雑誌『リンネル』2018年6月号 (4月20日発売 掲載ページP103)

特集『毎日の習慣、このままで大丈夫?「紫外線ダメージを蓄積させない生活」』
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

過度に紫外線を浴びるのはよくない事とはご存知と思いますが、日常紫外線となるといかがでしょうか?日常生活の中で浴びる短時間の紫外線対策はおろそかにしがちですよね。若々しい肌を保つために、うっかり日差しを浴びてしまっている習慣を見直しましょう。

読者の"あるある習慣"に先生がアドバイス!

【毎日の子ども送り迎え。往復10分だから日やけ止めは塗っていません】
A.たかが10分、されど10分。わずかな時間でも日やけ止めは必須。
紫外線を浴びたその瞬間から肌の炎症は始まっています。毎日10分の積み重ねはシミやシワなどの肌悩みへとつながります。曇った日でも晴れの日の約65~80%もの紫外線が降り注いでいるのでご注意を。

【今、気になるのはシミよりシワ。日やけ止めより保湿を重視しています】
A.紫外線は肌の乾燥とシワにも影響します。日やけ止めもしっかり塗りましょう。
紫外線はシミだけでなく、乾燥やキメの乱れ、シワやたるみの原因にもなります。保湿ももちろん大事ですが、日やけ止めもスキンケアの一環として忘れずに。

【昔は海が好きでしたが、今は日やけが怖いので、インドア派です】
A.日常の紫外線の軽視は禁物!インドア派でも日やけ止めは付けましょう。
室内でも窓際にいたら紫外線は浴びています。汗をかかないならばウォータープルーフの必要はありませんが、毎日快適に使える肌にやさしい日やけ止めを選び使いましょう。

【重くて日やけ止めはつけませんが、その分、美白ケアは徹底しています】
A.透明感のある美肌を目指すならば、まず日やけ止めを塗ることが前提です。
UVケアなくして美肌を育むことはできません。最近はみずみずしく軽い日やけ止め
もあるので、スキンケアの最後には必ず日やけ止めを塗ることを忘れずに。

【通勤中は汗をかくので、会社についた9時頃にUVケアします】
A.日の出から日の入りまで紫外線は燦々と降り注いでいます!
特に注意すべきは午前10時から午後3時ですが、日の出とともに出勤する9時前から紫外線は降り注いでいます。朝のスキンケアの最後に日やけ止めを塗布する習慣をつけましょう。

<紫外線ダメージが蓄積した肌って?>
紫外線を浴び続けると、角層(表皮)では肌バリア機能が低下し、本来の保湿機能も下がり、シミの素であるメラニンの過剰生成が起こりやすくなります。一方、真皮ではコラーゲンやエラスチン線維など線維質の変性によってハリ感が失われます。さらに加齢によって女性ホルモン(エストロゲン)が徐
々に減少。シミやシワが目立ってくるだけではなく、肌状態も敏感に傾きます。

結論
紫外線ダメージを蓄積させないために日やけ止めの塗布は毎日の習慣に
日やけ止めは一年中必要ですが、特に紫外線量が高まる4月からは注意が必要です。塗っていると思っていても生え際や首などの塗り残しがあったり、使用量が少なかったりすると、十分な紫外線防御効果が得られないため、重ね塗りをしましょう。日やけ止めを選ぶ際は心地よさやお手軽感など"継続しやすい"ものを吟味しましょう。

日々進化し続けるUVアイテムは、目的別にセレクトする時代に。特に紫外線量がグンと上昇する4・5月こそ、本格的なケアを始めましょう。

是非、ご一読ください。

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