2016年12月 3日

フジテレビ『みんなのニュース』 2016年11月10日OA内容

2016年の「ニッポン美肌県グランプリ」が発表されました。これはポーラ化粧品が毎年発表しているランキングで、独自の技術で得たスキンチェックの情報を分析し、「美肌偏差値」として数値化したものだそうです。「美肌偏差値」以外にも県ごとの気象環境や生活習慣など、肌への関連が予測される因子も発表されています。

今年はこれまで4連覇だった島根県がランクダウンし、広島県が美肌ランキングトップになりました。ポーラ社では、今年の広島県は年間を通して降水量が高く、紫外線を軽減できたことが影響していると分析しています。

そこで、他にも美肌のヒミツがないのか...?慶田院長が皮膚科専門医として解説しました。

広島県の名産「牡蠣」には"美肌ミネラル"と呼ばれる亜鉛が豊富です。亜鉛は皮膚が生まれ変わるターンオーバーを助ける効果があり、コラーゲン生成、たるみ・しみ予防に欠かせない成分です。また、牡蠣と一緒に摂取するレモンに含まれるビタミンCには、高い抗酸化作用があり、美肌・老化防止効果が期待できます。実は広島県はレモンの生産量が日本一。牡蠣とレモンの二つの名産品が広島の女性の美肌を作っているのかもしれませんね。これからお鍋が美味しい季節です。牡蠣鍋も候補に入れてみてくださいね。

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J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』11月14日、11月21日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。

11月14日OA

Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。

その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。

1.酸化 2.糖化 3.脂肪化

A.答えは、2番の「糖化」。

小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。

「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。

さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。

残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。


11月21日OA

Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?

次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか? 

1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形

A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。

1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。

また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。

別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』11月14日、11月21日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。

11月14日OA

Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。

その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。

1.酸化 2.糖化 3.脂肪化

A.答えは、2番の「糖化」。

小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。

「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。

さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。

残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。


11月21日OA

Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?

次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか? 

1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形

A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。

1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。

また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。

別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。

雑誌『なごみ』2016年12月号(2016年11月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門(最終回)美容皮膚科でできる治療」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

茶人、骨董蒐集家など風雅な趣味人が愛読する雑誌『なごみ』のヒザケア入門は10月号・11月号と連載し、今回12月号が最終回となりました。

ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します

これまで、ヒザを中心に黒ずんだ肌を明るくするためのポイントをご紹介してきましたが、自宅での治療に限界を感じたら、ぜひ美容皮膚科を訪ねみてください。

美容皮膚科は、皮膚科のうち美的なトラブルや若返りに有効な治療に特化した専門医療機関です。たかが見た目のこと、健康とは無関係、と思われるかも知れませんが、近年見た目の若い方は健康であるという報告もあり、アンチエイジング治療はさらに注目されています。エステティック的イメージをお持ちの方も多いのですが、全て皮膚の病態生理を理解した医師が行うべき医療行為です。今回は美容皮膚科の選び方、そしてヒザを美しくする代表的な治療をご紹介します。ヒザの黒ずみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

◎美容皮膚科を選ぶ2つのポイント

信頼できる美容皮膚科の医師を見分けるポイントのひとつは、皮膚全般の知識を備えているかどうか。アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患、悪性腫瘍に自己免疫疾患、遺伝病や感染症など皮膚病は多岐にわたり、半年程度で修められるものではありません。美容医療で診るのはその中のごく一部ですが、他を知っているかどうかが患者様の安全を守ります。最低でも「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」と掲げている医師を選びましょう。さらに上位の資格として、「指導医」がありますが、美容に従事されていることはごく稀です。加えて、美容皮膚科に必須のレーザー治療の経験があるかどうかも重要。医療レーザーでの事故も時々報告されています。「日本レーザー医学会認定レーザー専門医」と掲げている医師は、基礎領域の専門医取得後に、より深くレーザーについて研修を積み、定期的に知識を更新しています。理想の肌に近づくため、医師選びはこのポイントを抑えましょう。なお、学会所属は研修終了の証明にはなりません。

≪ヒザを美しくする代表的な美容治療≫

◎ケミカルピーリング

フルーツ酸で少しだけ角質を溶かします。ヒザは角層が厚いのでほとんど無感覚。施術の刺激で皮膚の生まれ変わりが促されます。2週間に1度を3回ほど繰り返すと、角層の水分量が格段にアップするという臨床試験もあります。メラニンが生まれるのを抑制する効果もあるので、ヒザの黒ずみに有効です。家庭で使えるピーリング剤では弱いため、確実な効果を得たい方は、ぜひ専門の美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。

◎レーザー治療

皮膚の色を作るメラニン色素に反応するレーザーを照射してシミやくすみを薄くし、美白効果が得られます。「ジェントルレーズ」は黒に反応するレーザー機器で、メラニン色素をマイルドに壊すことで、ヒザの黒ずみを薄くします。皮膚のコラーゲン線維を再生させて太くする効果もあり、肌に張りが戻ります。痛みや術後の腫れなどもほとんどないので初心者向けの施術です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『リンネル』2017年1月号(11月20日発売 掲載ページP104)

特集「保湿だけでは足りなくなったら、敏感肌さんのエイジングケア」慶田院長の監修記事が掲載されました。

敏感肌さんは普通肌の人に比べ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングサインが出やすいようです。でも、エイジングケアは刺激が強いというイメージがあるのでは?敏感肌でも安心して取り入れられるエイジングケアをご紹介します。

≪STEP:1≫まずは守りのスキンケアで肌を強く

◎エイジングケアに一発逆転はなし、日々のていねいなケアが大切!

よく耳にするエイジングとは、年齢を重ねる段階で起こる肌老化のことです。シミやちりめんジワ、表情ジワ、たるみ、ほうれい線など、肌に衰えを感じるようになったら、エイジングのサインです。敏感肌に傾いている場合は、とくに外的刺激を受けやすく、炎症を繰り返すことでエイジングサインが出やすい状態といえます。健康な肌の人よりも、アプローチの仕方を変えなければいけません。さらに、肌の変化を感じやすい30代を迎えると、仕事や家事の忙しさ、不規則な生活、ストレスなど生活習慣によってエイジングの悩みが深刻化し、ターンオーバーが乱れることでの乾燥肌が増え、トラブルになりやすいのです。

何を塗っても荒れてしまう状態では、エイジングケア製品を取り入れても意味がありせん。まずは、守りのケアを徹底することです。洗顔、保湿、UVケアなど、日々の基本的なスキンケアをていねいにすることに意識を向けましょう。深く刻まれてしまったシワやたるみなどは、セルフケアでは限界があり、ときには美容医療を取り入れた積極的なケアが必要な場合もあります。30代のうちから、エイジング対策を意識し、健やかな状態をとどめておくと10年後の肌に差がつきます。今日から意識を変えれば、未来の肌は変えていけるのです。

◎肌を強くするためにできる5つのこと

エイジングケアは日常の中でできることがたくさん!普段の心がけで、イキイキとした肌を育みましょう。

1、肌にやさしい洗顔

洗顔料は洗ったあとに肌がつっぱらないやさしい洗浄料を選びましょう。また、しっかり泡立て、泡でなでるように優しく洗うと、肌への摩擦も軽減されます。

2、保湿力を高める

化粧水だけでなく、水分を抱え込むモイスチャライザー(乳液、クリーム)を塗ると、保湿成分が角層まで届き、潤い力がアップします。

3、光老化を防ぐ

年間を通してUVケアをしましょう。UVカット効果のある乳液+ファンデをミルフィーユ塗りするとより効果的です。日に当たらないよう意識しましょう。

4、肌を錆びさせない

抗酸化作用を持つ酵素の活性が下がると、シミ、シワ、たるみの原因になります。かぼちゃやトマトなど、抗酸化作用の高い食材を積極的に食べましょう。

5、生活習慣を整える

肌をいつまでも健やかに保つには、生活習慣も大事です。ストレスやタバコ、睡眠不足や運動不足、便秘など、生活の乱れが肌老化を招いてしまいます。


是非ご一読ください。
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雑誌『美ST』2017年1月号(2016年11月17日発売 掲載ページP167、169)

特集「むくむ、むれる、乾く、気分が冴えない、意外と不快指数の高い季節!気温10℃・湿度10%に負けないカラダの冬支度」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今年も残すところ1カ月半となり、寒い冬の到来です。日に日に気温が下がり気分もどんより、朝から気分が上がらないこともあるのではないでしょうか?また、多くの女性が悩んでいる冷えやむくみ、空気の乾燥から髪や体のあちこちにダメージが押し寄せてきます。今年の冬を快適に過ごすために、ダメージに負けないカラダの冬支度を始めましょう!

≪冬のおしゃれに欠かせない「ブーツ問題」をなんとかしたい!≫

◎ムレ・臭い

ブーツの中は汗だくムレや雑菌の繁殖を防いで臭いをシャットアウト!

冬でも足は汗をかき常在菌が増えやすい!

サンダル履き、はだしの夏と比べ、冬はブーツやタイツ、靴下の重ね履きで蒸れやすいのです。そのため、皮膚の常在菌が増えやすく、皮脂や角質のたんぱく質が菌によって臭い物質に変わると悪臭になってしまいます。毎日、爪や指の間も丁寧に洗い、よく乾かしましょう。靴はローテーションで履き、乾燥させくことも大事です。

ブーツの足もケア次第、デオドラントクリームや防臭インソールなど、デオドラントアイテムがご紹介されています。また、臭いやむくみ、乾燥も着圧や防臭、保温性のある高機能タイツを選んでみてください。

≪顔だけじゃない、全身砂漠化を食い止めよ!≫

◎ひじ、ひざ、かかとのガサガサ

ひび割れ、粉ふきなどの乾燥を防いで赤ちゃんみたいなスベスベ肌に!
角層が厚くなりやすくバリア機能も低下、かかとやひじは物理的刺激から守ろうとして角層が厚くなりやすい部位です。不自然に厚くなった角質のバリア機能は脆弱で、伸縮に耐え切れずひび割れてしまうこともあります。また、冬は皮膚温が下がることもバリア機能の低下を招きます。お肌の温度のキープにも気を付けてみてください。クリームや肌なじみの良いオイルなどで全身の保湿ケアをしましょう。

その他にも、爪が割れる・静電気・のどのイガイガなどの原因と対策もご紹介されています。乾燥による冬のお悩み対策のご参考に、是非ご一読ください。

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