2019年3月30日

雑誌『週刊女性』2019年4月9日号(3月6日発売 掲載ページP186~189)

特集「今から始める大人のUVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線量が増え、うっかり日焼けが多い春。〝気のゆるみ〟の積み重ねが、未来のシミ・シワを確実に育てます!そこで、大人世代も満足の高機能アイテムや、1日中お肌を守り抜くメイクのテクをについてご紹介します。

≪ホントに知ってる?UVケア キホンのキ≫

Q.春からUVケアってやっぱり必要?
A.1年じゅう、365日マストです!
紫外線のダメージは、コップの水と同じです。つまり生まれたときから今までに浴びた分が徐々に蓄積され続け、コップがいっぱいになると水があふれるようにダメージが現れだすのです。夏以外も紫外線は降りそそぐので、通年のUVケアは必須。

Q.朝塗れば夜まで効果は続く?
A.NO!SPF50でも塗り方でSPF10以下に
SPF測定時のUVカット剤の規定使用料は相当多め。実際に肌に伸ばしたときには、表示のSPF値の1/5以下になると心得て。PF 50のアイテムを使っていても、1日に2〜3回は塗り直すのがベスト。崩れ対策& UVカット効果アップのために、下地•ファンデ•パウダーと重ね付けするのがおすすめです。

Q.改めてPA 、SPFって?
A.紫外線A波、B波目安の数値
「SPF」は紫外線B波(UVB)を、PAは紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を統一の方法で測定し、数値化したものです。UVBは長波が短く、肌表面の日焼けやシミ、皮膚がんなどの原因に。UVAは波長が長く、肌深部(真皮)まで届き、コラーゲンやエラスチンを変性させるので、シワやたるみの原因になります。

Q.UVケアで防ぐのは顔のシミだけ?
A.皮膚がんや、目の病気も!
紫外線による疾患として第一に挙げられるのが皮膚がん。乳幼期から紫外線を完璧に防御できれば、光発がんの発生リスクは限りなくゼロに。また白内障の要因になるなど、目への影響も懸念されています。皮膚病や、全身の老化にも影響する紫外線ダメージ、防がない手はありません。

Q.子供のUVケア、どうする?
A.日本は対策が遅れている!
子どもでは、光発がんのリスクは大人よりずっと高いのです。ですから帽子だけでは不十分。例えば赤道に近いオーストラリアでは学校にも日焼け止めが常備されるなど指導が徹底されています。受けた紫外線ダメージは消えないので、子どものうちからしっかり防ぐことを習慣にしてあげましょう。

≪大人のわがままを考えるタイプ別UVケアアイテム≫

UVカットだけじゃない多機能搭載が標準に
日進月歩の進化を遂げているUVケアアイテム。紫外線だけでなく、乾燥対策も含めた外的ストレスから肌を守る総合的なガード力の強化が、最近のUVケアアイテムの特徴の1つ。
ここ数年で、PM2.5や花粉、粉塵といった大気中の汚染物質からも肌を守る機能が搭載されているアイテムが急増しています。そのほかにも、高い紫外線カット力にスキンケア効果やメイク効果、崩れにくい機能がプラスされるなど、どんどん多機能化しています。各々ライフスタイルや好みに合わせたUVアイテムが選びやすくなっています。
メイク効果がある、スキンケアと両立できる、くずれにくい、など高いUVカット効果にプラスαの機能が加わった、多機能タイプをセレクトするのも良いでしょう。
また、使い心地にこだわる派にも、肌へのやさしさと高いUVカット力、どちらも叶えるアイテムが揃っています。
サブアイテムとして、お化粧の上から使えるパウダータイプや、スプレータイプなどを活用し、日焼け止めを塗り直す習慣をつけましょう。

≪美容賢者が実践する24時間焼かないテク≫

●朝、食べるとNGなものに注意
ソラレンを含む食材は控えて!
抗酸化力の高いビタミン ACEが豊富な緑黄色野菜を積極的にとりましょう。ただしセロリなどセリ科の野菜や柑橘類には光毒性物質ソラレンが含まれています。摂取後、紫外線に当たると色素沈着を起こしやすいため、朝は控えてください。
朝のNG食材:グレープフルーツ・レモンなどの柑橘類、セロリ、きゅうり、キウイフルーツ、しそなど

●日焼け止めの塗りのコツ
ムラなくカバーを意識して、こすらずに
◆慶田院長直伝のミルフィーユをご紹介。
とにかく優しく、塗り広げないことがコツ。塗り残し、塗りムラを防ぐため、服を着る前に塗るのがポイント。
1.顔は額、鼻筋、両方、顎の5ヵ所に500円玉大の日焼け止めを置く。さらに同量を首•デコルテ5ヵ所置く。
2.人差し指•中指•薬指の3本を使い、イラストのように優しく塗り広げる。細かい部分は薬指を使う。
3.1と2を繰り返して2度塗りしたら、パウダーファンデかお粉を大きめのパフで押さえるように密着させる。

●服の中でも焼けている!
UVカット服はUPF値を参考に
衣類で肌を覆ってしまえば、紫外線対策は万全だと思いがち。実は衣服の素材や色によっては半分以上、紫外線を透過している場合も。日差しから徹底的に守るなら、繊維の紫外線遮断率やUPF値(紫外線保護指数)が表示された衣類を選ぶと安心です。色は白より黒の方がカット力が高くなります。

●塗り直しもこまめに
メイク直しはランチの前
朝のメイクのままランチで外に出ると、日焼け止めが崩れた状態で日差しを浴びることに。メイク直しはランチ休憩前に行うのが鉄則です。
汗を軽く抑えてから、パウダーなどを重ね付けすると良いでしょう。

●うっかり焼いてしまったら
集中ケアでレスキュー
日中の塗り直しを忘れて外回りに出てしまった!なんて場合には、その日から美白効果の高いシートマスクや集中美容液などのスペシャルアイテムで短期集中ケアをすると効果的です。ただし、赤くヒリヒリするような炎症があるなら、まずは皮膚科を受診。冷やして鎮静させ、そのあとはたっぷり保湿して肌が落ち着いてから、美白ケアを開始しましょう。

●内側からも美白を強化
インナーケアを習慣にして
紫外線ダメージでエイジングが加速するのを防ぐために、体の抗酸化力を高めるインナーケアを習慣に。光老化対策のサプリメントも種類が増えています。忙しい人こそ、効果的な朝のインナーケアを上手に取り入れましょう。

ヘリオケア(飲む日焼け止め)

是非ご一読ください。

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2019年3月29日

雑誌『Oggi/オッジ』2019年5月号(3月28日発売 掲載ページP250~257)

特集『30歳から「効く美白」には理由があります!』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌の最大の敵といわれる紫外線が強まる時期がやってきました。美白&UVケアは毎年新しい情報や新商品が盛りだくさんです。そこで、美容のプロが正しい美白ケアをQ&A形式でお答えしました。

Q."美白ケアとUVケアって両方やった方がいいもの„?
A.どちらも取り入れてこそ〝効く美白〟に!
毎日忙しい、スキンケアはなるべく手軽に済ませたいところですが、美肌になるのには手抜きはNG。シミをつくらないためには両方取り入れるのがベストです。片方だけでは効果も半減。美白コスメでシミを防ぎながら、紫外線によるダメージも防ぎましょう。

【美白ケア】

Q."毎シーズンたくさん出る美白コスメ。本当に効きますか?„
A.紫外線や炎症によるくすみ、シミには効果あり
シミの一種である生まれつきのあざや内因性のものには効きませんが、紫外線によるくすみやシミ、肝斑、炎症の痕などには効果を発揮します。大手ブランドには研究機関があり、きちんと効果を実証したものを製品化しているので、信頼がおけます。そういう視点で商品を選ぶのも、効果を得るための一環です。

Q."美白コスメってやっぱり、ライン使いの方が効く?„
A.効かせる処方になっているのがラインの魅力
たとえば、化粧水に浸透を促す成分を配合して美容液を入れ込み、乳液で持続させるなど、効かせる処方になっているのが美白ラインの魅力です。単品で使うよりも効果的とえるでしょう。この春は新作がたくさん出ているのでぜひ活用してみましょう。

Q."もともと色黒なので効果は期待薄...美白ケアはしなくてもOK?„
A.取り入れれば透明感が出て肌がキレイにみえます
地黒タイプの肌でも、美白コスメを使っていると透明感が出て、ふっくら美肌にみえます。肌全体の透明感をねらう処方の美白アイテムがおすすめです。

Q."目立つシミを薄くしたい!美白コスメを選ぶポイントは?„
A.配合されている美白有効成分の種類に注目して
美白コスメに入っている有効成分には、いくつかの種類があります。この成分の作用がシミの原因に合致すると効果が出やすくなるので、意識して選びましょう。たとえばビタミンC誘導体は紫外線を浴びてできたシミ、炎症を抑えるトラネキサム酸は肝斑やニキビ痕などに効果を発揮しやすいといわれています。
ビタミンC誘導体の場合「アスコルビル」「アスコルビン酸」などという表示。トラネキサム酸はそのままの名称で表示されます。

【シミの種類とできる原因】
●肝斑:頬に左右対称にできるモヤモヤ。ホルモンバランスが原因で、紫外線にも影響される。
●雀卵斑:鼻から頬全体に広がる細かいシミの集合体。遺伝子原因が大きく、紫外線も関与。
●老人性色素斑:紫外線によるダメージが原因で、目元やフェースラインなどにポツンとできるシミ。
●後天性真皮メラノサイト―シス:10代後半から両頬にできる、もやっとした薄グレーのシミ。正体は、後天性のあざの一種。

Q."ケアしてもシミが消えない...やっぱり美白は効かない!?„
A.日々の習慣で肌に与える刺激が、シミの原因に
メイクブラシやスポンジ、タオルや手で肌をこする習慣があると、摩擦により色素沈着がシミの原因となります。せっかく美白ケアしていても追いつかないので、意識してこするのをやめましょう。

Q."肩や手の甲にシミが!消せますか?„
A.顔用の美白コスメをボディにも使って
肩や手の甲のシミは、ほとんどが紫外線によるものなので、美白コスメは有効です。顔をお手入れした後、気になる部分に同じ美白コスメを塗って、併せて、紫外線対策も必ずしてください。

【UVケア】

Q."SPF・PAってなんですか?„
A.日焼け止めの、紫外線ダメージを防ぐ力の指標
SPFは、肌に赤みや炎症を起こしてシミの原因となる、紫外線B波を防ぐ効果指数のこと。UVBを照射して微かに赤くなる時間を1MED(最小紅斑量)と呼び、日本人では平均20分程度。日焼け止めを塗ったときにこのMEDが何倍になるかがSPFで、最大で50+まであります。PAは、肌の奥にダメージを与えて弾力を失わせる、紫外線A波を防ぐ効果の目安。+の数で表示され、++++が最高値です。効果的に肌を守るためには、UVAとUVB両方防ぐ必要があるので、SPF・PAどちらも高い方が望ましいのです。

Q."強力な日焼け止めを毎日使うのはダメって、本当?„
A.健康な肌なら問題なし。SPF50を毎日塗って
日焼け止めの指数は、たっぷり分厚く塗って(1㎠当たり2mg)測定するという決まりがあり、薄く塗るとその1/3~1/4程度しか効果が発揮されないのです。デイリーにも高SPF・PA値のものを使っておけば安心。敏感肌でなければ、数値が高くてもかぶれる心配はありません。

Q."唇も日焼けしますか?„
A.日焼けにより老化してしぼんできます
肌よりわかりづらいのですが、唇も日焼けします。顔や体と同様シミが出来ますし、刺激に弱く、ダメージが積み重なるとボリュームがなくなることも。春~夏はUVカット効果のあるリップを塗りましょう。

本誌ではお悩み別に最新美白のコスメやUVケアアイテムが多数紹介されています。正しい使い方で、効果をフル活用してください。
美白アイテムの効果がいまいち、出来てしまったシミを薄くしたいとお考えの方は、美容皮膚科での診察をおすすめします。シミの治療は、まずは正しい診断から!せっかく受ける治療の効果を最大限に発揮するためには、大学病院などの基幹病院で6年以上研鑽を積み、皮膚科全般の知識を持つ医師の診立てが欠かせません。皮膚科専門医の資格を持ち、信頼できる医師のもと、シミの種類に応じた安全で新しい医療機器を揃えたクリニックを選んでくださいね。
当院では、最新のシミ治療器ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)をはじめ、さまざまな原因にあわせて適切なシミ治療をご案内しています。

お悩み別:シミ


是非、ご一読ください。

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2019年3月25日

雑誌『GLITTER』2019年4月号(3月7日発売 掲載ページP104)

特集「New beauty AtoZ ビューティーマニアのためのAtoZ最新ハイブリット美容」に当院の〝エムスカルプト〟が紹介されました。

〝エムスカルプト〟は、「寝たまま筋肉がつけられる!」と、海外セレブも夢中の最新ボディメイクマシーン。MRIに使われる‟電磁波"を応用したHIFEM(ハイフェム)の新技術で、自力では不可能な超強力な筋収縮と、脂肪細胞も減少させます。
1回30分間の施術で、約2万回も筋肉を巨大筋収縮させ、筋肉量を効率良く増やし脂肪をアポトーシス(自死)させ、効率よく燃焼させます。今までの筋トレやEMSでは到底不可能な、高い筋肉UP&脂肪燃焼が、確実に短時間で実現できるようになりました。
ヒップ・腹部・太ももに適応があります。
特に海外セレブがお気に入りなのが、ヒップの筋肉UPです。筋肉量を増やすことで、セクシーで理想的なハートヒップに整えます。
初回の施術でも手ごたえを感じられるので、夏に向けて短期痩せやヒップアップを目指す方にピッタリ!ダイエットや筋トレが苦手な方も、効率的に鍛えた筋肉により基礎代謝がアップするので、痩せやすく太りにくい、リバウンドしにくい身体を作ります。
皮膚へのダメージは一切無いので安心。米国FDA認可、USPTO(米国特許商標庁)による特許を取得した安全な痩身治療器です。

エムスカルプト

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雑誌『美ST/美スト』2019年5月号(3月17日発売 掲載ページP215)

特集「美STマザーの〝ムスメーク〟レッスン」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「新学期はもっと可愛く♡」と、年頃のお嬢様が美容にも興味を持つ時期ですね。そんな時は、美容の先輩であるママがナチュラル可愛いメークを伝授したいもの。
思春期の娘さんは、まだお肌が敏感で、ニキビも出やすいお年頃。塗るものはなるべく最低限、オフが簡単なものを選びましょう。そして、楽しいメークレッスンのあとは、クレンジング剤できちんと落とすことを習慣にしてあげましょう。
そこで、自身も2人の女の子のママである慶田院長が、ティーンの正しいクレンジング方法について解説しました。

≪メークをはじめたら落とすことにも同じくらい気を使って!≫
メーク開始の低年齢化が進んでいます。肌に残ったメークが酸化して炎症を起こしたり、ニキビを悪化させたりして皮膚科を訪れるお子さんも。正しいクレンジングの知識が大切です。クレンジング剤は、短期間で乳化してきちんとメークを落とせるオイルタイプがおススメ。安全性を検証する研究所を持ち、成分配合に独自の高い基準を設けているメーカーのものが安心です。
クレンジングは母娘で共有しても大丈夫。ただし、娘さんの洗顔料は皮脂分泌が盛んな世代向けのものを。娘さんがメークを始めたら、お母さまからオフする方法を教えてあげてください。

HOW TO
1.まとめ髪がしっかり洗顔のスタート地点
洗顔中に髪が顔にかかると洗い残しの原因に。髪の生え際ギリギリまでしっかり洗えるように前髪を上げて、長い髪はまとめることからスタート。
2.生え際こそしっかり。メークが残るとニキビの原因に
クレンジングオイルを全顔にさっと塗る。メークが残ると肌荒れやニキビの原因になるので、生え際まできちんとオイルをいき渡らせて。
3.小鼻の脇は忘れがち。薬指でクルクル丁寧に乳化して
4本の指のはらで目元や口、額、頬など各30秒ほどかけてよく馴染ませたら、水を数滴加えて乳化させてから洗い落として。小鼻脇もしっかりと。

是非、ご一読ください。

ティーンのニキビにオススメの施術はケミカルピーリングとフォトフェイシャルM22、ジェントルレーズプロ照射です。
こじらせる前に美容皮膚科で正しいケアを受けてくださいね。

関連施術
・ケミカルピーリング(乳酸ピーリング)
・フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)
・ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)

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雑誌『up PLUS/アッププラス』2019年4月号(3月12日発売 掲載ページP76~77)

特集「2019春"ゆらぎ"からの脱出宣言」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

Q.そもそもゆらぎ肌ってなんですか?いろんな不調が出ているとゆらいでいることになるの?
A.外部刺激によってトラブルを抱えた肌のこと。症状のレベルは幅があり、「メイクのりが悪いかな?」という程度から発疹まで様々。
肌は、気温や湿度、紫外線や外気に含まれる物質など、多くの外部刺激によりストレスを受けています。そんな刺激から肌を守る"バリア機能"が正常に働いていれば、肌はなかなかゆらぎません。でも、バリアが脆弱になっていると、その隙間から刺激物が侵入してトラブルが表面化。赤みが出たり、かゆみを感じたりする分かりやすいトラブルはもちろん、"ファンデーションのノリが悪い"のも、このシグナルです。
ゆらぎ肌=炎症起こした肌。これを何度も繰り返していくと、老化もどんどん早まってしまいます。

Q.何が原因で肌はゆらぐの?ゆらぎやすい時期ってあるんですか?
A.バリア機能が脆弱だと肌が異物に過剰に反応します。冬の乾燥肌によりバリア力が低下している春が1年のうちでもっともゆらぎやすいのです。
特に外部刺激について言えば、現代では大気汚染物質(PM2.5など)や花粉による肌トラブルが多いですね。アレルギーと呼ばれるものは、特定の物質に対して抗体ができると、体はそれを記憶し(メモリーT細胞)、次に接触した際は必ず反応して攻撃してしまうのです。その過剰な反応が、くしゃみだったり、肌の赤みだったり、いろいろなカタチとして表れます。ゆらぎやすい時季はやはり春です。誰もが乾燥する冬は、肌のバリア力が弱まっています。そこに、花粉をはじめとした大気汚染物質が飛んでくるので、今こそ注意が必要なのです!

実は、花粉自体じゃなく弾けた花粉がヤバかった!
花粉そのものの粒子は結構大きくて、約30μm。肌の内部には侵入できないサイズです。でも、花粉はその周りにCRYJ1、その内部にCRYJ2というアレルゲンを抱えていて、空気中に漂う大気汚染物質や黄砂とぶつかると破裂し、アレルゲンが撒き散らします。これが目や鼻、喉、そして肌に悪さをするのです。通常破裂する花粉は総計の2割程度ですが、大気汚染物質の多い都会などでは、総計の約8割が破裂しているといわれています。
バリア機能が弱まると"バリア"に隙間ができ、必要な水分の蒸散を招きます。また、通常なら跳ね返していたアレルゲンなどの異物がそこから侵入し、肌トラブルの原因になるのです。

【代表的なアレルゲンリスト】
●花粉
春はスギやヒノキ、夏はイネ科の植物、夏はブタクサなど、季節により種類はさまざま。
●大気汚染物質
主に、自動車や工場から排出される煙やガスのこと。PM2.5などの微粒子物質がより問題に。
●ハウスダスト
ほこりやカビ、ダニの死がい、ペットの毛など。室内に蓄積・浮遊する、いわゆる小さなゴミ。
自分が何に反応するのか知っておくのもゆらぎ肌対策のひとつ。
苦手なものを把握しておけば対策ができ、ちょっとゆらいでも「アレかな?」と冷静な対処ができるようになります。病院での検査のほか、最近では検査キットなどもあるので試してみては。

Q.毎日の生活の中で気をつけるべきことを教えてください
A.アレルゲンを部屋に持ち込まず、付着物は早急に落とす!
もともとアトピー性皮膚炎がある人は、より肌状態のコントロールがしにくくなります。もともとバリアが脆弱な人ほど、肌の奥まで簡単にアレルゲンが入っていくので、アレルゲンに長時間触れないことを意識するのが良いですね。
☑食事
最大の免疫機関と言われ、腸内環境整えるヨーグルトは、アレルギー症状をやや緩和するとされているのでオススメ
☑窓
この季節は、できるだけ窓を開けないのが賢明。あけたら掃除を怠らないこと
☑洋服
花粉が付着しにくいのは、ツルッとした素材のもの。ナイロン素材のアウターを1着持っておくと良いですね。髪はコンパクトにまとめておきましょう。
☑洗濯物・布団
洗濯ものは室内干し、布団も布団乾燥機を使って外気にはさらさずケア
☑掃除
夜に掃除をすると床に沈殿していたほこりや花粉などを舞い上げて、就寝中に吸い込んでしまうことに。掃除は朝におこない、夜はホコリ舞いあげないように過ごして。
☑空気清浄機・エアコン
在宅中は空気清浄機のスイッチをオン。エアコンはフィルターの掃除を忘れずに。部屋が汚れているとエアコンの風でそれらが舞って調子が悪くなることも。
☑入浴
帰宅後、すぐに入浴すると付着物をいち早く除去できて良いですね。肌がゆらいでいるときは長湯を避け、さら湯ではなくセラミドが配合された入浴剤の活用を。
☑帰宅時
玄関のドアを開ける前に、服をパンパンと払って付着物を落としましょう。外気に触れていた洋服は部屋(特に寝室)に持ち込まないほうが良いため、コート類は玄関にかけておいて。

Q.肌がゆらぐ前に気をつけると良いことは?
A.摩擦に気をつけてケアをすることと、自分なりの"お守りコスメ"を持っておくこと。
バリア機能を弱めないためには、とにかく刺激を避けましょう。やさしく洗い、落ち着いてケア。洗浄力の低いものでも落ちるようなコスメを使ったり、これなら私は絶対にかぶれないというアイテムを備えておいたりするといいでしょう。ゆらいだ肌に、一発逆転を狙ってもいつもと違うコスメを使うのは逆効果なのでNGです。

Q.肌がテカると、かゆくなる気が...関係ある?
A.自分の皮脂も、酸化すると刺激物になります。
皮脂膜はバリア機能のひとつとして必要ですが、皮脂がギラギラ出ているからといって肌が十分潤っているというわけではありません。過剰に分泌された皮脂は、酸化すると過酸化脂質という角層を刺激したり、活性酸素を生んだりする物質に変化してしまいます。

Q.急にかゆい!でも病院に行くヒマがない!どうしたら!?
A.処方薬に成分が近い市販薬で1日〜2日対応を。
炎症の程度は軽い人は、緊急対策としてバームや軟膏系のもので抑えて。かゆみをともなう場合は高度の炎症。皮膚科にかかれば弱めのステロイド薬を処方してくれるはずです。症状を長引かせるより、弱めのステロイドを短期間使ったほうが結果的に肌負担は少なく、治りも早いのです。
例えば消炎・鎮痒作用を持つ酢酸デキサメタゾン、かゆみを伴う湿疹・皮膚炎・かぶれに効果的なステロイドの1種であるプレドニゾロンなど、処方薬と似た成分の市販薬を覚えておきましょう。

Q.ゆらぎ対策には、メガネ&マスクがやっぱり良いの?
A.そうですね。マスクは肌に優しい素材を選んで。
物理的にアレルゲンに触れなければ、なかなか肌はゆらぎません。目はかゆみのせいで傷をつける可能性があり、コンタクトよりメガネを推奨しています。マスクも物理的なブロックに有効。肌に当たる側の不織布にこだわりのあるものがベター。

Q.肌がゆらいでいる時、気をつけた方が良い成分は?
A.ヒリヒリ、ピリピリするもの全般。
気をつけた方が良い成分は、アルコール系です。エタノールが配合されている化粧品が多くあると思いますが、刺激の一因になります。ゆらぎが軽い状態なら、ターンオーバー&バリア機能を整えるのにレチノールが効果的な場合もありますが、効きすぎるとトラブルに。湿疹が出ているときは避けた方が良いでしょう。

Q.日中も保湿に気をつけた方が、ゆらぎ対策になる?
A.そうですね。肌乾燥はバリア機能の低下につながるので、保湿は大切です。
乾燥した状態が続くと、肌のバリア機能は着実に下がっていきます。室内の温度は60〜65%に保つのが良いですね。また、日中はメイクの上からでも保湿できるようなコスメで乾燥対策すれば、バリア機能の低下防止になります。

Q.クリニックでできるゆらぎ肌治療を教えて
A.NEWマシン『プラズマシャワー』は症状がかなり好転します
このマシンの魅力は、"経皮ドラッグデリバリーシステム"という"薬剤を確実に浸透させる効果"と肌表面の殺菌効果です。プラズマは、個体→液体→気体→プラズマという位置づけで、第4の物質といわれるイオン化した気体。肌に照射している間、痛みは全くありません。照射後に浸透させる薬剤の種類は、目的によって選べます。

【プラズマシャワー オススメの薬剤】
炎症を抑えたい!▶ トラネキサム酸
イオン導入のメニューでも定番の薬剤。『プラズマシャワー』の高浸透&殺菌力の相乗効果で、イオン導入より効果実感がグンとアップ。
エイジングもしたい! ▶骨髄幹細胞培養エキス
10代ですでに減少し始めている幹細胞由来のサイトカインを浸透させて肌の再生力を底上げ。表皮の炎症抑制効果もあるためゆらぎ肌にも◎
当院ではプラズマシャワートライアル20,000円〜お受けいただけます。

是非、ご一読ください。

関連施術:プラズマシャワー

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雑誌『Oggi/オッジ』2019年4月号(2月28日発売 掲載ページP192~195)

特集「出直し!洗顔虎の巻」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

‟「乾燥肌だから洗顔はパパっと...」は大間違い"など、改めて洗顔を見直すことで肌が変わります!スキンケアの中では最も地味なステップだけれど、実は美肌のカギを握っているのが"洗顔"です。この特集では、改めて洗顔にまつわる様々な疑問にQ&A形式で簡潔にお答えします。

Q、「美肌のカギは落とすこと」といわれるのはなぜ?
A、間違った洗顔法が、さまざまなトラブルの原因になるからです!
健康で美しい肌のカギはバリア機能ですが、洗顔のしすぎなど間違った洗顔方法で角質層がダメージを受けバリア機能が低下すると、乾燥肌や敏感肌、脂性肌、毛穴の目立ち、シミなど、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因となります。
とはいえ、逆に洗顔が不十分だと残った汚れが酸化して毛穴詰まりや肌荒れ、乾燥の原因になります。洗顔がきちんとできていれば、肌トラブルはある程度回避されます。

Q、たくさん種類がある洗顔料。何をどう選んだらいいですか?
A、肌状態に合わせて複数を使い分けるのがベストです!
最も一般的なのは、固形やフォームなど泡立てて使うタイプの洗顔料です。泡に汚れを吸着させて落とすので、摩擦の負担が少ないのが魅力です。それ以外にも疲れたときや時間のないとき、また肌の状態に合わせて、使い勝手の良い形状を用意しておくと便利です。
【フォームタイプ】
ペーストやクリーム状の洗顔料。ぬるま湯を加えながら泡立てて使う。様々な肌タイプに対応。
【固形タイプ】
いわゆる石鹸。濡らした手で転がして表面を溶かし、さらによく泡立てて使う。洗い上がりはさっぱり。
【拭き取りタイプ】
ローションや美容液状。コットンにたっぷり含ませて、汚れを拭き取る。すすぎの手間がいらないのが便利。
【パウダータイプ】
多くは酵素配合の洗顔料。軽く泡立てて使う。酵素が水と反応して活性し、肌表面の古い角質を落とす。
【泡立たないタイプ】
乳液やジェル状。泡立てず肌になじませて汚れを浮かせてすすぐ。洗い上がりは製品によってさまざま。
【泡で出てくるタイプ】
ポンプや缶タイプの容器に入った洗顔料。容器から出るときに泡立つので、手早く洗顔できるのがメリット。

Q、乾燥肌なので、朝は洗顔料を使わなくてもいい?
A、皮脂の分泌がほとんどない人のみ、ぬるま湯洗いでもいいでしょう。
肌に付着したホコリなどはぬるま湯で落ちますが、脂分は落ちません。皮脂や化粧の油脂成分は酸化すると肌に刺激を与えます。また、不要な角質も代謝の乱れの原因になるので、かえって乾燥を招くこともあります。乾燥していても皮脂がある程度出る人、オイル美容が好きな方は洗顔料を使用しましょう。皮脂の分泌がほぼない乾燥肌の人で、洗顔料を使うと肌が乾くという実感があるのなら、ぬるま湯洗いでもいいでしょう。

Q、洗顔料の泡立ては、どのくらいやればいい?
A、両手に軽く1杯程度の緻密な泡をつくってください。
洗顔料の泡立ては意外と時間がかかり、難しいです。両手に1杯程度の、キメ細かい泡が作れれば理想的ですが、泡立てが苦手なら、泡立てネットを使用しましょう。泡立てることで肌に触れる界面活性剤の量は少なくて済み、洗浄力が高まります。泡が少ないと汚れを吸着しきれず、汚れが残り摩擦の原因にもなります。

当院で患者様にご利用いただいている泡状洗顔料、肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合
『アクセーヌ リセットウォッシュ』¥3,000(200ml)


Q、泡立つ洗顔料と、泡立たない洗顔料、肌に優しいのはどっち?
A、どちらとも言えません。洗い上がりの好みや肌の状態で使い分けましょう。
洗顔料に入っている汚れを落とすための界面活性剤は、同時に肌の潤いを奪ってしまうという側面もあります。泡立つ洗顔料は泡の表面で汚れを吸着する分、界面活性剤の量が少ないというメリットがありますが、保湿成分が多いのは泡立たない洗顔料です。どちらも一長一短です。

Q、「酵素洗顔パウダー」って、どうやって使うの?
A、手で軽く泡立てて、古い角質を優しく除去します。
肌のごわつきやザラつきを解消したいときに使うのが酵素洗顔パウダーです。表面のたんぱく汚れを分解して落とします。ピーリング系より刺激が少なく、乾燥肌の人でも負担なく毎日使用できます。

Q、洗顔しても毛穴の詰まりが取れません。どうしたらいい?
A、角質ケアを取り入れれば、汚れが取れやすくなります。
毛穴の詰まりの正体は、古い角質と皮脂や汚れが混ざったものの蓄積です。酵素洗顔や酸配合の美容液、クリニックのケミカルピーリングなど、角質を除去するお手入れを取り入れると、洗顔の時に詰まった汚れが取れやすくなります。
クリニックの施術ならより確実な効果があります。
『ケミカルピーリング』
『アクアフェイシャル』

Q、洗顔ブラシって手で洗うのと何が違うの?
A、毛穴や凹凸の中の汚れもかき出せるのがメリットです。
洗顔ブラシを使うと、毛先が毛穴やキメの凹凸の中まで入り込み、汚れをかき出すことができます。洗顔をさぼってしまい、毛穴の汚れやザラつきが気になるときには便利ですが、ブラシを肌に強くあてると刺激になり、より角質肥厚につながるので注意しましょう。

Q、日焼け止めだけでノーファンデの日は、洗顔のみでもOK?
A、ウォータープルーフタイプでなければ洗顔のみでもいいでしょう。
日焼け止めにもさまざまな種類がありますが、ウォータープルーフタイプの場合は密着力が高く、クレンジングを使わないと落ちないものも多いです。クレンジングと洗顔量のダブル洗顔でしっかり落としましょう。

洗顔はスキンケアの原点です!「肌を守りながら汚れをおとす」ことを念頭に、肌に負担をかけずに優しく行いましょう。毎日行うからこそ、洗い方次第で未来の肌が確実に変わってきます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『日経ヘルス』2019年4月号 (3月2日発売 掲載ページ特別付録P62~63)

特集「ゆるクレンジングで大人敏感肌を解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌のために良いと思っていたケアが、実は肌の老化を早めていた⁉

≪こすりすぎ≫
「メイク汚れは浮かせて1分なで洗い」
汚れをしっかり落とそうと、つい力をいれてゴシゴシ洗いをしてしまいがち。使う量と洗い方を改めることで、こすらなくても確実に汚れが落ちます。バリアを守り、たるみも防ぎましょう!

クレンジングとマッサージを兼ねれば一石二鳥!そう考えているなら要注意。
こすりすぎを起こしやすいからです。皮膚を摩擦し続けるとシワや頬のたるみの原因にもなります。クレンジング剤を長い時間肌に乗せることになるため、必要な皮脂やNMF(天然保湿因子)の落としすぎにもなりやすいのです。なじませるのは手早く、長くても1分以内にしましょう。
クレンジング後にベタつきが気になる場合にはダブル洗顔を。
洗顔で大切なことは、濃密な泡。指で直接肌をこすらないように、泡の弾力を利用してなでるように洗うのがコツです。
洗顔ネットを使用すると、簡単に泡立てることができますが、使用後はしっかりすすいで乾かし、清潔に保つことも忘れずに。すすぎやふきとりもこすらないように常に意識しましょう。

【クレンジング】
乳化しやすい「油脂系オイル」で乳化させてオフ
クリーム系やリキッド系のファンデーションには、油分となじみやすいオイル系がおすすめ。短時間で乳化し、するっと落とせます。洗浄力が強すぎるクレンジング剤は、肌の潤いを保つ大切な成分まで落としすぎて肌バリアを弱めてしますことも。きちんと汚れを落としながら必要な潤いを守ることが大切です。
ごく軽めのメイクの時は、洗浄力のやさしいミルク系でもOK。W洗顔は原則不要です。

●5点置きクレンジング
これで解決!
こすりすぎを防ぐためには、必要十分な量を使って短時間で効率よく汚れを落とすことが大切。クレンジングは適量を5点置きにしてから行うと汚れ落ちがスムーズに。

HOW TO
表示通りの量を顔の5カ所に置く
クレンジング剤を手のひらで軽くなじませてから、額、鼻、あご、両頬の5カ所に置きます。皮脂の多い部分からムラなく塗ってスムーズに落とすことができます。使用量は表示通りケチらずに!

指の腹でやさしく広げる
中指と薬指の第2関節まで使って、顔の中心から外側へとクレンジング剤を伸ばします。指を少し曲げると力が入りにくく、こすりすぎを防げます。
目的はあくまでメイクをオフすることなので、クレンジング時のマッサージは厳禁!
落としすぎを防ぐためにも、ここまで30秒~1分と手早く行いましょう。

乳化したらすぐにぬるま湯ですすぐ
メイクとクレンジング剤が混ざり乳化したらすぐに、33~37℃程度のぬるま湯で洗い流します。肌がつるんと滑らかになったらOK。

【洗顔】
低刺激のアミノ酸系を上手に選んで
べたつかなければ使わなくても問題ありません。洗浄力にも注意しましょう。
乾燥しやすい人はべたつかなければW洗顔は不要です。使う場合も洗浄力が弱いものを選びましょう。洗顔時の摩擦を防ぐために重要なのが泡。

●クレンジングでべたつきが残ったら...濃密泡で1分なで洗い
これで濃密泡に!
濡らした手のひらに洗顔料を表示通りの量を出し、水を加えながら広げます。
水に浸した泡立てネットに洗顔料を含ませ、空気を巻き込むように軽くもんで泡立てましょう。ネットの端を持ち、泡を絞り取る。途中で水を足さないことでキメ細かい泡が出来上がります。

HOW TO
TゾーンからUゾーンの順に泡でなでる
額、鼻、あごなど皮脂分泌の多い部分から泡をのせ、最後に頬にさっとのせます。泡をクッションのようにして肌をなでるように洗いましょう。

すすぎ
熱めのお湯ですすぐと必要な潤いまで落とす原因になるので注意。33~37℃程度のぬるめのお湯で20回を目安にすすぎます。

スタンプふき
柔らかなタオルでぽんぽんとスタンプを押すように、肌を軽く押さえながら水分を吸収させます。決してこすらないようにしましょう!

●ポイントメイクと角栓
こすらないためには

Q.ポイントメイク落としでは?
A.お湯で落ちるメイク品にするか専用のクレンジング剤を使って優しく落とす。
しっかりアイメイクをした日には、先に専用のクレンジング剤で目元を落としてから顔全体のクレンジングをしましょう。お薦めはコットンにたっぷりクレンジング剤を含ませ、優しく目元に滑らせるように。また、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラやアイライナーなどはこすりすぎを防ぐのに役立ちます。
HOW TO
2枚のコットンにクレンジング剤を含ませ、1枚は目の下、もう1枚はまぶたの上に置き、10~15秒置いてなじませてからまつ毛の先までふきとります。

Q.ガンコな毛穴の角栓は?
A.オイルを塗って5分放置。こするとかえって角栓ができやすくなる。
HOW TO
角栓が気になる部分にクレンジングオイルをのせ、5分ほど置いて洗い流す。これを週に1~2回程度行うと、角質が柔らかくなり、角栓の排出が促されます。
スクラブなどでこすりすぎると角質がかたくなり、かえって毛穴を詰まらせ要因に。
ホームケアで取れないガンコな毛穴の汚れは、無理なお手入れを続けずにクリニックにご相談ください。毛穴ケア・角質ケアでくすみのない滑らか肌をめざしましょう。

関連施術
毛穴の開き・黒ずみ

ケミカルピーリング(乳酸ピーリング)


特に問題なのが、クレンジングや洗顔の落としすぎとこすりすぎ。肌のバリア機能が低下した"大人敏感肌"にならないためにも、洗浄力が"ゆるめ"のクレンジングの選び方、使い方に切り変えましょう。院長執筆の書籍『365日のスキンケア』(池田書店)でも詳しくご紹介しています。
是非、ご一読ください。


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