雑誌『GINZA』2020年11月号(10月12日発売 掲載ページP148~153)

特集「冬までにしたい5つのケア 理想の質感に近づける肌のフィットネス」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ライフスタイルや季節の変化...スキントラブルに遭うリスクが増えた今こそ、毎日のお手入れを強化すべきタイミング。しかもこの秋はフィットネス感覚で強く美しい肌へと導いてくれそうな秀逸コスメが勢ぞろいしています!冬に向けて"基礎肌力"から底上げを。

【目指すはタフな美肌!日々のトライで変えられる】
マスク荒れに悩む人も急増中の現在、ケアの見直しが一番の対策になります。
まず重視したいのが『洗顔』。ヘルシースキンのキーである、細胞のターンオーバーを正常に保つためには古い角質を洗い流すことが必須です。また酸化した皮脂は表皮の炎症や肌老化の原因になるので、基本的に冬の朝も洗顔をしましょう。朝洗顔した方が角層の水分量が高くなると言うデータもあります。
2つめは『潤す』こと。角質細胞に十分な水分を与えるとバリア機能が高まるうえ、見た目にもツヤツヤと美しい肌になります。表皮をベストな状態に保つ、いわゆる美肌菌も水分の多い皮膚を好み育ちます。水分保持力の高い成分を含む化粧水や乳液をたっぷり塗布するのは大前提として、乾燥の季節に向け油分も含むクリームなどで"フタ"をするのも不可欠です。また過敏になるリスクが高い今は、『揺らぎ対策』もマストです。不安定なときほど使う品を絞り、シンプルケアを心がけましょう。
そして第4、第5の先行投資的なメソッドとして取り入れたいのが『たるみ対策』と『パーツケア』です。ステイホームでPCやスマホに向かう時間が増えがちですが、無表情で背中を丸めた姿勢でいると顔や目元のたるみを加速させる心配があります。しかもアンチエイジングコスメは予防段階で取り入れるほうが効果的です。

【洗顔をアップデート!】
キーはいかにスピーディに汚れを落とせるか(理想は1分です)。時間がかかるほど擦る刺激と洗浄成分が肌にダメージを与えるので、より"落ちの良い"アイテムにシフトしましょう。洗った後の肌がつっぱらず適度にしっとりするものをチョイスするのもポイントです。
◇泡立つタイプの洗顔料なら"ふわふわ"にしてから肌へ
水と空気を含ませて大きな泡にすると、洗浄力の鍵をにぎるミセルが作られ、成分も毛穴に入りやすくなってクレンズ効果がアップします。界面活性剤が希釈されるので、肌への負担も軽減できます。

【深く潤して土台から強化】
ローションで潤すというベーシックケアにプラスしたいのは、モイスチャライジング成分を配合した最新のセラムやクリーム。植物エキスが凝縮されたオイルで水分の蒸発を防ぎ、肌を柔らかく整えるのもう良いでしょう。
◇エッセンス類は2度づけ!クリームもたっぷりと
肌に水分チャージをする際は必ず重ねづけを。1度、ハンドプレスでなじませたら、さらに手に取って押し込むようにして。乳液やクリームを塗った直後は"ぬるぬる"するくらいが理想です。

【揺らぎ肌をチューニング】
肌コンディションに影響を及ぼすマイナス要因が増えている今、誰でもセンシティブスキンに陥るリスクがあります。続々登場中のプロダクトで対策を立てるほか、過敏になってしまった際はクリームや乳液だけでケアするのも手です。
◇CHECK!実は敏感肌になってない?
小さな"肌変化"が、実はセンシティブに傾いているサインの可能性も。以下の項目で1つでも思い当たるものがあれば注意。ローションがしみる人はクリニックへお越し下さい。
✓いつものローションがしみる
✓目周りや口周りの肌が粉をふいてきた
✓ファンデーションのノリが悪くなった
✓以前より毛穴が目立つ気がする
✓頬に赤みが出てきた
✓急にニキビができるようになった
✓なんとなく顔が痒い
✓朝起きたとき、肌がカサカサする
肌荒れしていつものクリームが染みる場合は、刺激を与えにくいバーム系が良いでしょう。肌バリアの機能を担う皮脂と細胞間脂質を補い、肌をしっとり保湿してくれるバーム系のメディコルスキンリピッド15/33Ⅰ(銀座ケイスキンクリニック取扱い30g¥4,900)は刺激を感じにくいという患者様が多いです。
また、当院では肌の不調を回復させる施術として『プラズマシャワー』が人気です。滅菌効果で肌フローラを整え、炎症を早期に鎮静化、肌トラブルを改善します。当院では、お悩み・目的に応じて3種類のコースを設けていますが、ゆらぎ肌の方におすすめなのは、抗炎症作用が高い『サイトプロMD』を導入する肌再生コースです。肌の自活力を引き出し、傷ついた肌の炎症を素早く抑え、細胞の不具合を整えて衰えた肌を新しく健康な肌へ生まれ変わらせます。

■肌再生プラズマコース価格■
サイトプロMD導入付き
 初回トライアル¥28,000

【毛穴もたるみもキュッと引き締め】
この秋は細胞活性やリフトアップのためのハイスペックコスメが大豊作。リモートだるみも気になるタイミングだからこそ、10年後の肌も見据えて一歩進んだケアに挑戦してみてはいかがでしょうか?まずは自分に合う"運命の1本"を探しましょう。
◇狙いを定めた"本命コスメ"、3ヶ月は試すべき!
1度高機能アイテムを使い始めたら3~4ヶ月は継続したほうが効果を実感しやすいです。あれもこれもと併用するより"ピン"とくるもの1つに的を絞ってトライしてみましょう。ただし肌に合わないときや揺らいでいる際は使用をストップしましょう。

【マイクロパーツも整える】
美は細部に宿るから、パーツケアも抜かりなく。
<唇>
マスクのせいでリップの保湿成分が剥がれたり、内側にこもった水分が蒸発する際、過乾燥に陥ったり...。通年以上に唇がカサつきやすいこの秋は、クリーム等でいつも以上に丁寧なケアがマストです。
<目元>
大気が乾くシーズン、目元もドライに傾きがちなので注意しましょう。保湿をすることで"乾燥小ジワ"も予防できます。デリケートなパーツなので、ソフトタッチで塗布しましょう。
<首、デコルテ>
フェイス同様に首やデコルテにも潤いをチャージしましょう。肌は"一枚"でつながっているため、ネックまわりのケアを怠るとフェイスラインまでもたつきやすくなるリスクもあります。

是非、ご参考になさって下さい。


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