2015年11月 5日

テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」10月27(火)OA

「知らなきゃ良かった」シリーズに慶田院長が出演し、皮膚科専門医として「肌にいい入浴法」を解説しました。

第1問:体の洗い方アナタはどちらですか?「ザラザラタオルでゴシゴシ洗う」or
「自分の手で撫でるように洗う」
「知りたくないとは思いますが、、、、ザラザラタオルで何回もゴシゴシ洗うのは肌
にとって最悪」

ナイロンタオルを使って何度もゴシゴシこすることは、バリアの要といわれている角
層と、その中にある角質細胞間、天然保湿因子をごっそり取り去ってしまう可能性が
あります。

それにより、肌のバリア機能が低下して様々な刺激を受けやすい状態になるため、乾
燥や皮膚炎を起こす原因ともなります。
今回、麒麟川島さんの洗浄法についても解説しています。たっぷりの泡を肌に乗せて
3分おいてから洗い流す、、、この方法は正しいのでしょうか?
一見お肌に優しそうな、この擦らない洗浄法は、泡を長時間のせておくことで、細胞
間脂質が無くなり、バリアの要である角層がボロボロになってしまいます。
では、肌によい洗い方は?

一番良い体の洗い方は、泡を30秒ほど乗せてぬるま湯で流す方法。
泡を乗せて優しく馴染ませて流すだけで、肌の汚れは十分落ちます。

第2問:湯船につかるタイミングは?「体を洗ってから湯船につかる」or「体を洗う
前に湯船につかる」
「知りたくないとは思いますが、、、、体をゴシゴシ洗った後に湯船に浸かると、お
湯が凶器に変わります!」
強くゴシゴシ体を洗ったことで肌のバリア機能が壊れた状態で湯船に浸かると、お湯
の刺激が伝わりやすくなり、肌の乾燥が悪化します。
つまりナイロンタオルで強くゴシゴシ擦ったあとに湯船に浸かることは。肌にとって
最悪の組み合わせなのです。

前回の洗顔法に引き続き、体の洗い方について解説しましたが、擦らない、洗いすぎ
ない洗浄法は共通ですね。
キーワードは「バリア機能」です。角質細胞間脂質はいわゆるセラミドのことで、角
層の細胞と細胞をつなげるセメントのような大切な役割をしています。この角質細胞
間脂質(セラミド)が減ってバリア機能がくずれると、水分がどんどん蒸発して肌は
乾燥に傾き、アレルギー物質などの外部からの刺激を受けやすくなり、さらに水分を
失いやすい肌へと悪循環に陥ります。
擦らない場合でも洗浄料を肌の上で泡立てたり、長時間流さずにおく行為は、結局の
ところ洗いすぎと同じことなのです。
冬は乾燥による痒みなどのトラブルも起こりがちです。もちろん入浴後の保湿もお忘
れなく。クリーム、軟膏、オイルタイプなどご自身に合った保湿剤を手の指ではな
く、手のひらを使って優しくムラなく塗布して、なめらか肌を目指しましょう。

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TV出演のお知らせ: テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」11月10日(火)23:15~24:15日OA

テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」11月10日(火)23:15~24:15日OA
「知らなきゃ良かった」のシリーズに慶田院長が出演いたします。

今回は、冬の間違いやすい美容法について皮膚科専門医の見地から解説いたします。
どうぞお見逃しなく。

雑誌『Domani(ドマーニ)』2015年12月号 (11月1日発売 掲載ページP284~P285)

「美容医療のエキスパートが語る『本当におすすめ』の治療はコレ」に当院の取材記事が掲載されました。

オールアバウト美容医療ガイドとして、自身の経験をもとにおすすめの情報を発信している大里有里砂さんが、「信頼できる一押しの美容クリニック」として銀座ケイスキンクリニックをご紹介くださいました。

患者の立場から言うと、「費用対効果」の高いものが一番。そういう意味では、フォトフェイシャルに代表される光照射系は、肌の質感が目に見えてキレイになるので、試す価値のある治療。痛みやダメージもないので、美容医療初心者のドマーニ世代もトライしやすいはず。さらに最近は、光に高周波や超音波などを組み合わせて、肌を深部からリフトアップさせる照射マシンが各種登場。それぞれ長所はあるものの、満足度には個人差があるかも。というのも、肌を若く見せる方向性は、顔立ちによって異なるもの。①ゆるみ、たるみをキュッと引き締めてタイトにする。②しぼんだ肌をふっくらさせてハリを出す。...大きくは2方向に分類できますが、35歳ぐらいだと、まだ自前のハリが充分にあるので、どちらのアプローチで攻めたらいいのか迷う人もいることでしょう。

たるみ対策エントリーには、肌にハリを出す「タイタンジェネシス」がおすすめ。顔のタイプを問わないし、費用も比較的手頃です。

また、たるみやくぼみ感など「顔の造形」をアンチエイジングしたいなら、注入系の治療がイシオシです。注射ですから狙った部位に確実に変化を出せますし、効果が半年ぐらい持続するから、コスパも良いのです。ただ、ドクターの腕、センスが如実に顔に反映されるので、クリニック選びは大切ですね。「先生、もうちょっと打ってください!」とリクエストしたくなるぐらい控えめの仕上げだったり、「これ以上打つと〝盛った〟顔になってしまうよ」と諫めてくれるような感性の先生がおすすめです。ということで、慶田院長をとても丁寧で上手だとご紹介くださいました。

あとは、首やデコルテのイボも、すぐに取れるし、顔周りの若々しさが増すのでおすすめされています。今回の大里さんのコメントにはスタッフ全員納得です。院長は「申し訳ないけれど、私はこれ以上の治療は(この部位に関しては)適応が無いと思うの」と治療をお断りすることもよくあります。私たちスタッフにも、「我々はエルメスのバッグを売っているのではないの。贅沢品ならいくつあっても構わないかもしれないけれど、注入治療に関しては、患者様のHappinessを一番に考えて、止めることが必要な場合もあると思うわ」と話しています。代わりに、照射治療など、その方のナチュラルな美しさをサポートする治療をご提案し、結果、とても満足されることが多いのです。ひとえに、じっくりカウンセリングをするからこそだと思います。

是非ご一読ください。

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雑誌『オレンジページ』2015年11月17日号 (11月2日発売 掲載ページP134~135)

『知っ得ゼミVol.66 顔や体だけじゃないんです!「頭皮の敏感肌」講座』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「知っ得ゼミ」はオレンジページ内で生活に役立つ知恵を、講座形式で紹介している人気コーナー。
今回のテーマは"頭皮"です。
特に秋冬に増えるのが、フケやかゆみなどの頭皮トラブルです。「フケ=不潔だから?」と勘違いして、丁寧に洗えば洗うほどひどくなるという方はいらっしゃいませんか。そんな方は乾燥が原因で起こる、「頭皮の敏感肌」かもしれません。
頭皮も顔や体と同じ皮膚です。健康な頭皮は「角質細胞間脂質」「天然保湿因子」「皮脂膜」により外部刺激から皮膚を守るバリア機能が備わっています。バリア機能の80%を担うのが、セラミドに代表される「角質細胞間脂質」です。「角質細胞間脂質」は角層の細胞と細胞をつなぎ合わせて皮膚の水分を保ち、乾燥や外部刺激から肌を守る大切な役割をしています。ところが頭皮の洗いすぎなどで、肌を守るバリア機能が崩れると、刺激を受けやすく、乾燥しやすい敏感な状態になってしまうのです。洗髪後、皮脂膜は数時間で回復しますが、失われた角質細胞間脂質が回復するには2週間以上かかります。
その結果、皮膚が生まれ変わるサイクルが乱れて過剰にフケが出たり、炎症を起こしてかゆくなったりすることがあります。
頭皮の肌質についてのアンケートで乾燥肌、敏感肌、混合肌、脂性肌と答えた人のうち、かゆみ、フケ、乾燥などの頭皮トラブルを経験したことがある人は、96%もいることが解っています。

そこで慶田院長が、頭皮の敏感肌が起きるメカニズムと、バリア機能を守りトラブルを防ぐ正しい頭皮ケアについて解説しています。
思い当たる方は、まず本誌のチェック表で頭皮の敏感肌を診断しましょう。
頭皮にいいプラスポイントとして、腸内環境を整えて健康な頭皮を保つための食生活、生活習慣などについても紹介しています。これは、頭皮だけでなく顔はもちろん、全身の美肌につながるポイントでもあります。
一度フケやかゆみが出てしまうと、健康な状態に戻すには時間がかかるものです。最も空気が乾燥する1~2月を前に、早めの対策が重要です。
是非ご一読ください。

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