2018年4月 2日

雑誌『cancam/キャンキャン』2018年5月号 (3月23日発売 掲載ページP163~165)

特集「"5大くすみリスク„があるって、知ってた?」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

まず、肌の『くすみ』を定義してみましょう。肌がなんとなく暗く疲れたように見え、肌に透明感や明るさ、つやがない状態を『くすみ』と呼びます。ポイントは、くすみを引き起こす要因は1つではないことです。角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされています。さらに、体調不良や精神的ストレスのほか、紫外線、食生活などの生活習慣なども複雑に関与しています。また、クレンジングや洗顔不足で化粧品や皮脂が十分に落とされずお肌に残ったままの状態や、軽微な刺激性・アレルギー性皮膚炎が慢性的に続くことで色素沈着を引き起こすことがあります。生活習慣や間違ったスキンケアなどによっては、20代半ばからくすみ感じ始める人もいます。

エアコンなどの生活環境で現代女性の肌は乾きがち。すると、肌表面の角層の透明度が下がり、またゴワゴワと厚くなってくすんで見えます。さらに、忙しいとメークをしている時間が必然的に長くなり、皮脂や油分が酸化して肌に刺激を与え、くすみの原因に。心にストレスを抱えている人は、それにより皮脂分泌量が増えてより酸化しやすくなるので注意が必要です。一日中スマートフォンを見続けていれば、首回りや目元の筋肉が凝り固まって、血行不良によるくすみも発生します。

<cancam世代はこんなことある!ある!それが"くすみ„を引き起こしている要因かも!>

●Pattern1 スマホぐすみ
ある!ある!寝る直前にスマホを使っている
朝起きてから寝る直前までスマホを手放せない人は要注意です。特に寝る直前のスマホは睡眠の質を低下させ、角質水分量が低下して乾燥し、くすみの原因に。
スマホのブルーライトは、太陽光と同じ作用を持っているため、就寝時に浴びると、体に〝朝である〟という指令が。体内リズムが狂い、肌のターンオーバーのサイクルが崩れて角質細胞のキメが乱れることで、肌のくすみにつながります。
また、うつむいた姿勢でスマホを使うと、首や肩の血行不良を引き起こし、血色の悪さに影響している可能性もあります。
Advice スマホの使用時間はほどほどに!特に寝る前にスマホを見るのは避けましょう。

●Pattern2 エアコンぐすみ
ある!ある!職場のエアコンが効きすぎ!
エアコン完備があたりまえの現代。湿度の低下と風のダブルパンチで肌の乾燥をもたらし、キメが乱れたり角質が厚くなったりしてくすみにつながります。さらに夏のクーラーによる冷え過ぎが原因で、血行不良になりがち。
Advice エアコンを使うときは加湿器も一緒に!適度な温度・湿度調節を心がけましょう。

●Pattern3 夜ふかしぐすみ
ある!ある!SNSのチェックやネットドラマを夜中まで!
睡眠不足は血行不良や、肌のターンオーバーの乱れにつながり、乾燥や角質肥厚によるくすみが発生。眠る時間が遅く、さらに睡眠が6時間以下と少ないと、睡眠中に成長ホルモンが分泌されにくく、肌の代謝がダウン。また、夜更かしが習慣になっている生活では食生活も乱れやすく、栄養不足になりやすいという一面も。
Advice 生活習慣の乱れを整えて、規則正しいリズムに。遅くても0時には就寝を!

●Pattern4 ストレスぐすみ
ある!ある!毎日のささいなことから自分の将来まで、なんか不安でイライラ
現代社会はストレス社会。ストレスを受けると体内で男性ホルモンが優位になり、それによって皮脂分泌が増えるといわれます。皮脂の分泌が増加し、余分な皮脂が酸化して肌への刺激に。過剰な皮脂は酸化して肌にダメージを与え、さらに見た目にもくすんだ印象に。
Advice 気分転換をしてメリハリのある生活を。イキイキしていると心が軽くなります。

●Pattern5 メークぐすみ
ある!ある!疲れて帰ってメークを落とさずバタンキュー
メークをしたまま寝てしまうと、皮脂や化粧油類が酸化してくすみ肌に。長時間のメークも同様に肌にとって悪影響。また、きちんとメークを落としているつもりでも、落としきれていないこともあります。メーク落としは毎日のことだけに、つい雑になりがち。パパッとなじませるだけでは、目元や小鼻の脇など細かい部分にメークが残りがちです。
メークに含まれる油脂が酸化すると、それが刺激になって角質が厚くなりくすみにつながります。肌への負担が少ないアイテムで、優しく30秒~1分なじませ、36℃程度のぬるま湯で十分にすすぎましょう。
Advice メークを落とさず寝るなんてもってのほか!クレンジングは30秒~1分、時間をかけましょう。

現代女性の肌のくすみには、ライフスタイルが大きく影響しています。肌が透明感を失ってくすんでいると、疲れて見えたり、老けた印象を与え、見た目だけでなく心まで暗くなりがちです。
くすんだ肌には、滞った肌のターンオーバーのスイッチを入れる『ケミカルピーリング』や『アクアフェイシャル』などがおすすめです。くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。レーザーや光照射による肌質改善治療を併用すれば、くすみが晴れたように明るい肌に導きます。
是非、ご一読ください。

関連施術:
美肌(美白、くすみ、つや、はり) 
ケミカルピーリング(メディカルピール) 

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雑誌『&ROSY』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP58~67)

特集「これさえなければ今こそ最盛期!『シミ』『シワ』『たるみ』&ROSY世代の3大エイジングケア」に慶田院長の監修記事と当院シワ、たるみ治療が掲載されました。

シミの原因は紫外線だけではない!
ストレスが多い&ROSY世代は"全方位の美白ケア"が必要だった!!

大人ほど美白のケアを意識しますが、現状の肌に満足できないという声は意外にも多いものです。紫外線対策、シミの発生を抑えるケアに加え、今取り入れるべきは、"ストレスケア"です。

【ストレスを受けることでシミの出現率が増加】
昨今、美容業界では「ストレスと肌トラブル」の関係が注目され、ストレスの影響は一時的な肌あれだけに留まらないことが分かっています。ストレスといっても様々あり、精神的なものだけでなく、紫外線や大気汚染、タバコの煙もストレス源として肌内部で活性酸素を発生させます。また、パソコンやスマートフォンの長時間使用や過剰な運動も体にとってはストレスになります。楽しいと思うことでも体の疲労や、睡眠不足を招くものは注意が必要です。ただでさえ30〜40代の女性は、仕事や家事、育児に追われて日常的に睡眠不足です。現代社会はハードワークや人間関係などで、体はつねに緊張状態にあり、ストレス過多になると活性酸素が発生し、外的刺激から肌を守るバリア機能が弱くなります。活性酸素や肌のバリア機能低下は、なぜシミの発生につながるのか、どちらも肌のなかで炎症を起こしますが、自覚しにくいレベルのため、いつの間にか"シミが増えた"、"肌がくすむ"となるのです。もともと体は、これらに対する防御力を備えていますが、加齢とともに減少するので以前のようにリカバリーができなくなります。だからこそ、大人のシミ対策には日焼け止やインナーケア、そしてメラニン生成を抑制する成分に加えて、抗酸化・抗炎症といったストレス抵抗力を高めるスキンケアなどでトータル的なアプローチが必要となります。

<シミは2つのルートでできていた!>
紫外線や大気汚染物質などの外的要因や、睡眠不足や疲労、精神的なものなど、ストレスが蓄積しやすい現代。私たちのからだや肌では、どのような変化が起こり、シミにつながっているのかを詳しく説明します。
ストレスを受ける
→ルート①活性酸素の発生でメラニン生成量が増加
→ルート②皮膚温が下がり、バリア機能が低下して肌内部で炎症が発生

【シワ】
目元のシワには、真皮のシワ改善にアプローチするような集中ケアを取り入れましょう。ほうれい線は頬のたるみを支える重みで深くなっているので、頬の張りを取り戻すようなアプローチが効果的です。

◎目まわりジワ
繊細な目もと用の超音波でまぶたを若返らせる!
皮膚の深い部分だけに熱を与えてリフトアップさせる『HIFU/ハイフ』という治療の繊細な目もと版が『ソノクィーン』です。刺激なく美容成分を導入する『エレクトロポレーション』とセットで行うとより相乗効果的が期待できます。

●狙ったポイントでコラーゲン線維を作り出す『ソノクィーン』
ソノクイーンは、皮膚表面にはダメージを与えることなく、外科手術でしかアプローチできなかったSMAS層(筋膜)をピンポイントに加熱することができるため、即時的にたるみとシワを「引き上げる」治療が可能で、長期的には新しいコラーゲン線維の再生により、緩んだ皮膚を強力に引き締めます。目のキワや眉下ギリギリまで当てることができ、ダウンタイムはありません。

ソノクイーンの施術はこちらから

●ダイレクトに有効成分を浸透させる『エレクトロポレーション』
エレクトロポレーションは、皮膚表面に特殊な電気パルスをかけることで、一時的に皮膚のバリアに微細なすきまを作り、ダイレクトに有効成分を浸透させます。従来、針やレーザーでつけた傷から導入させていましたが、傷をつけず痛みもなく、ノーダウンタイムで最高級のメソ薬剤を肌深部に導入できる魅力的な治療です。

エレクトロポーテーションの施術はこちらから

【たるみ】
顔全体の肌がゆがみ、少しずつ下がっていくことで、フェイスラインや顎にしわ寄せがきた状態が「たるみ」です。肌の土台をみっちり整え、筋肉を鍛えなおすことで、数年前の顔に戻れます!

◎本気で悩んでいるならクリニック治療を
肌の深部まで働きかけ、弾力線維を縮めるなどのアプローチで強力に引き上げてくれるたるみ治療。痛みが伴ったり高額だったりと、それなりに勇気が必要なものの、早いうちから始めればたるまない肌をキープできるメリットもあります。

●引締めに加え小顔効果も高い『タイタン』
タイタンは、加齢により伸びてしまったコラーゲン線維を、近赤外線の光と熱で収縮・再生させるアンチエイジング治療です。ダウンタイムもなく、真皮の劣化したコラーゲン線維をタイトニングし、新しいハリのあるコラーゲン線維を再生させるリフトアップ治療です。太く新しいコラーゲン線維がメッシュ状にお顔を支え、コルセットのように引き締めることで、フェイスラインをシャープにし、小顔効果を実現します。

タイタンの施術はこちらから

●皮膚深部に働きかける『スマスアップ』
スマスアップは、高周波と局所電気刺激で表皮・真皮・皮下組織・筋肉までの4層を同時に活性化でき、シワ・たるみ・部分痩身にスピーディかつ、即時的アプローチを行うアンチエイジングトリートメントです。痛みがなく、温かさを感じながら頬から首まで、コリもほぐれ気持ちのよい施術です。

スマスアップの施術はこちらから

是非、ご一読ください。

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ヒアルロン酸注入(手の甲)の効果と特徴

手には年齢が顕著に表れます。腱と静脈が太く浮き出た手は老けて見えるものです。ボリュームダウンし、骨ばった手背の腱と腱の間にできたスペースに、ヒアルロン酸を注入することで、10年前のふっくらした若々しい手を再現できます。昔よりも「ふっくら感がない・・・」「骨張ってみえる・・・」「血管が浮き出ている・・・」「ネイルが似合わなくなった・・・」など、手と顔を見比べて年齢に差を感じるような方には、是非おすすめです。

ヒアルロン酸注入(手の甲)の4つの効果

若さの条件『ふっくらした手』を作る効果ヒアルロン酸注入で、失われたボリュームを補填し、ハリのある、ふっくら女性らしい手に近づけることが出来ます。効果は直後から実感できて、表面の細かなシワも目立たなくなり、つるんとなめらかな印象になります。

美肌効果(手荒れ改善・透明感アップ)保水力の高いヒアルロン酸により、皮膚が瑞々しくなり手荒れを改善します。さらに、皮膚の透明感は、メラニン量だけでなく、水分量も大きく影響するので、注入後は色調まで明るくなります。

静脈を目立たなくする効果ヒアルロン酸は、腱と腱の隙間(スペース)に安全なカニューレ針で注入します。過剰に広がったスペースにヒアルロン酸が入ることで、太く隆々と盛り上がる静脈が目立ちにくくなる効果もあります。

コラーゲンを増やし、老化を遅らせる効果加齢と紫外線の影響で、コラーゲン線維やエラスチン線維は伸びて劣化し皮膚を支える力が弱まってくるので、手の甲の皮膚もシワが増え、たるみます。注入したヒアルロン酸製剤が足場になって、コラーゲン線維が増える貯金効果もあるので、結果として、老けにくくなります。

ヒアルロン酸(手の甲)の注意点

手の甲へのヒアルロン酸注入には、左右でボリューム現象の程度が異なる場合も、必要な部分にだけ正確に注入する高い技術力が求められます。当院の医師は、ヒアルロン酸注入のトレーナーを務める慶田院長が、その全ての技術を共有し、トレーニングしていますので、一様に高いテクニックを持っております。ぜひ安心してお任せください。

ガルデルマ社 ヒアルロン酸注入トレーナー医師

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当院の慶田院長は、厚生労働省認可のヒアルロン酸製剤『レスチレン』を販売する製薬会社ガルデルマ社の認定するトレーナー医師です。日本国内の美容医療分野でエキスパートとして活躍し、ガルデルマ製品に関する深い知識と高度な注入スキルを持っている医師がガルデルマファカルティメンバーであり、GAIN※(ガルデルマ社が世界規模で提供する医師向け美容医療教育システム)をはじめとする医師向け研修を提供しています。注入治療に関わる医師への技術指導や安全教育、トレーニングマニュアルの作成や指標づくりなどに関わることで、日本国内でヒアルロン酸注入に関わる医師の技術向上と、不幸な事故ゼロを目指しています。さらに2022年から、慶田院長はGalderma JPAC Faculty Member※(ガルデルマJPACファカルティメンバー)にも選出され、海外のドクターとの情報交換や会議を通じて国内のみならず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展にも貢献しています。

※GAIN (Galderma Aesthetic Injector Network:ゲイン)
ガルデルマ・エステティック・インジェクション・ネットワークは、ガルデルマ社のレスチレン注入剤などに関するトレーニングを提供する医師向けの美容医療教育システムで、美容医療界のリーダーである全世界のファカルティメンバーが支えている。患者様のニーズに基づいた治療を提供するため、正しい製品知識や臨床科学に基づいた教育研修の徹底により、医師の技術や施術結果の向上を図り、安全性の追求を通じて患者様の満足度をあげることを目標にしている。

※Galderma JPAC Faculty Member
ガルデルマJPACファカルティメンバーとは、各国のファカルティメンバーからガルデルマ社が2~3人を選出した医師陣で、国内にとどまらず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展に貢献している。


顔面解剖学マスタークラス履修

img016_000001.jpg私たちは定期的に受講と実習を繰り返し、患者様の安全のために身を引き締めて診療にあたっております。

【慶田院長】
・2015年4月25~26日に韓国で開催された、ヒアルロン酸フィラー注入経験豊富な医師のための『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。日本国内では法律上叶わない、冷凍保存のご遺体での実習はその後の注入治療の糧となっています。

・2016年10月15日に日本で開催された『GALAA』にて、顔面解剖学をスライド講義と3D動画で深く学びました。

・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。

・2018年3月24~25日にタイで開催された『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。注入治療を熟知した解剖学の教授が、顔面の美容医療に関わる医師向けに作成した動画やスライドは何度見ても勉強になります。

・2019年~Sim HOLLYという3D解剖トレーニングソフトにて定期的に解剖学を復習しつつ、院内の医師に技術指導を行っています。

【服部医師】
・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。

ヒアルロン酸注入(手の甲)のに使用する製剤

ヒアルロン酸製剤には、様々なブランドや種類が存在します。現在、当院では品質と安全性の高さを最優先し、有架橋のヒアルロン酸フィラー製剤は、GALDERMA社(ガルデルマ社)・MERZ社(メルツ社)・Caregen社(ケアジェン社)を、浅いシワに用いる非架橋のヒアルロン酸製剤はTEOXAN(テオキサン社)の製剤を取り扱っています。多彩なラインナップから、シワ、たるみ、凹みの状態、肌年齢、注入部位に最適な製剤を担当医が選んで治療を行っています。

ガルデルマ社の『レスチレン® リド』

sampleスウェーデンに本社をおくガルデルマ社が販売している『レスチレン®シリーズ』は、ヒアルロン酸製剤の中で最も歴史が長く、研究や論文などの数とエビデンスが豊かな製剤です。1996年に安全性の高いヒアルロン酸としてヨーロッパで世界初のCEマークを取得し、2003年にはアメリカのFDA承認を取得しています。1996年の発売以来、世界100ヵ国以上で5,000万回以上にも及ぶ治療実績があります(2022年現在)。日本では2015年6月に、『レスチレン® リド』と『レスチレン® リフトTMリド』が厚生労働省の承認を取得しました。

通常、ヒアルロン酸は体内では数日で吸収されるため、適度に固形化する技術が必要になります。一般的なヒアルロン酸では、ヒアルロン酸同士を化学的に結合させる架橋という方法が多く使われますが、レスチレンシリーズは、特許取得技術NASHAテクノロジーにより、絡み合うようなヒアルロン酸分子構造そのものを活かし、少量の架橋で粘弾性を高めています。そのため、不純物の少ない天然のヒアルロン酸に近い構造が維持され、異物反応を起こすリスクが極めて低くなっています。また、レスチレン®シリーズそれぞれの製品名にある「リド」とは、リドカイン(麻酔)のことで、痛みが苦手な方も安心して受けていただけます。

日本承認取得前から、慶田院長はガルデルマ社のボードメンバー4人の1人として、レスチレン製剤の技術提供を広めるサポートを行っています。承認取得後はヒアルロン酸注入トレーナーとして、医師への技術指導やマニュアル作りに参画しています。

手の甲への注入は、適度な柔らかさと弾力性がある『レスチレン® リド』を使用しています。ヒアルロン酸は高保水成分で、注入後1~2ヶ月程度水分を吸収して通常軽く浮腫みます。手の甲は吸水すると手の巧緻性に支障をきたす可能性がある部位なので、凹凸が出にくく吸水性が低い『レスチレン® リド』が最適です。施術直後から組織に自然になじみ、4日ほどで安定し注入部位に固定されます。さらに、潤いと透明感も出て美しい手元に導きます。製剤の持続期間は1年半、臨床効果は2年近く長く続きます。

尚、架橋ヒアルロン酸製材は手指背や関節部、腱の上には注入できません。手の甲の削げが改善された後に、指や関節部の老化が気になる場合は、肌育注射と呼ばれる『プロファイロ注入』と『スネコス注射』を併用します。

※レスチレンリドは安全性試験を実施し、日本の厚生労働省(承認番号22700BZX00177000)の承認を受けております。

ヒアルロン酸注入(手の甲)の痛み

刺入点(片手1~4ポイント)に表面麻酔のクリームを塗り、十分に冷却してから先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。手の甲へのヒアルロン酸注入は、ほとんど痛みを感じない方が多い治療です。刺す時に多少チクッとする程度であとは軽い異物感程度です。翌日から吸水期が始まると少し突っ張るような違和感や軽い痛みが出ることがありますが、数日~1週間程度で消えていきます。

ヒアルロン酸注入(手の甲)のリスクとダウンタイム

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Stat Vein(スタットヴェイン)で表在血管を可視化し、出来る限り血管を避けて針を刺すポイントを選択し、注入後は十分な圧迫止血を心掛けています。このような取り組みで、注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても軽く済みます。注入後は、製剤に含まれる麻酔と針の刺激で腫れぼったさ、ややしびれた感覚がしますが、3時間くらいで戻ります。手が動かしにくくなるようなことはありませんのでご安心ください。

施術後は針孔に小さなテープを貼ります。2日間炊事などは、手袋をして行ってください。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血と腫れのリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。医師が施術直後にマッサージをしてなじませますが、さらにご自分でも軽くマッサージをしてなじませることで、より綺麗な仕上がりとなります。

ヒアルロン酸注入(手の甲)の持続と頻度について

効果は注入直後からご確認いただくことが出来ます。ヒアルロン酸は高保水成分で、注入後1~2ヶ月程度水分を吸収して通常軽く浮腫みます。手の甲は吸水すると手の巧緻性に支障をきたす可能性がある部位なので、吸水性が『レスチレン® リド』を使用します。4日ほどで安定し、注入部位に固定されます。それでも、初回の注入量はやや少なめとし、水分が再吸収され馴染んでくる2ヶ月後にタッチアップをおすすめしています。

製剤の持続期間は1年半ですが、臨床効果は2年近く続きます。注入したヒアルロン酸は代謝・分解されますが、周囲にコラーゲン線維が増えるため予想より長持ちする方がほとんどです。また、減りきる前にタッチアップをしたり、繰り返し治療したりすると、効果の持続期間は延長します。

尚、架橋ヒアルロン酸製材は手指背や関節部、腱の上には注入できません。手の甲の削げが改善された後に、指や関節部の老化が気になる場合は、肌育注射と呼ばれる『プロファイロ注入』と『スネコス注射』を併用します。



ヒアルロン酸注入(手の甲)の禁忌事項

ヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

●下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。
・過去にヒアルロン酸注入治療で異常反応があった方
・妊娠中の女性
・真性ケロイドの方、異物反応を生じやすい体質の方
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方

*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
*麻酔薬や内服薬に対してアレルギーのある方、喘息の既往がある方は事前にお申し出下さい。但し、今までにそのような経験がなくても、麻酔薬に対するアナフィラキシーショック(呼吸が苦しくなる、血圧が下がるなど)を生じることは極めてまれに起こりえます。その場合は、速やかに適切な処置を致します。
*麻酔薬にアレルギーがある方には麻酔薬を含まない製剤を取り寄せて注入いたします。製剤のラインナップが少ないため、適応等は診察してからお診立てします。
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