2013年11月 1日

ヒアルロン酸注入(シワ・クマ)と他の施術比較

PRP(多血小板血漿)注入との比較

シワと凹みの深い方には『ヒアルロン酸注入』、すでにヒアルロン酸注入を2回以上同一部位に注入されている方・シワの浅い方・自己の成分を用いた自然な変化を求められる方には『PRP(多血小板血漿)注入』をおすすめします。
また目元の青グマ・ちりめんジワ・たるみなどには非常によい適応です。下眼瞼のたるみなど手術を検討されている方は、手術の前に一度この治療で様子を見る価値はあると思います。コラーゲン密度を高め、張りが出ますので、ご自身のシワ・たるみの基礎修復として施術されるのがよいでしょう。注入後の結果をすぐに得たいという方については、直後からボリュームアップ効果の高いヒアルロン酸注入が向いています。


レディエッセ・エランセ・溶けないフィラー注入との比較

レディエッセは、ハイドロキシアパタイトを主成分とした注入剤の一種で、鼻筋を通す、顎を形成する、額を高く形作るのに用いられます。注入してから1~2年程度で吸収されて持続期間が長い点、鼻筋など細く作りやすい点、比較的仕入れ原価が安い注入剤である点が好まれ、多くのクリニックで使用されています。銀座ケイスキンクリニックでは、レディエッセを使用しておりません。理由は一定の頻度で石灰化が生じる事、白く透ける場合がある事、修正が効かない事です。この中で最大のデメリットは、溶解酵素が存在しないことです。レディエッセに限らず、鼻や顎やシワにフィラーを注入した後、元に戻したいとご希望される方が稀にいらっしゃいます。

ヒアルロン酸の場合、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解酵素を注射すれば、数時間でほとんどのヒアルロン酸を溶かして元に戻すことができますが、レディエッセの場合は溶解剤が存在しません。万が一、血管内に注入されて塞栓を生じたり、細い動脈を圧排して血流障害が生じたりした際もヒアルロン酸フィラーなら24時間以内の適切な処置で壊死を免れることができます。これは何よりも重要なことです。さらに、レディエッセはヒアルロン酸に比べ、硬く白色の物質であるため、目の下や法令線などの柔らかい部位に注入すると、硬いしこりになって凸凹したり、白く透けたりしてしまうことがあります。このような場合、吸収されるまで1~2年の間、待っていただくしかありません。

また、注入したフィラーの周囲にバイオフィルムが形成され感染症が遷延した場合、ヒアルロン酸製剤であれば溶解することで、抗生剤の反応が良く早く治りますが、レディエッセは溶解できないため治療に難渋する可能性があります。同様の理由で、エランセ(溶ける糸PCLの注入剤)など数年で溶けるけれど溶解酵素が存在しない製剤や、アクアミド・アルカミド・エンドプラスト・シリコンなど一生溶けない注入剤も使用しません。ほとんどの方に良い治療であっても、一部の方に不可逆的障害が生じる可能性がある施術は選択しないというのが、当院の理念です。

ヒアルロン酸注入(シワ・クマ)のポイント特徴

注入治療needle.png 治療効果★★★★★ 痛み★★★☆☆ ダウンタイム★★☆☆☆

効果
■ほうれい線の改善 ■額・眉間のシワ改善 ■目元の小ジワ改善 ■目元のクマ改善 ■頬のゴルゴ線改善 ■口元のシワ改善 ■首の横ジワ改善 ※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヒアルロン酸注入(シワ・クマ)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスヒアルロン酸注入は、深いシワやお顔の影を消し、治療直後から5~7歳若返ってしまう、魔法のような施術です。当院の注入メニューの中で、施術数、リピート率共にナンバーワンの大人気治療です。安全性が高い治療ですが、使用する製剤の質、医師の技量による仕上がりの差が大きく、職人技と言えます。患者様の骨格とお肌の老化の程度により、注入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメード治療をぜひご体験いただきたいと思います。他院での修正も承っておりますので、仕上がりにお悩みの方もご相談くださいませ。

ヒアルロン酸注入(シワ・クマ)の施術の流れ

flow1.ドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師がお肌の状態を診て、治療する範囲や回数、併用療法などの治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。この間に麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。

flowヒアルロン酸注入(シワ・クマ)ヒアルロン酸はロングカニューラ針を使用し、丁寧に注入いたしますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。仕上がりを鏡でご確認頂きながら治療を進めるので、ご安心ください。

flow終了刺入部に肌色のテープを貼って、施術は終了です。スキンケアやメイクは針孔を避けて優しく行って頂ければ、直後から可能です。また、当日からシャワー浴は可能ですが、飲酒、激しい運動、長風呂など、血流を上げる行為は避け、早めにご就寝ください。

2013年10月31日

ヒアルロン酸注入(唇形成)と他の施術比較

PRP(多血小板血漿)注入との比較
唇以外の浅いシワの場合、PRP(多血小板血漿)注入などが比較されますが、ボリュームを出して唇形成する場合の第一選択はヒアルロン酸注入です。理想な形に近づかせられるかは、薬剤と医師の技術によるところが多い施術になります。

ヒアルロン酸注入(唇形成)のポイント特徴

注入治療needle.png 治療効果★★★★☆ 痛み★★★★☆ ダウンタイム★★★☆☆

効果
■唇のシワの改善 ■唇形成 ■唇のアンバランスの改善 ※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヒアルロン酸注入(唇形成)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス私の祖母は80歳を超えてから、唇が格段に薄く小さくなりました。ふっくらした唇は若さの証。加齢と共に鼻下が伸びて縦ジワが目立ち、唇のボリュームもなくなり、リップラインがあいまいになります。唇へのヒアルロン酸注入はリップラインをくっきりと際立たせ、うるおいと小じわの目立たないハリのあるプルプルの唇に仕上げる人気のメニューです。上下口唇のアンバランスを整えることも出来ます。昨今は、ヒアルロン酸の過剰注入で、不気味な印象を与える唇を目にすることも増えていますよね。不自然なほどには変わりたくない方もご安心ください。当院ではオーバーにならないナチュラルな仕上がりにご好評頂いています。


ヒアルロン酸注入(唇形成)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が診察し、理想の唇についてお伺いします。十分なカウンセリングで、注入する部位や量など治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)
この間に必要な場合は麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。

flow唇形成(ヒアルロン酸注入)外用麻酔と局所麻酔を施した後、先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入しますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。鏡で仕上がりをご確認いただくことが出来ます。

flow終了10分ほど冷却して、施術は終了です。スキンケアやメイクは針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。ただし、当日は飲酒、激しい運動、長風呂など、血流を上げる行為は避け、早めにご就寝ください。また、医師から特別な指示がない限り、注入後、効果が安定するまでの1か月間はマッサージなどを避けてください

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