直後から通常通りのメイクやスキンケアが可能です。長風呂、激しい運動、飲酒は内出血と腫れのリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。

プロファイロの価格表

プロファイロ注入
1本:2ml 1本で施術できる範囲の目安 ■両頬~あご ■額~目周り ■首前面 ■両手背~手指 ■ひじ ■大陰唇

初回トライアル 1回 前回施術から2ヶ月以内の注入
(10%OFF)
1本 ¥90,000 ¥99,000 ¥90,000
2本
※同日施術の場合
¥180,000
(1本あたり¥90,000)
¥162,000
(1本あたり¥81,000)
3本
※同日施術の場合
¥255,000
(1本あたり¥85,000)
¥229,500
(1本あたり¥76,500)
4本
※同日施術の場合
¥324,000
(1本あたり¥81,000)
¥291,600
(1本あたり¥72,900)
※ 外用麻酔代込み
※『プロファイロ注入 』は、VIP割引・特別割引の適応外となります。
※初回の治療は1月毎に2回を推奨いたします。
※1回に注入できる本数は最大4本です。

お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

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