2018年7月 9日

雑誌『mer/メル』2018年8月号(6月15日発売 掲載ページP76~)

特集「緊急レスキュー!! 夏ビューティQ&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いよいよ夏がやってきましたが、楽しいイベントが多い反面、美容のトラブルも本格化する時期です。悩みに効く方法だけ徹底的に解説します!

街の女子1000名に聞きました。
Q.夏の美容のお悩みは?
A.1位:肌の日焼け...76%
2位:メイク崩れ...57%
  3位:肌のテカリ...43%
  4位:髪の日焼け...26%
  5位:ニキビ...23%
その他、ニオイや乾燥、汗染み、除毛荒れなどがあげられました。

【顔編】メイク崩れ、日焼け、テカリ、ニキビ
◎お悩み02 ≪日焼け≫
Q.日焼け止めの正しい塗り方を教えて!
A.広めに2度塗りがマスト!!
塗る前にまず保湿してから、日焼け止めを一度薄く伸ばし、乾かしてから重ね塗りをしましょう。体に塗るときは下着の状態で、襟ぐりや袖口よりやや広めに塗ります。顔は指二本で、目周りは薬指を使って優しく塗りましょう。

Q.日焼けしちゃった... 無かったことに出来ない?
A.無かったことには出来ないので、全力で予防をしましょう。
受けてしまった紫外線ダメージはゼロには出来ませんが、すぐにシミにはならないけれど、5年後大きな差が出ます。将来のために毎日しっかり予防をしましょう!

Q.食べ物でも日焼け対策できるの?
A.抗酸化作用のあるものが◎。でも朝のオレンジジュースは要注意!
シャケや緑黄色野菜など、抗酸化作用が高いものを日焼けする前に摂りましょう。抗酸化成分が入った飲む日焼け止めも効果的です。ビタミンCも効果的ですが、柑橘類の皮に含まれる成分で日焼けしやすくなるので、オレンジジュースなどは日没後に摂るようにしましょう!

Q.SPFやPA値、色々あってどれを選べば良いやら...
A.実際の効果は表示の1/5!重ね塗り前提で高めの表示を選びましょう。
SPFやPAの数値は、とても厚塗りした状態での値です。普通に塗ったときの効果は1/5ほどなので、2度塗りが必須です。実際の効果でSPF15、PA++は必要。SPF50なら、一度塗りで10、二度塗りで20のように、足し算で15以上を目指しましょう。

Q.塗り直しって必要ですか?
A.2時間おきが目安!面倒ならスプレータイプが便利です。
特に外出時は2時間おきに絶対塗り直しましょう。室内が多い日も、外出のタイミングで塗り直して。前に塗ったものの上から重ねてOK。

◎お悩み03 ≪テカリ≫
Q.しっかり洗顔しているのにTゾーンがテカテカに...
A.洗ってもテカりやすさは変わりません。洗いすぎるとニキビなどの原因にもなります。
テカリの原因である皮脂の出やすさは遺伝によるものなので、洗っても減りません。それどころか、洗い過ぎると乾燥して、更なる肌トラブルの引き金になる可能性があります!ゴシゴシ洗いは今すぐやめましょう!
●テカリの影に潜んだ乾燥が一番怖い!保湿はしっかりと
肌の乾燥とテカリは別系統なので、テカっている部分が実は乾燥している事もあります。皮脂の刺激と乾燥が合わさると、ニキビや毛穴の開きなど、より深刻な肌トラブルの原因になります。少しのテカリやベタベタは「しっとり・ツヤ肌」に脳内変換するくらいの気持ちで、Tゾーンを含めてしっかり保湿をしましょう。保湿には水分を抱え込む「モイスチャライザー」を含んだものをたっぷりと使用しましょう。

◎お悩み04 ≪ニキビ≫
Q.夏ってニキビが出来やすい気が。対策方法教えて!
A.スキンケアはもちろん、生活全体を整えて!
夏は紫外線の刺激でニキビが出来やすい季節なので、保湿や紫外線対策が大切です。さらに、こするなどの物理的刺激や食事・睡眠・メンタルなども大きな要因になります。健康的な生活を送る事がニキビの予防にも直結します。
●スキンケアには、殺菌は不要!
ニキビの原因のアクネ菌は、一部を除いてほとんどが善玉菌です。殺菌で肌の細菌バランスが乱れると肌荒れを引き起こす黄色ブドウ球菌などの悪玉菌が増えて肌荒れします。ニキビ用化粧品は、ノンコメドジェニックニキビを作りにくい処方で殺菌しないものがおすすめです。
●きちんとした食事で栄養を摂ろう
美肌は生命維持ギリギリの栄養では叶いません。ダイエットで食べる量自体が少なくても便秘になり、それもニキビの要因になります。腸を整える発酵食品や抗酸化作用のある緑黄色野菜に加え、肌のバリアを作る油などもきちんと摂りましょう。
●朝も洗顔料で洗おう
朝は水洗いだけ派も増えていますが、就寝中に分泌された皮脂や、夜に塗った化粧品の油分が酸化すると、刺激になってニキビの原因になります。優しい洗顔料でよく泡立てれば乾燥の心配も低いので、朝も洗顔料で汚れを落としましょう。

【体編】
お悩み05 ≪汗染み・汗のニオイ≫
Q.汗っかきですぐ染みる...。汗の量を減らしたい
A.無理に止めるのはNG! 体温を下げる&蒸発させる工夫を。
汗は体温調節のために出ているので、無理に止めるのは良くありません。制汗剤は脇などが気になる時くらいに留め、速やかに蒸発させて体温を下げる工夫をするのが得策です。
●オススメ汗対策
→血管の太いところを冷やす!
首筋や脇など、血管が太いところに冷たい物を当てると、体全体を効率的に冷やせます。
→拭く時は濡れタオルで!
汗を拭く時は濡れタオルがおすすめ、水分が蒸発する時に熱を奪ってくれて一層涼しくなります。
→風通しのいい服を着る
汗を吸い込む素材でゆったりした服を着ると、汗を効率的に蒸発させられて快適になります。

Q.汗のニオイが気になります...
A.汗自体は無臭。皮膚に留まらないようにしよう!
汗自体はそもそも無臭ですが、大量の汗が皮膚に長時間留まることで、常在菌に分解されて匂いを発するようになります。皮膚に汗が長時間触れていないような工夫をするのが大事です。
●体:におわせる前にふき取る!
匂いが発生する前に拭けるところは拭き取り、べたべた残る汗の成分を取り除いてしまうことで、さらっと蒸発しやすくなります。
●脇:毛の量を減らず
腋臭が気になる人は脇毛の量を減らして汗が籠りにくくするのが有効的です。レーザー脱毛が難しければ、カミソリで剃るだけでも効果的です。
●足:靴下を履く
足は汗の多い場所です。素足で靴を履くと蒸れて匂いやすくなるので、靴下を履きましょう。サンダルで匂いが気になる時は、度々拭くと安心です。

お悩み06 ≪ムダ毛≫
Q.色んな処理方法があるけど、どれが良いんだろう...?
A.自己処理ならカミソリ。脱毛は医療で!
自己処理にオススメなのはカミソリですが、剃るとき角質を削りバリアが傷つくので、剃った後は冷やして保湿をしましょう。一番確実なのは医療レーザー脱毛です。皮膚科専門医がいてトラブルに対処してくれるクリニックを選びましょう。

※『レーザー脱毛』
当院でレーザー脱毛に使用するジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)は日本厚生労働省承認機で安全性も申し分なし。メラニンの黒い色素に選択的に反応するロングパルスアレキサンドライトレーザーの作用で、毛と毛を作る器官を確実に壊し、4~8回でほぼ無毛に導きます。毛穴が締まり、コラーゲンが増えるのでキメも整います。同時に、シミ、くすみ、毛穴の黒ずみなどの高い美白効果もあり、一石六鳥くらいのマルチな効果で大人気の施術です。レーザー照射前に冷却ガスでお肌を冷やすので痛みが格段に軽減されました。

<そのほかの自己処理方法はここがダメダメ×!>
●ワックスや毛抜き→埋没毛や毛嚢炎の恐れ
無理矢理毛を引き抜くと、傷ついて炎症を起こしたり、毛穴がふさがって次の毛が中で丸まったり(埋没毛)するトラブルの原因になります。
●除毛クリーム→かぶれる可能性も
除毛クリームは、肌が強い人には問題ありませんが、弱い人には刺激が強くてかぶれてしまう可能性もあります。

Q.カミソリはどんなのが肌に優しいの?
A.体は三枚刃以上、顔は電動で。
カミソリは、よく切れる三枚刃以上のレディースシェーバーを使用しましょう。顔は元々毛が目立たない場所なので、電動で優しく。刃は劣化しないよう、自分が思っているより早く交換して、常に切れ味を保ちましょう。

Q.剃る時はボディソープでいいよね?
A.ボディソープより専用のシェービング剤で!
剃る時は必ず専用シェービング剤を使いましょう。ボディソープは、皮脂のバリアを奪いやすいので、剃って傷ついた肌には刺激になります。シェービング剤はジェルでもフォームでもOKですが、ジェルの方が剃る所が見えやすいのでおすすめです。

Q.正しい剃り方教えて!
A.引っ張りながら毛の流れに沿って
カミソリは毛流れに沿って動かしましょう。逆剃りすると肌が痛みます。しわになっているところは引っ張りながら剃るのがコツです。
●脇
脇はしわが寄っていて剃りにくいので、片方の手で引っ張り、広げながら剃りましょう。
●顔
顔は乾いた状態で、電気シェーバーを使って剃ります。浮かすように優しく剃れば十分です。
●体
何度も滑らせると肌に負担になるので、体の広い部分は毛の流れに沿って一気に剃りましょう。

夏のお悩みは解決しましたでしょうか?是非、ご一読下さい。
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アトピー性皮膚炎・敏感肌

Atopic.jpgアトピー性皮膚炎は、かゆみの強い慢性の湿疹があらわれる皮膚病のことです。遺伝的体質として皮膚のバリア機能が弱いため、皮膚が乾燥しやすい方に、汗やハウスダスト、花粉などのアレルゲンが付着すると湿疹が生じます。発症する部位は全身ですが、耳周り、額、目周りなどの顔、首、腕の内側、膝の裏などの関節エリア、手指などの刺激を受けやすいエリアに好発します。

近年、「大人のアトピー性皮膚炎」という言葉が出てきたように、大人になってからかゆみや炎症などの症状があらわれる人が多くなっています。ストレスとの関係性が深いことも分かってきました。

また、最近の研究で、アトピー性皮膚炎の炎症を繰り返すうちに、本来真皮の中にだけ存在するはずの感覚神経のC線維が表皮に伸びてきて、ほんのちょっとした刺激で痒くなってしまうという仕組みが明らかになりました。そのため、衣服や髪の毛が触れただけといった些細な刺激で痒くてたまらなくなるのです。

さらに、アトピー性皮膚炎の湿疹を繰り返すうちに、炎症後色素沈着が生じて肌が黒ずんだり、ステロイドの外用で多毛が生じたりすることがあり、皮膚炎が出なくなった後も悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。

この様なお悩みを、美容皮膚科の施術でかなり解決できるようになりました。遺伝的体質を変えることは出来ませんが、目に見える皮膚炎をほぼゼロの状態にすることは出来ます。加えて、乾燥肌を改善し、バリア機能を高め、出来てしまった黒ずみや多毛、皮膚萎縮を回復させることは可能です。ぜひ、自分史上最高に調子の良い肌を目指しましょう。アトピー性皮膚炎の治療経験の豊富な皮膚科専門医が皆さまに寄り添い、サポートいたします。


アトピー性皮膚炎で生じる湿疹以外の症状

痒み

アトピー性皮膚炎の炎症を繰り返すうちに、本来真皮の中にだけ存在するはずの感覚神経のC線維が表皮に伸びてきてしまいます。そのため、衣服や髪の毛が触れるといった些細な刺激で痒くなってしまいます。
おすすめ施術・仕組み
ジェントルレーズプロ レーザーや光がC線維を分断するので、数回の治療で痒みを感じにくい肌に変えていきます。痒みが消えると、皮膚炎も徐々に改善していきます。
フォトフェイシャルM22
ジェネシス

バリア障害・敏感肌

アトピー性皮膚炎の方は、遺伝的に角質細胞間脂質の一種であるセラミドの量が健常人の1/3程度しかないので、乾燥しやすく、バリアが脆弱です。健康なバリアを作る施術が向いています。
おすすめ施術・仕組み
アクアフェイシャル 角層をほんの少し溶かし、ターンオーバーを活性化する治療。自前のバリア物質(角質細胞間脂質・天然保湿因子)の産生が高まり、角層の水分量がアップ
ケミカルピーリング
イオン導入(レチノール) ターンオーバーを活性化し、ハリのある皮膚をよみがえらせル導入治療。

黒ずみ・ダーティーネック(ダーティースキン)

湿疹や虫刺され、火傷などの強い炎症が生じた後は、メラニンが増えて黒ずみます。通常炎症が治まれば、1~3年ほどかけて過剰なメラニンは排泄されるのですが、全く消えないのがダーティースキンという状態です。重症なアトピー性皮膚炎の場合、基底層のバリアが破壊され、メラニンが真皮内に落ち込んでしまうため、ターンオーバーの過程でメラニンが押し出されることなく、あざや刺青と同様に残ってしまうからです。ダーティーネックやダーティースキンには市販の美白クリームなどは無効です。
おすすめ施術・仕組み
ジェントルレーズプロ 不要なメラニンを破壊するノーダウンタイム照射治療。
フォトフェイシャルM22
ジェネシス
ピコトーニング 深く真皮内に落ちてしまった不要なメラニンを、切れ味鋭いレーザーで壊し、高いブライトニング効果のある最新ノーダウンタイム照射治療
ケミカルピーリング ターンオーバーを高め、メラニン排泄を高める治療。
アクアフェイシャル
ナノメッドHQエッセンスルミキシルクリーム メラニンの合成をブロックする作用のある美白剤。
イオン導入美白効果の高いトラネキサム酸や高濃度レチノールを強力浸透。

多毛

ステロイド外用剤の長期使用で、多毛が生じることがあります。使用中止後1年以上して残る場合は、レーザー脱毛がおすすめです。剃毛によるカミソリ負けや肌荒れからも解放され、美白効果も高い施術です。
おすすめ施術・仕組み
ジェントルレーズプロ 毛、毛母(毛を作る器官)、バルジ領域(毛の元になる細胞がいる部分)をレーザーで安全に破壊し、減毛します。産毛からヒゲのように濃い毛まで数回の照射で軟毛化し、徐々に本数が減っていきます。
レーザー脱毛

皮膚萎縮・シワ

ステロイド外用剤の長期使用で、皮膚萎縮(皮膚が薄くなること)が生じることがあります。炎症後色素沈着を繰り返すと、活性酸素が発生し、コラーゲンの断裂・劣化が生じ、シワが生じます。重症なアトピー性皮膚炎患者さんはシワが早くから深くなりやすい傾向がみられます。
おすすめ施術・仕組み
マッサージピール 真皮に浸透しコラーゲン線維を産生するスイッチを入れる最新のピーリング。コウジ酸の美白効果も高い
エレクトロポレーション 再生の材料になる成分を真皮に届ける導入治療
ジェネシス コラーゲン線維を産生するスイッチを入れる照射治療
PRP注入 コラーゲン線維を産生するスイッチを入れる注入治療。自己血から濃厚血小板血漿を作成し、萎縮した皮膚全体に注入。
スカーレットRF コラーゲン線維を産生するスイッチを入れる、針・高周波RF・成長因子導入のダブル効果が得られる治療。
極水光プラス 非架橋のヒアルロン酸と肌再生に役立つ成分をリッチに注入。直後から潤い力アップ、さらにコラーゲン密度も高まり萎縮した皮膚がふっくら再生する治療。

赤ら顔

ステロイド外用剤の長期使用で、皮膚萎縮(皮膚が薄くなること)した結果、赤ら顔が生じることがあります。
おすすめ施術・仕組み
フォトフェイシャルM22 毛細血管に含まれるヘモグロビンの赤い色素に吸光度の高い光を照射し、不要な血管を壊す治療。赤ら顔がノーダウンタイムで改善。
ジェネシス


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