2017年9月25日

アクアフェイシャルの効果と特徴

➢ 古い角質をトリプル作用で優しく取り除く

➢ 表皮のターンオーバーの促進と再生を促す

➢ 薬剤の浸透、照射の効果を高める

➢ 瑞々しい健康なお肌に生まれ変わり、透明感とバリア力が改善する

➢ 毛穴つまりの解消

➢ ニキビ・ニキビ跡の改善

20種類の美容液が生み出す洗浄&美肌効果

aqua_img13.jpg 約20種類の植物由来の美容成分を贅沢に配合した2種類の専用ピーリング剤を使用します。

➢ 【A液】乳酸を主体としたAHA(水溶性)+抗酸化・抗炎症作用のある10種類の天然植物成分配合のソリューション
→ 肌表面の古くなった角質を取り除きます。

➢ 【B液】サリチル酸を主体としたBHA(脂溶性)+レチノール、ビタミンなど抗酸化・抗炎症作用のある12種類の天然植物成分配合ソリューション
→ 肌表面だけでなく毛穴の中まで浸透し、皮脂を優しく軟化させ取り除きます。毛穴の汚れ、角栓の除去やニキビに効果的です。

【A液】乳酸 ベタイン アラントイン ツボクサエキス チャ葉エキス イタドリ根エキス オウゴン根エキス アルゲエキス ローズマリー葉エキス カンゾウ根エキス メリッサ葉エキス カミツレ花エキス カニナバラ果実エキス

【B液】アラントイン グリチルリチン酸2K リンゴ酸 ビフィズス菌培養溶解剤 エーデルワイスエキス クリサンテルムインジクムエキス マドンナリリーエキス アカツメクサ花エキス ツボクサエキス チャ葉エキス イタドリ根エキス オウゴン根エキス ローズマリー葉エキス カンゾウ根エキス カミツレ花エキス スイカズラ花エキス アセチルヘキサペプチド30 クエン酸 酢酸トコフェロール パルミチン酸レチノール トコフェロール サリチル酸 グリコール酸 ナイアシンアミド など 


排出された毛穴の汚れと古い角質


施術で排出された汚れ・角栓・古い角質は、本体の背面部分に設置しているダストボトルに溜められます。専用ソリューションは通常無色透明の液体ですが、施術後は濁っているのがお分かりいただけます。ご希望の患者様にはお見せすることもできますのでお気軽にお声がけください。
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アクアフェイシャルのリスクとダウンタイム


<痛み>無し<腫れ> 無し<内出血> 無し
shutterstock_1019073862.jpg施術中軽いかゆみやピリピリとした微弱な刺激を感じることがありますが、すぐに治まります。施術直後からスキンケアやメイクをしてお帰り頂けます。敏感肌の方や鼻の毛穴をしっかり吸引した場合は、施術後に軽い赤みやほてり感が、数時間~1日続くことがありますが、低刺激性の化粧水と保湿クリームで鎮静させることで消退しますのでご安心ください。2~3日間は、古くなった角質が脱落したり、ニキビの膿疱部分が破れたりして悪化したように見えますが、これは貯留していたものが排出される過程ですので心配はありません。また、施術から数日間は新しい化粧品のご使用はお控えいただき、使い慣れた保湿クリームで十分に保湿してください。

アクアフェイシャルの持続と頻度

ae_ago01.jpg毛穴の詰まりが蓄積している方は、初回~3回目くらいまでは2週間ごとの施術がおすすめです。肌質改善目的に行う場合は、1ヶ月に1度、数回継続するとキメと透明感の高まりを感じていただくことができます。その後は、定期的なメンテナンスをおすすめします。

アクアフェイシャル施術後は様々な治療の効果が高まります。特にイオン導入やエレクトロポレーション前に受けて頂くと、薬剤の浸透レベルが格段にアップします。また、フォトフェイシャルM22やジェントルレーズプロなどの照射系治療の前に行うと、照射の効果も高まります。カウンセリング時に担当医師が、ご自身のお悩みに最適な併用治療をご案内します。

アクアフェイシャル施術の禁忌事項

  下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。 ・激しい日焼け直後の方 ・治療希望部位にヘルペスなど未治療の感染症及び炎症がある方 ・治療希望部位にアトピー性皮膚炎やかぶれなど未治療の皮膚炎がある方 ※ 炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあっても治療は受けられます。 ※ 安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお知らせください。

雑誌『リンネル』2017年11月号 (9月20日発売 掲載ページP138~141)

特集「原因を知って、肌にやさしい習慣を 夏から秋の揺らぎ肌を健やかに」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
一気に涼しくなる9月下旬。秋は肌の調子が悪くなる『揺らぎ肌』でお悩みの方が増えます。原因と対策を、院長が皮膚科専門医として解説しました。

夏のあいだこんなことをしていた人は要注意
□暑さで食欲が出ず、あまり食べなかった
□食事がさっぱりしたものに偏って、脂質やたんぱく質をとらなかった
□涼しい部屋で過ごしてばかりで、運動不足
□暑さやクーラーのかけすぎで安眠できず、寝不足だった
□旅行やレジャーなど、イベント続きで疲れが残っている
□日焼け対策が万全でなく、焼けてしまった
□汗をかくことが多いので、1日に何度も洗顔していた
□ベタベタするのがいやで、保湿ケアを簡単に済ませていた

秋になるといつの間に揺らぎ肌に!
べたつくからと顔を洗いすぎたり、運動不足、寝不足、日焼けに、食欲減退...。無意識に行っていた夏の生活の積み重ねが揺らぎ肌の原因になっているかも。
特に食事の影響は思ったより大きいもの。暑さからタンパク質や油ものを避けすぎていると、肌も栄養不足になってしまいます。秋からもう一度、生活習慣を整え直しましょう。

夏のあいだの疲れや不摂生が肌にあらわれます
夏は暑いうえに、レジャーなどのイベントなどで忙しく、疲れがたまる人は多いでしょう。その疲れは、体だけではなく肌へも影響しています。それが、湿度が下がってくる9月からの乾燥になり、ゆらぎ肌へとつながるのです。
肌の表面にある角層が整っていれば、肌は密なバリア状態を作っており、見た目に美しいだけでなく、外部からの刺激を受けにくく、強く保たれます。けれど、夏は角層が乱れる要因がたくさん。紫外線やエアコンの乾燥など外部的要因はもちろん、睡眠不足や疲労、栄養不足などによっても、肌の再生力が弱くなるのです。
特に、バリアの元になるセラミドなどからなる角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)は、いったん失われてしまうと、回復させるには時間がかかります。そうすると、バリア機能が衰えて、肌の調子が悪くなり、いつも使っている化粧品でも、ひりつきやかぶれなどを起こすことになるのです。
近年、こうした微細な炎症が、肌の老化につながるという研究もされています。秋の揺らぎ肌を回復させ、これからの乾燥や寒さにそなえましょう。

<日々の習慣を見直して、季節の変化に負けない素肌力をつけましょう。>
弱っている秋肌をさらに傷めているのは、クセになっているスキンケアかも? 見直してみましょう

●ゆらぎの原因01
時間をかけて丁寧にクレンジングすると肌がつっぱる
汚れ落とし兼マッサージでゆっくりクレンジング...それが傷めるもと!

●見直し習慣01
やさしく洗う、落とすで、不要な汚れのみを除去
クレンジングは1分間を目安にさっと落とすことが鉄則です。

汚れや汗、いらない角層は落とさなければいけませんが、時間をかけすぎるのは肌に負担をかける大きな原因です。クレンジングを長時間顔にのせていると、肌に必要な皮脂や、角質細胞間脂質も落としてしまいます。クレンジングはメイクと乳化したらすぐに洗い流すこと。時間は1分間が目安です。また、洗顔料をしっかり泡立てずにこすったり、クレンジングをケチケチするのは絶対NG。なお、洗い上がりにツッパリ感が残るものは、落とし過ぎなので、洗顔方法も見直しましょう。

●ゆらぎの原因02
加齢によって体も肌も夏の疲れが長引きがち
老化が進むと体だけでなく、肌にも元気がなくなります。

●見直し習慣02
肌も体もいたわるエイジングケアを
年齢肌を感じたら、食事や睡眠にも気をつけましょう。

年齢が高くなるほど、角質細胞間脂質や天然保湿因子が失われやすくなるので、乾燥を自覚するようになります。こういった肌の老化によるバリア機能の低下も、揺らぎ肌の原因に。また、若々しさをたもつための抗酸化力も、40歳前後でがくんと落ちます。抗酸化力はバランスのよい食事や疲労回復などによって高められるので、夏バテが長引かないようにメンテナンスを。
しわやくすみなどには、エイジングケア用の化粧品を。最近では、揺らぎがち敏感肌でも使えるものが増えています。

●COLUMN
何気ない習慣が老化を早めているかも!?肌をこするたびに加齢が加速
意外にも肌に刺激になっているのが、メイクブラシの使いすぎ。
ブラシの毛がチクチクあたるのは、肌をいためる原因になります。毛先が柔らかく肌触りのよいブラシを厳選して、チークなどにさっと使うのにとどめて。ファンデーションのブラシ塗りは、ブラシを何度も肌に滑らせることになるので、敏感に傾きがちな人は控えましょう。

●ゆらぎの原因03
涼しくなって紫外線を夏ほど気にしなくなった
日差しがやわらいだからと日焼け止めなしで外出はNG!

●見直し習慣03
肌にやさしいUVケアアイテムを年中入念につける
うっかり塗り忘れが命とり。涼しい日や曇りの空でも一年中ガードを!

紫外線のピークは7月ですが、UV-A波は、年間を通して地上に降り注いでいます。秋以降もUVケアを続けることで、紫外線はもちろん、大気汚染などのダメージからも肌を守ることができます。敏感肌用なら肌への負担も少ないので、自分の肌に合うものを選んで使い続けましょう。

●ゆらぎの原因04
化粧水は保湿アイテムを軽くつけるだけになっている
汗でベトつくからと、少量をぱぱっとつけるだけでは保湿不足。

●見直し習慣04
しっとりするまで、丁寧に重ねづけを
手のひらに多めにとって、何回かに分けて手で押さえるようつけて。

べたつくのがイヤだったり、高額化粧品だからケチケチ使いだったりして、量は少なめに...では、効果は半減してしまいます。お手頃価格でも、肌にあっていれば問題なし。たっぷりの量で保湿をするのが大切です。
化粧水は、手のひらに500円玉大をとって、両手でなじませてから、軽く押さえて。目のまわりや小鼻は、力の入りにくい薬指の腹を使いましょう。

●揺らぎ肌の原因05
化粧水をつけても肌が乾燥してピリピリする
いつもの化粧水ですらしみる敏感肌状態になっている?

●見直し習慣05
敏感なときはバームでフタをし、回復後は乳液やクリームで保湿を
ピリピリするときは、ふだんのお手入れは休止して休ませる。

涼しくなり、肌が乾燥してピリピリしたり、化粧水がしみたりしたら、いったん通常のお手入れはストップ。また、シートパックなど水溶性で肌にしみこむようなものは、逆効果です。こういうときは、肌に「フタをする」エモリエント効果の高いものを直接塗って、肌を落ち着かせることに専念します。ワセリンやバームなどがおすすめ。
ただし、バーム類は刺激からは守りますが、肌内部のうるおす力は低いので、回復してきたらクリームや乳液など、モイスチャライジング効果の高いものに変えましょう。

●揺らぎ肌の原因06
肌あれのとき、高機能そうなクリームや美容液を多用する
肌を回復させようと、あれこれ手を出すのは、かえって危険。

●見直し習慣06
肌に合うシンプルな基礎化粧品ラインのみで充分
困ったときに頼れる、信頼できるラインを見つけましょう。

肌が乾燥して、敏感になっている時こそ、化粧品は同一シリーズのラインづかいがおすすめ。肌がゆらぎがちなときに高機能な美容液やパックで過度にケアをすると、肌への刺激が増えてしまします。いろんなメーカーのものを使っていると、かぶれた時も原因が何かわからないうえに、合わない成分にあたって更に荒れてしまうリスクが高くなるからです。
季節の変わり目や肌の調子が悪いときは、このラインなら大丈夫、というものを知っておいて、切り替えられると安心です。

●揺らぎ肌の原因07
体や顔を触ったら、ひんやりと冷えているときがある
肌温度が低いと、外部の刺激を受けやすい状態になっているかも?

●見直し習慣07
体が温まる食材を積極的に摂取。冷え対策も万全に
冷えによる血流ダウンで、肌も栄養不足に。しっかり食べよう!

夏の冷房や秋口の涼しさによって、冷えを感じる人も多いのでは。
人間の体は中心部の温度が35℃以下にならないように保つ機能があります。外気温が低くなっていると、体温を逃さないよう血管が収縮し、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、体だけでなく肌までも冷えた状態になって、顔色がくすんだり、肌のターンオーバー機能が衰えたりと、揺らぎ肌の原因になることばかり。
温かい食事をとる、上着をはおるなど、体も肌も体温を逃さない工夫をしましょう。

●COLUMN
外気温の低さから肌荒れに!これからの季節の寒気にご用心
肌の調子と寒さの関係が、最新の研究で明らかになりました。
表皮細胞には肌の細胞と細胞をくっつける機能をもつ"タイトジャンクション"という構造があり、"トリップV4" という温度センサー機能のあるタンパク質がその形成に関わっています。温度が下がるとこれらの機能が衰えて、細胞の結びつきが弱くなり、バリア機能の低下の原因に。寒気に直接肌をさらさないことが予防策です。

秋風が吹くころになると、肌がカサカサ、ピリピリしたり、いつもの化粧品が合わなくなったり。そんなお悩みを解消して、健やかな肌を取り戻しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2017年11月号(9月17日発売 掲載ページP58~59)

特集『こだわりすぎて、こじらせていませんか?〝スキンケア好き〟こそ要注意!「そんな保湿はやめなさい」』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いいと聞けば、何でも試し、悪いと思ったら徹底排除。それを繰り返し、誤ったスキンケア法を正しいと信じ込んで疑わず実践する人が増加。でもそれって本当に肌にいいことなの?理にかなっている?いつの間にか自己満足なっていませんか?
その疑問に皮膚科専門医がお答えしました。

① 乾燥が心配だから、洗顔はお湯だけ。
A.洗いすぎると乾燥の原因になるからと、洗顔料を使わないのは要注意です。夜に塗った化粧品が酸化すると刺激になる恐れが。洗顔料を用いるのが無難です。洗浄力の弱いタイプをしっかり泡立て、さっと洗えば十分です。
②ヘアケア剤が顔についた時の刺激が心配だから、スタイリング剤はオーガニックバームを毛先にだけつける。
A.確かにニキビや皮膚炎を生じた患者さんを時々拝見します。ヘアケア剤によっては肌に刺激になる可能性がある成分を含んでいるので、大量に使うのは避けましょう。
③浴室内で顔を洗うと乾燥しそうなので、お風呂は洗顔+保湿をしてから入る。
A.浴室内は湿度100%。ドライサウナなどは別ですが、基本的に室内より明らかに乾燥しにくいはず。これは心配しすぎです(笑)
④入浴中のシートパックは、絶好のスキンケアタイム。
A.お風呂では皮膚が柔らかくなっており、浸透は確かに高くなります。ただし、湿度で乾きにくくても長時間使用はNG。刺激性接触皮膚炎を起こすリスクも高くなります。決められた時間を厳守しましょう。
④シャワーの刺激が心配だから、直接顔に当てない。
A.高温+圧力はNG。もちろん刺激になります。弱流水で人肌温度以下なら大丈夫。
⑥夜のスキンケアには、たっぷりアイクリームを塗る。
A.限度を超えた大量塗りをしても効果に違いはありません。規定量を守りましょう。アイクリームはアイホールに薄く塗り重ねれば十分。目が曇る人は塗りすぎです。
⑦スキンケアの「蓋」って必要?オイル、クリーム、乳液...どれがベスト?
ケアの最後の蓋は、確かに効果的です。保湿力の高いコスメを最後に塗れば、水分蒸発の防止になるのでクリームがベストです。

<摩擦でこじらせています>
Q.マッサージや美顔器も、摩擦になるって本当?
A.マッサージでたるみケアはできません。靱帯や皮膚を劣化させたるみを進行させます。
Qとにかく摩擦が心配で、枕カバーさえ怖いんです
A. 摩擦刺激は乾燥肌を引き起こし、角質状態を乱れさせるので、キメの乱れに直結します。シミの原因にもなり得ます。枕カバーも盲点ですが、気にすべき。シルクや柔らかなガーゼなどの肌あたりのいい素材を選びましょう。

<日焼け止めでこじらせています>
Q.日焼け止めは重ねて使えば効果が上がりますか?
A.はい、1品で求めるSPFを出すのは困難です。ミルフィーユ状に丁寧に塗り重ねましょう。
Q.人により合う美白成分が違うと聞いたけど本当?
A.効果が出やすい人、出にくい人がいるのは事実ですが、割り出す方法は確立されていません。

情報過多な現代、正しい知識を取捨選択するのが難しく、誤ったスキンケアをしている方を多く見かけます。惑わされないように気をつけたいものですね。
是非、ご一読ください。

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