2018年4月 9日

雑誌『Marisol/マリソル』2018年5月号(4月7日発売 掲載ページP246~247)

特集:40歳の本音ビューティ研究所「今こそ解決!"顔のムダ毛"どうしてる?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

うぶ毛、ヒゲ、もみあげ...顔のムダ毛が、アラフォーになって気になるという声がちらほら!処理すべき?正しいケア方法は?など、身近なわりに正解を知らない『顔の毛モンダイ』を検証しています。

読者アンケートで分かった、アフォーの顔の毛の真実!
≪顔の毛モンダイはアラフォーみんなの課題≫
美容に興味津々とはいえ、友人同士とあまり情報交換をしない美容パーツが「顔のムダ毛」です。何年か前、アラフォー女性のヒゲが濃くなった!?とドラマでも取り上げられて、その事実がネタになってしまうほど、ちょっと女心を揺さぶるデリケートな問題ゆえに、あまり「顔のムダ毛」の実態は表立っては出てきません。
今回はみんながこっそり悩んでいる、「顔の毛モンダイ」に切り込みます。間違えれば肌トラブルとなりかねませんが、正しくケアすれば美肌にもつながります。知ればお得な顔のムダ毛のケアを皮膚科専門医からお伝えします。

Q、顔のムダ毛処理をすると美肌になれる!?
A、肌の透明感が上がりメイクのりアップ!
顔のムダ毛を処理している読者は約8割超!ただし、眉も顔の毛ととらえると、うぶ毛処理派はもう少し減るかもしれません。
ムダ毛処理をすると、それだけでも肌が白く見えます。また、うぶ毛がなくなることで、ファンデーションが肌に直接フォットして、メイクのノリもよくなり、スキンケアの透明感も高められるというメリットがあります。

Q、アラフォーになって顔のムダ毛が増える!?
A、ホルモンバランスの関係で可能性はあり!
アラフォーになって顔のムダ毛が増えた・濃くなったと実感がある読者は約3割程です。
40代は女性ホルモンのバランスが乱れやすくなる時期です。常にストレス状態に置かれると、交感神経優位の戦闘モードになり、男性ホルモンの分泌が増える事があります。また、更年期で女性ホルモンが減ると、相対的に男性ホルモンが優位になって、その作用が高まり、体毛が増える可能性があります。医師としては、3割の女性が顔のムダ毛が増えていると感じているのは予想よりも多いという感覚です。

◎そして、一番気になっているのは「ヒゲ!」
男性ホルモンの優位が関係!?
顔のムダ毛を気にされている読者の中で、ダントツ1位で悩んでいるのが「ヒゲ」問題でした。ヒゲは男性ホルモンの感受性がある体毛です。極端に男性ホルモンが優位になれば、濃くなる場合もあります。また父親が薄毛&体毛の濃い体質の場合は娘にもその体質が遺伝していることがあり、ヒゲの濃さは遺伝子も関係しています。

Q、正しい顔のムダ毛の処理って?
A、まずは安全で、自分に合う方法で!
誰からも教わったことのない顔のムダ毛の正しい処理法は、正解を知っていると断言できるのは、わずか5%でした。
顔のうぶ毛は細く、肌はデリケート!自己処理をする場合は、安全なシェーバーやカミソリでふんわり優しく肌をなでるようにケアしましょう。深剃りは厳禁です。美容クリニックのレーザー脱毛だと、1~2ヵ月ごとに8回くらい通うことで、顔のうぶ毛ならほぼ処理できると思います。

Q、カミソリ負けは転んだ時のすりキズと一緒!?
A、カミソリ負け=すりむき傷です!!
自己処理している読者の半数が、失敗経験がありました。
カミソリ負けとは、『傷・毛のう炎・しっしん・皮膚炎』などのことです。"カミソリ負け"はよく使う言葉なのでライトに聞こえますが、肌にとっては『すりむき傷』と一緒です。角層が厚くなって湿疹、毛穴が詰まって『毛のう炎』となるケースもあります。本来ならメイクもお休みしてほしいくらいです。早く治すには、ワセリンなどで保護するか、傷薬を塗るなどの早めの対策をして下さい。
アトピー素因のあるバリアが弱い肌質では、翌日に湿疹が生じる事が多く、敏感肌の方ほど剃毛は出来るだけ少なくした方が良いでしょう。対策としてはレーザー脱毛がお勧めです。

◎クリニックの顔脱毛には、アンチエイジング・美白など+αの効果が大!!
美肌になれてムダ毛レス、大人におすすめ!
顔のうぶ毛を脱毛するときもレーザーを使用します。メラニンに反応するアレキサンドライトレーザーなどが一般的ですので、実は美白効果もあります。さらにはコラーゲン生成の促進効果も。最新の研究では、アトピー性皮膚炎の頑固な痒みを消して皮膚炎を改善する効果が明らかになりました。顔脱毛をしたつもりが、美肌効果も得られる一石二鳥の施術なのです。一度処理してしまえば、カミソリ負けをする心配もないので肌負担も減らせます。お肌の弱い方ほどお勧めですが、皮膚科専門医の診察後に適正設定で照射する必要があります。

◎鼻毛脱毛は一部だけに!
鼻毛はフィルター!全オフはNG!!
鼻毛は空気中の悪い物質を体内に入れないためのフィルターの役割もあります。脱毛は鼻の穴から見える部分だけに照射します。都会に住む女性は鼻毛が長くなりやすいので要注意です。鼻筋の通った"美人鼻"の人ほど、入り口付近から鼻柱隔の鼻毛がチラ見えしやすいので気を付けましょう。

当院では、顔のパーツ脱毛(口周りorあごor額)¥10,800『医療レーザー脱毛』、肌ケアしながら脱毛は肌質改善(ピーリング+パックつき)全顔トライアル¥30,240『ジェントルレーズプロ照射』です。

是非、ご一読ください。


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2018年4月 8日

雑誌『VOCE』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP242~24 )

特集;美ヲタ研究「みんなが気になる、大人の‟敏感肌&美白"を深掘り!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

花粉の飛散や日々の激しい温度変化に肌の揺らぎが気になるこの季節。その一方で、強まる紫外線をうけ、美白ケアを本格的に始めたいという、美容意識の高い皆様に、ディープでタメになる最新情報をお届けします!

【美容通ほど要注意!?‟敏感肌&美白"にまつわる意外な事実】
美容情報に敏感で、毎日、自分の肌と向き合い、より良くしようと色々なケアに励む美容意識の高い皆様。だからこその、"肌を触りすぎてかえって敏感に傾けている"という落とし穴や、"敏感肌に美白は強すぎる"といった勘違いがあります!

◎敏感肌は普通肌よりもスキだらけ!
皆さんが敏感と認識する症状は、体質的に『ある特定のものに肌がかぶれる』というものだけではなく、『乾燥や花粉の飛散などの環境によって一時的に揺らぐ』ケースなどさまざまです。ターンオーバーの最終過程、肌バリアの要である『角層』の状態が悪くなっているのが敏感肌の状態。

◎アラサー女子は『ときどき敏感肌』世代
30代半ばから体本来の抗酸化力、抗炎症力が下がるため、肌の再生力が弱くなるうえ、ターンオーバーの過程も悪くなり、肌のバリア機能を司る細胞間脂質やNMFの産生量が激減します。そこに、季節の変わり目、睡眠不足、ストレスなどの要因が加わると敏感に傾きやすくなってしまいます。アラサー世代はその予備軍になのです!

◎乾燥肌のみならずオイリー肌も揺らぐ!
『バリア機能が弱く水分が蒸発しやすい乾燥肌』が、揺らぎやすいという認識はあると思いますが、皮脂腺が大きくて皮脂分泌が多く、毛穴が目立ち、ニキビができやすいオイリー肌や混合肌の場合、『酸化した皮脂の刺激で炎症』を起こし、赤みや、かさつきが生じる脂漏性皮膚炎になる人もいます。どちらの肌質にもいえることは、食事、睡眠、排泄、ストレスコントロール、運動習慣という生活5本柱のうち、2~3本がくずれると肌は揺らぐということです!まずは生活習慣の見直しをしましょう。

◎肌が弱い人はシミ・くすみが出やすい!
バリア機能が正常な健康肌はガード力の高い家のようなもので、紫外線や刺激などが入り込む隙間がなく跳ね返すチカラがあります。対して敏感に揺らいだ肌はガードがもろく、いろんなものが侵入しやすい状態になります。家でいうと大切な財産(=潤い)が奪われやすく、少しのイタズラでも火事になりやすい(炎症が起きやすい)状態になります。

◎敏感肌の改善は洗顔から
意外と多いのが、洗顔料を泡立てず使い、シャワーで洗い流すといったケアの間違いによる自作敏感肌!ふわふわの泡をバウンドさせるように洗い、流すときもぬるま湯でていねいに流しましょう。化粧水などをなじませるときもこすらずやさしくつけましょう。肌が荒れると一発逆転を狙って新しいコスメを投入しがちですが、それこそNG!きちんと汚れは落とし、適切な潤いを与え、睡眠や食事などにも気をつけましょう。揺らぎやすい肌質は変えられなくても、自己ベスト肌はキープできます!

是非、ご一読ください。

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