2021年6月22日

雑誌『MAQUIA』2021年8月号 (6月22日発売)

特集『蒸気と蒸れにより、マスクの下にニキビ勃発 マスクネに立ち向かえ!』(掲載P92,93)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

長引くマスク生活により、肌トラブルに悩んでいる人は昨年に引き続き多いですが、気温の上昇とともにニキビのお悩みが増加しています。
コロナ禍の中で、マスクとアクネ(ニキビ)を組み合わせた‟マスクネ"という造語も生まれました。今回は、マスクを着けることでできるニキビの原因と正しい対処法をご紹介します。

■原因①:摩擦タイプ 

マスクの着脱や表情の動きなどで、肌とマスクが擦れて角層がダメージを受けると、肌が防御反応で角層を厚くします。角質が厚くなると、毛穴の入り口がふさがれ、毛穴の中に皮脂や角質が詰まり、白ニキビが発生します。
ニキビの原因アクネ菌は、"好脂性・嫌気性菌"という特徴があるので、ここの段階で正しいケアをしないとアクネ菌が増殖し炎症が起こって腫れ痛みを伴う"赤ニキビ"に進行します。
さらにそこから症状が進行し、激しい炎症を起こすと膿疱と呼ばれる膿をともなう黄色ニキビになる場合もあり、ニキビ跡として残ってしまう可能性があるので注意が必要です

【摩擦マスクネ解消3か条】

1 角栓ケアで詰まりを除去
毛穴詰まりを防ぐセルフケアとしては、角栓のもとになるタンパク質や脂質を溶かして毛穴詰まりを防ぐ、ピーリングアイテムやパウダータイプの酵素洗顔がおすすめです。ただし、やりすぎは禁物。週に2~3回取り入れるのが効果的です。いつもより乾燥しやすくなるため、保湿も入念に行ってください。

2 鎮静+保湿でバリア機能回復
ニキビなどの肌トラブルの解消には、鎮静+保湿ケアで肌のバリア機能の立て直しが必要です。スキンケアを選ぶときは、トラネキサム酸やセラミド配合のものを選ぶのがおすすめです。

★おすすめのアイテム①:『ナビジョン TAホワイトエマルジョンⅠ』
トラネキサム酸と資生堂の独自開発成分4MSKを配合した美白乳液で、みずみずしい潤いに満ちた素肌に導きます。
★おすすめのアイテム②:『セラミドバリアクリーム』
天然セラミドを主成分にした当院オリジナルの高機能保湿クリーム『セラミドバリアクリーム』は、水分保持力や抗炎症作用が高く、テクスチャーが良いので幅広い世代に人気です。

3 UVやベースでワンクッション
肌が荒れている時でも、日焼け止めや保湿ベースなどで肌に一枚膜を作って摩擦を防いでください。紫外線はマスクを通過して肌にダメージを与えます。また、室内でも窓から入った紫外線があちこち反射しているため、どんなときもUVカットは心がけましょう。

■原因②:蒸れタイプ 

夏の時季はマスク内に熱がこもって皮膚温が高くなり、皮脂や汗の分泌が活発になります。
さらに酸化皮脂と汗が肌を刺激することで、赤みやかゆみを伴う"マスク皮膚炎"が起きやすくなります。1時間に1回はマスクを外して蒸れを逃がし、皮膚温を下げる工夫をしてください。最新の研究では、皮脂腺のセンサーが温熱刺激をキャッチすると、皮脂分泌が過剰になりニキビを誘発することが明らかになっています。

【蒸れマスクネ解消3か条】

1 通気性が良く、肌あたりの良いマスクを選ぶ
マスク選びは「肌あたり」&「通気性」の良さがポイントです。感染症対策として人が多い場所では不織布を、黙々とデスクワークを行う時は、コットンやシルクタイプなど、場面によって使い分けましょう。

2 清潔なマスクを使用し、汗をかいたらこまめに拭き取る
マスク内の汗をそのまま放置すると、汗に含まれるミネラルなどの成分が刺激となって炎症が起こり、赤みやかゆみを伴う‟マスク皮膚炎"が起こりやすくなります。
また、過剰な皮脂は酸化すると酸化皮脂として刺激物質になり、バリア機能が乱れ、乾燥やくすみも招きます。
汗をかいた場合は、濡らしてしぼったハンカチで肌をおさえるように、汗をやさしく拭きとってください。外回りなどで、汗をたくさんかく方は可能であれば水洗顔で汗を洗い流し、長時間汗が肌の上に残らないように気を付けてください。帰宅後は、すぐに洗顔をして保湿をしましょう。
使い捨ての不織布マスクをご使用の場合は、マスクの内側にガーゼを1枚挟むのもおすすめです。汗をかいたら交換できますし、摩擦も軽減されます。

3 ポツンとできたら即ケア
乾燥や蒸れで湿疹ができたり、敏感になったりしている場合は、洗顔後は保湿クリーム1品のシンプルケアで様子をみましょう。化粧品をあれこれ使うとかえって刺激になる場合もあります。

ご自身でのケアで改善しないときは、放置せずに早めに皮膚科を受診してくださいね。
★美容皮膚科ならマスクネ(マスクニキビ)を改善し、美肌に導く様々な施術があります。

■『ケミカルピーリング』+『フォトフェイシャルM22』・・・ニキビの原因毛穴詰まりとニキビの殺菌、赤ら顔に効果的
■『プラズマシャワー(サイトプロMD導入)』・・・ニキビ菌の殺菌と炎症の鎮静
■『ケミカルピーリング』+『ジェネシス』・・・ニキビの原因毛穴詰まりと赤ら顔に効果的
■『スカーレットS(ニードルRF)』・・・皮脂分泌を抑制し、マスクニキビと脂漏性皮膚炎、毛穴開きに効果的


maquia20210801.jpgmaquia20210802.jpgmaquia20210803.jpg

雑誌『LDK』2021年8月号 (6月22日発売)

特集①『専門家が教える!未来の私と美肌を守る紫外線本気のガード術』(P20)、特集②『気をつけてたけどやっちゃった~!日焼けafterレスキュー隊!』(P33)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

特集①『専門家が教える!未来の私と美肌を守る紫外線本気のガード術』

今浴びた紫外線は、今年だけではなくむしろ数年後の肌に影響します。
「少しだけなら大丈夫!」が未来のシミ、シワを確実に育てています。正しいUVケアを身につけて、肌老化を遅らせましょう。

■敏感肌は「ノンケミカル」より植物エキスをチェック!
紫外線を防ぐ成分は主に下記2種類です
♢「紫外線吸収剤」:紫外線のエネルギーを吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させることで紫外線の影響を防ぎます。
♢「紫外線散乱剤」:肌表面で紫外線を反射・散乱させて皮膚を防御します。
「ノンケミカル」表記は、紫外線のエネルギーを吸収して影響を防ぐ「紫外線吸収剤」を不使用という意味です。刺激が少ないので、敏感肌などお肌が弱い方が使用していることも多いですが、「ノンケミカル」でも配合された植物エキスなどでかぶれることもあります。肌に合わない理由は人それぞれですし、植物エキスのように自然由来の成分の方が実はアレルギーを起こしやすいこともあります。そもそも、「肌にやさしい」とうたっていても、やさしさの基準はメーカーごとに異なるので、自分の肌に合うか合わないかは都度チェックが必要です。かぶれないか、目立たないところでパッチテストをしましょう。
★おすすめのアイテム:『ヘリオケア360°ミネラルトレランスフルイド』
飲む日焼け止めで知られる「ヘリオケア」ブランドから出ている日焼け止めです。抗酸化剤ファーンブロック配合で紫外線の害を防ぎます。ノンケミカルですが、ウォータープルーフでUVA、UVB、ブルーライト、有害領域の近赤外線、あらゆる光線に対応しています。

■最近よく聞くブルーライト対策ってどうすればいいの?
ブルーライト(380~500nm)は、紫外線A波(UVA320~400nm)より少し長波長なので、肌の奥深くまで到達する性質を持っています。短波長領域のブルーライト(380~420nm)はUVA同様、強く酸化ストレス誘導を生じさせ、シミを増やし、真皮層のコラーゲンにダメージを与えることが分かっており、肌老化に加担しています。
昨今、ブルーライトは至る所に溢れており、スマートフォンやPCの操作中だけでなく、太陽光やLED電球の光でも浴びてしまいます。しかしながら、PCやスマホから出るブルーライトのエネルギーピークは450nm付近にあり、皮膚の酸化ストレスを誘導する領域の波長は少ないことも分かっています。また、ブルーライトは日焼け止めの重ね塗りやメイクを厚めに重ねることでガード出来るので、肌への影響は紫外線ほど気にしなくても大丈夫です。ブルーライトカット機能を備えたベースメイクも増えてきていますが、基本的に通常のUV対策と同じでOKです。UV下地とリキッドファンデなど顔料を重ねることでブルーライトカット効果が得られます。
気をつけるべきは肌よりも目です。液晶画面から発せられるブルーライトは網膜まで届き、目の痛みを引き起こしたり、最悪の場合失明に繋がることもあります。スマホやタブレットの場合、集中して液晶画面を凝視してしまうため、「まばたき」が減り、ドライアイなどを引き起こしやすくなる上、至近距離から浴び続けることになり、ダメージを増幅させてしまう傾向にあるので特に注意が必要です。とはいえ、パソコンやスマホから離れた暮らしを続けることは難しいため、普段からできる対策としては、ブルーライトをカットするフィルムやPCメガネ、ブルーライトを軽減した蛍光灯型LED照明などを利用することです。
また、最近一般的になりつつある飲む日焼け止めは、皮膚だけではなく、血管や目など、さまざまな部位の酸化ストレスを防ぐ強力な抗酸化剤です。ブルーライトによる目の疲れや痛みも楽になるので、パソコン仕事が長い方は目のためにもぜひ取り入れてみてください。
★おすすめのアイテム:『ヘリオケアウルトラD 1箱(30カプセル/30日分)』
主成分「ファーンブロック」の他、抗酸化作用の高いビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンも配合され、様々な原因で発生する活性酸素から体を守ります。世界34カ国以上で販売されており、美容と健康に感度の高い人々の新常識となりつつある「飲む日焼け止め」です。塗る日焼け止めと併用すればUVAとUVBを完全ブロックします。実は、眼の日焼けやブルーライトの悪影響からも守ってくれるので、現代人は日に当たる当たらないにかかわらず毎日取りたいサプリメントです。

特集②『気をつけてたけどやっちゃった~!日焼けafterレスキュー隊!』

一度日焼けしてしまった肌は、簡単にはリセットできません。さらに残念なことに、どんなケアをしても、ステロイドを内服したとしても、浴びなかったことにはならないのです。ちょっとした外出でも、肌が赤くほてってしまっている時は、紫外線ダメージを受けたことを意味します。
そんな時は、メラノサイトが活性化している72時間(3日)以内のお手入れが、美肌を取り戻すカギです。
日焼け後は、スキンケアをたっぷり塗った方が良いかとのご質問をよく受けますが、化粧水や美容液が肌に浸透できる量には限界があるので、通常量で大丈夫です。たっぷり塗っても浸透しなければ意味がないので、こまめに塗り直すのがベストです。ただし、日焼けした肌は炎症中なのでしみないか様子を見ながら使用してください。
ほてっているときに積極的なケアを行うと、刺激となって炎症を悪化させるだけになってしまうので、ヒリヒリしたり赤みがあるときは、まずは冷やして炎症を抑えるのが先決です。
最初の30分は濡らしたタオル(水気を含んだタオルのほうがよく冷えます)で保冷剤を包み患部にあてます。長時間冷やし続けていると肌のバリア機能が下がるので、30分経ったら保冷剤を乾いた薄いガーゼなどで包み直し、引き続き患部を冷やして炎症が治まるのを待ちます。
ほてりが治まったら、クリームやバームなど、肌に浸透せず、皮膜効果のあるアイテムで保護しましょう。赤ちゃんから大人まで使えるワセリンを常備しておくのがおすすめです。
翌日以降、肌が落ち着いたら、水分を抱え込む効果のあるセラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸、加水分解コラーゲン、多糖類、グリセリンなどのモイスチャライザーでしっかり保湿していきましょう。また、シミや肌老化を食い止めるなら、積極的に美白やエイジングケアを始める必要があります。

ぜひ、ご参考になさってくださいね。

ldk20210801.jpgldk20210803.jpgldk20210802.jpg

カウンセリング予約

文字サイズの変更