2021年2月18日

WEB『日経xWoman Terrace』(2月18日掲載)

特集「尿漏れ対策には「膣トレ」より「インナーユニット」強化」に慶田院長の日経アンバサダーブログ記事が掲載されています。

【尿漏れ対策には「膣トレ」より「インナーユニット」強化】
大人の女性が人知れず抱えるお悩み...それは「尿漏れ」です。尿漏れの改善には「膣トレ」よりも普段の"姿勢"が大事です。

■骨盤底筋群のゆるみやダメージが原因
テレビCMも増え、「膣トレ」なる言葉も一般的になった昨今で、女性が自身の体に向き合う重要性が浸透してきたのは喜ばしいことではあります。しかし、尿漏れや子宮脱といった"骨盤底筋群"の問題は表層だけの対処では不十分なのです。
骨盤底筋群のゆるみや筋肉へのダメージは『腹圧性尿失禁』の原因となります。この症状は咳やくしゃみ、重い物を持ち上げた瞬間、走ったりジャンプしたりしたときなど、お腹に力が入ったときに「尿漏れ」する状態のことです。

≪骨盤底筋群≫
恥骨から尾骨にかけて重なり合った靭帯や筋肉で、ハンモックのように子宮や直腸、膀胱などの臓器を支えています。とくにダメージの要因となるのが妊娠・出産です。妊娠して子宮が重くなると骨盤底筋群に負荷がかかります。そして、出産時には大きな赤子が通過するので、限界値まで引き伸ばされて大きなダメージを受けます。また、日常生活でも姿勢や呼吸の仕方、咳やくしゃみ、排便時のいきみ、慢性的な便秘などによって、過剰な腹圧が下方にかかり骨盤底筋にダメージを与えています。さらにこれらは加齢と共に加速していきます。

■骨盤底筋トラブルを防ぐためには『インナーユニット』の強化が鍵!
巷で流行っている「膣トレ」は、膣と肛門をキュッと締め、骨盤底筋群の表層に位置する"恥骨直腸筋"を鍛える方法が主流です。恥骨直腸筋は骨盤底筋群の表層に位置する筋肉の一つで、尿道や膣、直腸の周りをU字型に囲んで、排尿をコントロールする働きをしています。
でも、恥骨直腸筋は骨盤底筋群のほんの一部に過ぎません。尿漏れなどの骨盤底筋トラブルを防ぐためには、日常的に骨盤底筋群に腹圧をかけないことが大切です。そのためにはもっと深層にある『インナーユニット』といわれる筋肉群に着目した生活と運動が鍵になります。

≪インナーユニット≫
「腹横筋」「横隔膜」「多裂筋」「骨盤底筋群」の4つの総称で腹腔の深部にある筋肉で、4つの筋群は協調的に動いて臓器を支え、体幹を安定させています。クリニックで定期的に医療機器『エムスカルプト』で腹部~ヒップの筋肉強化をしたり、『ヴィーナスハイフ』で膣の引き締めも年に2~3回受けると、妊娠によるハイダメージを軽減できます。

 『エムスカルプトα(EMSCULPTα)』
約30分間の‟超・効率トレーニング"です。電磁場の作用で、寝ながら約2万回の筋収縮を起こします。世界で唯一、筋肉を増強しながら脂肪も減らして理想的なボディラインを作れる画期的な医療痩身機器です。

 『ヴィーナスハイフ(V‐HIFU)』
超音波を用いて女性器(膣・会陰部など)のたるみを強力に引き締める、「ウルセラ」と同じ超音波によるHIFUシステムを用いた世界初の「女性器専用若返り治療」マシンです。表面には傷をつけずに、エネルギーを正確に狙った層(深さ)に届け、コラーゲン線維の収縮による引き締めや、新しいコラーゲン線維の再生により、緩んだ膣や膣口を強力に引き締めます。

ポッコリお腹も、垂れ尻も、尿漏れも、膣の緩さも連動しています。セルフケアでは、姿勢の見直しと体幹トレーニングを、クリニックケアではエムスカルプトとヴィーナスハイフでインナーユニット強化と膣トレをしましょう。これらは、お顔のケアと同じくらいに大事なことだと思います。40代からの人生が50年も続くのですから、遅すぎるということはありません。

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