特集「家のニオイ、服のニオイ、体のニオイ 決定版 セルフ消臭」
に院長の取材監修記事が掲載されました。
今回『年を重ねてさらに気になる・・・「自分のニオイ」「夫のニオイ」』のコー
ナーを担当。
男女の「加齢臭」、中年男性の「ミドル脂臭」など年齢とともに気になる体臭の原因
と対策についてお話しています。
特に皮脂が多い部位として知られる頭皮、女性のデリケートゾーン、足などの臭いの
メカニズムを解説。
その原因をもとに、部位ごとのセルフケア方法をお教えしています。
臭いが増す要因に応じたケアを行うことで、効果的な消臭対策ができます。
残暑も快適に過ごすために、お役立ていただける内容です。
ぜひご一読ください。
特集「マニアックビューティREPORT」に当院の「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせ
ん)集中治療」が掲載されています。
「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」とは聞き慣れない疾患名ですが、二の腕な
どによく見られる赤黒いブツブツした皮膚症状のことです。
かゆみや痛みがないため、特別治療されないことが多い疾患ですが、実際は見た目に
悩んでいる方が沢山いらっしゃいます。
「毛孔性苔癬」は毛穴の角質異常であり、間違ったケア方法でさらに角質が厚くなる
と症状が悪化してしまうこともあります。
そこで、MAQUIAではお肌への刺激を抑えた日常のケア方法を慶田院長が詳しく解説し
ています。
また毛孔性苔癬の最前線治療として、当院の「毛孔性苔癬集中治療」がおすすめされ
ています。
「ケミカルピーリング」「ジェントルレーズ」「ジェネシス」を組み合わせ、治らな
いとあきらめていた方にも効果が高い施術です。
ぜひご一読ください。
生え際~頭頂部にかけて毛髪が細くなったり、
疎になって地肌が透けるようになってきたり、
女性でも加齢に伴い薄毛を気にされる方が増えてきます。
銀座ケイスキンクリニックでは、
そんなお悩みに種々の育毛治療をご案内させていただいておりますが、
その育毛治療の要となる、毛の成長をつかさどる因子について
新しい報告が続々と集まってきています。
レーザー脱毛をお受けになる患者様には
毛周期についてお話させていただいていますが、
毛は「退行期⇒休止期⇒成長期」という3つの時期からなる毛周期を繰り返していて、
成長期の毛根にレーザーが吸収され、脱毛効果を発揮します。
部位によりこの期間は異なりますが、
人間の頭髪の場合、
1~2週間の退行期⇒数か月の休止期⇒2~6年の成長期を繰り返しています。
健常人の頭髪は約10万本あり、
そのうちの約85~90%が成長期と言われています。
この成長期の間に毛包は皮下組織のレベルまで深く伸びて、
黒々とした太い毛髪を作っているのです。
最近の研究では、毛周期の各周期に対応した様々な制御因子が発見されています。
また、その因子それぞれによって、活性を発揮する時期や部位が異なっており、
その活性に応じて成長を促進したり、
成長を抑制して退行期へ移行したりして
毛周期を作り出しているのです。
この作用機構を応用して、
成長期における成長をより促進させたり、
成長期の時期を長くしたりすることによって
脱毛治療や育毛治療を行おう、というのが昨今の取り組みです。
ただし、生理的な制御因子がいろいろと解明されてきてはいますが、
だからといってその因子をそのまま実際の治療に利用できるとは限らない、というのが
人間の体のメカニズムがいかに細かく制御されているかをつきつけられる瞬間です。
細胞の培養研究では、成長促進因子としての活性を示唆された
線維芽細胞増殖因子(FGF)1やFGF2ですが、
実際に皮膚へ皮下注射した研究では抑制的な結果が報告されています。
一方で、同じ線維芽細胞増殖因子であるFGF7の発現を高める物質の投与では、
育毛効果が報告されています。
こういった報告がさらにたくさん集まることによって、より効果的な治療方法が確立します。
男性型のAGAや女性型のAGAの研究もさらにすすんでいます。
わたくしどもも日々勉強し、新しい治療を皆様にご案内できればと思います。
現在、銀座ケイスキンクリニックでは、
パントスチンの内服やパントガールの外用のほか、
種々の成長因子を混合したダーマヒールや
血流促進、細胞増殖効果のあるミノキシジル、
男性のAGA治療の主役、フィナステリドなどを直接頭皮に導入・注入する
各種育毛治療がお受けいただけます。
当院では、しみ、色素沈着予防などにトレチノイン、ハイドロキノンをおだししています。
特にトレチノインはシミ以外に、ニキビ、毛穴、小じわにも効く外用薬では一番の優れものだと思います。
ハイドロキノンは、黒いメラニン色素を淡色化する強い還元作用があります。
また、しみの元であるメラニン色素合成を抑える力は、コウジ酸やアルブチンの数十~数百倍といわれています。
一部では肌を白くするブリーチとして捉えている人もいますが、白く色抜け(白斑)するのは
ハイドロキノンモノベンジルです。これはハイドロキノンとは別物です。
トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンA類の体内の生理活性の本体そのものです。
私も年に数回継続的にトレチノイン治療しますが、肌にハリ感がでてシミ予防にもなります。
初回でおこる部分的な皮むけや刺激感も軽減します。
夏、紫外線で痛めた肌を修復するにもお勧めです。
特集「8人の医師が本当にやせた!ドクター直伝ダイエット」
に慶田院長の取材記事が掲載されています。
女性向けの健康、ビューティ情報誌「フィッテ」にて、8名の医師が自身のダイエット法を紹介する特集です。
慶田院長は、実際に産後5kgの減量をした「低脂肪&高たんぱくダイエット」を紹介
しています。
このダイエットを主に3つのポイントで解説。
ガマンをしなくても食材の選択や食べる順番の工夫で、健康的な減量が可能。
さらにダイエット中もしっかり美しい肌を保つ点は、美容皮膚科医ならではの内容で
す。
医師としてのサイエンスに基づき、美肌と健康を意識した減量法は必見!
ぜひご一読ください。
銀座ケイスキンクリニックでは、一緒に働いてくださる看護師・美容スタッフを募集しています。
アットホームな働きやすいクリニックです。私達と、女性の美を引き出し、輝かせるお手伝いをしてみませんか。患者様に喜んでいただける、やりがいのある仕事です!定期的に色々な施術も受けることが出来るので、働いているうちに、スキルだけでなく、ご自身のキレイにも磨きがかかります。一般病棟からの転職でも、優しい師長をはじめ、他のスタッフみんなで一から指導していきますので、美容看護は未経験の方でも安心です!!スタッフの年齢層は20代後半~30代前半。既婚者もおり、残業もほとんどないため家庭と仕事の両立がしやすいですよ。また有休消化100%で、長期休暇も取得可能ですのでリフレッシュでき、プライベートも
充実させられます。
ご希望の方は、履歴書をクリニックまでお送りください。
詳細をご連絡させていただきます。
求人詳細
【対象】准看護師または正看護師
【年齢】20代~40歳くらいまで
【時間】10:30 ~ 19:30 (休憩60分)
【休日】 日曜・祝日。週休2日制(シフト制) 夏季休暇(7/1~10/31の間に3日間)、年末年始休暇(12/30~1/4)、年次有給休暇、慶弔休暇
【給与】看護師正社員:月給27万~35万円(経験者優遇)、賞与2回(4ヶ月分必ず支給)年収例416万~、
看護師パート:週3回以上勤務 時給1700円~2200円(経験者優遇)
美容スタッフ正社員:月給22万~(経験者優遇)、賞与2回(4ヶ月分必ず支給)年収例352万~ 報奨金あり。昇給はスキルにより年一回。
【待遇】能力に応じて昇給1回/年。施術・化粧品など社員割引あり、産前産後休暇・育児休暇、交通費全額支給、社保完備、制服貸与
【医院情報】 設立:平成18年
【事業内容】 美容皮膚科クリニック(手術なし)
【応募方法】 銀座ケイスキンクリニックまでお電話の上、履歴書(写真貼付)、勤務経歴書をご送付ください。
【アクセス】JR「有楽町駅」徒歩3分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口より徒歩1分
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」3D9番出口より徒歩3分
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」3D9番出口より徒歩3分
東東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」より徒歩5分
東東京メトロ銀座線・丸の内線「銀座駅」より徒歩5分
東京メトロ日比谷線「銀座駅」より徒歩9分9分
東京メトロ日比谷線「銀座駅」より徒歩5分
東京メトロ銀座線「京橋駅」より徒歩5分
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-3 G-1ビル5F
TEL:03-6228-8020
以前「老化を促進する糖化とは?」の項目で、糖化全般についてお話ししましたが、
今回は「糖化が引き起こす身体の老化、特にお肌の老化」についてお話しますね。
最近では、糖代謝のみならず、
酸化ストレスによってもAGEs化が進行することや、
AGEs受容体を介して逆に細胞に酸化ストレスが惹起されることも言われています。
また、糖尿病や高脂血症に代表される糖質・脂質代謝異常、
炎症やストレスが増大する病気に伴って、
AGEsの蓄積が増加すると言われています。
AGEsの蓄積は体の至るところで起こり、
血管、脳硬膜、腎臓、肝臓、皮膚、骨など様々な臓器に及びます。
AGEsが蓄積すると、タンパク質は本来の働きを保つことができなくなるため、
各臓器で機能低下をおこし、
最終的には動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病、腎炎、骨粗鬆症、関節症など、
加齢と結びついた疾患を引き起こします。
次は、皆さんが一番気になるお肌への影響についてです。
角質層はもともと透明ですが、その中に含まれるケラチンというタンパク質にAGEsが蓄積すると、
光学的な特性を変化させて皮膚の透明感が低下します。
また、真皮内にある糖化していないコラーゲン線維は白色ですが、
AGEsが蓄積すると(AGEsは褐色でしたね!)、
肌色が黄色~褐色調にみえ、黄ぐすみにつながります。
さらに、真皮内でお肌のハリ、弾力を保つのに重要な線維性タンパク質である
「コラーゲン線維」や「エラスチン」に糖化が起こり、AGEsが蓄積すると、
これらの線維成分が可動性を失い、硬くなって弾力性を失います。
そのため肌のハリがなくなり、ごわごわとした手触りになり、
しわやたるみにもつながると考えられています。
また、糖化により引き起こされる変化は、
紫外線暴露による光老化で増強されることもわかっています。
やはり抗酸化対策、紫外線対策は1年を通してしっかりと行ってくださいね。
皮膚科学的疾患の中には、
光老化によって変性したエラスチン線維が蓄積する「日光弾力線維症」や、
糖尿病や透析中の患者さんにみられますが、
変性したコラーゲン線維を皮膚の外に排出しようとして潰瘍ができる
「穿孔性皮膚症」という疾患があります。
実はこれらも、
光老化による糖化や、糖尿病、透析に伴う糖化現象が起こっていると言われています。
一度糖化し、変性したこれらの線維は、残念ながら分解されにくく、その変化は可逆的です。
そのため、治療には美容医療の手が必要になります。
「ピーリング+ジェントル/フォト」で角層、表皮のターンオーバーを促し、
それでも軽快しないくすみには
真皮の変性したコラーゲン線維やエラスチンを入れ替える
「CO2フラクショナルレーザー」がおすすめです。
ヒルナンデス番組内の『イカす!クリニック』というコーナーにコメント出演いたしました。(5月15日木曜日12:30~)
初夏によくあるお悩みとして、『テカリ』の原因についてコメントしました。
内容は・・・
夏になるとテカりがひどくなると感じられる方も多いと思いますが、実は皮脂の分泌量は一年を通してずっと変わらないということをご存知でしたか?
では何故夏になるとテカってしまうのか・・・
皮脂が汗と合わさることでさらにテカって、ベタついてしまいます。
テカり防止のスキンケア方法として解説した内容を一部ご紹介いたします。
シートパックは短時間とし、保湿はクリームをしっかり塗ることがポイントです。
この夏はテカリ知らずのお肌を目指しましょう♪
『生活情報マーケット なないろ日和』 に生出演しました。
(テレビ東京7月10日木曜日 9:28 ~11:13)
季節柄、『紫外線対策について』コメントしました。
内容は・・・
日傘の選び方は?
紫外線が一番反射する場所は?
UV加工していない場合も、白は黒よりも圧倒的に光を通します。色が濃い、生地の目が詰まっている程良いまた生活紫外線の恐ろしさ(洗濯物干し、買い物、ガーデニング)も要注意です。有効的な対策法は日焼け止めクリームです。
意外と見落としがちなのが、室内で洗濯物を畳む時だそうです。室内にも届くUVAに要注意です。窓から紫外線A波(紫外線B波はガラスに吸収されます)が射し込んでいます
紫外線を浴びる→活性酸素発生→病気や老化をはすすめます。
紫外線対策に有効なのは、体の酸化を防ぐと言われるビタミン豊富なフルーツ、栄養たっぷりの緑黄色野菜を摂取することです。
ソラニンを含む食品(セロリ、キュウリ、レモン、オレンジ、グレープフルーツの皮に含まれる)がかぶりついた後など、顔についたまま日に当たると、メラニンの活性を高めシミになることは、意外と知らない方が多いですね。
5年後、10年後の美肌を目指し、今日から紫外線対策を心がけましょう!!
刺激を受けやすい唇
唇は角質層が薄く、皮脂腺・汗腺もないので、常に乾燥しがち。冬になると皮が剥けて、リップカラーが上手に塗れないという人も多いのではないでしょうか。唇のターンオーバーは他の部分よりも早く、3~5日で生まれ変わります。また、唇は他の部位に比べてメラニンを作る力が弱く、紫外線のダメージをダイレクトに受けやすいという特徴もあります。
唇のくすみの原因は?
唇は非常にデリケートなので、くすみなどのトラブルが起こりやすい部分。
唇のくすみの原因は、次のようなものがあります。
血行不良
肌寒い日にプールに入って、唇が紫色になった。そんな経験を誰もが一度ぐらいはしているのではないでしょうか。唇は皮膚が薄いので、血流の状態が目に見えやすく、血行がよいと赤く、悪いと紫色がかったくすんだ色になります。
色素沈着
唇は本来、メラニンができにくい部分ですが、紫外線による刺激やリップカラーの色素が残ったままの状態が続いたり、アレルギー反応などで炎症を起こすことなどによって、色素が沈着し黒ずんで見えるようになります。また、喫煙の習慣がある人は、タバコのタール色素が皮膚に沈着し、くすみの原因に。UVカット効果のあるリップを塗る、クレンジング時はゴシゴシこすらずにやさしくマッサージするようにリップカラーを落とすなど、毎日のケアでくすみ対策をしましょう。赤ちゃんの頃はピンク色だった唇が年齢とともにくすんでくるのは、メラニンくすみのため。美白剤の外用がやレーザー治療で生まれ変わったように明るい色に変わります。
糖化による黄ぐすみ・茶ぐすみ
糖化による黄ぐすみは、原因となるAGEsを作らないために、糖質過多の食生活を見直すことが大切。甘いお菓子を控えるだけでなく、ご飯・小麦・トウモロコシなどの糖質を控えめにする、食事の際に葉野菜を最初に食べるなど、食べ方も工夫しましょう。
疾患
まれに疾患によって唇に色素沈着が起こることがあります。アジソン病という副腎皮質ホルモンの低下によって起こる自己免疫疾患は、低血圧、全身のだるさ、胃腸症状といった症状のほかに、全身の皮膚や粘膜などに色素沈着が起こります。不安なときは、まず皮膚科に相談し、診断がつけば内分泌科で治療を受けることになります。
胸やわき、首、腕の外側などに小豆大ほどまでの、肌色~グレーがかったぶつぶつが多発することがあります。
多発性毛包嚢胞症(嚢腫)(multiple follicular cysts)や、
多発性脂腺嚢胞症(sebocystomatosis や、steatocystoma multiplex) とも呼ばれたりします。
優性遺伝性で、思春期以降に現れ男性に多いと言われています。
粉瘤と同様に袋状の構造(嚢胞)を呈していますが、
中央に臍がないことと、多発していることで鑑別が可能です。
根治療法としては、袋ごと手術で切り取ることになりますが、
手術で一つずつ切り取っていくと、線状の傷痕だらけになってしまいます。
そこで、根治ではありませんが、炭酸ガスレーザーで中央に穴をあけて、
マヨネーズ様の脂分の多い内容液を出してあげると、
平らになり、見た目もきれいになりますので、処置も簡単ですし、おすすめです。
夏真っ盛りですね。夏は腕や背中を露出する機会も多くなりますね。
肌を露出するとき、二の腕や背中のボツボツが気になるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
これは毛孔性苔癬(毛孔性角化症ともいわれる)という、毛穴の角質異常の一つです。
皮膚の一番外側にある角質細胞が新生してから剥がれ落ちるまでの過程を角化といい、通常、新陳代謝により一定のサイクルを繰り返します。しかしこの角化に異常が起きると(角化異常)剥がれ落ちるはずの角質(垢)は毛穴の中に満たされ角栓として詰まり、毛穴は開大します。この詰まった角栓の先端部が表皮に突出し、肌色から褐色調の丘疹(ぶつぶつ)ができることで、肌表面がざらざらとした状態になり毛孔性苔癬となります。
治療は複合的な治療を組み合わせて改善をしていきます。
まずはケミカルピーリングによって皮膚の角質を僅かに溶かし、毛穴の詰まりを解消します。
次に角質とともに毛穴を防ぐ原因となっているのが、角質に蓋をされてねじれて埋もれている
状態のムダ毛、その毛と毛穴周囲の黒色にのみ反応する脱毛用レーザーを照射することで
黒ずみを除去できます。
最後にジェネシス(Nd:YAG レーザー)を照射し、産毛の除去と皮膚代謝の促進によって
ぶつぶつした肌を滑らかな肌へと導きます。
以上の治療を継続することで改善していきます。個人差はありますが3回~6回ぐらいの治療で
かなりすべらかになって、色も白くなります。
お悩みのかた是非ご相談ください。