2022年4月15日

雑誌『美ST』2022年6月号(2022年4月15日発売)

特集「手洗い、うがいのように毎日予防したい。私の肌と心を老けさせる"嫌なこと"ブロック術」(P114~115掲載)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

手洗い、うがいが習慣なり、すっかり風邪を引く回数が減りました。同じように、知らず知らずに溜め込んでいる「老化の要因」をきちんと予防できたなら、もっと綺麗になれるはずです。肌と心にダメージを与える「嫌なこと」をブロックする方法をご紹介します。

【大気汚染】健康被害だけじゃない実は肌にも悪影響!
花粉や黄砂は体調にも影響がでる厄介者ですが、近年地球環境の悪化とともに気になるのがPM2.5と呼ばれる大気汚染物質です。粒子が非常に細かく毛穴から侵入し、肌内部のバリア機能を低下させる原因にもなります。

【マスク細菌】マスクの中で増加する細菌がニキビや肌荒れに!
マスク生活が日常化し、マスクを外すタイミングは家にいるときや食事をとる時など。長時間着用しているとマスクの中は温度も湿度も上昇し、細菌が繁殖しやすい状態になります。さらに着用中に擦れたり、着脱による摩擦などで肌に負担になることもあります。

【ブルーライト】毎日の積み重ねで浴び続けたダメージが蓄積
ブルーライトの光はUV Aに似ています。肌の奥深くまで到達し、肌にじわじわダメージを与えます。浴びている実感があまりないので知らず知らずのうちに肌にダメージが加わってしまいます。シミ、シワなどエイジングの原因にもなるので要注意です。

■自覚しにくいからこそ毎日の蓄積が肌のダメージに。
わかりやすい紫外線と比べ、大気汚物質(科学汚染物質)マスク細菌、ブラーライトは自覚しにくいものの、積み重なることで肌にダメージを与えます。大気汚染物質が肌に付着することにより微小炎症(顕微鏡レベルでの細胞内で起きている炎症)が起こり、さらに黄砂と複合体になると刺激性が強くなります。微小炎症によりメラニンが作られたり、コラーゲンの分解が進み老化の原因になるのです。またマスク細菌はマスク荒れの原因となります。ブルーライトは目に比べ皮膚への影響は少ないですが、UV Aに近い性質があるので肌の奥へのタメージとなります。それらの大敵から肌を守るには、肌に合った日々のスキンケアや定期的に美容医療でターンオーバーを整えるなど、バリア機能を高めることが重要です。

【慶田院長が教えるブロック術の基本】
●大気汚染対策:肌につかないのが一番!パウダーUVが効果的。
メーク後、肌の表面がしっとりしすぎていると、かえって大汚染物質が付着しやすいので、仕上げにパウダーを纏えば付着しにくくなります。UV効果があれば紫外線も防げてさらに◎。

●マスク細菌対策:細菌が増えにくい環境を作るのが正解。
マスク細菌を増やさないためには、マスクの中の湿気をなるべく放出することが大事です。1人の時にはなるべくマスクを外しましょう。逆に美肌菌を育てて、マスク内の環境をよくすることも◎。

●ブルーライト対策:ビタミンA・C・Eで抗酸化を怠りなく
抗酸化作用のあるビタミンACE配合のUVが◎。アンチエイジング効果も期待できます。数多く出ているブルーライトカットUV下地もおすすめです。

『ラロッシュポゼUVイデアXL』30g ¥3,400
光老化の予防には、季節を問わず紫外線ケアが必要です。ピーリングやレーザー治療などクリニックの施術中は紫外線に敏感になります。 UVA、UVBを幅広くカバーし、白く残らないため、化粧下地としてご使用いただけます。日常のお手入れにおすすめしたい日焼け止めです。

是非ご参考になさってください。


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雑誌『からだにいいこと』2022年6月号(2022年4月15日発売)

特集〝シミ・たるみのない「透明ハリ肌」なら5歳若見えは余裕!″(P70~P74掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

■たるんだ目元、くすみ肌、ぼやけた輪郭...同じ顔でもこれだけ違う!シミ、たるみのない「透明感ハリ肌」なら5歳若見えは余裕
〇若さの2大条件
【透明感がある】水分をたっぷり蓄え、色むらのない肌が理想
透明感のある肌=角層が抱える水分量が多い肌と言えます。うるおいによりキメが整っていてツヤ感があります。シミなどの色ムラがないと、さらに若く美しく見えます。

【たるみがない】輪郭が滑らかだと若く美しく見える
加齢で顔の骨と脂肪は萎縮します。一方、表情のクセで筋肉が過発達するとシワやたるみの原因になります。たるまず滑らかな輪郭は若さの必須条件です。

「いい老け方」ならいくつになっても若々しく見えます。
万人が歳は取るものです。大事なのは老け方です。たとえば黒柳徹子さんは何歳になっても若々しく見えます。もともとの顔の骨格の美しさに加え、好奇心旺盛で情熱があり、素直で明るいという内面が若さを作っている良い例です。不平不満ばかりの顔は、たるみが加速して、悪い老け方になります。シワやシミがあってもハッピーなら目指すはこっち。ぜひ「いい老け方」を目指してください!!

■保湿と活舌が体の内側から若さを作る
透明感のある肌に、つるんと滑らかな「逆卵形」の顔。これが若く見える人の条件です。透明感というと〝私は色黒だから″と嘆く人がいますが、透明感はメラニンの量とは関係ありません。表皮の水分量がたっぷりあって、なおかつ色ムラがない肌は透明感があり、若々しくみえます。一方で乾燥してキメが粗い肌や、シミやイボがある肌は老けて見えてしまいます。また、若く見える顔は頬から顎にかけてのラインが滑らかで、顎がシャープなのが特徴である一方、顔の脂肪がしぼんで垂れ下がり、フェイスラインがでこぼこすると老け顔に見えてしまいます。若い顔を取り戻すには、まず保湿をしっかりすること。それだけで多少のちりめんジワは解消できます。次に、活舌よくしゃべって口周りの筋肉を動かすことが大切で、たるみ予防に効果的です。それからメンタルもとても大切。人をねたんだり恨んだりすると眉間にシワが寄って口角がさがるので、なるべくニコニコご機嫌でいること。顔だけではなく、心身トータルで健康でいるように心がければ、自然と5歳は若く見られるようになります。

〇なりたいのはこっち!5歳若見え顔
【額やこめかみがふっくらしています】
ふっくらしたおでこやこめかみは若さの証しです。美容医療でも、ここに『ヒアルロン酸注入』する人が多く、満足度の高い部位の一つです。

【肌に色ムラがなく潤っている】
水分量が多く、キメが整った肌は透明感がバツグン。シミなどの色ムラがないと、さらに若々しく見えます。

【フェイスラインがなめらか】
美容医療ではとにかく顔を「逆卵形」に近づけることを重視しています。なめらかな輪郭は美と若さのポイントです。『ウルセラリフト』と『サーマクールFLX』のコンビネーション治療が鉄板です。照射治療は複数の機種を繰り返し行う事で、切らずにリフトアップが叶います。

【あごがくっきりシャープに見える】
歳をとると輪郭がだぶつき、顔が四角く変化していきます。顎のラインがくっきり出ているシャープな顔は若く見えます。

〇年齢間があり不幸せそう‥老け見え顔
【こめかみがそえている】
実はこめかみや額は加齢で骨のボリュームが減りやすい部分です。ここがそげているとゴツゴツして一気に老け込んで疲れた印象になります。

【目元がたるんでいる】
目周りの骨も減りやすく、その上に乗っている脂肪も加齢とともに萎縮して、目元たるみを作る要因の一つです。

【シミやイボが目立つ】
肌に色むらがあると老けて見えてしまいます。代謝が落ちる40代以降は、シミやイボが一気にできやすくなります。『CO2レーザー手術』などの治療が必要なので、受診をおすすめします。

【頬の脂肪が垂れ下がっている】
ハリを失った顔の肉が落ちてできた脂肪の吹きだまりは、進行するとブルドッグのような輪郭に印象を変えていきます。

【口角が下がっている】
口角が下がって見えるのは、口元の筋肉の衰えによるものです。マスク生活が長引き、口をきちんと動かさなくなった影響も大きいです。

〇たるみ消し!ぷる肌&小顔でいたいから、うるおいたっぷりのツヤ肌、キュッと上がったフェイスライン。たるみ知らずの小顔の芸人さゆりさんの秘密に一部コメントさせて頂きました。
さゆりさんは、骨密度の維持目的で、かかと落としを行っているようです。顔の土台である骨が減るとその上にある脂肪と皮膚も崩れるので、骨量維持は大切です。顔が若い人は全身の骨がしっかりしている傾向があります。骨は衝撃を与えると作られるので、かかと落としは骨密度アップに効果的です。ダンス、縄跳び、タップダンスなども同様の効果が期待できます。これからも継続をおすすめします。

是非ご参考になさってください。


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2022年4月12日

雑誌『up PLUS』2022年5月号(2022年4月12日発売)

特集「あなたは万全? 永遠の2大悩みには頼れる"大人の"毛穴&ニキビ2022最新の救世主はこれだっ!!」(P56~62掲載)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

大人の毛穴&ニキビ問題は原因が複雑化し、お手入れに迷いが出ることも...。慶田院長が美肌ドクターとしてアドバイスと解説をしています。

【Part 1:毎日の積み重ねが肝心!毛穴ケア】

■毛穴のタイプごとに対策するのが鍵です
一般的に毛穴とは、毛が表面に出てくる開口部付近の"毛漏斗部"のこと。毛の断面も毛穴として呼ばれていることが多いようです。この部分にはメラニンが多く、生理的に黒ずみやすい、また角層が厚くなりやすいという特徴もあります。それによって皮脂が中に詰まりやすく白や黒のポツポツと見えることもあります(白ニキビ・黒ニキビ)。また加齢により、真皮のコラーゲン線維が劣化すると、毛包の形態が保てなくなり、楕円形に広がってしまうこともあります。このように、毛穴が目立つ原因はさまざまですが、そもそも毛穴の入り口はすり鉢みたいなロート状になっています。毛穴は上から見るため、物理的に広く見え、影が黒く見え目立ちやすいのです。

■3大毛穴タイプとは?
分類は医学的ではなく、便宜上で分けることになりますが、ここでは3つの毛穴タイプをご紹介します。

「黒ずみ毛穴」
摩擦や紫外線、誤ったスキンケアなどで生じた皮膚の炎症により、メラニンが増えすぎ、毛穴が黒ずんで見えます。

「詰まり毛穴」
過剰な皮脂と角質が混ざり合った角栓が、毛穴の入り口に詰まった状態。脂性肌の人に起こりやすいタイプです。

「たるみ毛穴」
加齢や紫外線などによる光老化が引き起こす肌老化のひとつ。皮膚がゆるみ、毛穴はすり鉢状にヘコんで広がります。

■「洗顔料は優しい洗浄成分で潤いを奪わないものを選び、目的によって使い分けをしましょう」
それぞれのアイテムで汚れや角栓への働きかけが違うので、自分の肌の状態に合わせて使い分けるようにしましょう。乾燥肌や敏感肌に多い「朝はお湯だけ」派も要注意。前夜のスキンケアの油分や睡眠中に分泌された皮脂が酸化すると、肌の刺激となり角層乱れの原因になる恐れがあります。

■「乾燥しやすい洗顔後はすぐ保湿を!化粧水や乳液で潤い補給を怠らないで」
乾燥によりバリア状態が壊れてしまうと、角層が厚くなり毛穴が詰まる原因になります。皮脂が出ていても角層は乾燥しますので、洗顔後はすぐに化粧水と乳液で保湿をするようにしましょう。きちんと潤いを補給してあげることが毛穴を詰まらせない秘訣です。手のひらで優しくなじませしっかり浸透させてあげましょう。

■「美容液はスペシャルではなく朝晩使うべき必須アイテム」
栄養を与えすぎて困ることはありません。抗酸化作用のあるビタミンCが入っているものなど、美容成分がたっぷり入った美容液を出かける前に塗っておくと、紫外線を浴びて発生する活性酸素を消去する作用もあります。朝晩塗ることで、美白&エイジングケアにもなります。もちろん毛穴目立ちの悪化防止としても効果的です。

【Part 2:健康肌をつくることで未然に防げる!大人ニキビ対策】

■「ニキビは肌や体が発信するSOSサインです」
ニキビは毛穴とその周囲に生じる炎症のこと。ニキビができるのは、皮脂を分泌する皮脂線が大きく発達した「脂線性毛包」が分布する顔、背中、胸などのエリアです。ニキビの成り立ちは毛穴の入り口が詰まって皮脂が溜まり、皮脂を好むアクネ菌が増えて炎症を起こすというものです。皮脂分泌量の多い方はニキビになりやすいのですが、実は乾燥によっても毛穴が詰まるのでニキビになります。大人女性は皮脂の分泌がそれほど多くないにも関わらず、ニキビができてしまうという人も多いはず。その原因は保湿不足や、こすれによる刺激、洗いすぎ、睡眠・栄養不足によるターンオーバーの乱れなどが原因です。これにより、角質のバリアが乱れて角層が厚くなり、毛穴の入り口がふさがってしまうので、ニキビになりやすいのです。

■「スキンケアだけじゃない!ニキビ対策のための美習慣」

Point 1 生活習慣の見直しを!
ニキビを改善する生活習慣とは、「バランスの良い食事」、「良質な睡眠」、「便秘の改善」、「運動習慣」、「ストレンスコントロール」の5本柱です。さらに「タバコ」や「深酒」はターンオーバーを滞らせる美肌の天敵です。

Point 2 便秘にならない腸活を!
便秘がちの人は角層の水分量が低く、毛穴が詰まりやすくなります。便秘が続き、腸内の悪玉菌の割合が増えると、血液中に悪玉菌によって作られる腐敗産物が巡り、ニキビのできやすい肌質になります。野菜やヨーグルトなどを食べ便秘を改善しましょう。

Point 3 湯船に浸かる日をつくる
バスタブに浸かると血行が良くなり、新陳代謝もアップします。肌のターンオーバーも促してくれます。ただし、長時間の入浴は乾燥のもとなのでほどほどにしましょう。毎日シャワー派という人も、週に何回か試してみると良いでしょう。

是非ご参考になさって下さい。


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