2021年3月31日

雑誌『富士薬品健康通信』2021年3月号 

特集「人には聞けない 健康のあれこれ こっそり相談室」(掲載P25)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。


【春先は肌トラブルが起こりやすい季節。花粉やほこりにも要注意!】
春先は肌が荒れてメイクのノリも悪くなりがちに...。寒暖の差が大きい春先は、肌のバリア機能が低下して、外界からの刺激による肌トラブルが起こりやすい状態になってしまうのが原因です。

 急な肌荒れは「季節性敏感肌」かも?
特定の季節に肌荒れする人は「季節性敏感肌」かもしれません。肌の乾燥や赤みなど、肌状態が不安定になる原因のひとつとされるのが、花粉、カビ、PM2.5などの「季節性アレルゲン」です。ひどいかゆみや湿疹に発展する場合は、医療機関を受診しましょう。

 マスクやティッシュの刺激にも注意
新型コロナウイルスの感染予防で、マスクが必需品となっている昨今。さらに、花粉に悩まされている人は、鼻をかむ機会も増えてきます。その際にマスクやティッシュの繊維による摩擦で肌が刺激され、 肌のバリア機能をさらに低下させてしまうこともあります。

 花粉や汚れをしっかり落とす
花粉やほこりなどの汚れは、アレルギー反応や肌荒れの原因となります。クレンジングや洗顔でしっかり汚れを落として保湿も行いましょう。肌が敏感になる時期は、ノンアルコールなどの低刺激性の化粧品やクレンジング剤、洗顔料も刺激の少ない物を選ぶことをおすすめします。

 緑黄色野菜を食べて肌荒れ予防
体内でビタミンAに変わるBカロテンが肌のバリア機能の低下を防ぐといわれています。Bカロテンが不足するとターンオーバーにも影響を与え肌トラブルの原因にもなります。にんじん、ピーマン、かぼちや、トマトといった緑黄色野菜を積極的に摂ることで、体内からの肌荒れ予防につながります。食べ物から必要な栄養素を十分に取れない場合は『内服薬』の処方も検討すると良いでしょう。面倒がらずに、ホームケアも続けることが美肌への近道です。

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2021年3月28日

雑誌「otonaMUSE」2021年5月号 (3月28日発売)

特集「目指したいのは洒落美肌」(掲載P94~P97)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【目指したいのは洒落美肌】
マスクの今こそ、肌を見直すチャンスです。紫外線の季節が到来し、真っ黒にはなりたくないけれど、ただ単に白いだけの肌を求めているわけではないと思います。手に入れたいのは透明感に溢れた『グロウスキン(輝くツヤ肌)』大人が輝くための最新スキンケアを取り入れましょう。

■大人の洒落美肌の定義とは?
1. 必要なのは、白さより透明感!
若者の間では空前の白肌ブームですが、白さだけを追求するのではなく、求めたいのは内側の血色まで透けて見えるようなクリア肌です。美肌コスメも駆使しながら加齢とともに蓄積するくすみを払い、自分本来の明るいスキントーンを取り戻しましょう。
「レチノール」や『ケミカルピーリング』治療で角層を溶かしてターンオーバーのスイッチを入れましょう。レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンやヒアルロン酸の増加、ターンオーバーの促進、保湿力アップなどさまざまな効果をもたらしてくれる強い味方です。
当院では、医療機関ならではの高濃度純粋レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』が人気です。メラニンを含んだ古い角質を剥がれやすくし、明るくつるんとした新しい肌が生まれる力をサポートします。

2.輝くツヤは、エイジングの七難を隠します
フレッシュでみずみずしい肌の印象に導いてくれるのが"ツヤ"です。大人の肌を明るく輝かせるために、なくてはならない存在です。クマに毛穴、不要な影など、顔立ちを曇らせるマイナス要素も、角質細胞に十分な水分を与えることで、バリア機能が高め、見た目にもツヤツヤと美しい肌になります。
ローションで潤すというベーシックケアにプラスしたいのは、肌内部の水分を保持する働きのあるヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、アミノ酸、多糖類、多価アルコール類、加水分解コラーゲンといった潤い成分を含む乳液やクリームで、当院では、天然セラミドを主成分にした高機能保湿クリーム『セラミドバリアクリーム』が人気です。

3. ちょっとやそっとじゃ揺らがない、高いディフェンス力
紫外線や花粉、PM2.5などの大気汚染物質にハウスダストなど、実は私たちの身の回りには肌を酸化させ、くすませる"敵"がたくさん潜んでいます。外的刺激に強く、揺らぎにくいヘルシースキンに整えることこそ、いくつになっても透明感のあるオーラ肌をキープするカギになります。

4. 色ムラのない肌
アラフォーともなると老け見えの元凶・シミに悩む人が急増します。コスメから施術まで今や解決法は色々あります。さらに、シミか、肝斑か、はたまた別の皮膚病変によるものなのか医師による適切な診断が重要です。シミの種類によって治療法が異なるので、専門性の高い医師とシミの種類ごとに複数のレーザー機器を扱う医療機関がおすすめです。速やかに対処して何事もなかったかのようにクリーンな肌を手に入れましょう。

【編集部が注目!最新美肌ニュース】
大人の肌に透明感と明るさを宿してくれるこの春話題のプロダクトや施術に、当院をご紹介いただきました。

■シミもブライトニングも最新のメニューが効果的
スキントーンを明るくしたい、シミ・ソバカスなどのくすみをなくしたいという方に、最近当院で定番になっているのが、顔全体に『ピコトーニング照射』『ピコフラクショナル照射』『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズプロ』などを照射してライトニングしつつ、特に気になるシミの部分に『ピコレーザーのスポット照射』を追加するコンビネーション治療で肌質改善するコースです。
最新の『ピコレーザー(ピコウェイ)』は、今まで取れなかった薄いシミや初期のイボにも対応できます。この機器は、世界最高レベルの切れ味を持つ「シミ・肌質改善レーザー」です。照射時間が従来機の1000分の1「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位となり、熱によるダメージが大幅に減少したため、皮膚にかかるダメージを最小限に抑えながら、安全かつ効率的に治療を行うことができます。シミ、そばかす、あざなど幅広いお悩みを解決することができます。さらにコラーゲンも増え、ハリも高まるといううれしい特典も。顏はもちろん、全身の美白目的の照射が人気です。


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雑誌『GLOW』2021年4月号 (3月28日発売)

特集「コロナ老けに効く!マスクやデジタル生活で老化がスピードアップ!?今すぐはじめたいツヤ育ケア」(掲載P54~P59 )に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

普段はツヤ肌が自慢の人でもバリア機能が低下する季節です。今年はwithコロナの影響でバーツごとに老化のスピードが加速中です。 今こそ肌と向き合い、老けさせないケアを取り入れましょう。

【これってコロナ老け?と思うお肌の悩み】
・パソコンに向きあう時間が増えて目に疲れが。鏡を見ると-3歳老けている気がする。
・トイレでマスクを外した姿に唖然...。フェイスラインのもたつきが加速している。
・普段、肌は丈夫なはずなのに、マスクをはずせなくなってから吹き出物が気になる。
・在宅時間が長く、ザラつきを放っておいたら肌の色が茶褐色になってしまった。

以上ように、コロナ禍で新たなお肌の悩みが生まれているのが現状です。

目のSOSに早く気づいて!目のまわりの疲労でエイジングが加速中!

デジタル画面の使用時間がさらに長くなり目元のエイジングが進んでいます。マスクが日常化の今、目にまつわる悩みは複合化してきています。目まわりの疲労度が高まることで、目元のシワが濃くなる、ドライアイ、結膜の充血など目の表面の炎症、さらにブルーライトによる網膜の障害から目の奥の痛みなども増加しています。さらに口もとでのコミュニケーションが取れないため目をより大きく動かしていることも、眉間や目尻の表情ジワが深くなってきている傾向です。それを防止するための"目まわりの保湿ケア"は必須です。デジタル機器を見ない時間をできるだけ作り、眉間のシワを寄せない意識を心がけてください。

‟目まわりの保湿ケア"として保水力に優れたセラミドやヒアルロン酸配合のクリームなどでふっくら感を保てば、メイクのシワへの落ち込みを防ぐことが可能です。天然セラミド配合の『セラミドバリアクリーム』を使用することで、潤いや表面のキメがなめらかに整い、透明感がアップします。潤いの高い柔軟性のある肌は、表情による折りジワがつきにくくなります。


緊張感がなくなる口元。口角をあげる意識を持ちましょう!

マスク生活で気が付いたら顔のたるみが...。顔の筋肉を動かす習慣をつけましょう。イベントや刺激を受ける機会が少なく、精神的に老け込むことや運動不足などがたるみに関与しています。朗らかに笑うなど顔の筋肉を動かすとシワが浅くなるという報告も出ています。ただし、皮膚を擦るようなマッサージなどは顔の劣化に繋がります。激しいマッサージは避けましょう。

顔のたるみを防ぐために、専門治療を取り入れるのも効果的です。『ウルセラ(ウルセラシステム)』は、超音波を用いて顔のたるみを強力にリフトアップできる「たるみ治療」マシンの最高峰です。皮膚の表面には傷をつけずに、エネルギーを正確に狙った層に届け、緩んだ皮膚を土台から強力に引き締めます。表情筋の活性化とコラーゲンの再生を同時に叶える『スマスアップ』もおすすめ。こちらはトライアル3万円程度と試しやすいお値段なのも魅力です。

 去年は紫外線を浴びる量が少なかったため、今春は美白効果を感じやすいはず!
在宅で生じたくすみには基本のケアを忠実に行いましょう。くすみ知らずの肌になるためには洗顔は基本です。酸化皮脂は角層の刺激になるので洗顔は必ず行うべきです。去年日焼けしなかった分、美白効果を感じやすいはずです。基本のケアを見直しましょう。お風呂に浸かるだけでも血の巡りがよくなります。さらにストレッチを取り入れることでもくすみは軽減します。

 トラブルが起きても心配ご無用!お守りコスメを持っておきましょう!
マスクによる肌トラブルが多発しています。冬の乾燥肌によりバリア機能が低下している春が1年のうちで最も揺らぎやすい季節です。花粉に加え、紫外線の影響、そしてマスクによる摩擦。バリア機能が脆弱だと肌が異物に過剰に反応してしまうのです。マスクが触れる部分には、いつも以上に保湿クリームやバームなどでガードをしましょう。また、汗には水分のほかミネラル分も含まれていますが、これも肌売れの原因になります。汗やムレに対しては、こまめにふいたり、洗ったりすることがいちばんの対策になります。濡らしてしぼったハンカチで汗や唾液をこまめに拭きとりましょう。

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2021年3月25日

雑誌「女性セブン」2021年4月8日号 (3月25日発売)

特集「私が脱毛する理由」(掲載P106~P110)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【アンダーヘアがあるのはありえない時代に!私が脱毛する理由】
VIO(アンダーヘア)のレーザー脱毛をする方が、当院でもここ最近増えてきました。今まさに「アンダーヘア完全脱毛時代」に突入していると言えます。若者の間では「ケアしないのは恥」と言われるまで、脱毛が当たり前のマナーなっていることや、それが介護を目前にした中高年・高齢者の方々にも広がっているのが現状です。時代と共に当たり前になりつつあるVIO脱毛についてより理解を深めましょう。

■アンダーヘアの脱毛率は眉毛より高い!
多くの人が脱毛する部位は「わき」「すね」「腕」などの"人に見られる部分"ですが、人に見られることはあまりない部分にもかかわらず、「アンダーヘア」の処理を眉の処理以上に気をつけている人が多いことが分かりました。
当院でアンダーヘア(VIOライン)を『レーザー脱毛』する40代以上の女性の患者様は、2017年と2020年で比較すると、6倍以上も増えています。30代未満の女性の半数近くが"ハイジニーナ"(アンダーヘアを全て無毛にした状態)を希望しています。これまでは水着のラインに合わせてVラインだけを処理するか、あるいは女性器まわりのIラインだけ、肛門まわりのOラインだけと、パーツ別に処理するのが主流でしたが、最近は将来の介護を見据えてか、若い世代の潮流に押されてか、V・I・O全てのパーツを脱毛する40代以上の女性が増えています。

■日本はアンダーヘアの脱毛後進国!?
そもそも欧米では、衛生的な観点やエチケットとして"ハイジニーナ"が主流です。それに比べると、日本はまだアンダーヘア脱毛の後進国です。性器を守るために必要だと考えている人も多いようですが、今は清潔な下着がその役割を果たしてくれていますから、毛は絶対に必要なものではありません。むしろ生えていることで、経血や尿がついてムレ、においや雑菌の温床となり、衛生的ではありません。アンダーヘア脱毛は今後さらに一般的になるでしょう。

【アンダーヘア脱毛を50代前半までにした方が良い理由!】
「わき」「すね」「腕」の毛や「アンダーヘア」、全て処理をしても、体に悪影響を及ぼすことはありません。特にアンダーヘアは、介護を受ける年齢になった時、自分の為はもちろん周りの介護をしてくれる人たちにも迷惑かけないよう、永久脱毛をすることをおすすめします。しかし、脱毛する人は多いけれど意外と正しい方法を知らず、肌を傷めたりしているようです。脱毛のメリット・デメリットを知り、脱毛方法の違いを理解しましょう。まだ脱毛されていない方は、自分に最適な方法で脱毛を始めて、清潔に健やかに過ごしましょう。

■おむつを常用する高齢者の深刻な問題
私は以前、療養型病床のある病院の皮膚科で勤務していたのですが、こういった病院では、寝たきりの患者のおむつ交換の時間が決まっています。つまり、汚れていてもすぐには取り替えられないのです。となると、おむつは長時間つけっぱなしになり、尿や便が陰部周辺やアンダーヘアにこびりついて取れなくなってしまいます。本人も不快でしょうし、介護・看護する側も大変です。しかもこれが何度も続くと「IAD(失禁関連皮膚炎)」を引き起こしやすくなります。
「IAD」とは、バリア機能が低下した肌細胞の隙間に尿や便の成分がしみて、ただれや痛みを引き起こす皮膚炎のことで、おむつを常用する高齢者の間では深刻な問題となっています。この皮膚炎は、アンダーヘアを永久脱毛しておくことで、かなりの改善が見込めます。
しかし、アンダーヘアの永久脱毛は40代か、遅くとも50代前半には済ませておかないと難しいです。なぜなら、脱毛の光レーザーは毛の"黒い色素(メラニン)"に反応するので、白髪には反応しません。アンダーヘアに白髪が混じると完全に脱毛することができなくなってしまうのです。40代だと、「介護だなんてまだだ」と思われるかもしれませんが、早めの準備が必要です。

■医療脱毛・サロン脱毛・セルフケアの違い
アンダーヘアに限らず、いざ脱毛をするとき、どの方法を選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。一番おすすめの方法は、"医師の手によるレーザー脱毛"です。ほぼ無毛の永久脱毛(医学的な定義では80%の長期的な減毛状態ですが、実際には95%以上減毛します)ができるだけでなく、さらにレーザーの作用で毛穴がしまってシミやくすみも改善され、きめが整います。目立つ太い毛が生えてこないので、剃毛で肌をこれ以上傷めることもありません。どの方法にすべきかは、それぞれ下記のメリット・デメリットを考え、自信で納得したうえで決めましょう。

 『医療脱毛(レーザー脱毛)』
医療用のレーザーを照射することで、毛根にある毛を生やす組織を安全に破壊する方法です。レーザーの照射スピードが速くなったので1回の施術時間は大幅に短縮し、痛みもほとんどありません。処理した場所の毛は9割以上確実に生えなくなり、残る毛は産毛になります。施術を行えるのは医療資格を持つ医師・看護師のみです。かつて
は施術中に痛みがありましたが、今は冷却ガスで冷やしながら照射するのでほとんど痛みはありません。VIO脱毛では麻酔クリームを塗って行います。費用はかかりますが、施術回数は少なく済み、熱傷(やけど)等のリスクも回避できます。
 『サロン脱毛(光脱毛)』
IPLのレーザー光で毛根のメラニン色素に照射し、毛根を弱らせていく方法です。毛が目立たなくなるまで何度も施術が必要で、時間がかかります。永久脱毛というよりは軽い減毛に近いです。1回当たりの施術は安価ではありますが、毛が多いところや、浅黒い肌だと熱傷(やけど)のリスクが高くなります。
 『自宅でセルフケア』
かみそりやシェーバー、除毛テープなどによるセルフケアです。いつでも脱毛でき、クリニックに通う手間や費用も抑えられますが、一生毛が生えてくる度ケアが必要です。また、肌を傷つける可能性がとても高いです。例えば"かみそり負け"したことはありませんか?これは肌のバリア機能が刃物などの刺激によって壊され、皮膚に炎症が起きた状態です。放っておくと感染症の一因にもなりかねません。

■信頼できる病院の選び方とは
医療脱毛を希望する場合は、病院選びも重要です。いくら病院といっても、費用の安いだけの脱毛専門のクリニックはおすすめしません。皮膚科専門医が常駐しておらず、専門外の医師が留守番しているだけの病院も多いからです。こういう病院では看護師が施術を行います。不安なときは、常駐医師の専門分野を聞くといいでしょう。脱毛は病気治療ではないといえど、皮膚のことを安心して任せられる"日本皮膚科学会認定の専門医"がいるところが望ましいです。また、その病院が導入している医療機器を確認することも大切です。現在、厚生労働省が認証している医療用レーザー機器は「4社7機種」あります。国内で未認証の機器を使うことは違法ではありませんが、承認機器を導入している病院の方がより安心できると思います。
当院では『ジェントルレーズプロ』という日本の厚生労働省の承認を受けたレーザーを導入しており、皮膚科専門医が常駐し、丁寧なカウンセリングのもと施術を行います。レーザー脱毛は医療行為です。値段だけで選ぶと、施術ミスや照射の設定ミスによるやけどなどのトラブルに繋がりかねません。クリニック・医師の専門性やポリシーなども確認して選びましょう。

【本当に正しい家庭の脱毛「Q&A」】
セルフケアで肌をなるべく傷めずにケアする方法とは...?

[Q] 家庭用美容器以外でおすすめのセルフケアは?
[A] 保湿対策をしたうえで剃るか、クリームを!
肌の負担を考えると、シェーバーやかみそりで剃るか、除毛・減毛効果のあるクリームを使用するのがおすすめです。剃る場合は、一度で深剃りができる4枚刃以上のかみそりやシェーバーを選び、ジェルやローションを使って肌のすべりをよくしましょう。そして毛の流れに沿って皮膚を伸ばしながら剃りましょう。剃った後も保湿剤などでケアをすることが重要です。

[Q] やってはいけないセルフケアとは?
[A] 絶対に"抜いて"はいけません!
肌を最も傷つけるのが、毛抜きや脱毛テープで毛を抜く方法です。毛穴が開いて雑菌などが入ってしまい、感染症を引き起こします。毛穴の奥の毛根を包んでいる部分が炎症を起こす『毛嚢炎』を起こすこともあります。また、傷ついた毛穴が治るときにふさがり、皮膚の中に毛が埋もれてしまう『埋没毛』の原因にもなります。

[Q] 脱毛に失敗すると、どんなトラブルが起こる?
[A] 皮膚炎、毛嚢炎、埋没毛、そして肌が黒ずむ
毛を抜いた後に起こりやすく前途の『毛嚢炎』『埋没毛』のほか、かみそり負けによる炎症は、かゆみだけでなく、肌の色素沈着も起こすことがあります。セルフケアの場合、定期的に長年繰り返すことになるので、炎症が慢性化したり、見た目も傷や黒ずみができて汚くなってしまいます。脱毛後のケアは必ず行い、炎症は悪化する前に皮膚科での診察を受けましょう。

[Q] セルフケアの頻度はどのくらい?
[A] 毛の伸び方にもよるが週に1度くらいで
かみそりやシェーバーの場合は、肌の負担を考え、1週間に1回程度が望ましいでしょう。お風呂場で使うことが多いかみそりですが、次のケアまで置きっぱなしにしないようにしましょう。お風呂場は湿気が多く、雑菌が繁殖しやすいうえ、刃が錆びやすくなるからです。肌に直接触れるものなので、使用後のかみそりは水洗いをし、水気のないところで保管を心がけてください。


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2021年3月22日

雑誌「美的」2021年5月号 (3月22日発売)

特集「みんなのVIOケア&脱毛事情」(掲載P486~P487)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【みんなのVIOケア&脱毛事情】
VIOケアと脱毛のリアルを調査&分析していただき、女性が抱える課題を解決する"フェムテック賢者"という立場から、VIO脱毛について意見させていただきました。

■みんなどうしている?VIO脱毛のホントのところ

[Q1]クリニックやエステでVIOの光脱毛をしていますか?
Yes:9.3%/No:90.7%
Yesと答えた人の中で「脱毛を始めた時期」については、約60%の方が20代から始めているようです。とはいえリアルに脱毛している人は全体の10%にも満たないという結果になりました。

[Q2]VIOの光脱毛をしようと思ったきっかけは?
1位:普段の生活や生理中の不快感の軽減のため
2位:水着や下着のおしゃれを楽しみたいから
3位:毛がデリケートゾーンケアの邪魔になるから
快適さや爽快感、見た目を意識して「自分のため」にVIOの光脱毛を始めたという人が大多数でした。「ケアをしっかりこなすために」という、美容意識の高さがうかがえる意見もありました。

[Q3]VIOの光脱毛をしてみて良かったことは?
1位:蒸れや生理中の不快感が軽減した
2位:水着や下着を着る時困らない
3位:性交渉のとき気にならない
「きっかけ」でもある生理中の不快感の軽減や、ハミ毛問題解消に加え、性交渉の際に良かったと感じる人もいるようです。VIO脱毛は自分だけじゃなく、パートナーへの配慮にもなります。

[Q4]VIOの光脱毛をしてみて困ったことは?
1位:施術時に痛い
2位:料金的に高い
3位:通うのが大変・面倒
クリニックでは麻酔をする場合が多いですが、痛みを我慢しながら脱毛に通っている人が多いとわかりました。料金的な負担や通院の面倒さもあり「途中でやめてしまった」という人もいるようです。

[Q5] VIOの光脱毛をすることに抵抗を感じますか(感じましたか)?
Yes:55.4%/No:44.6%
「抵抗を感じている」人の理由として上げられたのがやはり費用面と、施術中の痛みでした。さらに「本当に毛が減るのか?」と不安視し、なかなか投資できないという方もいるようです。

[Q6]VIOの光脱毛のイメージは?
1位:ケアが行き届いている
2位:人にVIOを脱毛してもらうことに抵抗がある
3位:都会的・トレンドに敏感
逆にVIO脱毛をしていないことについては「ケアが行き届いていない」「保守的・前時代的」などのネガティブ要素に加え、「純朴そう」という意見もありました。男性ウケという視点では毛のあるなしは好みがわかれそうです...。

[Q7] VIOの光脱毛を自宅でセルフでできるならやってみたいと思いますか?
Yes:39%/No:39.6%/どちらでもない:21.4%
セルフでのVIO光脱毛に興味を持つ人からは「通う煩わしさがなくていい」「費用が抑えられそう」「恥ずかしい思いをしなくていい」などの意見がありました。セルフでの光脱毛器に関しては、コスパの良さやしっかりとした減耗効果、痛みのなさ、安全性などを重視している方が多いようです。

【VIO脱毛はやはりした方が絶対にいいんです!】
毛がなくなることで自分が快適になるというメリットはもちろんのこと、パートナーへの配慮、さらに介護を見据えてVIO脱毛をする方が急増しています。VIOゾーンのケア&脱毛はもはや世界基準になっています。レーザー脱毛は白髪には効果がないので、白髪が出てくる前から始めることも重要です。また、デリケートなVIOゾーンはカミソリなどで自己処理すると皮膚を傷つけることもあり、バリア機能が奪われ、乾燥したり肌荒れしやすくなってしまいます。さらに性行為の前に剃毛することで、性感染症に感染しやすくなるリスクも...。脱毛はきちんと正しく効果的な方法で行うことが大切です。

【光脱毛より医療レーザー脱毛が短期間で効果を実感できます!】
光脱毛で完全に脱毛するとなると、何度も通院し、回数を重ねて照射する必要があります。医療レーザー脱毛の場合は、毛の生える周期に合わせて1~2か月に1回ずつ照射します。個人差はありますが、はじめの3回で毛量は半分程度に減り、5回もすると毛はほとんど生えず、多くの方が8回程度で「ほぼ完全に無毛」を実感できます。

当院では『ジェントルレーズプロ』というレーザー脱毛機での施術を行っております。この脱毛機は日本の厚生労働省の承認を受けている安全性の高い機器です。医療機関でのみ受けることができ、外陰部やデリケートゾーンなど生理的に色素の濃い部位の脱毛を、レーザーと冷却ガスを同時に照射する事で、痛みが格段に軽減されるうえ、ジェルなどを塗る手間もなく、短時間で痛みなく照射することが可能です。さらにシミ、くすみ、毛穴の黒ずみなどの高い美白効果がある優れた脱毛機です。脱毛を考えている方は、どのような機器を導入しているのかという点もクリニック選びの際に注目してみてください。
特にデリケートゾーンは生理的にメラニン量が多く、やけどのリスクが高い部位。皮膚科専門医のいる施設での施術がおすすめです。ぜひご相談ください。


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2021年3月17日

新聞『中日新聞』2021年3月17日発行

特集「老後に備え「介護脱毛」」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【アンダーヘアを白髪前に処理】
老後に介護されることを見据え、デリケートゾーンの脱毛を行う「介護脱毛」が最近注目されています。排泄物がアンダーヘアに絡まらないため清潔に保て、介護者が拭き取る際の負担を軽くする効果も期待できるのが「介護脱毛」です。

■便が絡まず「世話の負担を軽く」
ビキニラインや性器周辺、肛門周辺のデリケートゾーンは各部位の形になぞらえて「VIO」
と呼ばれています。当院では、昨年VIOのレーザー脱毛照射をセットでお受けになった患者様は2017年と比べて6倍以上に増えました。ここ数年で、大人のVIO脱毛に関する取材も増えています。排泄物が毛に絡まると、かぶれや臭い、感染症の原因にもなります。親の介護が現実的になる40代になり、VIOを清潔に保つ必要性があることから、介護脱毛を意識する人が増えているのではないでしょうか。

■介護脱毛をする時期と方法
介護脱毛はアンダーヘアが白髪になる前に始めるといいでしょう。医療機関で行われている『医療レーザー脱毛』は、レーザーを毛と毛を作る器官に照射し、発毛に必要な組織を破壊して永久的に毛が生えないようにする施術です。その際、レーザーは黒い色素だけに反応し、白髪には効きません。ですから、白髪になる前、白髪の割合が低いうちに脱毛をしましょう。
レーザー脱毛以外の毛の処理方法には、かみそりで剃る方法やブラジリアンワックス(ワックス塗ってはがす抜毛方法)などもありますが、傷口から雑菌が入ったり、埋没毛や毛嚢炎など、肌を傷めるリスクがあります。レーザー脱毛は保険が利かず、全額が自己負担となり、なかなか一歩踏み出せない方もいるかと思いますが、脱毛は医療行為です。万が一のトラブルにも対処できる医療機関、中でも皮膚科専門医が常駐する施設での施術が安心です。

当院でレーザー脱毛に使用する『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』は、メラニンに反応するレーザーで、厚生労働省の認可を受けた日本で最も実績のある医療用レーザー脱毛機です。毛を減らすだけではなく、くすみが軽減すると同時に毛穴も引き締まるので肌の仕上がりがなめらかです。毛の生える周期に合わせて1~2か月に1回ずつ照射します。個人差はありますが、はじめの3回で毛量は半分程度に減り、5回もすると毛はほとんど生えず、多くの方が8回程度でほぼ無毛~産毛が少し残る程度の状態を実感できます。
早めに脱毛を完了し、老後に介護する側もされる側も、なるべく清潔に暮らせるケアをしましょう。

≪脱毛料金≫
・Ⅴライン:1回¥20,000/5回¥80,000(¥16,000/1回)
・Vライン:全体オプション+¥3,000
・Iライン:1回¥20,000/5回¥80,000(¥16,000/1回)
・Oライン:1回¥10,000/5回¥35,000(¥7,000/1回)
・V I Oラインセット:1回¥45,000/5回¥180,000(¥36,000/1回)


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2021年3月12日

雑誌『美的GRAND』2021年春号(3月12日発売)

本誌の特集記事『勉強熱心で経験十分、未来を託せる 美容医療の名医9』(掲載ページP141)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【勉強熱心で経験十分、未来を託せる 美容医療の名医9】
たるみ、シミ、目が開きにくい...など、40代50代の大人の悩みは、何をどうしたいのかを自分自身で整理してから、その分野を得意とする医師に相談するのがベスト、と美的GRANDは推奨しています。
今回、銀座ケイスキンクリニックの慶田院長は、美人顔をデザインしつつ若返らせる"注入治療の達人"としてご紹介いただきました。

■注入治療で若々しいフォルムに
注入治療は美的センスが問われます。もともと、ヒアルロン酸注入は、こめかみや目の下、法令線などの凹みを埋める効果で知られています。ただし、その仕上がりは医師の技量とセンスで大きく異なるのも事実。ヒアルロン酸製剤を注入する場所や量の適切な判断と繊細な手技を掛け合わせれば、自然なのに確実に綺麗に仕上げることができます。さらに老化のスピードを穏やかにするという、充実の効果も狙えます。
当院では最新の美容医療テクニックを駆使し、お肌のトラブルを改善し、見た目年齢のマイナス7歳を図り、患者様の"Beauty QOL"を高めることに努めています。

 『ヒアルロン酸注入(美人顔デザイン注入)
芸術的知識と医学的知見から確立した、新しいコンセプトのヒアルロン酸注入治療です。美しいと感じる顔の共通点、『美の要素』を意識し、骨格と肌質を見極め、ミリ単位でバランスを調整します。特に、個人差の大きい加齢変化を解剖学的にとらえ、患者様それぞれの最適な部位に、最適な深さで、最適量のヒアルロン酸を正確に注入することで、『自然な若返り効果』が得られます。さらに、失われる脂肪や骨格の補充とコラーゲン密度のアップ、靭帯補強による顏揺れの抑制により、老化スピードを緩やかにする『アンチエイジング効果』もあります。ヒアルロン酸を衰えた顔面靭帯を補強し、支えるように注入すれば、リフトアップ効果も得られます。

 『ヒアルロン酸注入(クマ・シワ)
ヒアルロン酸注入は、深いシワやお顔の影を消し、治療直後から5~7歳若返ってしまう、魔法のような施術です。当院の注入メニューの中で、施術数・リピート率共にナンバーワンの大人気治療です。若い頃には豊富にあったヒアルロン酸も、20歳頃から急速に減少していきます。また、加齢による皮下脂肪織の減少と萎縮がシワやたるみの原因であることも分かってきました。シワの凹みやボリュームの少ない部分にヒアルロン酸製剤を注入すると、自己のヒアルロン酸と融合し、自然なふくらみをもたらします。個人差はありますが、ヒアルロン酸注入後半年〜1年間効果が持続します。深く刻まれたシワを改善し、若返りをはかることが可能です。

ぜひ一度ご相談にいらしてください。

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2021年3月 6日

雑誌『MyAge』2021年春号 Vol.23(3月6日発売)

特集「時短でおいしい! ヘルシー!素敵女医の調理家電は?」(掲載ページP102~P103 )に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【時短&ほったらかし0K!カンタン便利な調理用家電】

『素敵女医の愛用調理家電TOP5』
1位:ヘルシオホットクック
2位:バーミキュラライスポット
3位:シロカ電気圧力鍋
4位:バイタミックス
5位:フィスラー圧力鍋

家事の時短に欠かせない便利な調理用家電がランクインしています。ほったらかしで料理が完成するものから、時間のかかる煮物が短時間でできる圧力鍋、そして毎日のスムージーやスープ作りに重宝するミキサーまで、バリエーションに富んだ調理家電が愛用されています。

■「フィスラー圧力鍋」で薬膳スープ
私は15年前からフィスラーの圧力鍋を使用しています。我が家のタイプはロイヤルの4.50ですが、今はさらに高性能な新機種が出ています。圧力鍋は、加圧料理はもちろん、炊く、煮る、炒める、焼く、蒸すなど1台で何役もこなし、本格的な料理を自宅で楽しむことができます。
この調理家電を使ったおすすめのメニューは『鶏手羽元の薬膳スープ』です。鶏肉を骨ごと入れて、しょうがのスライス、にんにくひとかけ、お酒を入れて煮込み、柔らかくなった頃に一度圧を抜きます。そこへ玉ねぎ、長ねぎ、にんじん、大根、きのこ、じゃがいも、キャベツを加えて再加熱します。だしと塩、少量のみりんやしょうゆで味を調えて、骨から旨味が出て美味しい鶏手羽元の薬膳スープが完成です。

医食同源と申しますが、さらに美食同源です。皆様もご一緒に、便利な調理家電を使って、普段の食事から美肌を目指しましょう。
慶田院長のインスタプライベートアカウント(@tomoko_keida)では、美肌レシピを定期的にご紹介しています。ぜひ参考になさってください。

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2021年3月 5日

雑誌『大人のおしゃれ手帖』2021年4月号 (3月5日発売)

特集「Good .Agingグッドエイジング通信」(掲載ページP94~P95)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。


日に日に春を感じるようになり、ますますマスク生活がしんどくなり、肌荒れを抱えている人も少なくないと思います。ひどくなる前の予防はもちろんですが、そもそもマスクが肌に合っていないというケースもあります。しっかりと原因を見直し、対策をしましょう。

【ムレや汗によって吹き出物、赤み、かゆみが起こりやすい】
春先になると、気温の上昇とともにマスクによるムレや汗など、冬とは違った環境になります。日常的にマスクをすることで、今まで起きなかった肌トラブルに見舞われることもあります。例えば、こもっているような吹き出物ができたり、汗の刺激によって赤みや湿疹珍などが出たり、乾燥が悪化してしまうなどの問題です。この様な肌トラブルを感じたら、適切なケアをすることが大切です。

■スキンケアを見直す
マスクによる肌荒れで一時的に肌が敏感になっていると、普段使っている化粧品がしみたり、かゆみが出ることもあります。その際は、肌に負担のない敏感肌用のコスメに切り替え、低下しているバリア機能をまずは立て直しましょう。『LA ROCHE-POSAY UVイデア BB』は肌にとけ、なめらかなつけ心地でうるおいが続くBBクリームです。うす化粧、日焼け止め効果、スキンケアの3つの機能性をもつコスメです。これ1本で、敏感になっている肌への負担を軽減できます。

■日焼け対策を徹底する
3月になると紫外線が上昇します。スキンケアだけでなくサプリメントなどのインナーケアも始めましょう。『ヘリオケア』は体の内から確実に紫外線と活性酸素からお肌と眼を守るサプリメントです。塗る日焼け止めだけではお肌や眼を完全に紫外線の害から守ることができません。塗る日焼け止めと併用し、内から外から万全にブロックしましょう。

■マスク選びについて
シルクやコットンなど、肌に触れても負担にならない素材がおすすめです。ウレタン素材は汗を吸いにくいのでムレやすいです。大きさは、鼻と口一が隠れるちょうどいい大きさを選びましょう。紫外線対策という意味で言うと、濃紺や黒など色がついたマスクがおすすめです。2枚重ねをすると通気性が悪くなってしまうので、1枚で充分です。まだもうしばらくマスク生活は続くかと思います。春から夏にかけては、ますますマスクの中はムレやすくなりますから、スキンケア、マスク選びを見直してみてくださいね。

【マスクで荒れない対策と荒れたときのお手入れ】
➢ スキンケア:一時的に敏感になった肌を立て直す
マスクをしているからといって日焼け防止にはなりません。外出する際は、BBクリームなどの日焼け止めで、ベースメイクと同時にできるタイプがおすすめです。また、UV対策として、からだの中からのケアも大切です。さらに、肌に負担が少ない敏感肌用のコスメに切り替えたり、乾燥している場合はバームなどの肌に浸透せず緋創膏のように保護するアイテムを使用するのもおすすめです。『セラミドバリアクリーム』は保水力に優れたセラミドやヒアルロン酸配合のクリームで、肌をやさしく保護してくれます。しっかり保湿して低下しているバリア機能を立て直してみましょう。

➢ 心がけたい生活習慣:規則正しい生活は美肌のベース
肌荒れを防ぐために、良質な睡眠も欠かせません。1日7時間前後を目安に、毎日決まった時間に寝起きしましょう。また、ストレスを溜めないことも美肌を保つコツです。ゆっくりと過ごす時間を確保しましょう。栄養バランスがとれた規則正しい食事と運動、食事はタンパク質・ビタミン・ミネラルを中心に摂る意識も大切です。ウォーキングなどハードすぎない運動をして代謝をアップさせ、肌にも良い影響を与える生活習慣を意識しましょう。

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2021年3月 3日

WEB『OZmall』(3月3日掲載)

特集「健康的なツヤ髪を取り戻す!乾燥から守るヘア&頭皮ケア」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

春を感じる陽気の日もあれば、冬のように寒い日もあるこの時季。まだ空気も乾燥し、肌のカサカサに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?空気が乾燥していると、髪の毛や頭皮も乾燥して、トラブルが生じることもあります。そこで"髪や頭皮の乾燥対策"について紹介させて頂きました。

【髪のパサつきの原因は?日常生活を見直しましょう】
パサついた髪の毛は、清潔感に影響を及ぼしたり、老けて見えたりすることに繋がります。空気が乾燥していれば、髪の毛に含まれている水分も抜けやすく、パサつく原因になります。ヘアオイルやトリートメントのケアによって表面的にはツヤを出せますが、乾燥しにくい健康的な髪質にするには、髪の構造から変える必要があります。つまり、すぐに結果が出るわけではありません。

■数カ月から1年前くらい前の食生活を振り返って!
「健康的な髪の毛には"海藻"を食べるといい」というイメージをもたれがちですが、実は髪の約9割を占めるのは、「ケラチン(たんぱく質)」です。つまり、たんぱく質が不足した食生活を送ると、健康な髪の毛は生えてこないというわけです。髪の毛は、一定の周期で生え変わっているので、毛先がパサつく場合、ロングヘアの人であれば、1年くらい前の食生活が影響している可能性があります。まずはたんぱく質をしっかりとることが、ツヤのある健
康的な髪の毛を作り出すためには重要です。

■紫外線にも要注意!
これからは紫外線量が多くなっていく時季になります。紫外線を浴びると髪の表面にあるキューティクルが傷んで、髪のツヤを左右する脂質が失われやすくなります。帽子をかぶる、日焼け止めスプレーをかけるなど、髪の毛の紫外線対策も意識しましょう。

■髪の乾かし方も大切!
ドライヤーを使うと、髪の乾燥が気になる人もいるのではないでしょうか。髪を濡れた状態にしておくと、表面にあるキューティクルがはがれやすくなり、髪がパサつく原因になります。温風と冷風を交互にするなど乾燥対策をしながら、ドライヤーで素早く乾かすのがおすすめです。

【乾燥or皮脂?フケの原因を見分ける方法は?】
健康的な髪の毛を作り出すためには、「頭皮」が健康であることも重要です。空気が乾燥する時季は、肌と同じように頭皮も乾燥しやすくなります。頭皮はもともと皮脂の分泌が多いので、顔のように保湿ケアは本来必要ないのですが、乾燥肌の人は頭皮も乾燥しやすい傾向があります。頭皮が乾燥していると、フケやかゆみなどの症状に悩まされることもあります。一方、皮脂が過剰に分泌した"脂漏性皮膚炎"が原因でフケが生じることもあります。フケに悩まれている方は下記を参考に原因を探ってみてください。

□乾燥によるフケの場合
フケは細かくてカサカサしたような形状です。顔の肌をチェックしたとき、毛穴が目立ちにくい人は乾燥によるケースが多いです。
□脂漏性皮膚炎の場合
フケは大きめでベタベタしています。毛穴が目立ちやすい人に多いです。もともと皮膚に存在している常在菌の1つである"マラセチア(真菌)"が増えて炎症を起こしていることが原因です。マラセチアを抑える成分を配合したシャンプーを使用すると改善が期待できます。

【乾燥する時季!頭皮の乾燥におすすめの対策とは?】
頭皮が乾燥していると感じた時は、シャンプーの洗い方や選び方を見直しましょう!
●洗い方
頭皮は顔の肌に比べて、ごしごしと力を入れて洗いがちな方も多いかと思います。すると頭皮が傷ついて、バリア機能が低下することに繋がります。顔を洗うときと同じように、やさしく洗うことがポイントです。洗顔料をよく泡立ててから使用するように、シャンプーもよく泡立ててから、泡で汚れを包み込むようにして洗いましょう。
●シャンプーの選ぶポイント
頭皮の皮脂量に応じたシャンプー選びも大切です。乾燥する人は、石けん系のシャンプーなど、洗浄力が弱く、肌にやさしいものを選びましょう。

【髪を洗う頻度や"湯シャン"で頭皮の皮脂を調整しましょう】
対策をしてもまだ乾燥が気になる場合は、シャンプーを使用する頻度を減らすのがおすすめです。シャンプーを使用する主な目的は、"余計な"皮脂を洗い流すことです。皮脂の分泌が少ない人にとっては洗浄力が強すぎて、"必要な"皮脂まで洗い流している可能性があります。頭皮の乾燥にお悩みの方で、毎日シャンプーを使用している人は、1日おきにしてみてください。
汗やほこりはお湯だけでも落とせるので、シャンプーを使用しない日はお湯だけの〝湯シャン″でも十分です。整髪料を使用していてお湯だけで流すとベタつきが気になる場合は、頭皮につかないように髪の毛だけにシャンプーを使用するのが良いでしょう。そして、髪のパサつきが気になる場合は、毛先だけトリートメントを使用するのも良いでしょう。

※ただし、ほとんどの人は頭皮の皮脂量が多く、余計な皮脂が残ると、酸化皮脂となり、頭皮の刺激やニオイの原因になります。湯シャンして髪を乾かしたあとに、後頭部にニオイが残っていないかどうか、チェックするといいでしょう。

髪や頭皮の乾燥が気になる人は、食生活やケア方法を見直して、ツヤのある髪&健康な頭皮を目指しましょう!
当院では美しい髪を育むサプリメント『パントガール』や医療機関専用の育毛剤『パントスチン』『ペロバーム』、さらに効果的な薄毛治療をご希望の方には『Dr.CYJヘアフィラー注入』など多彩なメニューがあります。育毛治療は早めのスタートがおすすめです。頭皮ケアと合わせて始めてみましょう!

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2021年3月 1日

タイトルサンプル


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タイトル

雑誌『家庭画報』2021年4月号 (3月1日発売)

特集「目元の美容医療最前線」(掲載ページP178~P187)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【見た目の若さだけでなく視界も改善】
人生100年時代、体同様に目元のメンテナンスが必要です。
目もとのエイジングが本格化するのは40代半ばとされ、見た目の印象だけではなく"見る機能"の変化にも影響してきます。人生100年時代といわれる今、今後も自分らしく、心身ともに健康的に暮らしていくために、美容医療を利用するのも選択肢の一つです。

■デリケートな"目もと"のお悩み
顔の印象を左右する目もとの治療だからこそ、確かな技術と美意識を持つ医師を選びましょう。上まぶたを中心に、目元の悩みを解決する「美のかかりつけ医と信頼のクリニック」として、当院の治療を紹介して頂きました。
➢ 上まぶたのたるみには「ウルセラ」と「サーマクール」の照射治療
まぶたが下がっているということは、顔全体の皮膚が下がっている状態です。2つの照射治療のコンビネーションで、緩んだコラーゲン線維に徹底的にアプローチすると効果的です。皮膚を引き上げるウルセラシステムと、引き締めるサーマクールFLXとの併せ技で顔全体のたるみをリフトアップしましょう。上まぶたや目尻も上がり、本来の目の大きさを取り戻すことができます。しかし、まぶただけに当てればいいという話ではありません。長く照射治療に携わってきた経験に基づき、全体の最適な箇所に最適な当て方をすることが、若々しいまぶたをつくる鍵です。美術と医術を融合させた「美医術」をコンセプトに掲げる当院の"美の追求"は照射においても発揮されます。

ウルセラ(ウルセラシステム)
超音波のエネルギーが、皮膚の「真皮深層」~「皮下組織」、さらに皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」や「顔面靭帯」にまで作用し、土台から強力に引き上げます。皮膚内のコラーゲン線維の一部が点状にダメージを受けます。その後、時間の経過とともに修復され、大量の新しいコラーゲン線維が再生され、リフトアップ効果が長期的に得られます。
サーマクールFLX
高周波の熱エネルギーで真皮から皮下組織のコラーゲン線維や筋膜を収縮させて引き締めます。構造を支えるコラーゲン線維が瞬時に収縮するため、施術直後から引き締め効果が現れます。創傷治癒反応により、約6か月に渡り大量の新しいコラーゲンが増生され、太くて強度の高いコラーゲン線維と置き換わります。

当院で2つの施術を同時にお受けいただいた場合は、コンビネーション割引として通常料金から15%OFFでご案内させていただきます。
・ウルセラアイリフト(額・眉下・目の下)/¥150,000→¥127,500
・サーマクール300ショット/¥315,000→¥267,750

皮膚を支える土台組織に作用する「ウルセラシステム」と広範囲に働きかける「サーマクールFLX」で、コラーゲン線維を増殖・活性化し、このダブル照射を1か月以内でなるべく期間を開けず、年に1回以上受けるとより効果的にリフトアップでき、上まぶたのたるみを解決することができます。目元のエイジングにお悩みの方は当院にご相談しに来てください。

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