2021年12月27日

年末年始休診のお知らせ

2021年も残すところあと僅かとなりました。銀座ケイスキンクリニックは、12月29日(水)をもちまして年内の診療を終了いたします。

本年も足を運んでいただいた多くの患者様には心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。来年も「美容のかかりつけ医」としてご信頼いただけますよう、安全で質の高い治療の提供を目指し、医師、スタッフ一同より一層努力していく所存でございます。また、長引くコロナ禍の中、患者様に安心してご利用いただくために、引き続き感染防止対策に努めて診療を行ってまいります。2022年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

つきましては、誠に勝手ながら2021年12月30日(木)~2022年1月4日(火)は、年末年始のお休みをいただきます。年始の診療は1月5日(水)からです。休診中(12月29日(火)19:30以降)に頂きました初診のご予約、お問い合わせのメールにつきましては1月5日(水)より順次対応させて頂きます。また、かかりつけの患者様の再診のご予約は、1月5日以降お電話でのみ承りますのでご了承くださいませ。

尚、かかりつけの患者様が施術後の経過でご不安な点を相談されたい場合は、メール(soudan@ks-skin.com)をお送り頂ければ院長の慶田からお返事いたします。電子カルテの閲覧は情報漏洩のリスクがあるため院外から見られなくなっています。

そのため、メールの題名に必ず「フルネーム・カルテ番号・相談内容」を、メール本文に「施術内容・施術日・詳しい症状や相談内容・携帯電話番号・メールアドレス」を明記ください。(内容が不明ですと、正確なお返事ができかねます。)

上記は緊急性の高いご相談のみとさせていただきます。一般的な受診相談に関しましては、1/5(水)以降にお返事させていただきますことをご了承ください。休診に伴いご不便をおかけ致しますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。コロナ下で迎える2回目の年末年始です。引き続き感染対策をして少しでも心安らかな日々を送りたいものです。新しい年が皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます 。

2021年12月22日

雑誌『美的』2022年2月号(2021年12月22日発売)

特集「冬のちま悩み解決ノート」(P164~169掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

毎年冬が来る度に繰り返す細かい悩み。かかと、指先、髪...少しだけ気になっているそのお悩み、賢者の知恵をお借りしてこの冬こそ解決!

■顔のお悩み
【ちゃんと保湿しているつもりなのに止まらない...。冬ならではの顔の乾燥トラブルをまるごと解決!】
・「唇の端っこが切れてなかなか治りません...」
解決:胃の不調も原因のひとつ。ビタミンB2・ビタミンB6の補給が必要です。唇には皮脂腺がないため、連続した口角も乾燥すると割れやすくなります。また、胃の疲れや胃炎、飲酒量増加などの不調により、口角炎を起こすことも。バランスの良い食事やビタミンB2・ビタミンB6の補給、十分な睡眠を心がけましょう。

当院では、乾燥肌やアトピー肌の乾燥集中ケアとして、『ケミカルピーリング』や『プラズマシャワー』、『水光注射(水光プラス)』などをご提案させていただいております。
ピーリングと聞くとさらに乾燥するように感じられるかもしれませんが、『ケミカルピーリング』はフルーツ酸によって皮膚の角層をごく薄く溶かし、表皮のターンオーバー(代謝)がスムーズになり、細胞間脂質や天然保湿因子などのバリア成分を作る力が整うため、表皮の水分量が増加。角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)が十分に作られると、肌のバリア力がアップします。瑞々しく美しい肌になるだけでなく、しなやかで強い皮膚に変わっていきます。また、角栓や酸化皮脂を溶かすので毛穴のつまりを解消します。さらに、ピーリングすることで角質からの治療薬、美白剤、美容液の浸透が高まる為、治療効果アップが期待できます。

『プラズマシャワー』は高い殺菌効果で肌フローラを整え、針を使わずに高分子の薬剤を導入し、コラーゲンを再生するスイッチを入れる新しいジャンルの導入系マシンです。皮膚表面では強力な滅菌作用、真皮では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの産生が高まり、肌にハリや弾力をもたらします。単体でも高い効果を得られますが、結合している細胞接着分子を一時的に切り離すことで、施術後に塗布する薬剤の吸収を飛躍的に高めることが出来ます。お悩み・目的に応じた成分を効率よく肌の奥に浸透させ、さらに仕上げに、細胞の修復や再生を促す密着性の高いパックを行い、素肌の美しさに一層磨きをかけます。
どちらも痛みはなく、ノーダウンタイムで気軽に繰り返し受けられるので、大事なご予定前のスペシャルケアとしてもおすすめです。
また、韓国の有名人の間で人気の施術『水光注射(水光プラス)』。自動注入機『ダーマシャインプロ』を用いて美肌効果の高い薬剤を短時間でお顔全体に注射できる肌質改善治療です。乾燥肌が気になる方、肌萎みやちりめんジワが気になる方、加齢によって毛穴が目立ってきた方、お肌にツヤを出しキメを整えていきたい方、プルプルもちもちした肌質をお肌全体に叶えたい方にお勧めです。施術直後は針の跡に沿って、小さなプツプツとしたデコボコが少し目立ちますが、ほとんどの場合、1~2日程度で自然に消腿します。目周りや施術を多く重ねた部位には、2~3日間針痕が赤く残ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。

■足&脚のお悩み
【つらい冷えや見て見ぬふりをしがちなむくみ。先手のケアで今年の冬はもう悩まない】
・「足の指が赤く腫れて痛痒いです。これはもしかして霜焼け(しもやけ)?」
解決:霜焼けは治すのが大変です。日ごろから対策をしておきましょう。霜焼けは昔の病気という印象があるかもしれませんが、原因は冷たい空気にさらされていることなので、最近でもあり得る事です。保温性の高い靴下をはくなど対策をしつつ、かゆみなどを感じた時は早めに皮膚科を受診しましょう。

・「すねが粉を吹きます。夜、保湿をしていても朝には白くカサカサになります。」
解決:すねは最も乾燥しやすい部位です。洗いすぎず、朝晩2回のたっぷり保湿を習慣にしましょう!乾きやすいすねは朝晩2回の保湿が必須です。吸湿発熱線維は肌を乾燥させやすいので、シルクやコットン製のインナーを選択しましょう。

・「ブーツを脱いだ時に蒸れたにおいが気になっています。」
解決:まずはしっかり洗うことです。物理的ににおいのもとを拭うこと。足汗を吸うように靴下を履くのがおすすめです。また、1日1回、足をきちんと洗浄することも予防として大事です。足はかなり汗をかくので、薄いタイツ1枚では吸収しきれません。その汗が雑菌の作用により悪臭を発生させるので、物理的に拭い去るのが良いでしょう。毎日同じ靴を履かず、ブーツ内部に乾燥材などを入れて乾燥させることも大切です。

ぜひご参考になさってください。


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雑誌『MAQUIA』2022年2月号(2021年12月22日発売)

特集「マスクの中で鼻テカ、蒸気が上がっておでこテカ。冬でもテカる人を救いたい!」(P98~101)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

■マスク生活が当たり前になった昨年、冬でもテカリを気にする大人が急増中。朝晩のケアで根本解決を目指し、メイクでサラ肌をキープ。テカリのお悩みから、あなたを解放します。

Q.大人のテカリ、何が原因?年齢とともに皮脂腺は衰えていくと聞いたのに、どうしていまだにテカリは現役?
A.現代女性の肉体的、精神的ストレスによって皮脂腺が活性化しています。

Q.インナードライの可能性あり?テカテカと油っぽいのに、肌が硬くなって潤いが足りていない感覚も。肌内部の水分不足をカバーするため、余分な皮脂が出てきている?
A.インナードライという状態にエビデンスはなく、肌内部の水分不足を補うために皮脂が増えるわけではありません。皮脂量は普通~多めで角層の天然保湿因子や細胞間脂質が不足していると、テカるのに乾くと感じるようです。

Q.マスク生活になったらテカリが気になる。昔はマスクをすると肌が乾燥しなくていいと思っていたのに、毎日つけるようになってから、口・鼻周りはもちろん、額もテカる。
A.ずっとマスクをつけていることで皮膚温度が高い状態が続き、温熱ストレスを契機に皮脂腺の活動が活発に。ニキビの悩みも増えていきます。

■テカリの原因である皮脂は蒸れやストレスで増加する
テカリや皮脂トラブルは暑い季節のイメージですが、冬でもテカリを訴える人が増えてきているようです。実は皮脂の分泌量は、年間を通して大きな変化はないのです。冬でもマスク蒸れや吸汗発熱インナーの着用などにより温熱ストレスがかかると、皮膚温が上がって皮脂の分泌量が増加することが分かっています。さらに大人女性の場合、自律神経やホルモンバランスの変化による影響も大きいです。激務などで交感神経が優位な状態が続くと、末端の血流が滞る、肌代謝が鈍くなるなどの要因で、肌にも影響がでます。男性ホルモンの活性を高める酵素の発現がもともと遺伝子的に高い体質では、皮脂量が増えやすい場合もあります。ちなみに遺伝子検査「DNA BEAUTY」という検査もございますクリニックにお問合せください。

■夜のスキンケア編
テカリ肌は汚れを落とすことばかりに注力しがちですが、与えて育むケアも大切です。酸化した皮脂を取り除き、栄養を取り込める環境にしましょう。肌と向き合う時間は心の緊張も和らげ、乱れた肌の皮脂バランス改善にも役立ちます。

Q.クレンジング・洗顔はゾーン別に時間差で?
A.選ぶべき洗顔料は、皮脂汚れをきちんと落としつつ、内部の潤いの流失を防ぐ保湿成分が配合されているものがおすすめです。皮脂分泌が多いTゾーンや小鼻、あごから泡をのせて洗いはじめ、頬は最後に広げて洗い流しましょう。

Q.オイルリッチなこってりクリームは、毛穴が詰まる?テカリ肌ともっと上手に付き合うためのプラスα
A.最近の化粧品の油分や保湿剤で毛穴が詰まることはありません。重めのクリームに抵抗があるようなら、軽い使用感の保湿コスメを選びましょう。

Q.テカリ肌に効果的な美容施術は?
A.皮脂腺の機能を抑えるマシン治療『スカーレットS』がおすすめです。針刺激による創傷治癒効果と高周波(RF)の熱効果を融合させた最新式のリフトアップ治療器、ニードルRFと呼ばれるジャンルのマシンです。機器の先端にセットされている25本のマイクロニードル(極細電極針)から、真皮~皮下組織に直接RFを照射することで、針の傷とRFが刺激となって創傷治癒反応が起こります。コラーゲンが新生され密度が高まることで肌にハリと弾力をもたらし、毛穴の開き・小じわ・たるみ・ニキビ跡などの肌トラブルを総合的に改善。しぶといニキビにも効果的です。
針の深さとRFの照射強度を調整し、一人ひとりの肌状態に合わせた若返り治療が可能ですので当院おすすめ施術の1つです。

Q.テカリ肌と相性のいい成分は?
A.角層の代謝と皮脂分泌をコントロールするビタミンB2とB6、抗酸化効果の高いビタミンC。テカリや肌質改善目的なら、B2は20mg以上摂るなど、十分な量が重要です。皮膚科で処方してもらくと確実です。

Q.インナーケアでオススメは?
細胞間脂質の材料となるセラミドやコラーゲン、青魚や亜麻仁油に含まれる良質な油も良いです。腸内環境は肌とも密接に関係しており、便秘しがちな人は角層の水分量が低いという研究もあるので、乳酸菌が含まれるヨーグルトや発酵食品もお勧めです。

■朝のスキンケア&メイク編
Q.テカる鼻やおでこに油分のふたは必要ない?
A.皮脂膜が担う水分保持力はあまり高くなく、肌が潤いを保てるか否かは細胞間脂質(セラミドなど)の合成能力にかかっています。皮脂テカ部分は油分というよりも、セラミドなどの保湿成分を補うことを意識してみると良いでしょう。当院の『セラミドバリアクリーム』は、テカリが気になる方でも使いやすい軽やかなクリーム。バリアを整えるセラミドを味方に付けましょう。

Q.乳液はメイク下地で代用してもいい?
A.乳液などの保湿ケア機能も兼ねた下地は便利に思えますが、やはりメイン機能は下地であり、保湿力は不足しがちです。保湿効果を過信せずに乳液やクリームまできちんと使用した方が仕上がりも美しいです。

是非ご参考になさってください。


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2021年12月17日

雑誌『美ST』 2022年02号(2021年12月17日発売)

特集「"美"につまずいたとき頼りになる人39人全員集合!2022版美容スタア名鑑」(P155掲載)に慶田院長が選ばれました。

とにかく憧れる人、メークの悩みを相談したい人、肌や体のトラブルをすぐに解決してくれる人...。私たちが綺麗になるために欠かせないのは、その道を極めた美のプロたちのサポートです。美STの誇る39人「美の賢人」が紹介されています。

自ら実践を重ねた施術で芸術的フェイスラインを実現する「リフトアップの名医」として慶田院長が選ばれ掲載されています。特に慶田院長は、最新の医療機器や注射注入治療と皮膚科学的知見を自ら実践する「メスを使わない」リフトアップの達人。その自然の仕上がりが、たるみに悩む女性を引きつける理由の一つです。

銀座ケイスキンクリニックは、ナチュラルな美人顔をコンセプトに、理想の顔に導くオーダーメイドの注入・照射治療が人気です。

その中でも人気が高い施術「ハイフ」は、高密度焦点式超音波を用いて、SMAS筋膜や靭帯にエネルギーを点状で照射し、伸びた筋膜や靭帯を引き締めて顔を引き上げる施術です。皮膚の表面へ傷をつけずに、1回の治療でたるみが改善します。
当院取り扱いの『ウルセラ』は、世界で初めてFDAの認可を受けたハイフ治療機器の先駆け。その効果とマシンの格は他の機器の追髄を許しません。治療後のダウンタイム(赤みや腫れなど)がほとんどないため、治療後のダウンタイム(赤みや腫れなど)がほとんどないため、治療後から普段通りの生活をしていただけます。当院では解剖学を熟知した医師が照射します。

他にもヒアルロン酸注入トレーナーを務める慶田院長と慶田院長の技術を学んだ医師が行う『ヒアルロン酸注入』のTrue Lift(トゥルーリフト)注入も大人気です。シワを膨らませて改善するのではなく、顔の形状を支える根幹である「真性靭帯」の根元に少量のヒアルロン酸を注入し、シワ・たるみ・輪郭の崩れを根本から解決しうる新しいコンセプトの注入法です。
注入した『ヒアルロン酸』の周りに自己のコラーゲン線維が新生することが確認されており、繰り返しヒアルロン酸注入を行っている方が若々しいことが科学的にも証明されています。

この他にも様々な治療法をお一人お一人に合わせオーダーメイドでご提案しておりますので、是非一度ご相談くださいませ。

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2021年12月13日

雑誌『25ans』2022年1月号(2021年11月27日発売)

特集「ワタクシ流社交肌は、こう作る!」(P238掲載)に慶田院長の取材記事が掲載されました。

人を魅了する社交美人として、慶田院長の美肌作りの秘訣を公開しています。

【清潔感と艶やかが共存するエレ女医社交肌】
"美肌の五大条件を揃えて個性を輝かせるケアを"
仕事柄、日常的に美容医療を受けている為、ホームケアはシンプルを意識。もともとアトピー肌でバリアが脆弱なこともあり、とことん守りに徹しています。日々の肌作りで大切にしているのは、無理な方向を目指すのではなく肌の個性に磨きをかけることです。
例えば、皮脂分泌量が多く皮膚が硬いみかん肌は桃肌にはなれないし、乾燥性敏感肌はキメは細かいけれど遺伝的にバリアが弱く軽微な炎症を繰り返しがち。肌の色についても同じことです。自分の個性を受け入れながら、生まれ持った肌質の中でベストな状態に近づけることが大切だと思っています。
"色むらのなさ" "整ったキメ" "透明感" "ハリ" "潤い"、この五大条件が揃えば生まれ持った肌質を問わず好印象に見えます。
また毎日のスキンケアでは、角質をケアし透明感を叶えるグリコール酸のローションと、色むらのない肌を目指すレチノールを配合した美容液、肌バリアを整える、セラミドバリアクリームを必ず取り入れています。

【院内おすすめ化粧品】
・ニキビや毛穴詰まりを防ぎ透明感のある肌へ導く
GAローション』グリコール酸ローション 100ml ¥4,000 (税別)
・ハリやくすみなどエイジングサインにアプローチする、純粋レチノール入り美容液
ナノメッドVAエッセンス』 16g ¥6,500(税別)
・UVA、UVB、ブルーライトから肌を守る、飲む日焼け止め
ヘリオケアウルトラD』  30カプセル ¥6,000(税別)
・角層のバリア機能を整える当院オリジナル高機能保湿クリーム
セラミドバリアクリーム』 30g ¥5,000(税別)

是非ご参考になさってください。

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2021年12月12日

雑誌『ESSE』2022年1月号(2021年12月2日発売)

特集〝美と健康の相談室VOL.37「シミ・シワ・たるみ」が3大悩み。医師が丁寧にカウンセリングするクリニックを選んで″(P137)に慶田院長の記事が掲載されました。

■今回のお悩み:美容医療に興味があります。「シミを取った」という友人がいて、美容医療が最近、よく話題に上がります。興味が出てきたのですが、どんなことができますか?

シミ、シワ、たるみ。美容医療で多い相談はこの3つです。施術にはヒアルロン酸やボトックスなど注射する方法や、皮膚にレーザー、高周波や超音波などを照射する方法など、さまざまなものがあります。初めてだと、注射やメスを使わず、施術後の腫れなどのダウンタイムも少なくて比較安心して受けられる照射系の『フォトフェイシャルM22』を選択される方が多いです。1人ひとりの肌色やお悩みに合わせて、よりきめ細かく最適な光の波長領域を選択するオーダーメイド治療なので、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔、ニキビやニキビに伴う赤みや色素沈着といった様々な肌トラブルを一台の機器で改善し、リバースエイジングとアンチエイジングを叶えます。顔全体に穏やかな光を照射する痛みの無い治療で、かさぶたや一過性の色素沈着といったダウンタイムがなく施術直後からメイクが可能。トータルなお肌の若返りを図ります。
シミをしっかり取りたいなら『ピコレーザー』がおすすめです。照射時間が「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位となり、熱によるダメージが大幅に減少したため、痛みや照射後のかさぶた、炎症後色素沈着などの副反応を最小限に抑えながら、安全かつ効率的にシミ治療を行うことができます。狙ったターゲットに最適な波長(532nm・730nm・1064nm)を使い分けることで、肌の表面にあるシミ・そばかす、イボ、ホクロ、深部になるアザやアトピー性皮膚炎の黒ずみ(ダーティースキン)の改善など、幅広いお悩みを解決することができます。
とはいっても、美容医療を初めて受けるときはなにから始めればいいのかわからないでしょうし、不安感もあると思います。ですから医師によるカウンセリングが大切。というのも、本人が「シミ」だと思っていたものが実はイボやホクロだったり、あるいは毛穴やくすみが気になると来院されたのに原因は産毛だったというケースもあります。

ですから「なにが一番気になっているのか」に耳を傾け、肌の状態を診て、適切な治療を提案していく皮膚科専門医によるカウンセリングが重要です。当日はカウンセリングのみで施術は後日ということも多々あります。

なお、受診前にホームページに目を通し、おおまかな予算は決めておく方が、治療方針が決まりやすいです。悩みが複数にわたる場合も多く、予算に合わせていろいろな治療を組み合わせることもあります。治療を一度ですませるより、数回通院した方が、効果が高いケースもあります。クリニック選択においては、皮膚を診てその状態に合った施術を提案し、作用機序や副反応も含めしっかり説明をしてくれる、皮膚科専門医のいる病院を選ぶといいと思います。

ぜひご参考になさってください。

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雑誌『美的GRAND』2022年冬号(2021年12月12日発売)


特集「いつかやってみたい人のためのたるみ上げの最終兵器「ハイフ」徹底研究
」(P174~175掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

■緩んでさがってくずれた顔型は、切らないフェイスリフト『ハイフ』で引き上げる!
そもそもたるみとは、顔の土台であるSMAS筋膜や顔面靭帯が伸びることで生じます。
「ハイフ」は、高密度焦点式超音波を用いて、SMAS筋膜や靭帯にエネルギーを点状で照射し、伸びた筋膜や靭帯を引き締めて顔を引き上げる施術です。皮膚の表面へ傷をつけずに、1回の治療でたるみが改善します。

【切らない美容医療の中で、「ハイフ」は最強のたるみ治療】
医療で顔のたるみを改善する手段としては、メスで切ってSMAS筋膜や脂肪層、皮膚を縫い縮めるフェイスリフトがありますが、傷が残るだけでなく、血腫や神経障害のリスク、痛みや腫れなどのダウンタイムが長いといったデメリットがあります。照射系のたるみ治療では、ほかにも高周波や光治療、レーザー治療などがありますが、これらは表皮や真皮など、もっと浅い層に作用させるものです。「ハイフ」はピンポイントでエネルギーを照射できるので、SMAS筋膜や顔面靭帯以外の層にダメージを与えるリスクが少なく、たるみを改善できるためグラン世代の本格的なたるみには、「ハイフ」による治療が最適です。

【ハイフ治療で、顔はどうなるのか?】
実際に慶田院長も、年に1~2回『ウルセラ(ハイフの代表的機器)治療』を9年程続けており、頬やフェイスラインはもちろん、まぶたを含む目周りや額、首にも施術しています。ハイフ治療後は、たるみだけではなく、二重顎・シワ・眼瞼下垂など、30代後半から始まる顔型のくずれが改善し、下を向いたときに頬が下がる感覚がなくなります。小顔効果もあるので知人から「痩せた?」と言われるそうです。

【痛くないといったらうそ。しかし出力を下げれば効果も下がる。】
肌は上から表皮、真皮、皮下組織、SMAS筋膜の順番で、痛みを感じやすいのは表皮、真皮などの上の層なので照射治療の中では「ハイフ」は痛くない部類となり、麻酔を使わないクリニックがほとんどです。耐えられない痛みを感じたら、出力を下げてもらえば痛みは消えますが、同時に引き上げ効果も落ちてしまいます。心配であれば、治療前にテスト照射が出来るか、塗る麻酔を行ってくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

特に『ウルセラ』は効果が高い分、治療時に痛みを感じるかもしれませんが、その他の機種であれば、効果はややマイルドとなりますがほぼ無痛です。いずれもハイフ治療後のダウンタイムがほとんどなく、治療が終わったらそのままメイクをして帰れることも魅力の一つです。目回りに集中してウルセラを照射すると、軽い浮腫みが数日~1週間程度生じる場合があります。
【マスクのサイズが変わる。ハイフ治療は心にも深く効く】
20代30代など若い世代にも「ハイフ」は話題ですが、効果が顕著に感じられるは、40代以降のグラン世代。肥大化が止まらなかった輪郭が締まり、いつものマスクが緩くなったり、輪郭を隠す必要がなくなったり、髪型をショートにしたなどの声も。治療後の約2か月間は顔が小さくなり、引きあがっていく期間。日々、鏡を見るのが嬉しくなる!そんな日々を過ごせることも人気の秘密です。


【たるみ治療にアプローチする照射治療4つ】
◆ハイフ:超音波による強い熱エネルギーを真皮、皮下脂肪、SMAS筋膜に点状に多数照射することで、たるみを引き上げる。
当院おすすめ治療:『ウルセラ』『ソノクイーン』
◆高周波:高周波の熱エネルギーを、真皮からSMAS筋膜にわたり縦横斜めに照射することで、立体的に緩みとだぶつきを引き締める。
当院おすすめ治療:『サーマクールFLX』『スマスアップ』
◆光治療:広く穏やかな作用で、シミ・そばかす・ニキビ痕・赤み・ハリ感など、肌の浅い部分の悩みを改善する。
当院おすすめ治療:『フォトフェイシャルM22』
◆レーザー:波長により効果も作用機序も異なるが、シミ・ちりめんジワ・赤ら顔・毛穴・傷痕を改善したり、脱毛にも用いられる。
当院おすすめ治療:『ジェントルレーズプロ』『ジェネシス』

美容皮膚科の切らない若返り治療に欠かせないハイフを筆頭に複数の照射機器の数々。
銀座ケイスキンクリニックでは、ブランド品をラインナップしており、コンビネーション治療でナチュラルな美しさ、若々しさを叶えます。
是非ご参考になさってください。


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2021年12月 7日

雑誌『steady』2022年1月号(2021年12月7日発売)

‶毎日のアルコール消毒&手洗いで手荒れが悪化中!!今こそハンド美人になる方法″に慶田院長の監修記事が掲載されました(P50~51)

■コロナ鍋でアルコール消毒&頻繁な手洗いが日常化した今。手荒れに悩む人が急増しています。保湿をしても乾燥が続くのは間違ったケアが原因かもしれません。まずは正しいハンドケアを学び、優秀なケアアイテムをチェックして、手先まで美しいハンド美人を目指しましょう。

読者100人アンケートで分かった「コロナ禍で手荒れがひどくなった?」
NO 14% YES 86%

■あなたのハンドケアはOK?NG?皮膚科が教えるハンドケア見直しQ&A
気付かないうちに酷使してしまう手だからこそ、間違ったケアが手荒れの原因になることも。皮膚科医の慶田先生が正しいハンドケアを教えます!

Q.素手で水仕事をするのはよくない?
A.もちろんNG‼長時間水やお湯に触れていると、肌のバリア機能が弱くなってしまい、肌を守る保湿成分も洗い流してしまいます。やはり、水仕事では手袋をしたほうが良いのです。

Q.コロナ禍で手荒れする人が増えたのはなぜですか?
A.過剰なアルコール消毒と手洗いの回数が増加。アルコールは脱水作用があり、肌も乾燥しやすくなります。また、石けんを使う手洗いも除菌のためには必要なのですが、角層の保湿成分も一緒に流れてしまうため、手荒れする人が増えているのです。

Q.手荒れした指はどんな状態?
A.肌のバリア機能が弱っている状態です。もともと手のひら側は角層が厚く、少量のアルコールなら手荒れしにくいのですが、大量にアルコールを使うことで指先や爪の周りなどバリア機能が弱い部分から手荒れが起こります。また、角層が厚い分ひび割れしやすいのも要注意です。

Q.手荒れが悪化したら皮膚科に行くべき?
A.手荒れは手湿疹という皮膚病ですから、早急に皮膚科医に相談することをお勧めします。ひび割れ、赤みなど、ひどく手荒れした状態は肌バリアが壊れているので、スキンケアではもう治りません。皮膚炎はきちんと治療を行わないと繰り返し、皮膚の構造変化も生じ、ゴワゴワした皮膚に変わってしまいます。

Q.お風呂や台所で皮脂を取りすぎるのも影響する?
A.YES‼台所用洗剤は油汚れを落とすためのものなので、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。手を洗う時は手洗い用を使用しましょう。

Q.ハンドケアでも手荒れを防げる?
A.肌の乾燥程度ならスキンケアでも可能です!肌がカサつくなどの乾燥程度ならハンドクリームなどで日常的に使用するのが有効です。

Q.手洗いでも顔の洗顔のように泡タイプがおすすめ?
洗浄力が強すぎないものがおすすめです‼顔と一緒で刺激が強ければそれだけで肌への影響もあります。また、保湿製剤を添加されたアルコールジェル消毒のほうが、石せっけんでの頻回な手洗いよりも乾燥しにくいという研究もあります。消毒する場合は、手にやさしいアルコール製品を選んで使用しましょう。

Q.手を洗った後は自然乾燥がよい?
A.NO‼濡れたままにせずちゃんと拭いた方がいいです!肌が濡れた状態は乾いた状態よりもバリア機能が弱いです。また、濡れたままだと水分は蒸発することでより乾燥します。ちゃんと指の間まで水分を拭き取ることが大切です。

Q.手を洗った後は必ず保湿したほうがいい?
A.YES‼保湿は出来れば手洗いの度にした方が良いです。水洗いでもバリア成分は流れてしまうので、保湿剤を塗って肌を保護してあげましょう。

Q.保湿剤(ハンドクリーム)でおすすめなのはどんなタイプ?
A.手荒れがひどいならバームタイプがより低刺激です。バームタイプは、保湿力は低いけれど低刺激でしみにくい。セラミドやアミノ酸など水分を抱える力がある成分配合のものが良いです。尿素はピーリング効果があるので注意が必要。乾燥が軽いなら使用感を重視して選ぶなど、症状やシーンによって使い分けるのがベストです。

Q.手荒れしている人は手袋して過ごすのも有効?
A.YES‼起きている間に手袋をして過ごす時間を作りましょう。ハンドモデルの方が日常的に手袋をして過ごすように、外部刺激から守る役割があります。日常の作業がしやすいコットン素材などの手袋がおすすめです。

Q.手荒れ対策でおすすめアイディアは?
A.使い捨ての手袋をして家事をすることです。医療現場では衛生的な意味でも患者さんに使い捨ての手袋を使用します。診察の度の手洗いは手荒れの原因につながります。同様に使い捨て手袋をして家事をすれば手洗いの回数も減るはず。

Q.ハンドケアでも日焼け対策は大切ですか?
A.手荒れに直接関係するわけではないです。アンチエイジングという意味では日焼け対策も有効です。また、シミなどの予防にもつながります。

Q.アルコール成分ハンドクリームは有効?
A.アルコールの濃度が高くないと殺菌は出来ません。感染対策に除菌機能だけでは不十分です。まずは高濃度アルコールでしっかり殺菌し、その後ハンドクリームを塗るなど、殺菌と保湿を分ける方が対策として有効です。

Q.手の乾燥対策として外出時の手袋は必要?
A.冷え対策として、寒気から守る意味でも大切です。肌は冷えると乾燥しやすくなるので、外出時は防寒用の手袋をしましょう。手荒れを防ぐためにも風邪予防の面でも、冷え対策は重要です。

Q.手荒れのときはスクラブなどのスペシャルケアはNG?
A.NGです!手荒れのときは肌が炎症を起こして角栓が厚くなってくるので、原因を根本的に治すことが最優先です。肌の状態がいいときにケアをしましょう。

ぜひご参考になさってください。


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2021年12月 1日

WEB『美的.com』(2021年12月1日掲載)


特集「女医に訊く#176どうして頭は臭いやすいの?頭の臭いを防ぐには?」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

頭の臭いについて、皮膚科専門医の慶田院長が解説しています。

■頭皮は全身でもっとも皮脂腺が多いといわれており、皮脂の分泌量が多いのが特徴です。それだけ皮脂が多いのに、頭皮にニキビができないのはどうしてなのでしょうか?
そもそも毛穴には、産毛を生やしている軟毛性毛包、髪の毛やわき毛など目立つ毛を生やしている終毛性毛包、大きく発達した複数の脂腺を備え細い毛が生えた脂腺性毛包の3種類があります。
ニキビができるのは脂の分泌が多くて、なおかつ脂腺性毛包がある部位。頭皮は皮脂量は多いのですが、終毛性毛包は毛が太く、髪の毛のうるおいを与えるための脂が毛を伝って外に出るので毛穴が詰まりにくいため、ニキビはできません。もし、ニキビのようなものができたとしたら、それは毛嚢炎。似ていてもニキビとは種類が違います。

■汗をかいたときやお風呂に入れなかった翌日、どうして頭は臭いやすいのでしょうか?
分泌された皮脂は酸化すると臭います。子供の場合、汗臭くはあるけど脂臭くはないですよね?ところが性ホルモンがちょっとずつ出てきて、皮脂の分泌量が増えてくると、脂臭くなってきます。皮脂の分泌は男性ホルモンでコントロールされているため、男性の方が圧倒的に脂ギッシュになりがちですが、女性からも男性ホルモンは少量出ているため、皮脂腺が多く皮脂量の多い頭頸部は女性も臭いやすいのです。
また若い女性も加齢臭的な成分やミドル脂臭などは出ていますが、同時にラクトンという臭いをマスクする成分が出ていることがわかっています。若い女子がいっぱい集まっていると立ち込める、甘酸っぱい花のようなあの香りのもとがラクトンです。残念ながら、ラクトンは30代中盤あたりから減少してしまうため、女性も40代以降は脂臭くなってしまうことが多いのです。

■頭の臭いを防ぐには?
脂は洗浄剤を使わないと落ちないため、頭の臭いを抑えるには、1日1回、シャンプーで洗髪するしかありません。脂汚れの場合、本当は洗浄剤の泡を乗せて少しサワサワするだけで落ちるのですが、頭は髪の毛があるので、ただ泡を乗せるだけでは地肌に到達しません。地肌を狙って、泡でやさしくマッサージするような感じでもみ洗いするといいでしょう。
頭を洗ったあとは、しっかり乾かしてください。生乾きの湿った状態が続くと雑菌が繁殖して臭いやすいうえ、キューティクルが傷み、髪がダメージを受けやすくなってしまうので気をつけましょう。
洗い過ぎにも注意が必要です。特に、女性や脂が出なくなる年齢(女性なら60歳以降)の方は、あまり洗いすぎると髪も頭皮もパサパサに乾燥して、細かい鱗屑(りんせつ)が出てしまう"頭皮の粉吹き"が起こりやすくなります。
男性に多いフケ症は、皮脂の過剰分泌による脂漏性皮膚炎の症状と考えられていますが、女性に多い頭皮の粉吹きは、乾燥が原因の場合も多いのです。頭の洗い過ぎには注意しましょう。

是非ご参考になさってください。

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