2021年4月16日

雑誌「美ST」2021年6月号 (4月16日発売)

特集「新時代の新目標。綺麗な50代へ―今すぐできること全部」(掲載P34~P35、P54~55)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

~40代はもうオバさんじゃない~
【49歳の"壁"と人生最後の『お肌の曲がり角』】
「昔と比べて今の40代は若くなった」と言われる時代になりました。コスメや美容医療、サプリなどの飛躍的な進化、さらに自身の努力によって老いを感じることが減ったのではないでしょうか。若く綺麗に過ごせた40代は、"オバさん"なんて揶揄されることもなくなりました。
しかし、50歳直前に『肌の曲がり角』が訪れます...。これからは美の試練は待っているけれど、「50代だってずっと綺麗なまま過ごしたい!」そんな目標をもって、明るく・楽しく・全力で、美しい未来に進んでいきましょう!

■"おばさん"という制約から解放された40代は綺麗になった。でも...
最近の40代女性は確かに綺麗になりました。化粧品や美容医療の進歩はもちろん、40代女性の社会的役割の変化も影響しています。シンプルにいえば、もう"おばさん"を演じる必要がない時代に変化したからです。社会で活躍し、イキイキとした様子が若々しさに表れていると感じられます。ただ、肌のエイジングは気持ちとは別物。年齢と共に確実に進行しているので、きちんとした対策が必要です。

■年々増える老け見え原因は「顔の余白」
なんだか間延びして見える・流行りのメークがしっくりこない...。そう思い始めた方はいないでしょうか。その原因はいつの間にかできてしまった、目と眉の間・頬・鼻の下など「顔の余白」かもしれません。なぜ年齢を重ねると「顔の余白」が現れるのかを、顔の構造を元に理解しましょう。さらに部位別に、「顔の余白」を解消する美容医療を提案致します。

余白①『目と眉の間』...支えてくれる骨がなく、重力に負けた"かぶりまぶた"に
目がある部分の骨格は空洞で、筋肉や脂肪で支えられています。加齢により脂肪が減少すると重力の影響が顕著になります。上まぶたを引き上げている筋肉も弱まるので、まぶた全体がかぶるように下がります。
★おすすめの治療:
ウルセラ(ウルセラシステム)』×『ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)
ウルセラは超音波エネルギーを目的の場所に集中して照射することができます。狙ったポイントのみに超音波の熱を加え、コラーゲン線維を収縮・再生させ、目周りの皮膚を引き締めます。現時点では最も強力で効果の持続期間も長い、『アイリフト効果』でFDAの承認を得た最高峰照射機器と言えます。
さらに、顔の形状を支える根幹である『真性靭帯(True Ligament)』の根元に少量のヒアルロン酸を注入すると、シワ・たるみ・輪郭の崩れを根本から解決でき、緩んだ皮膚の仕上がりが圧倒的にレベルアップします。

余白②『鼻の下』...唇の反りが無くなりのっぺりと間延び
口輪筋や鼻の脇にある"上唇挙筋"や"上唇鼻翼筋"が硬化し、引き上げる力が低下します。口元内部の柔らかいコラーゲン線維も加齢により緩み始めます。すると人中の山が消え、鼻の下が伸びたように見えます。
★おすすめの治療:『ヒアルロン酸注入(唇形成)
リップラインが曖昧になると、鼻下が伸びて口唇縁が内側に入り込み、ぐっと老けた印象を与えてしまいます。リップラインに沿って少量ヒアルロン酸を注入すると、輪郭がはっきりし、ボリュームのある唇をデザインでき、鼻の下の間延びを解消できます。唇は若さと魅力を表す大切なパーツです。ヒアルロン酸注入は医師によって仕上がりに大きな違いが生じ、医療事故の報告もあるので、信頼できる医師の施術を受けましょう。

余白③『頬』...脂肪の減少と筋力の低下で四角く広く平坦に
皮下組織の脂肪が減少することにより、皮膚がたるみ、ハリが失われます。顔の中央部で皮膚や脂肪を支える靭帯も劣化するので、頬全体が下垂し平坦になります。
★おすすめの治療:『ヒアルロン酸注入(美人顔デザイン注入)
頬は、若い時には持ち上がったトップ・滑らかな曲線を帯びた部位になります。しかし加齢に伴い、『骨格』・『靭帯』・『脂肪組織』・『筋肉』・『皮膚』のそれぞれの層で立体的に変化が起こり、お互いに影響しながら老化が進行していきます。生じている加齢変化に最適な部位にヒアルロン酸フィラーを注入することで、骨格と皮下組織のボリュームロスを補い、靭帯を補強しリフトアップを図ります。一人一人の骨格や肉付きなどに合わせ適正にカスタマイズした注入を行いますので、『自然な若返り効果』が得られます。

この様に、加齢によって生じた「余白」には原因があり、それに対応する美容医療は現代技術の進化により存在します。しかし施術を受けるクリニックや医者の腕は、経験や知識によって様々で、仕上がりも変わります。信頼と実績のある院を探してみてください。当院は、顔全体を立体的に捉え治療する『美人顔デザイン注入』に定評があります。「余白」やその他加齢による悩みなど、ご気軽にご相談にいらしてください。


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2021年4月14日

WEB『美的.com』(4月14日掲載)

特集「女医に訊く♯153 マスク生活が長引くと目元のシワが増える!? シワの改善に有効な治療法とは?」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。

マスク越しのコミュニケーションは目が命です。自分の気持ちを伝えるために、普段よりオーバーに目を細めたり、見開いたり、眉をひそめたりしてはいませんか?マスク生活が与える目元への影響についての記事を監修しました。

■マスク生活が長引くと目元のシワが増える!?
マスクをつけていると、つい目がいくのが目元のシワ。笑顔の素敵な方だからこそ、「カラスの足跡」と呼ばれる目尻の笑いジワがくっきりと目立ってしまい、気にする方もいらっしゃいます。マスクによるトリミング効果(見えている部分が目立つ)もありますが、目を使ったコミュニケーションが増えたことも原因であると考えられます。
特に接客業の方などは、、口元が見えない分、目元でしっかり笑わないと怖い印象を与えかねないため、職業柄、目尻のシワや眉間のシワが急速に悪化している方も多いように感じられます。マスクから見えるところの表情筋を積極的に動かすことで、より加齢が進行してしまう可能性は否定できません。

■表情豊かな人ほどシワが深くなる!?
表情ジワは無意識にシワを寄せてしまうことが原因でできるため、意識して改善しようとしても効果はありません。それどころか、毎日の筋トレで徐々に筋肉が大きく成長し、さらに深いシワをつくってしまします。
残念ながら目元のシワは、目元を動かせば動かすほど悪化します。人によってはマスク生活の期間中、ハードに動かした分だけ折ジワが刻まれてしまうかもしれません。表情豊かな方ほど表情ジワに要注意です。気になるなら、これ以上シワが深くならないように対策を講じましょう。

■表情ジワの予防&治療にはボトックス注射が有効
このような過剰な筋肉の収縮を予防するには、ボトックス注射がおすすめです。目元の表情ジワに対するボトックスの効果は、予防と治療の2つの意味があり、絶大な効果を発揮します。若いうちから定期的にボトックスしている方は、圧倒的に表情ジワが少ないです。
さらに近年は、表情筋層に深く注射してその収縮を抑えることで表情ジワを治療する通常のボトックス注射に加え、皮膚の浅い層(真皮層)に注射して、表情筋に薬剤を拡散浸透させて筋肉の表面線維だけの働きを弱める「メソボトックス注射」という美容医療もあります。自然な表情を保ちながらシワを改善し、肌を引き締めることが可能になりました。

特に、男女ともに『人相が悪く見える』とお悩みの方も多い眉間のシワは、早くから治療しておくほど満足度の高い部位です。実は、コロナ禍以前から「子どもと過ごす時間が増える夏休みの間に眉間のシワが深くなるから」と、ボトックス注射を受けにいらっしゃる患者様も多いのです。シワが深く刻まれる前に予防しましょう。

★『ボトックス注射(眉間)』初回トライアル:¥24,000~
ボトックスを表情筋に作用させ、動きを止めたり弱めたりします。筋肉に正確に注入する必要があるので、特に高い技術力を要する施術です。

★『メソボトックス注射(目尻)』初回トライアル:¥24,000~
皮膚の浅い層(真皮層)にボトックスを注射し、開大毛穴の引き締めやナチュラルなちりめんジワの改善を叶える治療法です。
メソボトックス注射は、筋肉に直接作用する施術ではなく、メソダーム(真皮層)にごく少量注射します。ボトックスが適切な範囲に拡散し、筋肉の表面線維だけの働きを弱めることにより、「自然な表情」を保ちながら、シワを改善し、肌を引き締め、効果を得るナチュラルな若返り術です。額や目尻など、自然な表情を保ちながら、たるみとシワを改善したい部位におすすめです。

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2021年4月13日

週刊誌「SPA!スパ」2021年4月20日号 (4月13日発売)

特集「やっておくと超ラクになる「介護脱毛」」(掲載P38~P39)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。
SPA!独自の鋭い視点で、親の介護まえにすべきことをリスト化した特集です。

【親が死ぬ前にやることリスト30】
老親のカネ、介護の準備、実家や墓の整理等...。要介護になってから始めては、既に手遅れかもしれません。まだまだ元気な親でも、介護やさらに死後に向けての準備は必要です。いつかは来る「親の介護や死」にどう備えるべきかというテーマで、介護脱毛の観点からお話させて頂きました。

■やっておくと超ラクになる「介護脱毛」
アンダーヘアの脱毛を親に促すのも介護の事前準備として有効です。当院では、女性を中心に介護脱毛する40~60代の人は3年で6倍強に増えています。
介護状態ではお風呂も制限され、おむつ生活を余儀なくされます。そうなると便や尿、汗や皮脂など、アンダーヘアには様々な汚れがこびりつきます。オムツ交換の頻度は決まっているので、してから直ぐにオムツを替えてもらえることは無いからです。

汚れが毛に付着したまま放置すると、臭いやおむつかぶれ、感染症の原因となり、病変にも気づきにくくなってしまいます。ご高齢だと脱毛に抵抗のある方も多いと思いますが、脱毛して清潔に保つことは、介護者の負担軽減だけでなく、被介護者のトラブル回避にも繋がります。お互いの為になる点をふまえて、親と介護脱毛について話し合ってみましょう。

介護脱毛に際して注意すべき点として、レーザーは白髪には反応しないので、アンダーヘア脱毛はまだ黒い陰毛が残っている70代前半までに行ってください。また、脱毛サロンでは衛生面の管理が不行き届きな場合があり、脱毛治療で感染症になった事例もあります。さらに、熱傷のリスクもあります。介護脱毛はそれなりにお金のかかる処置ですが、安全のためにも医療機関を受診することをおすすめします。

レーザー脱毛
レーザー脱毛とは、黒色にだけ吸収される波長のレーザーを照射することで、毛根周囲に存在する毛を作り出す組織(毛乳頭や毛包幹細胞)に熱によるダメージを与えることで脱毛する医療行為です。日本人のデリケートゾーンは生理的に浅黒いので、はじめの3回で毛が柔らかくなり5回程度で、処理が相当楽になり、8回ほどの施術でほぼ毛が無くなります。下着の蒸れなども軽減され快適になりますので、将来の介護を見据えて早めに脱毛することをおすすめします。60歳以降の女性の場合、アンダーヘアの毛量も減ってくるので、上記よりも少ない回数で十分な減毛を実感いただけます。

≪VIOラインセット≫1回¥45,000/5回¥180,000(¥36,000/1回)

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2021年4月12日

雑誌「up PLUS」2021年5月号 (4月12日発売)

特集「緊急ニオイリモート会議始めますっ!」(掲載P62~P65)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。

【緊急ニオイリモート会議始めます!】
ジトジト・ムシムシするなど、汗ばむ季節の到来で、女性には悩ましい「ニオイ問題」が多発しています。汗をかき、自分のニオイが気になり始める方も多い時季かと思います。解決したいけれど、なかなか人には言えないのが「ニオイ」の悩みです。この悩みの解決法について、部位別にニオイの原因から対策法までご紹介しました。周りに相談できず悩んでいる方は、ぜひ参考に御覧なってください。

■体臭はその"部位ごと"に適した対策をしましょう
コロナ禍によって私たちの「ニオイ」に関わる悩みの傾向には大きな変化がありました。リモートワークや時間差通勤によって満員電車に乗ることが減り、ソーシャルディスタンスを保つようになったので、ニオイを気にするシーンは減ったかもしれません。一方で、家族や恋人、友人などの親しい人への配慮は引き続き求められると思います。
体臭はそれぞれの部位によって原因がまったく異なります。原因が異なれば対策も変わるのは当たり前です。それぞれの原因を正しく知り、対策をして、身近に関わる人へのエチケットを心がけましょう。

 清潔感が顕著に表れる「髪&頭皮」のニオイ問題
頭皮は皮脂分泌が高く発汗量も多い部位です。皮脂は酸化すると悪臭が...。汗は本来無臭ですが、常在菌の作用で汗臭さの原因になります。若い女性に多い「ラクトン」には加齢臭をマスクして感じさせなくする作用があるのですが、30代になると激減し、女性でも油臭くなります。皮脂は洗浄剤で優しく洗い、汗はよくすすぐのが一番効果的です。

 汗ばむ季節にご用心!「ワキ」のニオイ問題
ワキには"アポクリン汗腺"が多く、ワキガはアポクリン汗腺由来の汗によって生じますが、遺伝で決まった体質で、耳垢がねっとりしたタイプはワキガがあります。(反対にカサカサ耳垢はワキガではありません。)汗をかいたら拭く、下着を着替える、汗を付着させるワキ毛を剃るのが有効です。
『レーザー脱毛』はアポクリン汗腺の活性を抑えるのでワキガにも効果的です。また、"メスを使わない多汗症治療"として人気なのが『ボトックス注射』です。ニオイのもととなるアポクリン汗腺、汗ジミとニオイを拡散させる原因ともなるエクリン汗腺の働きを弱める効果のあるボツリヌストキシンを利用して、ニオイと汗の量を軽減させます。この2つの治療を組み合わせると、より効果が得られます。

 こまめなケアが肝心!「おくち」のニオイ問題
口臭の有無は、口腔内細菌の種類によって決まります。それに加えて、喫煙、毎回歯磨きをしない、舌苔、唾液量の減少は口臭をさらに悪化させます。最近はマスクの長時間着用で口呼吸が増え口臭が悪化したケースも増えています。規則正しい3食の食事を摂り、食べ物をよく噛むことも大切です。食後は隅々まで丁寧に歯を磨き、毎回フロスで歯の隙間のカスやプラークも取り除きましょう。その後もマウスウォッシュも有効です。舌苔が目立つ方は、優しく舌ブラシで撫でるように洗いましょう。

 ニオイの主な原因は足汗!「あし」のニオイ問題
足は多汗の場合、角質に細菌が増え悪臭を放ちやすいようです。また多汗でなくとも一日中靴を履いていると、蒸れが生じる部位なので、細菌が増えてニオイが出やすい箇所です。毎日足の指の間、爪の裏などまでしっかり洗ってよく乾かすことがポイントです。毎日同じ靴を履かないことや、靴を乾燥させることも重要になります。素足ではなく靴下を着用することも有効です。

 キレイをキープして優しくケア「デリケートゾーン」のニオイ問題
デリケートゾーンにワキと同様のニオイがあるなら、ワキガの外陰部版「すそわきが」です。「すそわきが」は体質なので、ワキガと同様の対策をしましょう。それ以外の場合は、尿、便、おりもの、月経血がニオイの原因です。汗をかくとニオイは拡散しやすくなります。女性器は複雑な構造なので、小陰唇の基部などにたまりやすい垢や汚れを入浴時に優しく洗いましょう。デリケートゾーン専用の洗浄液も出ていますが、敏感肌用のボディソープを使用しているなら兼用で構いません。
すそわきがの治療法として、『ボトックス注射』があります。ボツリヌス毒素の作用でニオイを拡散させる原因になるエクリン汗腺とニオイの汗を作るアポクリン汗腺の働きを弱め、ニオイと汗量を軽減させることができます。外性器周辺と陰毛部に注射を打つだけなので施術時間が15分程度と短く手軽でありながら、効果は半年~10か月程持続します。また、陰毛は臭い物質が付着する温床となるので、『VIOラインのレーザー脱毛』との併用がおすすめです。ボトックス注射、レーザー脱毛治療のいずれも、汗腺だけでなくアポクリン汗腺の働きも抑制するので、ニオイの軽減に相乗効果があります。

以上が部位別の原因&対策法になります。とはいえ、日本人は体臭が軽い方がほとんどです。その割に気にするのは、高温多湿であること、古来よりにおいに敏感な民族性によるところが大きいです。エチケットとしての清潔は保ちつつ、あまり過敏に気にし過ぎないようにしましょう。「ニオイの問題」は周囲に相談しづらい内容かと思います。当院では女性皮膚科専門医と経験豊富なスタッフが、プロの立場でニオイのお悩みも解決できるよう努めておりますので、気軽にご相談しにいらしてくださいね。

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