2016年12月30日(金)から2017年1月4日(水)まで休診致します。
1月5日(木)から通常通りとなりますので、よろしくお願いいたします。
なお、休診期間中は、初診予約や予約のご変更などへのご返信ができませんのでご了承ください。かかりつけの患者様の治療に関するご相談はは、相談メールsoudan@ks-skin.comにご連絡ください。1/2-1/4を除き、1両日中にお返事いたします
完全オーダーメイドの治療プログラム。東京・銀座の美容皮膚科・美容医療・アンチエイジング・若返りなら当院へ。
2016年12月26日
2016年12月30日(金)から2017年1月4日(水)まで休診致します。
1月5日(木)から通常通りとなりますので、よろしくお願いいたします。
なお、休診期間中は、初診予約や予約のご変更などへのご返信ができませんのでご了承ください。かかりつけの患者様の治療に関するご相談はは、相談メールsoudan@ks-skin.comにご連絡ください。1/2-1/4を除き、1両日中にお返事いたします
2016年12月18日
遺伝子は、いわば"人間の設計図"です。顔や体型、性格、体質など、人にはそれぞれ個性がありますが、それは設計図が人それぞれ違うからです。その違いはこの設計図によって生まれています。基本的にこの設計図は一生変わることはありません。設計図が書かれた物質のことをDNAと言い、1本の長い糸のようになっています。この設計図は「塩基」と呼ばれる4種類の物質、A(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、T(チミン)が連なって構成されています。この文字の並びは「塩基配列」と呼ばれ、親からか子へ特徴が「遺伝」するのは、子の設計図が両親の設計図を元に作成され、一部の文字の並びはそのまま子供に伝わるからです。
遺伝子によって構成される人間の設計図は、人間の場合はほとんどが同じで、個人差は約0.1%しかありません。髪の癖、瞳の色などの目に見える特徴だけでなく、アルコールに対する耐性、生まれつき特定の病気になりやすい体質を持っているかなどの、目に見えない部分も含めた人の特徴はこの0.1%の塩基配列の違い違いによって生まれているのです。
2003年にヒトゲノム30億塩基対の解析が完了し、ゲノム医療の時代が幕を開けました。近年、遺伝子の違いによってどのような個人差が出るのかを調べるための、新しい検査・解析方法が日々開発されています。
DNA BEAUTYは、肌質の個人差を生み出す要因となっている遺伝子の違いを調べる検査です。結果レポートは「ご自身の肌質関連遺伝子の詳細解説」と「最適なスキンケアや生活習慣のアドバイス」の2部構成になっています。結果表とともに、リスク比をダイアモンドグラフで表示してあるので、ご自身のリスク比が一目でわかります。
SOD2 | 活性酸素のおおもと「SODを退治」する遺伝子 |
---|---|
GCLM | 活性酸素を解毒する「グルタチオンという物質をつくる」遺伝子 |
GSTP1 | 「活性酸素そのものを除去」する遺伝子 ビタミンCの消費量・必要量の差に関連 |
NQO1 | CoQ10を実際にはたらく形である「還元型CoQ10に変える」遺伝子 |
これらのリスクが高い方は、光・喫煙・ストレス・過剰な運動など酸化ストレスを避け、積極的な抗酸化対策を心がけましょう。GCLM変異のある人はグルタチオンを、GSTP1変異のある人はビタミンCを、NQO1変異のある人は還元型CoQ10を積極的に摂りましょう。
なお、セラミドの産生に関する遺伝子は2016年現在見つかっておらず、この遺伝子変異がないから、乾燥肌でないということにはなりませんのでご注意ください。
SRD5A1 | 強力な男性ホルモンをつくる遺伝子 |
---|---|
ABCC11 | 皮脂の分泌を亢進させる遺伝子 |
SRD5A1の変異があると、テストステロンが30倍強力なディヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンに変換され、男性のAGA(男性型脱毛)に関連します。女性でもテストステロンの分泌はありますから、この遺伝子変異があると、皮脂の分泌が亢進し、脂性肌になり、ニキビが出来やすく、毛穴も大きくなる傾向があります。さらに、頭髪のミニチュア化が生じFAGA(女性男性型脱毛)になる可能性が高いことが分かります。
ABCC11遺伝子は、ワキガと耳垢の性状(ねっとり耳垢)に関連することで有名です。この遺伝子変異がある方は、大きな発達した皮脂腺を持ち、皮脂の分泌高いことが分かっています。アポクリン汗腺も発達しており、ワキガ、スソワキガのリスクが高いので、ボトックス注射がおすすめです。
2016年12月13日
検査結果をご覧いただき、どのようにお感じになられましたでしょうか?
遺伝子は変えられませんが、最適な対処法をとることで、無駄なく、エイジング対策が叶うのです。下記の中から特におすすめのものを担当医がピックアップしますが、ホームケア製品、インナーケアなどは組み合わせることで相乗効果がございます。ご興味ある方はお気軽にスタッフにお声がけくださいませ。
しみ・そばかす/活性酸素ハイリスク> |
---|
●インナーケア □ヘリオケア内服:活性酸素消去 □シミ4種(ビタミンC、E、ハイチオール、トラネキサム酸)内服:抗炎症・抗酸化作用 □高濃度ビタミンC点滴:強力な抗酸化作用 |
●外用治療 □GAローション:ターンオーバーアップ・バリア強化 □プロラビッシュローション(超浸透型ビタミンC誘導体):メラニン合成抑制 □ハイドロフォースリッチオイル:水素の抗酸化作用 □TAエマルジョン(トラネキサム酸):抗プラスミン作用でメラニン抑制 □バリアクリーム(CoQ10配合):抗酸化作用 □ハイドロキノン/ルミキシルクリーム:メラニン合成過程のブロック □ACEオイル(ビタミンA、C、E)外用:ターンオーバーアップ、抗酸化作用 |
●院内施術 □ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ・バリア強化 □照射治療(ジェントルレーズ/フォトフェイシャルM22):過剰なメラニンの消去 □イオン導入(ビタミンA、トラネキサム酸):ターンオーバーアップ、抗プラスミン作用 |
しわ・たるみハイリスク |
---|
●インナーケア □ヘリオケア内服:活性酸素消去 □シミ4種(ビタミンC、E、ハイチオール、トラネキサム酸)内服:抗炎症・抗酸化作用 □高濃度ビタミンC点滴:強力な抗酸化作用 |
●外用治療 □プロラビッシュローション(超浸透型ビタミンC誘導体):抗酸化・メラニン合成抑制 □バリアクリーム(CoQ10配合):抗酸化作用 □ハイドロフォースリッチオイル:水素の抗酸化作用 □ACEオイル(ビタミンA、C、E)外用:ターンオーバーアップ、抗酸化作用 □イオン導入(ビタミンA) ★真皮~筋膜のコラーゲン線維のリモデリング(コンビネーション治療) |
●照射系治療 □スマスアップ:高周波と電気刺激でコラーゲン増生・筋肉活性化 □タイタン:近赤外線の熱でコラーゲン増生 □ジェネシス:ロングパルスNd;YAGレーザーの熱でコラーゲン増生 □CO2フラクショナルレーザー:ミクロの点で肌を入れ替え、コラーゲン増生 □スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化し、コラーゲン増生 □ウルセラシステム:超音波の熱で筋膜レベルからリフトアップ。コラーゲン増生 |
●注射系治療 □ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸周囲にコラーゲン増生 □極水光プラス:非架橋ヒアルロン酸による保湿、肌再生の原料を補充 |
●針系治療 □ダーマローラー:ミクロの傷が創傷治癒を活性化 □スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化 □ショッピングスレッドリフト・カニューラスレッドリフト:溶ける糸が創傷治癒を活性化 |
乾燥肌・敏感肌ハイリスク |
---|
□バリアクリーム外用 □ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ、バリア強化 □極水光プラス:非架橋ヒアルロン酸による真皮内保水、肌再生の原料を注射 |
脂性肌・毛穴ハイリスク |
---|
★脂腺活性低下・角層のつまりの改善・コラーゲン線維のリモデリング □ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ、角栓除去 □ジェントルレーズ照射/フォトフェイシャルⅯ22:産毛脱毛、脂腺活性低下、コラーゲン増生 □ダーマローラー:ミクロの傷が創傷治癒を活性化しコラーゲン増生 □スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化し、コラーゲン増生 |
★ワキガ・すそワキガ □ボトックス注射:アポクリン汗腺の活性を抑制 |
★女性男性型脱毛(FAGA) □エルクラネル外用:テストステロンを30倍高活性なDHTに変換する過程をブロック □パントガール内服:毛髪再生の材料を補給 □育毛水光プラス:成長因子やミノシキジル(血流改善)の注射で育毛・発毛促進 |
2016年12月12日
肌質関連検査で9遺伝子15バリエーションを調べられるというのは、2016年12月現在で世界No.1です。
肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)特徴
遺伝子検査 | 治療効果 | ★★★☆☆ | 痛み | ☆☆☆☆☆ | ダウンタイム | ☆☆☆☆☆ |
---|
効果
■肌質を知る ■シミ・そばかすリスク ■しわ・たるみリスク ■活性酸素対策 ■乾燥肌・敏感肌リスク ■脂性肌・毛穴リスク ■最適なスキンケア ■最適なインナーケア ■アンチエイジング
肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)のワンポイントアドバイス検査結果をご覧いただき、どのようにお感じになられましたでしょうか?遺伝子は「生涯不変」であり、客観的な肌質把握のための重要なファクターであることは、間違いありません。まず、自身の弱点を知ることが戦いの基本。遺伝子は変えられませんが、最適な対処法をとることで、無駄なく、エイジング対策が叶うのです。インナーケア・スキンケアのアドバイスに加え、たくさんの治療メニューから特におすすめのものを担当医がピックアップします。ホームケア製品、インナーケアなどはいくつか組み合わせることで相乗効果もあります。美容医療は「Cosmegenomicsコスメゲノミクス(美容ゲノム情報科学)」の時代に入り、遺伝情報科学に基づいた、オーダーメイド治療が花開こうとしているのです。
肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の流れドクター診察、カウンセリング検査前に、担当医師がお肌の状態や肌質を診察し、検査の意義と結果から導き出す治療プランをご説明いたします。ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。
同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)
検体の採取基本的にご自宅で行っていただきます。手技がご不安な方は、歯磨き後に看護師が綿棒で頬の粘膜をこすります。
終了院内で行った場合は、検体と書類をお預かりし、投函いたします。なお、検査キットの説明の通りに行っていただければご自宅でも簡単にできます。結果は2週間でクリニックに到着します。検査結果の解説をいたしますので再診のご予約をお取りください。
2016年12月 9日
特集「今月の要観察、肌遺伝子検査」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
≪9種類15パターンの遺伝子から、シミ、シワ、乾燥、脂性、毛穴のリスクを診断。最適な予防ケアがわかります!≫
◎遺伝子検査技術の進歩で肌質関連遺伝子をより正確に簡単に調べます!
美容皮膚科では、「自分に最適なスキンケアを知りたい」「自分の肌にはどんな美容医療が適しているの?」「アンチエイジングにどんなサプリメントを飲めばいいの?」と尋ねる女性が多い一方で、自分の思い込みで肌質やケア方法を判断している人も少なくありません。肌老化は環境因子と遺伝因子が複雑に絡み合って進んでいきます。自分の遺伝的素因を知ることは、環境因子の何にどう気をつけたらよいのかがわかり、最適な無駄のないケアにつながります。現在、遺伝子検査技術の進歩により、肌質に関連する遺伝子をより正確に簡単に調べる検査ができてきています。これまでの美容の遺伝子検査は3~4種類の遺伝子から判断するものがほとんどでした。しかし最近発表された「DNA BEAUTY遺伝子検査」では9種類15パターンの遺伝子を検査することで、「シミ・そばかす」「シワ・たるみ」「乾燥肌・敏感肌」「脂性肌」「毛穴開大」のカテゴリー別に、遺伝子リスクがわかるようになりました。
◎優先すべきケアを無駄なく効率よく選択できます!
もちろん肌質は遺伝子情報だけで100%決定されるわけではなく、生活習慣、外的要因にも大きく影響を受けます。しかし、その前提に立った上でも遺伝子検査を受けるメリットが複数あります。まず、遺伝子は不変なので一度受ければ、一生涯に渡る客観的な肌情報を入手できます。また、弱点を知ることで早期に対策を立て、リスク回避することが可能となります。さらに多くのケア方法や美容医療がある中、優先すべきケアを選択できることです。無駄なく効率の良いスキンケア選びのために、試してみてください。
≪遺伝子に基づいた肌リスクは5つの評価からチェック≫
遺伝子検査結果は、次の5つのカテゴリー総合評価「シミ・そばかすリスク」「シワ・たるみリスク」「乾燥肌・敏感肌リスク」「脂性肌リスク」「毛穴開大リスク」に加えて、さらに別に詳細な結果とそれに基づいたテーラーメイドの肌ケアアドバイスが届きます。体の外側からのケアとしては、5カテゴリーごとにリスクに合わせた化粧品の選び方、スキンケアの仕方を。体の内側からのケアとしては、摂るべき栄養素や摂り方が記載されています。
当院では、肌遺伝子検査結果に基づいた美容医療のアドバイスもさせていただき、ご好評いただいています。
検査料金は10800円(税込み)とリーズナブル。結果は永久保存版です。
別途初診料、再診料がかかりますが、施術を同日に受けると無料になります。
是非ご一読ください。
2016年12月 5日
肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY) | ¥10,000(税抜き・初診料別途) |
---|
お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。
2016年12月 3日
2016年の「ニッポン美肌県グランプリ」が発表されました。これはポーラ化粧品が毎年発表しているランキングで、独自の技術で得たスキンチェックの情報を分析し、「美肌偏差値」として数値化したものだそうです。「美肌偏差値」以外にも県ごとの気象環境や生活習慣など、肌への関連が予測される因子も発表されています。
今年はこれまで4連覇だった島根県がランクダウンし、広島県が美肌ランキングトップになりました。ポーラ社では、今年の広島県は年間を通して降水量が高く、紫外線を軽減できたことが影響していると分析しています。
そこで、他にも美肌のヒミツがないのか...?慶田院長が皮膚科専門医として解説しました。
広島県の名産「牡蠣」には"美肌ミネラル"と呼ばれる亜鉛が豊富です。亜鉛は皮膚が生まれ変わるターンオーバーを助ける効果があり、コラーゲン生成、たるみ・しみ予防に欠かせない成分です。また、牡蠣と一緒に摂取するレモンに含まれるビタミンCには、高い抗酸化作用があり、美肌・老化防止効果が期待できます。実は広島県はレモンの生産量が日本一。牡蠣とレモンの二つの名産品が広島の女性の美肌を作っているのかもしれませんね。これからお鍋が美味しい季節です。牡蠣鍋も候補に入れてみてくださいね。
別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。
11月14日OA
Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。
その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。
1.酸化 2.糖化 3.脂肪化
A.答えは、2番の「糖化」。
小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。
「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。
さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。
残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。
11月21日OA
Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?
次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか?
1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形
A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。
1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。
また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。
別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。
別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。
11月14日OA
Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。
その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。
1.酸化 2.糖化 3.脂肪化
A.答えは、2番の「糖化」。
小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。
「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。
さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。
残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。
11月21日OA
Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?
次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか?
1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形
A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。
1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。
また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。
別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。
特集「茶人のためのヒザケア入門(最終回)美容皮膚科でできる治療」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
茶人、骨董蒐集家など風雅な趣味人が愛読する雑誌『なごみ』のヒザケア入門は10月号・11月号と連載し、今回12月号が最終回となりました。
ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します
これまで、ヒザを中心に黒ずんだ肌を明るくするためのポイントをご紹介してきましたが、自宅での治療に限界を感じたら、ぜひ美容皮膚科を訪ねみてください。
美容皮膚科は、皮膚科のうち美的なトラブルや若返りに有効な治療に特化した専門医療機関です。たかが見た目のこと、健康とは無関係、と思われるかも知れませんが、近年見た目の若い方は健康であるという報告もあり、アンチエイジング治療はさらに注目されています。エステティック的イメージをお持ちの方も多いのですが、全て皮膚の病態生理を理解した医師が行うべき医療行為です。今回は美容皮膚科の選び方、そしてヒザを美しくする代表的な治療をご紹介します。ヒザの黒ずみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
◎美容皮膚科を選ぶ2つのポイント
信頼できる美容皮膚科の医師を見分けるポイントのひとつは、皮膚全般の知識を備えているかどうか。アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患、悪性腫瘍に自己免疫疾患、遺伝病や感染症など皮膚病は多岐にわたり、半年程度で修められるものではありません。美容医療で診るのはその中のごく一部ですが、他を知っているかどうかが患者様の安全を守ります。最低でも「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」と掲げている医師を選びましょう。さらに上位の資格として、「指導医」がありますが、美容に従事されていることはごく稀です。加えて、美容皮膚科に必須のレーザー治療の経験があるかどうかも重要。医療レーザーでの事故も時々報告されています。「日本レーザー医学会認定レーザー専門医」と掲げている医師は、基礎領域の専門医取得後に、より深くレーザーについて研修を積み、定期的に知識を更新しています。理想の肌に近づくため、医師選びはこのポイントを抑えましょう。なお、学会所属は研修終了の証明にはなりません。
≪ヒザを美しくする代表的な美容治療≫
◎ケミカルピーリング
フルーツ酸で少しだけ角質を溶かします。ヒザは角層が厚いのでほとんど無感覚。施術の刺激で皮膚の生まれ変わりが促されます。2週間に1度を3回ほど繰り返すと、角層の水分量が格段にアップするという臨床試験もあります。メラニンが生まれるのを抑制する効果もあるので、ヒザの黒ずみに有効です。家庭で使えるピーリング剤では弱いため、確実な効果を得たい方は、ぜひ専門の美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。
◎レーザー治療
皮膚の色を作るメラニン色素に反応するレーザーを照射してシミやくすみを薄くし、美白効果が得られます。「ジェントルレーズ」は黒に反応するレーザー機器で、メラニン色素をマイルドに壊すことで、ヒザの黒ずみを薄くします。皮膚のコラーゲン線維を再生させて太くする効果もあり、肌に張りが戻ります。痛みや術後の腫れなどもほとんどないので初心者向けの施術です。
是非、ご一読ください。
特集「保湿だけでは足りなくなったら、敏感肌さんのエイジングケア」慶田院長の監修記事が掲載されました。
敏感肌さんは普通肌の人に比べ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングサインが出やすいようです。でも、エイジングケアは刺激が強いというイメージがあるのでは?敏感肌でも安心して取り入れられるエイジングケアをご紹介します。
≪STEP:1≫まずは守りのスキンケアで肌を強く
◎エイジングケアに一発逆転はなし、日々のていねいなケアが大切!
よく耳にするエイジングとは、年齢を重ねる段階で起こる肌老化のことです。シミやちりめんジワ、表情ジワ、たるみ、ほうれい線など、肌に衰えを感じるようになったら、エイジングのサインです。敏感肌に傾いている場合は、とくに外的刺激を受けやすく、炎症を繰り返すことでエイジングサインが出やすい状態といえます。健康な肌の人よりも、アプローチの仕方を変えなければいけません。さらに、肌の変化を感じやすい30代を迎えると、仕事や家事の忙しさ、不規則な生活、ストレスなど生活習慣によってエイジングの悩みが深刻化し、ターンオーバーが乱れることでの乾燥肌が増え、トラブルになりやすいのです。
何を塗っても荒れてしまう状態では、エイジングケア製品を取り入れても意味がありせん。まずは、守りのケアを徹底することです。洗顔、保湿、UVケアなど、日々の基本的なスキンケアをていねいにすることに意識を向けましょう。深く刻まれてしまったシワやたるみなどは、セルフケアでは限界があり、ときには美容医療を取り入れた積極的なケアが必要な場合もあります。30代のうちから、エイジング対策を意識し、健やかな状態をとどめておくと10年後の肌に差がつきます。今日から意識を変えれば、未来の肌は変えていけるのです。
◎肌を強くするためにできる5つのこと
エイジングケアは日常の中でできることがたくさん!普段の心がけで、イキイキとした肌を育みましょう。
1、肌にやさしい洗顔
洗顔料は洗ったあとに肌がつっぱらないやさしい洗浄料を選びましょう。また、しっかり泡立て、泡でなでるように優しく洗うと、肌への摩擦も軽減されます。
2、保湿力を高める
化粧水だけでなく、水分を抱え込むモイスチャライザー(乳液、クリーム)を塗ると、保湿成分が角層まで届き、潤い力がアップします。
3、光老化を防ぐ
年間を通してUVケアをしましょう。UVカット効果のある乳液+ファンデをミルフィーユ塗りするとより効果的です。日に当たらないよう意識しましょう。
4、肌を錆びさせない
抗酸化作用を持つ酵素の活性が下がると、シミ、シワ、たるみの原因になります。かぼちゃやトマトなど、抗酸化作用の高い食材を積極的に食べましょう。
5、生活習慣を整える
肌をいつまでも健やかに保つには、生活習慣も大事です。ストレスやタバコ、睡眠不足や運動不足、便秘など、生活の乱れが肌老化を招いてしまいます。
特集「むくむ、むれる、乾く、気分が冴えない、意外と不快指数の高い季節!気温10℃・湿度10%に負けないカラダの冬支度」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
今年も残すところ1カ月半となり、寒い冬の到来です。日に日に気温が下がり気分もどんより、朝から気分が上がらないこともあるのではないでしょうか?また、多くの女性が悩んでいる冷えやむくみ、空気の乾燥から髪や体のあちこちにダメージが押し寄せてきます。今年の冬を快適に過ごすために、ダメージに負けないカラダの冬支度を始めましょう!
≪冬のおしゃれに欠かせない「ブーツ問題」をなんとかしたい!≫
◎ムレ・臭い
ブーツの中は汗だくムレや雑菌の繁殖を防いで臭いをシャットアウト!
冬でも足は汗をかき常在菌が増えやすい!
サンダル履き、はだしの夏と比べ、冬はブーツやタイツ、靴下の重ね履きで蒸れやすいのです。そのため、皮膚の常在菌が増えやすく、皮脂や角質のたんぱく質が菌によって臭い物質に変わると悪臭になってしまいます。毎日、爪や指の間も丁寧に洗い、よく乾かしましょう。靴はローテーションで履き、乾燥させくことも大事です。
ブーツの足もケア次第、デオドラントクリームや防臭インソールなど、デオドラントアイテムがご紹介されています。また、臭いやむくみ、乾燥も着圧や防臭、保温性のある高機能タイツを選んでみてください。
≪顔だけじゃない、全身砂漠化を食い止めよ!≫
◎ひじ、ひざ、かかとのガサガサ
ひび割れ、粉ふきなどの乾燥を防いで赤ちゃんみたいなスベスベ肌に!
角層が厚くなりやすくバリア機能も低下、かかとやひじは物理的刺激から守ろうとして角層が厚くなりやすい部位です。不自然に厚くなった角質のバリア機能は脆弱で、伸縮に耐え切れずひび割れてしまうこともあります。また、冬は皮膚温が下がることもバリア機能の低下を招きます。お肌の温度のキープにも気を付けてみてください。クリームや肌なじみの良いオイルなどで全身の保湿ケアをしましょう。
その他にも、爪が割れる・静電気・のどのイガイガなどの原因と対策もご紹介されています。乾燥による冬のお悩み対策のご参考に、是非ご一読ください。