ビューティー週刊紙『WWD BEAUTY』vol.507(7月5日発売 掲載ページP8~9)

特集「摂る&塗る"オイル美容"の実力再分析」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

15年ほど前からスタートした「美容オイル」ブーム。今も定期的に新製品が登場し、スキンケアのルーティンとしてすっかり定着しています。オイルケアをするとお肌がしっとり整って、潤いをずっと保ってくれているような気がしますが、オイルを保湿剤として重要視する皮膚科医はいません。なぜなら、オイルには肌の水分蒸発を防ぎ、潤いを保つ効果はあっても、肌の潤いを高める働きは持たないので、保湿をオイル頼みにするのは禁物だからです。ただしオイルには保湿以外にも魅力がたくさんあります。
水分を含まず刺激がないので、肌荒れの時の保護に活躍しますし、メイク前に使って艶を出したりするのも良いですし、植物オイルなら自然の香りで癒されながらお手入れできます。また、油溶性の栄養素を溶け込ませたオイルなら、高い美肌効果も期待できます。

●保湿化粧品の考え方
「エモリエント」
ワセリンやオイルなど油性の保湿剤です。皮膚に油膜を覆うことで、水分の蒸発を防ぎ、角層を柔らかくする作用を持ちます。オイルを塗っていると肌がしなやかに、柔らかくなるように感じるはこの効果です。

「モイスチャライザー」
天然保湿因子(NMF)など水分を保持する作用を持つ保湿成分(ヒューメクタント)を含む保湿剤です。肌の潤いを補う働きのある、アミノ酸、尿素、ヘパリン類似物質、水溶性コラーゲン、 セラミド、多糖類、ヒアルロン酸、グリセリンなどの多価アルコールなどがあります。加齢や外的環境によって減ったヒューメクタントを補うことで、より高い保湿作用を発揮し、乾燥をやわらげます。

【植物性オイル】
植物の種や実などに含まれている油分を採取したものです。いろいろな植物から採れるので世の中には実にたくさんの種類の植物性オイルがあります。
サラッと軽やかでベタつかないホホバオイルやアルガンオイル、コクのある感触でマッサージに適したオリーブオイルやアーモンドオイルなど、植物オイルもテクスチャ―はさまざま、また精油(エッセンシャルオイルとも呼ばれていて、およそ100種類以上の成分からなる天然の芳香成分)が配合されていて香りがいいのも魅力です。軽やかなものはブースター使いもできます。
※当院で取扱いのある、「エンビロン モイスチャ-ACEオイル」100ml¥8,000(税別)
は、さらっとべたつきにくいホホバオイルをベースに、ビタミンA・C・Eを配合していま
ダーマローラー、スカーレットRF照射など美容施術後のお肌にも安心して塗ることが出来ます。全身に使用できるので、ボディの乾燥やたるみ、妊娠線ケアにもおすすめです。

【動物性オイル】
深海の魚の脂からエモリエント効果の高いオイルを抽出し、生成したのがスクワランやオレンジラフィーなどの、皮脂の構成成分に近い飽和脂肪酸を含むので肌なじみが良く、乾燥肌の人が使うと潤いバランスが整う実感があります。
これらの、オイルをつけるタイミングは、エモリエント効果を発揮するお手入れの最後に塗るのがベストですが、サラッと軽いものであれば、肌が柔らかくなることで、その後につける化粧水や美容液の浸透がよくなるので最初に使用することも出来ます。

まずは自分の好きな香り、テクスチャーのものを選んで毎日のスキンケアに取り入れてみて下さい。

【ミネラルオイル】
石油由来のオイルですが精製されているのでさらさらと水のように軽く、肌に負担が少ないのが、ミネラルオイルの利点。さまざまな天然由来オイルやビタミンなどをブレンドすることで、肌への美容効果も強化できます。

●トピックス
乾燥肌には向かないと警鐘を鳴らされ続けてきたクレンジングオイルですが、やはり手早く一度にメイクが落とせることから消費者人気は高まるばかりです。メーカー側も研究開発を重ね、最近の商品は「肌を乾燥させない」「しっとり洗いあがる」というアプローチのものが増えてきました。こすらずにきちんとメイクを落とせる商品は肌の負担も軽くおすすめです。

意外と知らないオイルの実情が良くまとまった記事です。是非、ご一読ください。

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