年代30代
性別女性
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30代女性 他院修正【ヒアルロン酸注入の4年後に出現した遅延型異物肉芽腫の修正事例】

●お悩み・症状:他院ヒアルロン酸注入後のしこり・痛み 

●施術・価格:
【他院修正 しこり修正注射(3ヶ月以内の追加溶解 リタッチ1回分含む)】
1部位¥60,000×3部位 

内服(プレドニン・リザベン) 

●施術部位:額・鼻背・目の下 

●リスク・副作用:むくみ、内出血、紅斑、アレルギーなど

4年前に韓国で眉間~額・鼻背・目の下にヒアルロン酸製剤(アラガン社、ジュビダームビスタボルベラ)の注入歴あり、当院受診の1か月半前に麦粒腫(ものもらい)を患った後から注入部位に一致した痛み(圧痛・自発痛)と腫れ・しこりが出現。他院2か所でヒアルロン酸溶解と抗生剤や消炎鎮痛剤を処方されるも効果なく、当院を受診されました。ヒアルロニダーゼとケナコルトの混合によるしこり修正注射とプレドニン・トラニラストの内服処方を行いました。治療前の写真で内出血が見られるのは他院での溶解注射の痕です。遅延型異物肉芽腫はヒアルロン酸注入の半年後に生じることが多く、風邪などの感染症が誘因になることもありますが、これといった原因がないことがほとんどです。残存している可能性があるヒアルロン酸を全て溶解しつつ、異物反応で生じた硬いしこり部分にはケナコルトの局注も適切な濃度で行い、リタッチ1回を経て、2ヶ月後には完全に痛みやしこりは改善しました。異物肉芽腫は製剤により、好発率が大きく異なります。今回の事例でも、ジュビダームビスタシリーズ製剤が使用されており、ハイリスク製剤の代表格です。ヒアルロン酸溶解注射だけでは不十分で、ステロイドの局注と内服が必要となります。

症例写真1
  • Before(ビフォー)

  • After(アフター)

症例写真2
  • Before(ビフォー)

  • After(アフター)

この症例の施術

ヒアルロン酸注入(他院の修正)

ヒアルロン酸注入(他院の修正)せっかく、綺麗になるために、ヒアルロン酸注入を受けたのに・・・
「ボコボコして失敗だった」「しこりが出来てしまった」「思うようにシワが消えなかった」「かえって、たるみが目立ってしまった」

と、人知れずお悩みの方はいらっしゃいませんか?注入したヒアルロン酸製剤が消えるまでひたすら我慢するしかないのかと思っていらっしゃいませんか?
注入したヒアルロン酸はきちんとなじませている限り、1年から1年半で分解吸収される安全性の高い注入治療ですが、硬く粗悪な製剤を使い、きちんと馴染ませず塊のまま入ってしまうと、周りが線維化(カプセル化)し、何年にも渡ってしこりが残ることがあります。ヒアルロン酸製剤は、ヒアルロニダーゼという分解酵素で溶解出来るので、修正が可能です。あきらめずに是非ご相談下さい。

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