ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)の効果と特徴

老人性血管腫は、年齢肌の一つのサインですが、体質によって多発します。また、妊娠中に増えることもあり、出来るだけ負担の少ない治療が求められます。血管腫にロングパルスNd:YAGレーザーを高出力で部分照射すると、ヘモグロビン(赤)に吸収され、安全に不要な血管を壊すことができます。出血もなく、気軽な照射治療です。

2~3㎜程度の、小さな血管腫は瞬時に消え、4~5㎜の血管腫は黒く変化し、縮小します。1ヶ月程度かけて、壊れた血管成分は徐々に貪食細胞が処理し、目立たなくなります。残った小さな血管腫は1ヶ月毎に1~2回追加照射することで消えていきます。1ヵ所あたり数秒で終了し、1回の治療費も安く、気軽にお受け頂ける施術です。栄養血管が存在するタイプや6㎜以上の血管腫は1~3回で消えないことがあり、ご希望があればCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で小さく削る処置を追加します。

ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)のリスクとダウンタイム
<痛み>経度 <腫れ>ほとんど無し  <内出血>なし、稀に水疱形成
shutterstock_1019073862.jpgジェネシスにも用いるロングパルスNd:YAGレーザーは米国FDAの承認を受けた安全性の高いレーザー機器です。通常血管腫に使用するダイレーザーと比較して、照射後のダウンタイムはほとんどなく、血管腫は治療直後に黒く変化し、小さくなります。手術と違って、傷にならないため、直後からメイクも可能で、日常生活の制限もありません。

ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)の持続と効果

2~3㎜程度の、小さな血管腫は瞬時に消え、4~5㎜の血管腫は黒く変化し、縮小します。1カ月程度かけて、壊れた血管成分は徐々に貪食細胞が処理し、目立たなくなります。残った小さな血管腫は1か月毎に1~2回追加照射することで消えていきます。栄養血管が存在するタイプや6㎜以上の血管腫は1~3回で消えないことがあるため、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で小さく削る場合もあります。

ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)の痛み

ジェネシスと違って、一瞬油が跳ねたような強い熱の痛みがあります。治療部位に外用麻酔を塗り、十分に冷やしながら照射しますので痛みに弱い方でも安心です。1か所あたり1~2ショットの照射ですので、数秒で済みます。治療後は少しヒリヒリして血管腫の周囲がほんのりピンク色に変化しますが、30分程度で落ち着きます。


ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)の禁忌事項
径5㎜程度までの小さな老人性血管腫(cherry angioma)の部分だけに照射するため、ほとんどの方でお受け頂くことが出来ます。

苺状血管腫、単純性血管腫など広範囲の治療は適応外です。診断の上、適切な施設にご紹介いたします。詳細はお問い合わせ下さい。

照射後に水疱や痛みが出た場合は、すぐにご連絡ください。
治療期間中は紫外線の影響を避けるために必ずUV対策を行ってください。

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