2020年8月31日

雑誌『婦人画報』 2020年9月号(掲載ページP169)

特集「年々小さく、眠そうに、垂れていく私の目 これって『眼瞼下垂』?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔のパーツのなかでも最も強く印象に残るのが、目元です。歳を重ねるごとにその印象が弱くなり、ぼんやりしてきたことを実感している人は少なくないのではないでしょうか。マスク姿で人と接する機会の多い昨今、より目元のエイジングが気になる、という声も多く聞きます。そして、近年耳にすることが増えてきたのが、「眼瞼下垂」という言葉。目元のエイジングが進むと、見る機能にまで影響を及ぼします。人生100年時代、他人事ではない目元の老化について考えてみませんか。

■手術未満の眼瞼下垂対策
瞼の皮膚が伸び、かぶさってきて重いという人や、まだ手術は考えていないという人には美容医療の選択がおすすめです。
シワやたるみ、凹みには、それぞれ適した治療法がありますが、さまざまな症状が混在している40代以降は、一つの治療で解決するのではなく、いくつかの治療を組み合わせることで、より高い若返り効果が得られます。
当院で中でも人気の照射治療をご紹介いたします。

●照射治療(ウルセラリフト&サーマクールFLX)~世界が認める高いリフトアップ効果
横方向の引き上げと立体的な引き締め。進化した照射治療で総合的にケア
伸びて緩んだ皮膚の奥深くにアプローチしてたるみ改善を狙うのが、2つのマシンによる照射治療です。「ウルセラリフト」は皮膚のごく深く、筋膜や観帯にピンポイントで超音波を照射して、皮膚を土台から引き上げます。「サーマクールFLX」は高周波の熱エネルギーで真皮から皮下組織のコラーゲン線維や筋膜を収縮させて引き締めます。作用する深さや熱の加え方が違う2つのマシンの相乗効果でより高いたるみ改善を狙えます。どちらの施術もコラーゲン産生が促されるため、リフトアップとともに肌のハリ感やキメも高まります。      まぶたのたるみが気になるけれど、手術はもう少し先にしたい......と来院される方が多いですが、この2つを同時に照射すると相乗効果で満足度が高いので手術未満の美容医療としてトライする価値は一十分にあります。
「ウルセラリフト」は熱感や軽い痛みはありますが、直後の赤みは30分程度で目立たなくなります。効果のピークは2〜3カ月後です。「サーマクールFLX」は直後から引き締まりを実感できます。ともにダウンタイムはなく、効果は1年程度持続します。
目元全体が引き上げられて、ぼんやりと眠そうな印象に変化を与えます。施術直後はいまあるコラーゲンの収縮による引き締め効果が、その後は新しいコラーゲンの再生により、長期的に緩んだ皮膚がより引き締まります。

ウルセラリフト
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回(50代以降)
▼効果持続期間:6~12カ月
▼費用:チークリフト¥250,000(『サーマクールFLX』と同日購入で15%off)

サーマクールFLX
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回 (50代以降)
▼効果持続期間:6~10カ月
▼費用:300ショット¥315,000~(『ウルセラリフト』と同日購入で15%)

●『ヒアルロン酸注入』~緩んだ皮膚を土台からサポート
眼瞼下垂があり、額からこめかみの脂肪萎縮が目立つ場合、このエリアの骨上にヒアルロン酸を注入すると、前頭筋と眼窩靭帯を支え、眼瞼下垂の改善が見られます。長期的にはコラーゲンを増やすので、若々しい肌を保つ作用もあります。


是非、ご参考になさって下さい。

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医師紹介

銀座ケイスキンクリニック 高橋 美咲 Misaki Takahashi

dr_misaki.jpgこんにちは、銀座ケイスキンクリニックの高橋美咲と申します。私は北里大学を卒業し、10年以上大学病院に勤務し、現在も同院で最先端の皮膚科医療や治験、学術活動に携わっております。

近年、AI医学などによる技術革新で、皮膚科領域の学術進歩のスピードは益々加速し、新しい治療法が次々と開発されていますが、保険医療の範囲では行えない皮膚疾患のお悩みを抱えておられる方は大勢いらっしゃいます。私は、そういった皮膚科学の中ではまだ病気と捉えられていない湿疹・皮膚炎による炎症後のシミや年齢に伴ういぼ、ニキビをはじめとする疾患を、きちんと診断し、病態から捉えて、治療をご提案することを使命としております。その上、さらに美しい肌を目指すお手伝いをさせていただくことで患者さまにご満足いただきたいと思っております。



Dr.MEMO

アトピー性皮膚炎患者数トップレベルを誇る大学病院で研鑽を積み、現在も従事。乾癬や蕁麻疹の生物学的製剤による最先端の治療経験も豊富。薬疹や皮膚腫瘍の手術などマルチに皮膚科診療をこなす。皮膚疾患を治すことだけでなく、さらにきれいな皮膚を目指す美容皮膚科医療に興味をもち、慶田院長に師事。皮膚科では治療の限界と言われるようなシミ、くすみ、いぼ、毛穴治療を得意としている。学会にも定期的に出向き、今年はアレルギー専門医の取得を目指している。和をモットーとし、患者様からは気さくで話しやすい評価を得ている。

経歴

2006年 北里大学医学部 卒業
2009年 東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 入局
2010年 帝京大学溝口病院 皮膚科 出向
2011年 東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 勤務
2020年 銀座ケイスキンクリニック 入職

資格

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医


所属学会

  • 日本皮膚科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本美容皮膚科学会

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