2014年11月25日

エルクラネルの効果と特徴

エルクラネルの有効成分「アルファトラジオール」が、毛根に作用し、男女の遺伝性脱毛と加齢による抜け毛の原因を抑制し、薄毛を改善します。

遺伝性脱毛症は、男性の場合は早くから始まり、男性型脱毛症(AGA)として広く知られています。意外と知られていませんが、同様の脱毛症は女性にも見られ、女性の男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。加齢により女性ホルモンが減少すると、女性にも微量存在する男性ホルモンの影響を相対的に受けやすくなることが原因です。男性の場合、脱毛は主に額の生え際と後頭部に生じますが、女性では圧倒的に前頭部に生じます。年齢を重ねたり、更年期などでホルモン状態が変化したりすると症状が現れ、50歳以上の女性のほぼ半数にFAGAが認められます。

AGA治療には男性用内服薬(プロペシア錠、ミノキシジルタブレット)が用いられますが、女性への適応はありません。エルクラネルは、女性のFAGA、男性のAGA共に高い忍容性があり、遺伝性脱毛症の初期症状が出た段階から使用できる外用剤です。

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・毛包内で5α-リダクターゼという酵素の働きでテストステロン(男性ホルモン)から脱毛因子ジヒドロテストステロン(DHT)が作られる。

・DHTが毛根内にあるレセプター(受容体)と結びつく。

・毛を作る毛母細胞がDHTに攻撃され、毛の成長が阻害されヘアサイクルの成長期が短くなる。

・髪が長く太く成長する前に抜け落ちるので、細く短い髪が多くなり薄毛が進行する。


エルクラネルの作用
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・エルクラネルの有効成分アルファトラジオールは毛包内で酵素5α-リダクターゼを阻害し、テストステロンから毛根を傷めるDHTへの変換を阻止する。

・DHTが出来ないため、成長期が長くなり、毛の成長が守られる。

・再び太く強い髪が新しく作られ、薄毛が改善する。


エルクラネルのリスクとダウンタイム

<痛み>無し <腫れ>無し  <内出血>無し
shutterstock_1019073862.jpgエルクラネルに重篤な副作用はありません。リスクとしては、アルコール成分によって頭皮の炎症や発疹、発赤、かゆみが一時的に現れることがありますが使用頻度を調整すれば改善します。

エルクラネルの持続と頻度について

1日1回、患部(脱毛部位)に直接エルクラネルを塗布します。脱毛が改善してからは、2日に1回、3日に1回と使用頻度を減らす事が出来ます。エルクラネルの効果を実感するまでに必要な期間は、3ヶ月~6ヶ月です。

これは、どの育毛・発毛治療にも共通して言える事ですが、治療の効果は、治療開始後すぐに始まりますが、効果を実感するには時間がかかります。理由は、新たに発毛した毛髪が、「視覚的」「触覚的」に分かるには、最低でも3cm程の成長が必要なためです。毛髪は、1ヶ月に1cm程しか成長しないので、効果の実感には最低でも3ヶ月が必要となります。


エルクラネルの痛み
エルクラネルの使用は、1日1回頭皮に散布するだけと簡単で、痛みや腫れなどもありません。育毛剤にありがちな、髪が濡れてしまったり、べたついてしまったりといった不快感もありません。

エルクラネルの禁忌事項についてエルクラネルに含まれる有効成分「アルファトラジオール」やその他の有効成分にアレルギー反応を示す方はご使用をお控えください。また、頭皮に未治療の炎症や感染がある方は、ご使用いただけないことがありますので、ご相談下さい。アルコール成分によって短期間の頭皮の炎症、発疹、発赤などが現れることがありますので、ご使用にあたっては、事前に必ず医師の診察をお受け下さい。

ボトックス注射(エラ修正・小顔)の効果と特徴

シワ治療でおなじみのボトックスを使った、エラを小さくする施術「ボトックス注射(エラ修正・小顔)」は、噛みしめたときにギュッと盛り上がる咬筋にボトックスを作用させ、エラの張りを小さくします。

※「ボトックス」とは本来、アラガン社の製品を指す名称です。銀座ケイスキンクリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤はアラガン社製のボトックスビスタ(厚生労働省認可)ですから安心です。

ボトックス注射によるエラ修正・小顔・歯ぎしり改善

メスを一切使用せず、薬剤を注入するだけの治療ですので、ダウンタイム(日常生活の制限)もなく、手軽に受ける事ができます。安全性の高いボツリヌストキシン製剤を使用した場合、副作用もほとんどなく、アレルギーテストが不要です。1回の注射で約6ヶ月~1年間効果が持続し、注射を中止しても、もとの大きさには戻りにくい治療です。咬筋の収縮を抑えることで、噛み締め癖や歯ぎしり癖の改善効果もあります。

アラガンのVST認定医
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ボトックス注射(エラ修正・小顔)のリスクとダウンタイム
<痛み>ほとんど無し <腫れ> 無し <内出血> 全く無い~針痕が5日程度
shutterstock_1019073862.jpg治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血です。極細の針で両頬に5ヶ所ずつ少量注射するだけなので、内出血を生じない人のほうが多く、出てしまった場合も針の周りに小さな青あざが数日出る程度です。また、銀座ケイスキンクリニックでは、Stat Veinにて血管の走行を確認して出来るだけ血管を避けて注射することで、内出血のリスクを最小限にしています。
ボトックスを作用させるべき咬筋は顔の筋肉の中では比較的大きく、エラが張っている方ほど発達しています。安全性の高い薬剤を使用し、熟練した医師が注入を行っても、一度で仕上がらないことがあります。当院では1ヶ月以内のタッチアップと修正が保証されています。なお、咬筋の力が弱まっても、咀嚼には影響しませんのでご安心ください。ボトックスの拡散を防ぐため、2週間ほど治療部位の指圧やマッサージは避けてください。内出血予防のため、当日の飲酒、長風呂、激しい運動はお控え下さい。治療直後のメイクはパウダーファンデーションのみご使用下さい。翌日以降は通常のメイクが可能です。

ボトックス注射(エラ修正・小顔)の持続と効果
ボトックス注入の効果は徐々に現れ、約2週間で効果が安定します。その後は、徐々に効果が失われてきます。目安として4~6ヶ月に一度の追加が必要になります。効果には個人差があり、一度に多量の注入をしても効果が長くなる事はありません。追加を希望される場合も症状が安定する2週間はお待ちください。


ボトックス注射(エラ修正・小顔)の痛み
注入前に表面麻酔のクリームを使用し、33Gナノニードルという極細針を使用しますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。もちろん個人差はございますが、実際に注射を受けた方は『思ったほど痛くない』『全然痛くない』とおっしゃっています。

ボトックス注射(エラ修正・小顔)の禁忌事項
下記の方は治療を受けられないことがありますので、ご相談下さい。
・以前にボトックス注射に異常反応があった方
・妊婦、授乳中の女性
・子供を作る計画があり避妊をしていない女性
・脊髄、末梢神経の病気に罹患している場合
※筋萎縮性側索硬化症、運動性ニューロパチー、重症筋無力症、ランバート・イートン症候群といわれる全身性の神経筋接合部の障害を持っている方。
詳細はお問い合わせ下さい。

マイクロボトックスリフトの効果と特徴

額や目尻のシワをより自然に改善できる・ちりめんジワの改善 表情ジワへのボトックス注射は、直接筋肉に注射することでその動きを止めて、シワを改善する治療ですが、額や目尻など表情に大きく影響する部位は、筋肉に効かせすぎると、喜怒哀楽を表現しづらくなることがあります。そのため、当院では診察にて、患者様のご希望や「表情の使い方(癖)」「筋肉の強さ」「シワの深さ」「皮膚たるみの程度」「眼瞼下垂の有無」などを考慮して、マイルドにシワを改善する『マイクロボトックスリフト』手技も用いながら仕上げています。筋肉の表面線維だけの働きを弱めることにより、シワを消しつつ、表情も自然に作れるので違和感のない仕上がりとなります。また、目周りのちりめんジワや額の浅いシワにも効果的で、ピンと張った滑らかな肌に整えます。

首の縦ジワ(ターキーネック・プラティズマバンド)の改善 mbotx_img002.jpg顔がどんなに若々しくても、首のたるみやシワが目立つと一気に老けた印象を与えてしまいます。にわとりの首のような筋状に現れる縦ジワは、広頚筋の働きが影響しています。広頚筋は、口周りの筋肉と連なり、顎下~鎖骨部分にかけて首を取り囲む薄い膜状の筋肉です。加齢により拘縮(固く縮む)したり、運動で過度に発達(過収縮)したりすると、あごを上げた時や首を反らした時などに筋張りが目立つようになります。また、広頚筋は、あごから口角にかけてフェイスラインを下に引っ張る働きがある筋肉なので、口周りやフェイスラインのたるみも現れます。

首全体に『マイクロボトックスリフト』を行い、下へ下へと働く広頚筋の動きを弱めることで首の縦ジワが解消され、さらには、2週間~1ケ月程度かけて日に日にフェイスラインのたるみも改善してすっきり引き締まっていきます。首に打つ場合、深部に注射してしまうと呼吸筋を抑制して息ができないという深刻な事態を招くリスクがあるので基本的には真皮内への注射が安全です。当院では、広頚筋バンド(プラティズマバンド)の有無を診断し、広頚筋の過緊張がある場合は、引っ張り下げる力が最も強いあごの付け根部分(下顎骨への広頚筋付着部)にのみ、筋肉内にボトックスを注射しています。プラティズマバンドの改善は高い技術が求められる治療となります。

首の横ジワ(首全体に細かく広がるちりめんジワ)の改善 首は皮膚が薄く日常的に良く動かすので、皮膚が折りたたまれてシワやたるみが出来やすいパーツです。顔のシワと同様に加齢や乾燥、紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが減少して弾力が低下すると、さらに深く刻まれていきます。また最近は、スマートフォンの操作やデスクワークでの長時間の姿勢、枕の高さが合わないなどの理由で、若い方でもシワが癖づきやすいため、お悩みになっている方が少なくありません。

年輪状にくっきりと刻まれた横ジワには、『非架橋タイプのヒアルロン酸製剤(リデンシティⅠ)』や『ベビーコラーゲン』を使用し、シワに沿って皮膚の浅い層に少量ずつ細かく注入する方法が有効ですが、首全体に細かく広がるちりめんジワには、『マイクロボトックスリフト』が効果的です。真皮内に浅く少量ずつ注入していくと、筋肉の表面線維にも拡散して細かいシワの改善を図ることができます。さらに皮膚を引き締め、肌にハリももたらすため、ピンと張った滑らかな肌に整えます。

フェイスライン、あご下のたるみ・マリオネットラインの改善
たるみの原因は複合的ですが、フェイスラインやあご下のたるみ、マリオネットラインは、広頚筋や口角下制筋の働きも影響しています。これらの筋肉はいずれも口を「イー」とした時に下向きに強く働く「下制筋」というジャンルの筋肉です。若い頃は、この下制筋と顔にある抗重力筋(重力に抗うように上向きに働く筋肉)が綱引きのように互いを引っ張り合うことでピンと張ったフェイスラインを維持できていますが、加齢により顔の抗重力筋が衰えバランスが崩れると、広頚筋の引き下げる力が優位になり、顔の皮膚や脂肪が首になだれこむように引っ張られ、フェイスラインや口周りにたるみが生じます。また、若くても運動などで広頚筋が過度に発達している場合も同様です。加えて、40代以降で目立ちやすくなるのは、加齢により皮膚がたるみ、張力が弱まると下制筋が大きく動きやすくなるからです。

広頚筋や口角下制筋に『マイクロボトックスリフト』を打ち、顔を下げる下制筋の力を抑え、相対的に筋肉を引き上げる抗重力筋の働きを助けることで2週間~1ケ月程度かけてフェイスラインやネックラインが持ち上がり、たるみが改善されます。また、口角がキュッと上がり、口周りもスッキリします。さらに、肌がピンッと張り、細かい横ジワも目立たなくなるので印象をぐっと若返らせることができます。

皮膚の引き締め・肌質(ツヤ・ハリ)の改善
『マイクロボトックスリフト』を注射した真皮内では、新しいコラーゲンが産生されることが報告されており、肌にハリやツヤが出ます。「なんとなくシワっぽくなった」「少したるんできた」など初期のエイジング症状の改善に非常に効果的です。全体的にリフトアップし、顔立ちもキリっと引き締まります。

汗、皮脂の抑制・毛穴の開き、ニキビ改善
ボトックスには、過剰な皮脂分泌や発汗を抑える効果もあります。分泌腺自体が萎縮するので、毛穴が引き締まり、ニキビの改善も期待できます。テカリや化粧崩れを防ぎ、ベタつきのない滑らかな肌へと導きます。

マイクロボトックス・ボトックスリフトに使用する製剤

当院では高品質で安全性の高い2種類のボツリヌストキシン製剤をご用意しています。患者様がどちらの製剤を希望されるか、また治療頻度などよって選択いたします。尚、手技やダウンタイムのリスク、痛みなどは全く変わりません。

ボトックスビスタ®(アラガン・ジャパン社/日本) botox.jpg「ボトックスビスタ®」は、アメリカの製薬会社であるアラガン社が製造・販売しているボツリヌストキシン製剤です。2002年にアメリカのFDA(米国食品医薬品局:日本の厚労省に相当)で承認され、現在世界80ヵ国以上でシワ治療への適応が承認されています。日本でも2009年に65歳未満の成人における眉間への表情ジワの治療、2015年には目尻への表情ジワの治療に対して、厚生労働省から承認を得ています。

日本の基準での有用性・安全性が評価され、「ボトックスビスタ®」は、徹底した品質管理と統制下にて製造や輸送・保管が行われています。当院では、日本向けの正規品を販売しているアラガン・ジャパン株式会社より直接購入しています。尚、「ボトックスビスタ®」を使用するには、アラガン社の講習・実技セミナーを受講し、施術資格を取得する必要があります。

■アラガン社の認定を受けた医師が施術を担当
ボトックスビスタを用いる治療には正しい知識と注入技術が必要なことから、アラガン社が主催するトレーニングを受け、認定を受けた医師のみが施術を行います。また、定期的に学会や研修会に参加し、知識と技術の更新に努めております。

ターゲットとする表情筋の機能を解剖学的にしっかりと理解し、「表情の使い方(癖)」「皮膚たるみの程度」「肌年齢」「眼瞼下垂の有無」など、様々な点を考慮してボトックス注射を行っています。

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CORETOX® コアトックス(メディトックス社/韓国) coretox2020.jpg「コアトックス®」は、韓国のメディトックス社が開発した抗体産生リスクの低い高純度のボツリヌストキシン製剤です。2016年に韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁:日本の厚労省に相当)によって承認され、有効性と安全性が確認されています。アラガン社のボトックスと同じ菌株を起源に開発され、製造工程で動物性由来物質、人血清アルブミンを完全に排除した安全性の高い製剤です。

従来のボツリヌストキシンは、短期間に繰り返し治療を受けたり、肩やふくらはぎなど大きな筋肉に高用量で繰り返し投与されたりしていると、体内に中和抗体※が産生されて、治療効果が減弱してしまうことがあります。これは、ボツリヌストキシン製剤に含まれる「複合タンパク質」が原因であるとされています。

「コアトックス®」は、複合タンパク質を完全に排除しているので、繰り返し使用しても、本来の優れた効果を長く維持することができます。そのため、継続的に治療を受けられる方やエラや多汗症(ワキ)、肩こりなど投与量が多い複数部位を治療したい方におすすめです。尚、アラガン社の「ボトックスビスタ®」は全世界で最も多く使用されている製剤で、美容領域の治療で中和抗体が発生するリスクはほとんどありません。

■中和抗体のリスクとは
抗体とは、体外から細菌や有害物質、毒物などが体内に侵入した時、異物として攻撃したり体外に排出したりする役割を担うタンパク質で、人間の体に備わった自己防御機能です。ボトックス注射は、ボツリヌス菌から人体への有用性を認められたA型ボツリヌス菌毒素を抽出したもので、これには抗原という免疫応答と引き起こすものがあります。高頻度、高用量でボトックス注射をしていると、体内に「中和抗体」が産生されて、再びボトックス注射をした時に、抗体がボトックスを異物として攻撃し、思ったような効果が得られなくなることがあります。

ボトックス注射は、美容医療以外にも眼瞼痙攣や、痙性斜頚、尖足など神経内科領域の疾患治療に用いられる安心な施術です。首や下肢など骨格筋の収縮を抑える際は、大量のボトックスを注射する必要がありますが、美容医療では主に顔の小さな筋肉に用いるため、1/10程度の少量ずつしか使用しません。異物タンパク含有量の少ない薬剤を用いて、同じクリニックで使用量を考えながら施術する限り、顔への治療でボトックス注射が効かなくなるという「中和抗体」の発生は極めて稀です。

マイクロボトックスリフトの痛み

注射を刺す回数が多いためご心配される方もいますが、十分に冷却した上で34Gナノニードルという極細針を使用しますので、強い痛みを感じることはありません。ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。痛みに敏感な方や心配な方は、麻酔クリームのご用意もございますので、ご安心ください。

マイクロボトックスリフトのリスクとダウンタイム<痛み>軽度 <腫れ> 軽度(約1時間)<内出血> 全く無い~小さく10日程度
shutterstock_1019073862.jpg施術直後は、打った部分に膨疹(蚊に刺されたような盛り上がり)ができますが、1時間程度で消退します。注入治療で、最も高い頻度で生じるリスクは内出血ですが、マイクロボトックスリフトは真皮層に少量ずつ注射する治療なので、内出血を生じない人のほうが多く、出てしまった場合も針の周りに小さな青あざが数日出る程度です。銀座ケイスキンクリニックでは、Stat Veinにて血管の走行を確認して出来るだけ血管を避けて注射することで、内出血のリスクを最小限にしています。安全性の高いボツリヌストキシン製剤を使用した場合、副作用もほとんどなく、アレルギーテストは不要です。ボトックスの過剰な拡散を防ぐため、施術後から数日間は治療部位を決して揉まないようにご注意ください。

マイクロボトックスリフトの持続と頻度について ボトックス注射の効果は、施術から2~3日で徐々に現れ、約2週間で効果が安定します。持続期間は、4~6ヶ月程度で効果は徐々に弱まりますが、シワの原因となる筋肉を休ませることで小さくなるので、一般的に2回目以降からは、持続期間が長くなることもあります。ただし、効果には個人差があり、一度に多量の注射をしても効果が長くなる事はなく、拡散して副作用が出現するリスクが高まるので推奨できません。追加を希望される場合も症状が安定するまで2週間はお待ちください。

マイクロボトックスリフトの禁忌事項について ・過去にボトックス注射治療で異常反応があった方
・妊娠中や授乳中の女性
・子供を作る計画があり避妊していない夫婦(女性ですと、ボトックスを受けてから少なくとも2回生理がくるまでは避妊する、男性ですとその期間が3ヶ月になります)
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方
・脊髄、末梢神経の病気に罹患している場合
※筋萎縮性側索硬化症、運動性ニューロパチー、重症筋無力症、ランバート・イートン症候群といわれる全身性の神経筋接合部の障害を持っている方。

ヒアルロン酸注入(隆鼻術)の効果と特徴

日本人の顔が平面的に見える一つの要因が、鼻の低さです。鼻根部(目と目の間)が低いと、左右の目が離れているように見えるため、顔が平面的で間延びしたような印象になります。ヒアルロン酸注入で、ほんの少し鼻筋を通して、お顔のセンターラインを際立たせると小顔に見える効果もあります。施術直後からすぐに効果がわかり、ダウンタイムが短いことも特長です。「少しだけ鼻を高くしたい」「メスを入れる手術には抵抗がある」「周囲に気づかれたくない」人におすすめの施術です。

ヒアルロン酸(隆鼻術)の効果

鼻根に高さを出し鼻筋を通す効果鼻根とは、両目の間にある鼻の付け根部分のことです。鼻尖(鼻の先端)が高くて、鼻根が低いとバランスが悪いですし、鼻根から鼻尖までの高低差が少ないと平面的な顔に見えてしまいます。

ヒアルロン酸注入で、鼻根を少し高くして鼻筋を通すと、メリハリが出てグッとお顔のバランスが良くなり、男女問わず洗練された印象になります。また、鼻全体のバランスが整うので、鼻先の形が目立ちにくくなる効果もあります。さらに、目が離れ気味の人には、鼻筋が通ると、視覚的に目が近く見える効果も期待できます。

ただし、付け根を額から連続して横幅まで太く注入してしまうと映画『アバター』のようになってしまうので、位置と注入量を細かく調整することがポイントです。

鼻根の横ジワを目立たなくさせる効果怒っている時、考え事をしている時、まぶしい時は、無意識のうちに眉間や鼻根にシワが寄っていることがあります。鼻の横ジワは、眉根を下げる作用のある『鼻根筋』が収縮することで生じる表情ジワです。最初は浅いシワであっても、頻繁にシワを寄せていると、表情を作らなくてもシワが残るようになります。また、年齢とともに、肌の弾力成分のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少してハリが低下することで、さらに皮膚に折り目や溝がつきやすくなります。

表情ジワの改善には、『ボトックス注射』で筋肉の過剰な収縮を弱めることが最も効果的ですが、常に、鼻根周辺にシワがある場合は、『ヒアルロン酸注入』を併用すると改善効果が上がります。自己のヒアルロン酸と融合し、自然なふくらみをもたらし、シワが目立たなくなります。

ヒアルロン酸(隆鼻術)の他院での失敗、リスク

ヒアルロン酸注入による隆鼻術は、プロテーゼなどに比べれば、短時間かつ、お手頃価格で受けられる施術ではありますが、滑らかで、高品質な製剤を使用しないと、凸凹したりゴツゴツした感触になったりすることもあります。ヒアルロン酸製剤は、ヒアルロン酸溶解酵素(ヒレネックス・ヒアルロニダーゼ)注射で簡単に溶かせます。ただし、長期間放置すると、一部にしこりが残ったり、過剰注入で伸展してしまった皮膚がたるんでシワシワになったりします。また、クリニックによっては、溶けない製剤を使うところもあり非常にハイリスクです。

プチ整形だからといってNOリスクではありませんし、異物を入れることで後々反応(遅延型異物肉芽腫)が出る体質の方もいます。ですから、そんな時でも最適な対処ができる専門医を慎重に選ぶことが大切です。そして、血管の走行など解剖学的知識が少ないと、頻度は少ないものの、血流障害の報告があります。血流障害が発生した場合、ゴールデンタイム(動脈塞栓は1~数時間以内、静脈の血流障害なら半日~3日間以内)に溶解すれば後遺障害なく回復しますが、ヒアルロン酸溶解酵素製剤の用意や経験が無く、治療が遅れると皮膚壊死になります。

当院では、全ての医師、スタッフがヒアルロン酸注入後の血流障害に関して深く学んでおり、定期的に勉強会を行っています。解剖学的な血管の走行を熟知した医師が先端の丸いカニューラ針を使用し、少量ずつ、滑らかで良質なヒアルロン酸製剤を使用することで、安心安全な治療を心がけております。さらに、万が一のケースに備え、緊急時に必要な薬剤はまとめて保管し、『ヒアルロン酸注入』をした方には、翌日の経過(痛み・腫れ・色調・その他の症状)をご報告いただくなどのアフターフォローで手厚いサポート体制をとっています。

ガルデルマ社 ヒアルロン酸注入トレーナー医師

GAL.png当院の慶田院長は、厚生労働省認可のヒアルロン酸製剤『レスチレン』を販売する製薬会社ガルデルマ社の認定するトレーナー医師です。日本国内の美容医療分野でエキスパートとして活躍し、ガルデルマ製品に関する深い知識と高度な注入スキルを持っている医師がガルデルマファカルティメンバーであり、GAIN※(ガルデルマ社が世界規模で提供する医師向け美容医療教育システム)をはじめとする医師向け研修を提供しています。注入治療に関わる医師への技術指導や安全教育、トレーニングマニュアルの作成や指標づくりなどに関わることで、日本国内でヒアルロン酸注入に関わる医師の技術向上と、不幸な事故ゼロを目指しています。さらに2022年から、慶田院長はGalderma JPAC Faculty Member※(ガルデルマJPACファカルティメンバー)にも選出され、海外のドクターとの情報交換や会議を通じて国内のみならず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展にも貢献しています。

※GAIN (Galderma Aesthetic Injector Network:ゲイン) ガルデルマ・エステティック・インジェクション・ネットワークは、ガルデルマ社のレスチレン注入剤などに関するトレーニングを提供する医師向けの美容医療教育システムで、美容医療界のリーダーである全世界のファカルティメンバーが支えている。患者様のニーズに基づいた治療を提供するため、正しい製品知識や臨床科学に基づいた教育研修の徹底により、医師の技術や施術結果の向上を図り、安全性の追求を通じて患者様の満足度をあげることを目標にしている。

※Galderma JPAC Faculty Member ガルデルマJPACファカルティメンバーとは、各国のファカルティメンバーからガルデルマ社が2~3人を選出した医師陣で、国内にとどまらず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展に貢献している。

顔面解剖学マスタークラス履修

img016_000001.jpg私たちは定期的に受講と実習を繰り返し、患者様の安全のために身を引き締めて診療にあたっております。

【慶田院長】
・2015年4月25~26日に韓国で開催された、ヒアルロン酸フィラー注入経験豊富な医師のための『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。日本国内では法律上叶わない、冷凍保存のご遺体での実習はその後の注入治療の糧となっています。

・2016年10月15日に日本で開催された『GALAA』にて、顔面解剖学をスライド講義と3D動画で深く学びました。

・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。

・2018年3月24~25日にタイで開催された『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。注入治療を熟知した解剖学の教授が、顔面の美容医療に関わる医師向けに作成した動画やスライドは何度見ても勉強になります。

・2019年~Sim HOLLYという3D解剖トレーニングソフトにて定期的に解剖学を復習しつつ、院内の医師に技術指導を行っています。

【服部医師】
・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。


ヒアルロン酸注入(隆鼻術)に使用する製剤

ヒアルロン酸製剤には、様々なブランドや種類が存在します。現在、当院では品質と安全性の高さを最優先し、有架橋のヒアルロン酸フィラー製剤はGALDERMA社(ガルデルマ社)とMERZ社(メルツ社)を、浅いシワに用いる非架橋のヒアルロン酸製剤はTEOXAN(テオキサン社)の製剤を取り扱っています。多彩なラインナップから、シワ、たるみ、凹みの状態、肌年齢、注入部位に最適な製剤を担当医が選んで治療を行っています。

メルツ社の『ベロテロ インテンス』
●FDA(米国の厚労省に相当するもの)の承認を取得(2014年)

intense_img01.jpegドイツのMERZ(メルツ)社とスイスのANTEIS(アンティース)社が合併したことを機に、製品名が『エセリス』から『ベロテロ』に名称変更され、パッケージも変わりました。製剤の特性はそのままに、FDA(米国食品医薬品局)の承認も取得して、安全性への裏付けが強固になりました。

『ベロテロシリーズ』は、他のヒアルロン酸製剤と比べて微粒子のない滑らかな製剤です。pH(酸性度)と浸透圧が皮膚に近く、注入時の痛みが少ない点も優れています。非常に馴染みやすく、皮膚の薄い部位でも凹凸や、チンダル現象(ヒアルロン酸製剤が青く透けてしまう現象)を起こしにくい製剤のため、より自然な仕上がりが期待できます。

鼻根には、ベロテロシリーズの中でも、やや硬めリフト力のある製剤『ベロテロインテンス』を使用します。注入箇所にきっちり留まって広がりにくいのも特徴です。

※ベロテロシリーズは安全性試験を実施し、米国FDA(Belotero Balance:08-977  Belotero Lido (Belotero Soft lido, Belotero intense lido, Belotero volume lido) 16-31  Belotero balance lido:17-546)の承認を受けております。


ヒアルロン酸注入(隆鼻術)の痛み表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、刺入点に針で小さな穴を開けてから、先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。しかしながら、鼻はシワ治療など他部位へのヒアルロン酸注入と比較して少々強く感じます。痛みを感じるのは、治療中の5分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と注入の刺激で腫れぼったい感じがしますが、数時間後には気にならなくなります。翌日から吸水期が始まると少し突っ張るような違和感や軽い痛みが出ることがありますが、数日~1週間程度で消えていきます。


ヒアルロン酸注入(隆鼻術)のリスクとダウンタイム
<痛み>注入時のみ少し<腫れ>  少し(個人差あり) <内出血> ほとんど無し

shutterstock_1019073862.jpg鼻に外用麻酔を塗ると5分ほどでしびれてきます。鼻は静脈が多いので、血管を避けるため、Stat Veinで肌を照らし、静脈の位置を事前に確認して、針を刺すポイントを決めます。刺入部位を冷却後、針孔をあけ、先端の丸いロングソフトカニューラ針で慎重に注入していきます。注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても小さく青くなるだけで目立ちません。また、ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1ヶ月程度水分を吸収して浮腫む経過が必発です。そのため、初回の注入量はそのため、初回の注入量はやや少なめ(1/2本程度)とし、水分が再吸収され馴染んでくる1~2ヶ月後に残りをタッチアップすると仕上がりが良くなります。

メイクはテープを貼った針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血と腫れのリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。医師が施術直後にマッサージをしてなじませますが、特に医師の指示がない限り定着するまでの約1ヶ月程度、マッサージは控え、眼鏡やサングラスなどが鼻根部に当たらないようにしてください。

鼻へのヒアルロン酸注入は特に、デザイン力と繊細な注入が重要です。滑らかで、高品質な製剤を使用しないと、ゴツゴツした感触になることもあります。また、血管の走行など解剖学的知識が少ないと、頻度は少ないものの、塞栓や壊死の報告があります。銀座ケイスキンクリニックでは、定期的に勉強会を開催し、常にリスクを避けるべく、最善の治療を心掛けています。

ヒアルロン酸注入(隆鼻術)の持続と頻度について効果は注入直後から鏡でご確認いただくことが出来ます。注入したヒアルロン酸は代謝・分解されてしまうことから、持続期間は約1~1年半ですが、周囲にコラーゲン線維が増えるため予想より長持ちする方がほとんどです。また、減りきる前にタッチアップをしたり、繰り返し治療したりすると、効果の持続期間は延長します。

ヒアルロン酸注入(隆鼻術)の禁忌事項についてヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

●下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。
・過去にヒアルロン酸注入治療で異常反応があった方
・妊娠中の女性
・真性ケロイドの方、異物反応を生じやすい体質の方
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方

*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
*麻酔薬や内服薬に対してアレルギーのある方、喘息の既往がある方は事前にお申し出下さい。但し、今までにそのような経験がなくても、麻酔薬に対するアナフィラキシーショック(呼吸が苦しくなる、血圧が下がるなど)を生じることは極めてまれに起こりえます。その場合は、速やかに適切な処置を致します。

*麻酔薬にアレルギーがある方には麻酔薬を含まない製剤を取り寄せて注入いたします。製剤のラインナップが少ないため、適応等は診察してからお診立てします。

ヒアルロン酸注入(他院の修正)の効果と特徴

使用する製剤の質が悪かったり、注入後に医師がきちんとなじませていなかったりすると、注入したヒアルロン酸が硬くしこり、凸凹して目立つことがあります。通常ヒアルロン酸製剤は1〜1年半で分解吸収されるものですが、塊で入ってしまうと、周囲にコラーゲン線維がカプセル状に鞘(さや)を形成し、数年以上の長期に渡り残ってしまう場合があるのです。
また、本来ヒアルロン酸注入では消せない目の下のたるみ部分に過剰に注入したり、堅い製剤を浅くに入れたりすると、シワやたるみがかえって目立つこともあります
本来は前施設の担当医が修正すべきところですが、もうかかりたくないという事もあるかと思います。他院での修正も承っておりますので、お悩みの方は一度ご相談ください。


他院で受けたヒアルロン酸注入の修正は、デザイン力と繊細な注射、溶解後のヒアルロン酸の再注入が重要です。しこりや凸凹を溶かしてから、滑らかで、高品質なヒアルロン酸製剤を使用し、理想の状態に仕上げていきます。しこりが長引き、線維化が激しいと、消しきれず、当院でヒアルロン酸注入を追加し修正を試みても、通常の仕上がりよりも結果が劣る場合がありますのでご了承ください。


ガルデルマ社認定 ヒアルロン酸注入トレーナー医師


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当院の慶田院長は、厚生労働省認可のヒアルロン酸製剤『レスチレン』を販売する製薬会社ガルデルマ社の認定するトレーナー医師です。日本国内の美容医療分野でエキスパートとして活躍し、ガルデルマ製品に関する深い知識と高度な注入スキルを持っている医師がガルデルマファカルティメンバーであり、GAIN※(ガルデルマ社が世界規模で提供する医師向け美容医療教育システム)をはじめとする医師向け研修を提供しています。注入治療に関わる医師への技術指導や安全教育、トレーニングマニュアルの作成や指標づくりなどに関わることで、日本国内でヒアルロン酸注入に関わる医師の技術向上と、不幸な事故ゼロを目指しています。さらに2022年から、慶田院長はGalderma JPAC Faculty Member※(ガルデルマJPACファカルティメンバー)にも選出され、海外のドクターとの情報交換や会議を通じて国内のみならず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展にも貢献しています。

※GAIN (Galderma Aesthetic Injector Network:ゲイン)
ガルデルマ・エステティック・インジェクション・ネットワークは、ガルデルマ社のレスチレン注入剤などに関するトレーニングを提供する医師向けの美容医療教育システムで、美容医療界のリーダーである全世界のファカルティメンバーが支えている。患者様のニーズに基づいた治療を提供するため、正しい製品知識や臨床科学に基づいた教育研修の徹底により、医師の技術や施術結果の向上を図り、安全性の追求を通じて患者様の満足度をあげることを目標にしている。

※Galderma JPAC Faculty Member
ガルデルマJPACファカルティメンバーとは、各国のファカルティメンバーからガルデルマ社が2~3人を選出した医師陣で、国内にとどまらず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展に貢献している。


顔面解剖学マスタークラス履修

img016_000001.jpg私たちは定期的に受講と実習を繰り返し、患者様の安全のために身を引き締めて診療にあたっております。


【慶田院長】
・2015年4月25~26日に韓国で開催された、ヒアルロン酸フィラー注入経験豊富な医師のための『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。日本国内では法律上叶わない、冷凍保存のご遺体での実習はその後の注入治療の糧となっています。


・2016年10月15日に日本で開催された『GALAA』にて、顔面解剖学をスライド講義と3D動画で深く学びました。


・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。


・2018年3月24~25日にタイで開催された『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。注入治療を熟知した解剖学の教授が、顔面の美容医療に関わる医師向けに作成した動画やスライドは何度見ても勉強になります。


・2019年~Sim HOLLYという3D解剖トレーニングソフトにて定期的に解剖学を復習しつつ、院内の医師に技術指導を行っています。


【服部医師】
・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。


ヒアルロン酸注入(他院の修正)のリスクとダウンタイム<痛み> ほとんど無し <腫れ> なし(個人差あり) <内出血> ほとんど無し

shutterstock_1019073862.jpg外用麻酔が十分に効いてから、34Gナノニードルでヒアルロニダーゼを一滴ずつ慎重に注射します。また、Stat Veinで血管を避けて針を刺すポイントを選択し、十分な圧迫止血を心掛けています。このような取り組みで、ヒアルロニダーゼ注射による内出血のリスクは少なく、出たとしても軽く済むようになりました。

また、ヒアルロン酸の溶解量は最小限に留めたいため、必要な場合は1週間後にタッチアップの溶解処置をします。しこりが長引いている場合など、線維化が激しいと、完全に溶かしきれない場合がありますのでご了承ください。
メイクは直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血のリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。治療部位のマッサージやこするなどの刺激はお控え下さい。


ヒアルロン酸注入(他院の修正)の持続と頻度について効果はヒアルロニダーゼの注射数時間~1日後に現れます。溶解したヒアルロン酸は戻りません。ヒアルロン酸の溶解量は最小限に留めたいため、必要な場合は1週間後にタッチアップの溶解処置をします。不要なヒアルロン酸製剤が溶解されて落ち着く、2週間後以降に、正しい位置にヒアルロン酸を再注入することで美しく仕上げることが出来ます。

ヒアルロン酸注入(他院の修正)の痛み注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、痛みを感じるのは、治療中の5~10分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と注入の刺激で腫れぼったい感じがしますが、数時間後には気にならなくなります。

ヒアルロン酸注入(他院の修正)の禁忌事項についてヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。
真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。

ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

ヘリオケア(飲む日焼け止め )と他の施術比較

高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)との比較
ヘリオケアの主成分ファーンブロックは紫外線で発生する活性酸素を壊し、皮膚や眼を紫外線のダメージから守る画期的なサプリメントです。ビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンといった、抗酸化作用の高い成分が理想的に配合されており、紫外線以外でも発生する活性酸素からも体を守り、免疫力を高めてくれます。持ち歩きが出来、紫外線が強くなってから外出先でも気軽に飲むことが出来ます。安全な天然成分のため、子供でも内服できる点も優れています。

一方、高濃度ビタミンC点滴は内服の50倍量を30分程度で静脈に点滴するため、メガビタミン点滴とも呼ばれており、紫外線、激しい運動、精神的ストレス、タバコ、大気汚染、食品添加物、活性酸素、抗がん剤などの薬剤で発生する活性酸素も強力に還元します。既に充分な量を摂っていると思われがちなビタミンCですが、ストレス社会に生きる私達は、精神的・肉体的ダメージによる活性酸素から身体を守るために、毎日、大量のビタミンCを消費しており、美肌効果を得るための摂取量には程遠いのが現状です。毎日のケアは「ヘリオケア」で、月に1~2度の集中治療は高濃度ビタミンC点滴でと上手く組み合わせるのが賢い選択です。


ヘリオケア(飲む日焼け止め )のポイント特徴

内服治療drag_img.png 治療効果★★★☆☆ 痛み☆☆☆☆☆ ダウンタイム☆☆☆☆☆

効果
■紫外線によるシミの予防 ■紫外線によるシワ・たるみの予防 ■紫外線による発癌の予防 ■白髪の予防 ■紫外線による眼障害の予防※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヘリオケア(飲む日焼け止め )のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス日焼け止めクリームを毎日塗ることが、美肌を守る基本であることは言うまでもありませんが、汗をかいて流れてしまっても、塗り直しが出来ないときもありますよね。しっかり日焼け止めを塗っているつもりでも、むらになっていることも多々あることでしょう。リゾートではラッシュガードの着用がベストですが、木陰やパラソルの下でファッションを楽しみたいのも女心。薄い衣類や窓ガラスも透過する紫外線は、放射能と同じで眼に見えないので、気づかないうちに老化を進行させ、シミ、シワ、たるみの原因になります。日焼け止めを塗れない眼への影響(白内障や翼状片など)も無視できません。肌が赤くならず、眼が充血していないレベルの紫外線で遺伝子に傷がつくことが分かっています。ヘリオケアは、体の中から活性酸素をブロックできる、家族みんなの強い味方。外で過ごす機会の多い、汗っかきの男性やお子様にもおすすめです。

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