2019年2月25日

雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売)その2

雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売)

その2
特集「真冬こそ見直したい!"洗う保湿"Q&A」(掲載ページP66~69)
肌や頭皮を洗うケアで乾燥を防ぐにはどうしたら良いか、皮膚科専門医の慶田院長がお答えしました。

≪FACE≫
洗い過ぎも洗い不足も禁物!優しい洗顔が潤いの近道
過剰な洗顔はもちろん、洗い不足も汚れや余分な皮脂が肌の刺激となって乾燥を招きます。「20~30℃のぬるま湯で洗う」「肌をこすらない」の基本ルールに加え、洗顔後の肌状態に合わせた洗い方にすることで潤いレベルが変わります。

Q.朝と夜の洗顔、同じでいい?
A.夜はメイクのクレンジングだけでもOK
夜はメイククレンンジングが必須ですが、肌にベタつきがなければそのあとに洗顔料を使わなくても構いません。朝は、余分な皮脂や枕などから付着した汚れは、低刺激の洗顔料で優しく落とし、乾燥を防ぎましょう。

Q.ソフトな洗浄力だと毛穴汚れが残りそう...
A.角質などザラつく部分は酵素洗顔をプラス
毛穴の黒ずみやザラつきは角質肥厚が原因なので酵素洗顔がおすすめ。ただし頻繁にするのは控えましょう。本格的にケアしたいならクリニックで相談を。ケミカルピーリングなどを定期的に行い、角質ケアをすることで瑞々しいつるり肌が保てます。

Q.顔は湯洗いオンリーでも問題ない?
A.べたつきなどのトラブルがなければOK
"朝は湯洗いのみ"は肌質次第。皮脂腺が活発で皮脂量が多いオイリースキンでは、ベタつきや肌荒れ、ニキビを招くこともあるので、朝洗顔は必須です。優しく泡洗顔するのが基本です。

Q.20代から同じ洗顔料...。替え時って?
A.洗顔後につっぱるなら変えましょう
つっぱり感は「洗浄力が強すぎる」というサインなので、ひとつの目安にすると良いでしょう。

≪BODY≫
冬は厚着でムレやすいけどゴシゴシ洗いは乾燥に直結
重ね着したり、コートを着たまま暖房がきいた室内で過ごすことが多い冬も、ムレて菌が繁殖しやすい時期。からだは顔に比べて角質が厚めですが、摩擦でダメージを受けやすいのは同じなので洗うときは「泡で優しく」と心がけて。

Q.タオルと手洗い、どっちが乾燥しない?
A.肌をこすると乾燥のもと。手洗いが正解!
日常生活の汚れは泡でなでる程度で落ちます。タオル派は、柔らかい素材を選んで、優しく泡を動かす道具として使いましょう。

Q.からだの洗い順ってある?
A.皮脂分泌が多い部分から洗いましょう
皮脂や汗が多い胸の上、背中、ワキの下、陰部、足の裏から洗い、それ以外はさっと流す程度に。髪のトリートメントが肌につくとトラブルを起こす場合があります。髪をすすいだあとにからだを洗いましょう。 

Q.長湯はやっぱり乾燥する?
A.入浴剤や湯温で乾燥を防げます
お湯や水に触れるだけでも肌の潤い成分が流れますが、保湿効果のある入浴剤で軽減できます。冬は熱いお湯につかりたくなりますが、湯温はは高くても41℃までにして乾燥を防ぎましょう。

Q.冬は手がガサガサ!どうすればいい?
A.手洗い以外にも原因があるかも
まずは手洗いの回数を減らし、ぬるま湯で洗うこと。それでも荒れる人は洗剤や野菜のアク、調味料が手に触れることで荒れている可能性も。水仕事や料理の際も手袋を使うことで改善できます。

≪HAIR≫
洗浄力の強いシャンプーとすすぎ残しの両方に注意!
髪の乾燥は、パーマやヘアカラー、紫外線など洗髪以外が要因。一方、頭皮は洗浄力が強すぎるシャンプーやすすぎ残しによるトラブルで乾燥を招きます。頭皮環境が乱れると髪も弱くなるので、まずは頭皮ケアからスタート。

Q.頭皮用と髪質別、シャンプーはどう選べばいい?
A.頭皮が乾燥しているかどうかで選びましょう
頭皮にかゆみなどのトラブルがあるなら頭皮用を。トラブルがなければ髪質に合わせたシャンプーでも構いません。頭皮用シャンプーで地肌をケアし、トリートメントを髪質に合わせて選ぶという方法も◎

Q.髪がパサつく&広がるときは?
A.髪は肌や地肌と違い、自ら潤いを作る機能はありませんからトリートメントなどで外から補うことが必要です。洗髪時はキューティクルの広がりを抑えるシャンプーで潤いが流れ出るのをできるだけ防ぎましょう。

Q.毎日シャンプーしない方が潤う?
A.シャンプーを使わない=潤うとは限りません
頭皮は皮脂が多く、皮脂が残ったままでは確実に酸化して頭皮環境を乱します。1日1回はシャンプーをするか、せめてお湯で洗うようにしましょう。

Q.頭皮の毛穴汚れってどこまで落とせばいい?
A.多少、皮脂が残る程度はOK
ベタつきが残るのは問題ですが、皮脂が多少残る程度は問題ありません。むしろ洗いすぎないよう気をつけるべきで、夜も朝もシャンプーする人は洗いすぎ。

Q.シャンプー中にするといいことって?
A.マッサージやツボ押しで頭皮をほぐしましょう
頭皮は骨膜とくっついているため硬くなりがち。マッサージでほぐしましょう。頭皮の血行がよくなると髪の生える力が高まります。

汚れを落とすことは、肌や頭皮を健やかに保つためのファーストステップ。でも、同時に潤い成分が流れ出ているのも見逃せない事実です。保湿を意識した洗浄テクニックを身に付けて乾燥シーズンを乗り切りましょう。
是非、ご一読ください。


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雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売) 

今回慶田院長の監修記事が2つ掲載されました。
その1
特集「美容クリニックでコンプレックス解消!」(掲載ページP58~65)

【01酸化ケア】

シミやシワ、たるみその全ての元凶が酸化
エイジングケアというとシミやシワ、たるみなど個別に考えがちですが、じつはその全ての根本に深く関わっているのが「酸化」です。
酸化とは、体内で活性酸素が発生し、それによって細胞を傷つける炎症の経路が生じること。呼吸をしたり動いたりという生命活動でも酸化は起こりうりますが、体内には活性酸素を除去する酵素があり、細胞を守っています。また、活性酸素にも色々な種類があり、体内に入った細菌をやっつけるはたらきをするものも。ただし、無防備に浴びる紫外線やストレス、喫煙、過度な運動などで活性酸素が過剰に発生すると、細胞にダメージを与え、エイジングが進行します。

活性酸素によって肌が老化する、メカニズムとは?
活性酸素から細胞を守るために肌はメラニン色素を大量に発生させ、排出しきれなかったものがシミになります。また、活性酸素は肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を変性させ、弾力を失わせます。さらに古いコラーゲンの代謝を阻害して、シワやたるみを引き起こします。
ただし、紫外線カットや抗酸化ケアを意識して行えば、肌を酸化から守ることは可能。加齢によって身体の抗酸化作用は衰えるため、今すぐ積極的なケアを始めましょう。

&ROSY世代が注意すべき酸化の3大原因
●原因01紫外線
日常生活において、何といっても大きいのが紫外線による酸化です。最近は酸化した大気汚染物質が肌に付着することの害も注目されています。
●原因02ストレス
精神的なストレスは、からだが本来持つ抗酸化力を低下させ、酸化を促進。さらに、ストレス時には体内で抗酸化力のあるビタミンを多く消費してしまいます。
●原因03過度な有酸化運動
ウォーキングやランニング、サイクリング、水泳などの有酸素運動は健康のために必要なものですが、毎日長時間過度に行うと、酸化を進行させます。

それによって肌はどうなる?
☑シミ
活性酸素から細胞を守るために、肌はメラニン色素を大量に発生させます。またメラニンの生成プロセスにも酸化が関与しています。
☑たるみ
活性酸素は肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維を変性させ、弾力を失わせてたるみの原因に。
☑シワ
弾力性の生成が減り、目もとや額、口もとなど表情によって折りたたまれる部分の、コラーゲン分解が進んでシワに。

≪酸化から肌を守るためにすべきこと≫
肌の酸化CHECK ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑冬の間はUVケアを油断しがち
☑ストレスを溜め込みやすい
☑仕事が忙しく、疲れ気味
☑ランニングを習慣にしている
☑揚げ物よく食べる

高機能な日焼け止めで肌を守り抜く!
冬もサボることなく、日焼け止めを通年塗ることが酸化防止につながります。最近では、抗酸化成分配合のものや、酸化ストレスとなる大気汚染物質の害を防ぐものなど、高機能な日焼け止めがたくさん出ています。

サプリメントで抗酸化ケア
"飲む日焼け止め"には高い抗酸化作用があり、紫外線による酸化ダメージを防いでくれます。飲む日焼け止めや抗酸化作用持つビタミンCサプリメントを朝、外出の30分前に飲むことを習慣づけましょう。

朝のスキンケアに抗酸化コスメをプラス
日焼け止めの前に、抗酸化作用のあるスキンケアアイテムを一品使うと、さらに肌を守ることができます。朝のお手入れに組み込み、余裕があれば夜にも使うと、日中受けたダメージをケアする効果もあります。

ビタミンA•C•Eを意識して摂る
ビタミンA•C•Eには抗酸化作用があり、さらに植物はそれぞれ独自の抗酸化物質を含んでいるので、野菜や果物を積極的に摂ると酸化防止に。ビタミンAはレバーやうなぎ、ビタミンEはナッツやオイル類に多く含まれます。

【02糖化ケア】

タンパク質に糖が絡みつき、黄ばんで硬く
今、健康や美容考える人の間で大きな話題となっているのが「糖化」の問題。
糖化とは、食べ物や飲み物で摂る糖質が体内のタンパク質と結びつき、体温が加わってタンパク質を変性させること。変性した物質は、終末糖化物質(AGEs)と呼ばれ体内に蓄積していきます。揚げ物や焼き物、焼き菓子など、すでにAGEsとなった食物を食べることでも、糖化は促されます。最近は糖質オフブームで主食や甘いものを控える人も増えてきましたが、一度できたAGEsは体外に排出されにくいので、以前は糖質をよくとっていたという人も注意が必要です。
肌のコラーゲン線維に糖が結びつくと、黄ばんで弾力がなくなり、黄ぐすみやたるみ、肌の硬さの原因に。その他体内では血管や内臓、骨に影響与え、動脈硬化や脳梗塞、認知症、骨粗しょう症などの原因になると言われている、危険な現象です。
さらに糖化と酸化には密接なつながりがあり、紫外線を浴びることで糖化が進行することがわかっています。糖化を防ぐ生活習慣やお手入れと並行し、酸化ケアも取り入れることが大切です。

&ROSY世代が注意すべき糖化の二大原因
●原因01食事で撮った過剰な糖がタンパク質に結びつく
糖質は活動エネルギーとして必要ですが、甘いものが好きだったり、ご飯やパン、麺などの主食に偏った食事をしていると糖質過失になりやすいので注意。
●原因02糖化した食物を取る
食材は衣をつけて揚げたり、こんがり焼いたりすると、調理の段階で糖化が進みます。糖化したものを食べると、体内に蓄積。調理は蒸す、茹でるのがベター。

紫外線や酸化とも関連
古い揚げ物や調味料、お菓子などで酸化した脂質を摂ったり、酸化を促す紫外線を浴びることで、体内の糖化進むことがわかっています。

それによって肌はどうなる?
☑黄ぐすみ
AGEsは黄ばんでくすみ、硬くなった物質。肌のコラーゲン線維がAGEs化すると、透明感がなくなり黄ばんだ印象の肌に。
☑たるみ
コラーゲン線維がAGEs化すると弾力を失うので、ハリや柔らかさがなくなり、たるんだ印象の肌に。シワができやすくなります。

≪糖化から肌を守るためにすべきこと≫
肌の糖化CHECK  ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑スイーツがやめられない
☑パスタや麺をよく食べる
☑甘いカフェモカを頼みがち
☑運動も歩くのも好きじゃない

糖化に着目したエイジングエイジングケアコスメを取り入れる
糖化の肌への影響が大きいことが分かってきていて、盛んに糖化の抑制やAGEsの排出をサポートする研究がすすめられています。食生活で糖質過剰が気になる人は、最新の技術が搭載された糖化コスメを取り入れても良いでしょう。

美白を始めるなら、+糖化ケア対応のコスメを選んで
いくら美白ケアをしても、糖化による黄ぐすみが解消されないと、肌の透明感は望めません。そこで、美白アイテムに糖化ケア効果も搭載するブランドが増えてきています。

サプリメントでダイレクトに糖化を抑える
体内に蓄積したAGEsは分解・排出されにくいので、サプリメントの分解サポート機能に頼るのもあり。食事といっしょに摂って糖化を防ぐはたらきをもつものもあります。

食べた糖を〝溜めない〟ことも意識
糖化は血糖値が高い状態で起こるので、食事は野菜が食べて血糖値の上昇を緩やかにしましょう。また、摂取した糖は使われないとAGEs化しやすくなるので、日々歩いたり週末はからだを動かすなど、適度な運動も心がけましょう。

【03免疫ケア】

ゆらぎや老化の進行は免疫力低下のせいかも
美肌のためのケアというと、保湿やスペシャルな美容成分など与えるケアにばかり目を向けがちですが、実はもっと根本的で、&ROSY世代にとって大切なことがあります。それは、健康美肌を守る「免疫力」のケア。体の免疫力が落ちると病気にかかりやすくなるように、肌の免疫が乱れていると外部の影響受けやすくなり、ゆらいだり炎症が起きたりして、それがエイジングの進行につながるからです。
肌は外界と体内の境目であり、そこには『バリア機能』と『免疫』というふたつの防御機能が備わっています。
外からの刺激に対して第1関門となるのが、角質のバリア機能。その下の表皮に、外的悪影響による肌ダメージを鎮静化する『ランゲルハンス細胞』があります。ランゲルハンス細胞は免疫システムの司令塔という大事な役目を担っていますが、外的刺激や心的ストレスなどにより、その数が減ってしまうことが分かっています。美肌を保つには、ランゲルハンス細胞の働きを適切に保ち、数が減ったら速やかに戻すことが重要です。肌が揺らぎやすかったり、エイジングの進歩を感じている人は、免疫力を高めるケアプラスしてみましょう。

●Point01肌のダメージを鎮静化する免疫力の働き
乾燥や大気汚染などの外的悪影響が、角質のバリア機能をすり抜けて肌内部に侵入すると、肌ダメージ因子が発生します。手を伸ばしてそれをキャッチし鎮静化するのが「ランゲルハンス細胞」。このはたらきが乱れていると、ダメージが進行したり、逆に肌が過敏になったりします。

●Point02免疫力は内外からのストレスに弱い
ランゲルハンス細胞は、酸化した汚れや心的ストレスに弱く、その影響で数が減ってしまいます。通常ならすぐ新たなランゲルハンス細胞が生まれますが、肌状態が悪いと数が減ったままになり、防御機能が手薄に。一方で、ランゲルハンス細胞の働きが暴走するのも肌に悪影響です。

それによって肌はどうなる?
☑ゆらぎ
肌ダメージを鎮静化する働きが弱いと、乾燥や大気汚染の影響を受けて不調を感じやすい肌に。
☑敏感
ランゲルハンス細胞の働きが暴走すると、たいしたことのない刺激に敏感に反応してしまい、敏感肌に傾きます。
☑エイジングの進行
ランゲルハンス細胞が適切にはたらかないことで、肌内部の炎症が悪化し、細胞を傷つけてエイジングが進行。

≪肌の免疫力を守るためにすべきこと≫
肌の免疫力CHECK  ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑肌の調子が安定しない
☑ストレスを抱え込みがち
☑睡眠時間が少ない
☑朝は洗顔料を使っていない
肌を守るだけでなく〝強くする〟免疫コスメを使う
肌の調子が安定せず、免疫力が弱っているかも...と感じるときは、免疫力をサポートする美容液や、ゆらいだ肌を強くするコンセプトのコスメを取り入れて。外的影響を受けにくい、強く健康な肌へと導いてくれます。

ぬるま湯はだけの洗顔はダメ。
ランゲルハンス細胞は、皮脂や汚れによる酸化の影響を受けると数が減ってしまいます。乾燥肌だから洗顔料を使わずぬるま湯すすぎだけ、というお手入れはNG。朝晩洗顔料でしっかり洗い、汚れの酸化を防いで。

免疫力が落ちたかもと思ったら、すかさず炎症ケア
肌の調子が安定しないときは、免疫力が低下し、内部で炎症が起こっている可能性大。放置すると老化につながるので、ビタミンEなど抗炎症成分が配合されたコスメを使って。肌が落ち着いて透明感も出てきます。

【04エネルギーケア】

エネルギーを生み出す力は加齢によって減る
最後は、肌のエイジングケアにはもちろん、人が生きていくのに欠かせない、細胞のエネルギー代謝の話。
私たちが日々元気に活動できるは、食事で摂った栄養を細胞に取り込みATPという活動エネルギーを作り出しているからです。具体的には、細胞内の〝ミトコンドリア〟が糖と脂質を代謝し、ATPを生産します。この生産効率が悪いと、ATPの量が減り、からだは活力が衰え、肌は代謝が乱れて様々な不調やエイジングの兆候が現れやすくなります。
ミトコンドリアがATPを生産するのに欠かせないのが、〝ALA〟という物質。日本酒やワインなどにも含まれるアミノ酸の一種で、糖と脂肪の代謝を促す働きがあり、糖尿病治療への研究も進められています。体内にも存在しますが17歳をピークに減少するので、補う工夫が必要。美肌ケアにおいては、塗って与えることが有効です。
ALAをコスメで与えるアプローチは最新のものですが、肌細胞のATP生産を促す研究は以前からさまざまに進められています。その成果を搭載したコスメを取り入れればゆるぎない健康美肌の土台作りに役立ちます。

●Point01細胞のエネルギー生産力は、加齢によって下がる
細胞内のミトコンドリアが、生きていくためのエネルギー〝ATP〟を作り出すに欠かせない、〝ALA〟という物質。人の体内では17歳をピークにその量が減っていくことが分かっていて、想定120歳を超えるとゼロに。

●Point02エネルギー生産力が下がると、肌も乾燥する!
ミトコンドリアがATPを作るとき、同時に代謝水も放出されます。これは、からだや肌の水分維持に重要な役割を果たす水。加齢によって肌細胞のエネルギー生産力が低下すると、肌本来の水分量の低下してしまいます。

それによって肌はどうなる?
☑乾燥
細胞の代謝水はいわば〝肌の中から湧き出す水〟。それが減ると、肌は自然に乾燥肌へと傾いてしまいます。
☑エイジングの進行
活動エネルギーが作られにくくなることで、肌の機能が発揮されにくくなり、あらゆるエイジングが進行。

≪肌のエネルギー産生力を高めるコスメ≫
エネルギー生産をサポートすることは意外とたくさんあります。毎日続けることが大切なので取り入れやすいものを選ぶと良いでしょう。

肌のエネルギー産生量CHECK ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑最近疲れやすくなった
☑肌が乾燥しやすくなった
☑加齢による肌変化を感じる

いま、医療の世界では病気の火種を見つけて早期に対処する「予防医療」が盛んです。それは肌のエイジングにも波及。シワやたるみができてからのケアより、健康美肌をキープする「予防美容」が注目されています。
まずは、抗酸化作用のあるビタミンを含む食材を意識して摂り、サプリメントや話題の最新コスメにも注目してみましょう。

是非、ご参考になさってください。

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