WEB『美的.com』(4月21日掲載)

特集「女医に訊く♯154 マスクをつけているのにシミが増える!?マスクジミ予防に有効なケアとは?」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

マスクで覆っているところは紫外線が当たらないはずなのに、最近シミが増えたように感じたことはありませんか?マスクが肌に与える影響と対策についての記事を監修しました。

■マスクをつけているのにシミが増える!?
シミやくすみのもととなるメラニン色素がつくられるのは、紫外線や摩擦などの外的刺激により、肌が炎症を起したときだけではありません。精神的にストレスがかかったときも、メラニン色素はつくられます。
そもそも肌にできるシミやくすみは、さまざまな刺激から細胞を守るために色素細胞(メラノサイト)より過剰に分泌されたメラニン色素が、皮膚に沈着して起こります。メラニン色素が増えるのは、体の防御反応なのです。ですから、ストレスがかかったときには顔がくすみやすく、肝斑がある人なら肝斑が濃くなりうるんです。シミの予防には紫外線対策に加え、こすらない、ストレスを溜めないことも重要と言えるでしょう。

■飲む日焼け止めで紫外線を徹底的にカット!
間もなく紫外線が一気に増える5月に入ります。シミ・くすみを防ぐには、塗る日焼け止めクリームに加え、飲む日焼け止めで紫外線を徹底的に防ぐことが効果的です。
飲む日焼け止めは皮膚だけではなく、血管や目など、いろいろな部位の酸化ストレスを防ぐ強力な抗酸化剤です。ブルーライトによる目の疲れや痛みも楽になりますから、パソコン仕事が長い方は目のためにもぜひ飲んでいただきたいです。ただし、飲む日焼け止めは日焼け止めの効果を補うサプリメントです。顔や実際に日に当たるところは日焼け止めをしっかり塗りましょう。
 『ヘリオケアウルトラD(飲む日焼け止め)』
ヘリオケアは抗酸化作用の高い成分が理想的に配合されており、体の内から確実に紫外線と活性酸素からお肌と眼を守るサプリメントです。主成分である「ファーンブロック」は紫外線で発生する活性酸素を壊し、皮膚や眼を紫外線のダメージから守る効果があります。
日焼け防止のみだけでなく、目の保護、免疫力の向上、遺伝子保護など様々な効果が得られる画期的なサプリメントで、世界34カ国以上で販売されています。含まれる成分は安全安心な天然由来で、これまで副作用の報告も無く、安全性が高い薬のため、継続的に内服いただけます。
 『ソルプロプリュスホワイト(飲む日焼け止め)』
ソルプロプリュスホワイトは医療機関専売品として発売された、日本国内製造の日焼け&糖化対策サプリメントです。紫外線などの「酸化」による肌のメラニンぐすみだけではなく、過剰な糖質がタンパク質と結びつき、肌の黄ぐすみ・しわの原因にもなる「糖化」も防ぎます。一度の服用で24時間効果が持続し、継続して服用することにより、日焼け予防効果が高まります。糖化の進行を抑る効果を持つ当製品と、ビタミンDも強化されているヘリオケアウルトラDの併用をおすすめ致します。

■マスクジミ予防に効果的な美容液は?
マスクの擦れによる炎症を抑えるということであれば、抗炎症作用の高いトラネキサム酸配合の美容液や、ビタミンCやEなど抗酸化剤の入った美容液がいいでしょう。さらに、トラネキサム酸やビタミンC、L-システインなどのサプリメントも併用して体の中からケアすると、より効果を実感していただけるかと思います。
また、肌のターンオーバーを高めるレチノールの塗布もおすすめです。レチノールは「レチノイド反応」という一時的な乾燥感、皮むけ、赤み、ほてり、かゆみ等を起こすこともあるため、苦手な人は、いきなり原液を化粧水のあとに塗るのではなく、保湿剤に対して1/4量くらいのレチノールを混ぜて1日1回使うことから始めると、刺激を感じにくくなります。
肌が慣れてきたら徐々にレチノールの濃度を高くしていくと、レチノイド反応も落ち着いていきます。肌のターンオーバーも整っていきますし、レーザーなどを照射したときの反応もよくなります。
当院の『ナノメッドVAエッセンス』は、純粋レチノールが高濃度配合されているエイジングケアクリームです。ターンオーバー促進効果が高く、一年中必要な成分です。黒ずみ軽減や毛穴開きにも効果があるので幅広い世代に人気です。セルフケアで原液を使用することに抵抗がある方は、肌のことを考えて成分を調合した製品でのホームケアをおすすめします。

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