2020年9月12日

雑誌『美人百花』2020年10月号(9月12日発売 掲載ページP172)

特集「この秋はベースメイクへの変えどきです」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

長引くマスク生活でみんな悩んでいる肌作り。
美肌をキープできる新常識を徹底レクチャー!!

【マスク×ベースメイクの素朴な疑問Q&A】
マスク生活がスタートしてから、肌悩みやメイク悩みが増えたという声が多数。素朴な疑問を、慶田院長に聞いてみました!

Q1『マスクの中は、実は乾燥しているとは本当ですか?』
A『はい、想像以上に肌は乾いています!』
マスクによりあまりに汗が多く蒸れると、ミネラルなど汗に含まれる成分の刺激で炎症を起こす「汗荒れ」に。また、マスクが接する部分は、吸い取り紙のように肌の皮脂や水分を奪います。ですから、肌は実はカラカラの状態!

Q2『マスクの乾燥対策に、スキンケアで気をつけておくべきポイントはありますか?』
A『とにかく保湿を大切に!』
刺激を受けやすい環境下のため、トランサミンなど抗炎症成分や、バリア機能をサポートするセラミドなどが配合された化粧品を選ぶことも良いでしょう。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )が水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。

Q3『マスクのサイズを選ぶ基準を教えてください。』
A『ジャストサイズを探して!!』
マスクは小さすぎると口元が圧迫され、大きすぎるとずれて、肌と摩擦を起こします。自分のお顔にぴったりとフィットするサイズのマスクを探しましょう。

Q4『すっぴんでマスクをつけることは肌にとっていいことですか?』
A『薄くベースを塗った方がよさそう!』
ベースメイク1枚の薄さで摩擦を防ぐ効果はあまりなさそうです。ただ、保湿力を加える、紫外線を避けるという意味では、薄くベースを塗る意味はあると思います。

Q5『マスクの乾燥が気になる日中、潤いチャージをするためにどんなケアがおすすめですか?』
A『肌にとって刺激的な「汗」をオフして!』
思い切って洗い流すか、水でぬらして絞ったハンカチで軽く押さえるなどして、肌の刺激となりうる汗の成分を取り去ること。それから、乳液や軽めのクリームを重ねると良いでしょう。抗炎症作用のあるトラネキサム酸やセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。トラネキサム酸配合の「ナビジョン TAエマルジョンW」(銀座ケイスキンクリニック取扱い120ml¥8,000税別 )はメラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白乳液です。まろやかなコクのある感触でうるおいを補給し、透明感のあるつややかな肌に導きます。

Q6『マスクは、どんなタイプのものが肌に優しいですか?』
A『コットンやシルクなど天然素材がおすすめ!』
吸湿性の高い、コットンやシルクなど天然素材のマスクが、肌負担が少ないと思います。マスクの肌当たりを確かめた上で、洗い替えなどを買い足すと良いでしょう。

Q7『マスク内のお肌の環境を少しでもよくするためにはどうすればよいですか?』
A『汗の量を減らす工夫を!』
体を冷やして体温を下げ、汗の量を減らすことで、蒸れにくくなります。保冷剤や冷たい缶ジュースなど、冷えたものを首の後ろや脇に当てる、風通しの良い天然素材の服を着る、など工夫しましょう。
当院では顔汗を止めるボトックス注射も承っています。真皮内に浅くメソボトックステクニックで注射するので毛穴が締まり、汗が少なくなります。

Q8『マスクでできてしまったニキビを悪化させないためにどんなことに気をつければよいですか?』
A『きちんと洗顔し、保湿を強化して!』
保湿不足だと美肌菌が減ってアクネ菌が増え、皮脂を増やすシグナルを出します。また、紫外線が当たると、皮脂が酸化して肌の刺激となって毛穴詰まりを引き起こします。洗顔と保湿、紫外線対策を怠らないこと。
マスクで増える大人ニキビ対策は、美容医療に頼るのも賢い選択です。乳酸とサリチル酸で古い角質をピーリングし毛穴の皮脂や角栓をオフする『アクアフェイシャル』がおすすめです。
また、肌の不調を回復させる施術として、痛みもダウンタイムもないノンストレス美肌治療『プラズマシャワー』が人気です。強力な滅菌作用でニキビなどの肌トラブルを引き起こす細菌・真菌を死滅させ、肌フローラを整えます。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症作用が高い『サイトプロMD』ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『美的GRAND』2020年秋号(9月12日発売 掲載ページP90~93)

特集「グラン読者たちのリアル美容医療体験レポート」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

在宅勤務、外出自粛、マスク必携というこの時期、クリニックの門を叩いた人がたくさん。
実は私たち、マスク生活中にこっそりキレイになっちゃいました♪
マスク生活は前向きにとらえた者勝ち!今こそキレイになるチャンスです。
コロナ不況が広がる中で、「どうやら美容クリニックは盛況らしい」という噂がちらほら。そこで、最近リアルに美容医療を受けた人をリサーチ。生の声を集めてみました。

・この時期、オンライン会議が増えたせいで、肌のシミや色ムラがどうしても気になっちゃって...。今すぐレーザーでキレイにしたい!と思ったんですよね。
・レーザーでシミ取り後は紫外線カットが必須なので、外出自粛中はいい機会でした。
・しかも私はマスクで見えない位置にシミがあったから、術後のかさぶたを隠せて一石二鳥!
・私もずっと悩んでいた顎周りのニキビ痕をレーザー治療したくて、マスクで隠せる今がチャンス!と思い切ったんです。
・私は頬の水ぼうそう痕をレーザーで滑らかにしてもらいました。術後は赤くなったけど、マスクで隠せたから問題なし!
・私はフェイスラインを糸で引き上げたんです。自然に若返ることができて、とっても満足。むしろマスクをはやく外したい。笑
・私は半年に1の度メンテナンスでヒアルロン酸を注入。もはや美容院に行く感覚です。
・私も!ネイルやホットヨガは休んでもクリニックの治療は自粛したくなくて...笑

大人女性からの信頼が厚い、美人女医5人に聞きました!
【自分自身も"最近やった"グラン世代におすすめの施術は?】
『再生力が落ちた大人の肌にはレーザー治療やハリの刺激で活を!』
再生力が衰えた大人の肌には、レーザーや針の強い刺激が若返りのスイッチに。院長は「サーマクールFLX」や「フォトフェイシャルM22」などを定期的に受け、肌に喝を入れて肌再生を活性化しているそうです。最近のおすすめは「ダーマペン4」。高振動で肌に無数の細かい針穴をあけ、目的に応じた薬剤を入れ込むもので、即効性抜群です。

Withコロナのマスク期間中も予約がいっぱい!
人気美容クリニックの盛況メニューTOP3発表!
【銀座ケイスキンクリニックのTOP3】
一番人気は、治療直後から大幅な若返りを実感できるヒアルロン酸注入。次にレーザーでのたるみ治療・シミ・くすみ改善が続きます。いずれもマスクを外す未来への先行投資ですね。

『1位 ヒアルロン酸注入』
➡シワ・たるみ
顔全体のバランスを整えながら美人顔にデザイン注入!
年齢を感じるシワや肌の凹みをヒアルロン酸で持ち上げてふっくらさせるため、注入直後から明らかな若返りが可能。当院は、ヒアルロン酸注入でのリフトアップ技術に定評があり。ダウンタイムが少なく、長持ちするのも人気のポイントです。
しっかり持ちあげたい部分、輪郭を形成したい部分など、部位ごとに硬さの異なる製剤を使い分けます。麻酔剤をぬっておくため、ほぼ痛みはありません。
当院通院中のHIROMIさんのご感想
結果が分かりやすい分、投資する価値は高い!
肌に触れたとき、おでこの丸みや肌のハリを実感できて感動しました。違和感なく綺麗になれるのがうれしい!HIROMI様はやせ型のお顔立ちで、頬骨や眉骨が目立ち、口周りのシワも深くなってきていました。額やコメカミ、頬外側、リフトアップポイントやほうれい線、マリオネットラインなどに、少しずつ丁寧に注入したので、完璧な卵型の美人輪郭になりました。40代前半でヒアルロン酸注入を開始したことで、少量でナチュラルな仕上がりが叶い、今後の老化を遅らせる効果もあります。

『2位 サーマクールFLX』
➡たるみ・ハリ不足
9年ぶりに進化したサーマクールFLXは従来機種(CPT)に比べて「痛みや熱感が軽減」されながらも、「即時的効果が高く」なり「引き締め効果も強化」され、満足度が格段に上がりました。ダウンタイムがなく、施術後すぐにメイクが可能です。
"スフレ化"したぶよぶよの肌をキュッとコンパクトに引き締め、高い輪郭改善効果を期待できます。高周波の熱作用によりコラーゲン線維が同時に収縮し、施術直後から引き締め効果を実感できます。翌日以降、顔がむくみにくなり、2週間で顔が揺れにくくなって、4週間で小顔効果を実感します。新しいコラーゲンの増生も強力促進し、将来への投資になります。
「ウルセラ」を組み合わせることでさらにリフトアップ!
広範囲に照射するサーマクールと粘膜を点状で狙う「ウルセラ」を両方受けると引き締め感が倍増!さらなる若返り効果が期待できます。

『3位 ピコレーザー』
➡シミ・そばかす・肝斑
"ピコ秒=1兆分の1秒"の衝撃派でメラニンを瞬時に破壊!
パルス幅が極端に短い照射で、メラニン色素を一瞬にして」細かく砕く、最先端のシミ治療。色調の薄いシミにも優れた反応を示します。照射後は軟膏を塗るだけでOKです。
照射後に薄くできるかさぶたは1~2週間で剥離。徐々にシミが目立たない明るい肌へ導きます。マスク時期は薄いシミまで数百ショット照射する方も多いです。

是非、ご参考になさって下さい。

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2020年9月 9日

雑誌『anan』No.2216号(9月9日発売 掲載P55~57)

特集「胸の健康を考える。おっぱいハンドブック」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

胸について知ることは、自分を大切にして美乳を目指すための第一歩です。よくあるバストの肌トラブルや乳がん検診の基礎知識、年代別の変化などを解説しました。

【これって病気?気になるお胸のお悩みチェック。】
なかなか人には言えないバストや乳首の悩み。アンケートを見ると、私だけじゃなかった! でも、ひょっとすると病気のサインが隠れている可能性も?

●「乳首が痒くなります」
それは...ブラジャーで擦れているからかも!?
乳首やその周りがムズムズと痒くなるという人は、意外と多いようです。原因として、ブラジャーによる擦れ、汗の刺激などが考えられます。ちゃんとフィットしていないブラジャーをつけていると、中で乳首が擦れてしまいます。まず、下着の縫い目やレースが乳首に当たらないかをチェックしてみましょう。レースをたっぷり使った可愛い下着は特別な日だけにして、ふだんは肌への刺激が少ないものを使用しましょう。肌当たりを重視するならシルクやコットンがおすすめ。最近の機能性下着は、吸水性に優れた肌に優しい素材のものも増えています。症状がひどいときは、キャミソールなどのインナーを着た上からブラジャーをするという裏技もあります。また、運動する際はしっかりホールドできるタイプのものを着用することもお忘れなく。

●「乳首に太い毛が生えてきます」
それは...体質なので問題ないが、病気が原因のことも。
他の体毛と同じように体質によって個人差があるもの。ホルモンの影響で、出産前後に毛が増えたり、濃くなったりする人もいます。デリケートな部位なので、自分で抜いてしまうと炎症を起こすこともあり、お勧めしません。毎日剃るのも避けましょう。剃毛すると皮膚の角層が剥がれて無防備な状態になり、細菌などに感染しやすくなります。また、ホームケア用の光脱毛器も、肌色の濃い部位に使うと火傷のおそれがあるので避けましょう。クリニックで受ける医療レーザー脱毛が安全です。
当院で使用する『ジェントルレーズ・プロ』は日本で初めて『医療レーザー脱毛』の効能で薬事承認を受けた医療機器で、デリケートゾーンなど、生理的に色素の濃い部位の脱毛も安全に短時間で照射できます。強い熱エネルギーによって毛と毛を作る器官(毛母)を壊すため、半永久的に毛が生えてこなくなります。さらに、レーザーの美白作用に加え、熱作用で皮膚も引き締まるので、継続すると肌のハリと透明感が高まります。
また、あまりにも毛の量が多い場合は、病気のサインである可能性もあります。多嚢胞性卵巣症候群(PCO)といって、卵巣に嚢胞がたくさんできてしまう病気です。男性ホルモンの値が上がりニキビが異常にできたり多毛になったりすることがあります。おかしいなと思ったら皮膚科、もしくは婦人科を受診しましょう。

●「胸の谷間がザラザラしている」
それは...毛穴が詰まりニキビができかけているのかも?
胸やデコルテのざらつきは、小さなニキビ=コメドがある状態。悪化すると赤ニキビや膿を持った黄ニキビになってしまいます。胸のまわり、とくに胸の谷間からデコルテにかけてはもともと大きく発達した皮脂腺が多く分布する部位です。脂を好むアクネ菌が繁殖しやすい環境といえます。
皮脂腺の多さは遺伝で決まっているので、もともとニキビができやすい方はいらっしゃいます。一方で、夏に悪化することが多いのは紫外線や汗、睡眠不足や疲労など様々な要因で角層が厚くなり、気温が高くなって皮脂量が増えるので毛穴が詰まりやすくなることが原因です。
 また、甘いものばかり食べて糖質過多になるとニキビを悪化させます。日々のケアとしては、やさしく洗うことが大切です。どうにも気になるときは、皮膚科で『ケミカルピーリング』を受けると改善しやすいです。余分な角質を取り除くことで皮膚の新陳代謝を高め、新しい皮膚に再生させます。

●「ブラジャーが当たるところが痒くてしょうがない」
それは...汗が刺激に。暑い時期はしっかり対策を。
ブラジャーのワイヤーが当たる胸のアンダーラインのあたりが痒く、なかには、かぶれたようになってしまうという声もあります。厳密には"かぶれ"は金属などアレルギー物質に触れることで起きます。ブラジャーの布でかぶれる可能性は低く、痒みの原因の多くは「汗荒れ」と呼ばれる湿疹の状態です。肌が弱い人には、自分の汗さえも刺激になってしまいます。ブラジャーは日中ずっとつけているので、汗をかいてもそのままにしがちですが、こまめに拭くなど地道な対策をしましょう。汗をたくさんかいたら、お手洗いに行ったときなどに、濡れたハンカチでブラジャーが当たる部分を拭きとるといいでしょう。乳首の痒み対策と同じように、吸水性の高い、肌にやさしい素材のブラジャーを選びましょう。

●「乳首の色が左右で違っている」
それは...炎症を繰り返すうちに色が変わることも。
痒いからといって乳首を掻いたりしていると炎症がひどくなってしまいます。それを繰り返すうちに、片方だけ黒ずみが目立つようになるケースもあります。早めに皮膚科を受診し、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。左右の違いにかぎらず、自分の乳首の色が濃いのではないかと気にしている人は多いですが、コンプレックスに感じる必要はありません。日本女性は、白人モデルのようなピンク色じゃないのは当たり前なので比べないことです。一般的には、ホルモン値が高い若い女性のほうがメラニン活性が高く乳首の色が濃くなります。高齢になるとメラニン量が減り、色素が少しずつ薄くなります。乳首の色を薄くするという触れ込みの市販コスメの中には危険な成分を含むものもあるので、むやみに飛びつかないようにしましょう。

●「肌色のプツプツができている」
それは...老人性イボです。レーザーで治療可能。
胸やデコルテにできる肌色~薄茶色のプツプツの正体は、老人性イボです。30歳を過ぎた頃からでき始めます。体質もありますが、主な原因は日焼けによる光老化です。女性はデコルテの開いた服を着る機会も多いのではないでしょうか。斜め上から注ぐ日差しをまともに受けるので、じつは紫外線ケアが重要なパーツなのですが、日焼け止めを塗り忘れがちですよね。子どもの頃など、昔浴びた紫外線の影響もあるのでこれからできる対策には限界があります。放っておけば大きくなってしまうのも厄介です。また、摩擦による刺激が原因となって、直接日に当たらない乳輪や脇の下、脇腹などにもできることがあります。できてしまったものはレーザーで浅く削る処置がおすすめです。当院では、『CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)』にて治療を行っております。ごく浅く削るだけで除去でき、出血もほとんどなく、5~7日で傷は上皮かします。小さいうちに治療すれば傷跡も目立たなく、1回で綺麗に除去することができます。

●「乳首が擦れて皮が剥けてきた」
それは...湿疹かも。繰り返さないよう治療を。
痒みやぶつぶつだけではなく、皮が剥けるのも湿疹の症状です。繰り返すとゴツゴツしたり脱色素斑(白っぽく色が抜ける)になることもあるので早めに皮膚科を受診しましょう。
 軽い湿疹ならまだしも、慢性の湿疹になると皮膚の構造が変わって乳頭までごつごつと大きくなってしまうので甘く見てはいけません。悪化すると皮膚のバリアが壊れてジクジクとただれるほどになります。乳首は薬が浸透しやすい所でもあるので、弱い塗り薬で治療でき、治ってきたらシンプルな保湿剤でケアできます。いつも使っているボディローションがしみて痛いようなら炎症を起こしている証拠です。ワセリンなどを塗って応急処置をして、皮膚科を受診しましょう。

是非、ご参考になさって下さい。

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2020年9月 8日

雑誌『週刊女性』2020年9月22日号(9月8日発売 掲載ページP90~91)


特集「アラフィフ記者 山ぴーが行く!第4回 マスク下でこっそりアンチエイジング!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

女性の顔は年齢と共に変化していきますが、特に口元は変化が出やすいのが特徴です。
鼻下(人中)がのびる、唇が薄くなる、ほうれい線がでる、鼻の幅が広がる、顎(あご)がしぼみ小さくなる...等。これらの原因は加齢により顔面骨に骨吸収が生じることが原因です。老化で骨の形が変わり、土台から崩れてしまうのです。
加齢とともに人中が伸びてしまったことで、老けて見えることがお悩みだという、アラフィフ記者の山ぴーさん。院長診察の上、唇へのヒアルロン酸注射を体験いただきました。加齢で薄くなった唇にボリュームを出し、鼻下から唇の距離を短く見せる作戦です。

◆アラフィフ記者の山ぴーさんご感想◆
『全工程で30分ほどだったろうか。麻酔クリームを塗って放置のあと、女神が私の唇に薬剤を注入してくださった。唇に針をグイグイ。たしかに感じたことのない感覚一だけど、経産婦には余裕だ。直後に鏡を見ると......人中短くなってるかも〜♡
術後2週間くらいはむくむけど、安心してください。その間、基本マスク生活ですから!
コロナ褐のいま、マスク下の美容、全然やるべき。そしてコロナ明け、みんな笑顔でマスクをはずそう~!』

実は、あまり注目されていませんが、「鼻下から唇までの距離」が現代美人の条件の一つとして挙げられます。今活躍されている女優さんやモデルさんの多くが、鼻下から口の距離が近いのが共通点です。鼻の下(鼻と上唇の間)と唇の下(下唇とあごの間)のバランスが1:2である状態が、理想的なバランスと言われています。
鼻の下が長いのは、もともとの顔立ちもありますが、加齢によるたるみの影響もあります。鼻の下の皮膚が伸びて溝(人中)が目立たなくなり、上唇のボリュームが失われて、肌と唇の境目がわかりにくくなるなどの理由から、鼻の下が長くなり、間延びした顔になってしまうのです。
「唇のヒアルロン酸注入」というと、ふっくらしたボリュームを出すというイメージが一番強いと思いますが、輪郭を強調する注入法によって鼻の下の間隔を、相対的に短くして、若々しく見せることもできます。

■唇のヒアルロン酸注入の主な効果
・ボリュームを出してふっくらさせる
・ハリや縦ジワの改善
・色調の改善
・唇の輪郭を整える
・上下のバランスを整える
・鼻の下から上唇までの距離を縮める
・保水効果が高いので潤いを実感できる

実際の注入は、ご希望を踏まえた上で顔全体のバランスをみて行います。当院では、不自然に大きな唇は美しさを損ねると考えており、注入したことが分からない程度にナチュラルな仕上がりを目指しています。
ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1カ月程度水分を吸収して浮腫みます。そのため、初回の注入量は1.0~1.5ml(製剤1~1.5本)程度の少量で留めます。水分が再吸収されると少し物足りなくなる場合も多いので、1~2か月後にタッチアップすると効果の持続期間が延長します。

当院では、注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、先端の丸いカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。もちろん、唇は感覚が鋭敏なため、他の部位よりお痛みを感じやすいですが、ヒアルロン酸自体に麻酔も入っているので、注入がすすむうちに痛みが少しずつ緩和されます。痛みを感じるのは、治療中の5分間だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。

■唇のヒアルロン酸注入
初回トライアル 1本 ¥75,000
通常1本 ¥85,000

唇の形やボリュームを整えることによって、お顔の印象が、ぐんと華やかになります。
もともとは唇にボリュームがあった方でも、加齢とともに唇のボリュームが失われ、縦ジワが増え、輪郭が曖昧になり、唇上方にスモーカーズラインと呼ばれる縦ジワが寄り始めます。このような唇の変化は、老けて見えるだけでなく、口角が下がり不機嫌そうな印象を与えてしまいます。最近怒っていると勘違いされやすい、ふとした表情が不満そうに見える、疲れて見える・・・こんなことに心当たりがあればヒアルロン酸注入の始め時です。なじみの良い上質なヒアルロン酸製剤を注入すると、唇の輪郭が美しく整いふっくら若返り、魅力がアップするだけでなく、瑞々しく透明感のある色調になり、唇周囲のシワも減るので口元全体の若返り目的としても効果的です。
「ヒアルロン酸注入」には、解剖学的知識と正しい部位に注入するテクニックや経験に加え、美的センスが必要です。また、安全性の高い製剤を選び、ヒアルロン酸注入のメリットと限界を知った上で、患者様がご希望されても過剰な注入をしないといった医師のポリシーが求められます。
注入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメード治療をぜひご体験いただきたいと思います。
マスクをしている間にこっそりアンチエイジングしてみてはいかがでしょうか?
是非、ご参考になさって下さい。


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2020年9月 7日

雑誌『Steady.』2020年10月号(9月7日発売 掲載ページP28~30)

特集「オトナの肌荒れレスキューQ&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏から秋にかけて変化する季節の変わり目は、肌トラブルも増えがちになります。さらに今年は新型ウイルスの影響によるマスクトラブルも肌荒れのお悩みに急浮上しています。皮膚科専門医など美容のプロの方々に、肌トラブル別の対策をお聞きしました!

◆読者1000人に緊急アンケート!◆
スキンケアで知りたいことNo,1が肌トラブル対策ということが判明!
Q.肌荒れに悩んだことがある?
YES→93%
NO→7% 
=9割以上の人が何らかの肌トラブルを経験済み!
Q.年齢とともに肌荒れの悩みはふえた?
YES→71%
NO→29%
=7割以上の人が加齢とともに肌悩みも増える傾向が!

【マスクトラブル】読者の72%がお悩み中! 
働く女子も今や''毎日マスク''が当たり前状態。約7割以上の人がマスクトラブルに悩んでいます。
① マスクで肌が赤くなった!
A. マスクの摩擦が肌荒れの原因です。
マスクはあぶらとりがみと同じように、肌の保湿成分である油分を吸い取ってしまうため、バリア機能が低下し肌荒れを起こしやすい敏感な状態になります。さらにマスクの摩擦などが刺激となり、炎症を起こす人が増えています。
② マスクで耳がかぶれた...
A. マスクのゴムがきつすぎるのもNG!
マスクのゴムの影響で耳に湿疹ができる人もいます。ごわごわした素材を避け、着用感にもこだわって自分にあうものを選びましょう。 
③ マスクでニキビが増えた...
A. マスクの摩擦による角質の肥厚が原因です。
摩擦により刺激を受けると、肌の防御反応により角質が厚くなります。すると毛穴が塞がって皮脂が溜まり、ニキビに。夏は特にマスク内の湿度が上昇し、汗と一緒に皮脂量も増えるので、ニキビができにくい人も要注意です。
④ マスクで益々ドライ肌に...
A. マスク内の擦れや汗の刺激によって角層がダメージを受け、角層のバリア機能が低下し、肌の水分保持能力が低下してしまうからです。
⑤ マスクとフェイスシールド、肌にはどっちがいい?
A. フェイスシールド。
肌に直接触れるものは摩擦が起こるので、フェイスシールドの方が肌に優しいです。マスクなら、オーガニックコットン100%のものがおすすめです。
⑥ マスクかぶれを防ぐには?
A. 1顔についた汗をこまめに拭き取る。
2マスクの着用時間は最小限に。
3洗浄後はしっかり保湿ケア。
この3か条を守って肌トラブルを回避しましょう!
 
【かさつき肌】読者の65%がお悩み中! 
かさつき肌の人は、湿度がぐっと低くなる秋から冬にかけて急増するのでこれから特に要注意です。
① 肌荒れの初期症状"かさつき"とはどんな状態?
A. 肌のバリア機能が低下して、肌の内部から水分が逃げやすくなっている状態。
② かさつきはひどくなるとどうなる?
A. バリア機能が低下した肌は、少しの刺激で炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
③ 肌荒れから守ってくれる角層とは?
A. 肌の保湿を担う3大要素が存在します!
角層とは皮膚の1番表面にあり、「皮脂腺」という天然のクリームと、水分を抱え込みキメを細やかに美しく保つ要の役割を担う「細胞間脂質(セラミドなど)」、角質細胞内に水分を蓄える「天然保湿因子(アミノ酸など)」の3大要素がある部分です。細胞間脂質の量や質が低下すると、バリア機能が乱れ、少しの刺激で炎症を起こしやすくなります。
④ かさつき肌に効果的なスキンケア方法は?
A. 生活習慣の立て直し&信頼できるスキンケアアイテムを選ぶことです。
⑤ 角層のバリア機能を正常に保つために必要なことは?
A. スキンケアの3本柱と呼ばれる洗浄、保湿、紫外線対策が重要です。

【ゆらぎ肌】読者の63%がお悩み中!
一時的に肌が敏感肌になるゆらぎ肌は、季節変わり目に急増するお悩みですから注意が必要です。
① ゆらぎ肌ってどんな状態?
A. 普段健康な肌の人が、時々敏感になるのがゆらぎ肌。
慢性的に肌が不安定なのが敏感肌。ゆらぎ肌は肌がムズムズする違和感・大人ニキビ・
かゆみなど、一時的に不調になる状態です。
② 季節の変わり目に肌が揺らぎやすくなるのはなぜ?
A. ゆらぎ肌の外的要因・内的要因が増加するからです。
外的要因①花粉・黄砂②大気の乾燥③肌への刺激④気温の寒暖差
内的要因①睡眠不足②食事の偏りや腸内環境の乱れ③ストレス④運動不足
ともに季節の変わり目は要注意です。
③ ゆらぎ肌の時、メイクはどうすれば?
A. すっぴんはNG!低刺激なベースメイクで肌をガードしましょう。
肌が揺らいでいる時は外からの刺激も受けやすい状態です。肌にやさしいものを選び、ベースメイクで紫外線対策をして、外的刺激から肌を守りましょう。
④ ゆらぎ肌の時は美白やシミ対策など特別なケアはしない方がいい?
A. YES!
まずは肌を正常な状態に戻すことが先決です。保湿クリームだけなどシンプルなケアを心がけましょう。
⑤ ゆらぎ肌と内臓の疲れは関係する?
A. YES!
お酒を飲み過ぎるとアルコールの代謝にビタミンB群を大量に使ってしまい、ターンオーバーなど肌を整えることは後回しになってしまいます。また体が疲れると皮膚以外の臓器に血液や栄養が回されてしまうので、睡眠をとって体を休めることが大切です。

【大人ニキビ】読者の62%がお悩み中! 
乾燥肌や女性ホルモンの影響など、年をとってもできてしまうオトナニキビに悩む人多数!
① 大人ニキビの主な原因は?
A. 様々なきっかけによる、角層の詰まり。
大人の女性の角層の詰まりの原因は、間違った洗顔による物理的刺激や、保湿不足による乾燥が多く、また女性のホルモンバランスも影響し生理前に増える人もいます。腸内環境や睡眠不足、ストレスもニキビのきっかけになります。
② 大人ニキビ、つぶすのはNG?
A. NG!
つぶさないでください!刺激を加えることは悪化の原因にもなりますし、ニキビ痕になることもあります。
③ 大人ニキビとおできは同じもの?
A. 医学用語的には違います。
原因菌も違い、皮膚に滞在するアクネ菌が原因なのがニキビです。ニキビは顔・胸や背中の上の方にある脂腺性毛包にできます。また黄色ブドウ球菌などの感染による毛包性膿皮症(毛包炎・せつ)のことを総称したのがおできです。
④ 大人ニキビができた時のケア方法は?
A.ニキビの原因になる物理的刺激を予防!
物理的刺激も毛穴を硬くさせ、詰まりの原因になるので、洗顔ブラシでこする・ファンデのパフやチークブラシを横に強く使う・頬杖をつくなどもNGです!横方向への刺激は大敵です。

【湿疹・痒み】読者の58%がお悩み中! 
肌荒れが悪化するといよいよ湿疹に...。自分の肌と向き合って正しく対処しましょう!
① 赤みがひどくなると湿疹やかゆみが出るのはなぜ?
A. 肌のバリア機能がきちんと働かず、肌が炎症を起こしたから。
湿疹や肌のかゆみなどの炎症は、肌のバリア機能の低下が原因です。バリア機能が正常に働かないと、肌内部から水分が逃げやすくなって乾燥しやすくなり、少しの刺激で炎症などの肌トラブルを起こしやすくなります。
② 肌荒れしている時に化粧水は手とコットンどっちがいい?
A.手がおすすめ!
手で押さえるように塗るのがおすすめです。品質が良くないコットンは刺激になることもあります。
③ 湿疹がある時のスキンケアはどうすればいい?
A. 保湿重視のシンプルなケアを!
肌が十分にうるおっていると美肌菌が育ち、バリア機能も正常に働きます。肌が荒れている時こそ保湿することが大切。普段のスキンケアが染みる場合は、信頼できる保湿クリームに切り替えるなど、肌状態に合わせた対応が必要です。
④ 肌荒れしていつものクリームが染みる!どうすれば?
A.刺激を与えにくいバーム系が◎
肌バリアの機能を担う皮脂と細胞間脂質を補い、肌をしっとり保湿してくれる。バーム系のスキンリピッドは刺激を感じにくいという患者様が多いです。
⑤ 肌荒れは自然に治るのを待つべき?
A. 軽い炎症なら自然に治ることも。
軽微な炎症なら保湿ケアを見直すことで自然に治ることもあります。ひどい赤みや湿疹などが出ているようなら皮膚科医に相談してください。

【インナーケア】読者の30%がお悩み中! 
様々な肌トラブルにとって鍵になるインナーケア。大人こそ内臓から綺麗な肌を作りましょう!
① 肌荒れしてる時に気をつけたい生活習慣は?
A.基本的な五つの生活習慣を見直しましょう。
・食事・睡眠・排泄(腸内環境)・運動習慣・ストレスコントロール
全ての肌トラブルにとって、基本的な5つの生活習慣がきちんとできていることが大切です。体にいい食事やサプリメントで「自活力」を引き出しましょう。
② 肌荒れ防止にルために摂取しているサプリは?
A. ヘリオケアウルトラD&ソルプロリュプスホワイト
紫外線対策のために「飲む日焼け止め」サプリを2種類いつも飲んでいます。
③ 肌荒れ防止のために意識して食べているものは?
A.ヨーグルトなど腸内環境を整えるもの。
腸内環境の改善は大人ニキビの予防にも重要です。院長は明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタという飲むタイプのヨーグルトを愛飲しているのだとか。紫外線対策としてもおすすめだそうです!
④ 肌荒れ防止のために気をつけているケア方法は?
A.スキンケアの3本柱が基本。
現状のスキンケアを見直して、優しく洗顔・しっかり保湿・紫外線対策の徹底という3本柱を基本にしましょう。もしスキンケアに違和感を覚える場合は、製薬会社が作ったものや敏感肌ラインにコスメを切り替えるのも有効です。
⑤ 肌荒れしやすい人とそうでない人の違いは?
A. 遺伝的要素は大きい。
アトピー体質など、遺伝的にバリア機能が低い人は、セラミド量が正常な人の3分の1くらいしか合成できないため、バリア機能が弱いので、その分肌荒れリスクは高いです。アトピー性皮膚炎がなかった人でも、睡眠不足や食生活の乱れなど生活習慣によってもバリア機能は低下しますので、誰もが肌荒れの可能性はあります。

【肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術】
自身で対策を行っていても、肌荒れに悩むこともあるでしょう。そのような時は美容医療の力を借りるのも手です。
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです。
プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整いますからご安心ください。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。
また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。
計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
当院では『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。
当院では皮膚科専門医が照射しますので、アトピー性皮膚炎の炎症期、ニキビの炎症期、脂漏性皮膚炎やマスク皮膚炎の炎症期の治療にも『フォトフェイシャルM22』を使っています。
是非、ご参考になさって下さい。


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2020年9月 6日

雑誌『MyAge』2020秋号Vol.21(9月6日発売 掲載ページP109~115)

特集「コロナ太りも撲滅!素敵女医が「太らない体」のためにしていること」に慶田院長の取材・監修記事が掲載されました。

代謝が落ちるせいでジワジワと体重が増え、しかもなかなか痩せられないMyAge世代。美体型を維持している女医の皆さんが日頃気をつけていることを、ずばり聞きました!

【若い頃と同じ体重ではなく、健康的な体型を目指して】
年齢とともに、太りやすく痩せにくくなった、と悩んでいる人は多いはずです。そんな中、同世代である素敵女医にはスリムな体系を維持している方がいっぱいいらっしゃいます。うらやましい...!と思いきや、アンケートではお腹の贅肉が気になるという声も多数でした。一方で、痩せすぎへの警鐘を鳴らす医師も。特定の栄養素をたくさんとる、またはとらないという偏ったダイエットには要注意です。また、マイエイジ世代は痩せすぎると不健康に見え、幸せ感がなくなります。若い頃と同じ体重を目指すというより、健康的で幸せそうな体型を目指すのが良さそうです。極端な方法で痩せるのは体調を崩す原因になります。マイエイジ世代のダイエットは、無理なく続けることが大切です。

【パーソナルトレーナーについてピラティスを6年継続中】
22歳から趣味としてジャズダンスを続けている院長。6年前からは自宅にトレーナーに来てもらい、ピラティスも始めています。今ではスラっとスリムな院長ですが、もともとは胸が大きいムッチリ体型だったそう。ダンスのおかげで体型が別人のように変わり、ファッションを自由に楽しめるようになったのがうれしいとか。また、ピラティスを始めてからは体幹が安定して、腰痛が劇的に改善し、ウエストも引き締まったとのこと。
食事の際のこだわりは、食べる順番。野菜・海藻ファーストで、次に豆・魚・肉の順にタンパク質を摂取。炭水化物は最後です。これは血糖値スパイクの予防、そして野菜とタンパク質でお腹をいっぱいにする作戦です。またオメガ3系のえごま油をおひたしやサラダにかけて、炒め物にはオリーブオイルを使うそう。ショートニングやジャンクフードは極力控えめに。ただし、あまりストイックにしないことが継続のポイント。
日頃のこのような美習慣が、美体型を維持する秘訣なのですね。本誌には院長自らがモデルとなって、体幹を強化し、ヒップアップ、脚や二の腕引き締め、しなやかなボディラインに整えるピラティス4つのエクササイズをご紹介しています。

【太らない体のためのポイント4】
① 食事 糖質のとりすぎは避けましょう。でも完全カットはNGです。
太らない体づくりのために、すべての素敵女医がこだわっていたのはやはり食事です。筋肉の元となるタンパク質をとる、ゆるい糖質制限をするなどはもちろん、皆さんいろいろな食材をバランスよく食べることを重視していました。糖質もとりすぎはいけませんが、脂肪を燃やすために必要です。さらに脳の栄養にもなります。極端な糖質制限は判断力の衰えにつながります。必要のない栄養素はないということを頭において、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、食事の内容と同じくらい食べる時間も大切です。ものを食べるのは就寝時間の4時間くらい前までにしましょう。眠る直前に食べると、ストレスホルモンが分泌され、良質な睡眠が得られない可能性があります。
② 睡眠 睡眠不足は基礎代謝を下げカロリー消費の妨げに
睡眠が不足していると成長ホルモンの代謝が悪くなり、基礎代謝が下がります。すると食事で摂取したカロリーを消費しにくくなって太る原因になります。また、睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減って食欲を増進するホルモンが増え、太りやすい体になってしまいます。さらに、睡眠不足になると翌日の活動量が減ってカロリー消費が落ちる原因にもなります。太りにくい体をつくるには、質のよい睡眠を十分にとることが大切です。また、3~4時間睡眠が3日続くと脳は酩酊状態になり、正確な判断ができなくなります。そのため仕事が忙しく入眠時間が遅くなりがちな院長も、6時間以上は眠るようにしていいます。週末は2時間長めに眠る、睡眠負債は早めにリセットします。ただし、寝だめは出来ないので、あくまでウィークデーの睡眠不足の調整程度にしましょう。入浴や就寝前のゆるストレッチ、読書など、上質な睡眠をとるための工夫も大切です。
③ 入浴 しっかり湯船につかって基礎代謝をアップ!
入浴はシャワーだけですまさず、日の終わりにゆっくりと湯船につかることを皆さん揃って推奨されています。体を芯からあたためて血行をよくする入浴は、基礎代謝量をアップさせる効果が期待できます。また、ベッドに入る1~2時間前に入浴して体温を上げると、その後、体温が下がるタイミングで眠気が誘発され、質の良い睡眠が得られるというメリットもあります。
④ 運動 無理のない運動の継続で、体重よりも体型を重視して
マイエイジ世代がいきなりハードな筋トレやジョギングなどを始めると、関節や腰を痛める原因にもなります。それよりも、一駅歩く、駅などではなるべく階段を使う、太ももや背筋など大きな筋肉を鍛える、体重ではなく体型と体調を重視する、お腹や二の腕など、パーツを引き締めるエクササイズを習慣にする、軽い運動を毎日続けるなどの無理のない運動の継続が大切だという意見が多くみられました。

是非、ご参考になさって下さい。


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