2014年5月15日

リンク集

 東京女子医科大学病院  http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/index.html
 日本皮膚科学会  http://www.dermatol.or.jp/
 日本レーザー医学会
(レーザー専門医一覧)
 http://www.jslsm.or.jp/
 http://www.jslsm.or.jp/main/individual/index.html
日本コスメティック協会(顧問)  http://www.j-cosme.org/overview/
 日本美容皮膚科学会  http://www.aesthet-derm.org/
 日本抗加齢医学会  http://www.anti-aging.gr.jp/
 日本抗加齢美容医療学会  http://mbf-new.com/
 虎ノ門病院  http://www.toranomon.gr.jp/
ガルデルマ美容医療情報サイト 「LookGood-FeelGood.jp」  http://lookgood-feelgood.jp/
 ガルデルマ株式会社  http://www.galderma.jp/
 シネロン・キャンデラ株式会社  http://www.candelakk.jp/
 キュテラ株式会社
 http://www.cutera.jp/company/
 アラガン・ジャパン株式会社  http://www.allergan.jp/
 日本ロレアル株式会社 ラロッシュポゼ
 LA ROCHE-POSAY
 http://www.laroche-posay.jp/
 ルミキシル  http://www.lumixyl.jp/
バレエ用品・レオタード通販のエスメリア  http://esmellia.jp/
 ハーブと東洋生薬&フレーバーティ
身体を温めるオリジナルブレンドティー
「Tinrosa(ティナロサ)」
 http://www.tinarosa.jp/

2014年5月13日

腋臭症(わきが・ワキガ)

腋臭症(わきが・ワキガ)は、汗腺の「アポクリン腺」から出る汗が原因です。

エクリン腺は全身にあるのに対して、アポクリン腺は脇の下や外耳道・外陰部など体毛が生えている部位に限られ、汗自体は無臭ですが、皮脂や細菌、エクリン腺から出た汗などと絡み合い不快な特有の臭いを発します。遺伝傾向がみられ、しばしば軟耳垢が認められます。

また夏季、運動時、不潔時などに症状著明となり、黄菌毛(多汗で不潔にしている人の腋毛・陰毛に、菌塊が固着して全体が黄色の粉末をまぶしたような外観)を合併することもあります。発汗量が多いと増悪するため、治療としてはまずエクリン腺からの発汗量を抑え、表面の細菌を抑えることが大切です。

発汗抑制については多汗症の治療(塩化アルミニウム液、抗コリン剤、精神安定剤、漢方、イオントフォレーシス、ボトックス注射、交感神経ブロック、手術など)を行い、剃毛、レーザー脱毛による常在細菌の培地の減少、アルコール消毒・制汗剤による殺菌で細菌を抑えます。

ただし、これらは保存的な治療であり、永続的な治療では手術によるアポクリン腺の破壊・除去があります。日本人の腋臭症(ワキガ)は本人が思うよりも軽症例が多く、レーザー脱毛とボトックス注射で充分満足なさる場合がほとんどです。

関連治療

多汗症

老人性血管腫(cherry angioma)

老人性血管腫とは、皮下の毛細血管が拡張、増殖することによってできる1~4mm程度の赤色の良性腫瘍で、赤あざの一つです。平らなものから隆起したものもあり、ホクロが赤くなったような外観を呈します。

「老人性血管腫」とありますが、思春期頃から発現するようになり、年齢とともに増加していきます。また、女性ホルモンの影響でも毛細血管は増えるため、妊娠中に老人性血管腫が増えることもあります。毛細血管の増殖といっても病気ではなく、加齢により誰にでも発現するため積極的な治療は必要ありません。

しかし、老人性血管腫は顔や胸元・腕や足などに出来やすく、審美的に気になります。美容皮膚科や形成外科などで主にNd:YAGレーザー、ダイレーザー、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)を使用した治療が可能で、小さいものは簡単に取れるため、銀座ケイスキンクリニックでも人気の施術となっています。

関連治療

ロングパルスNd:YAGレーザー

葉酸 

葉酸はビタミンB群の一種で、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。ビタミンB12と共に赤血球の合成に関与するため、造血のビタミンとも呼ばれます。そのほか核酸やタンパク質の合成時に補酵素として重要な役割を担っています。

核酸とは遺伝情報を有するDNAやRNAの総称で、この合成が正常に行われることで、体の成長や新陳代謝が促されます。また、タンパク質の合成を促進することで皮膚・口腔粘膜を強化する役割があります。

そのほか、動脈硬化の危険因子であるホモシステインの産生を抑制することで、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病予防をします。葉酸が不足すると、悪性貧血(巨赤芽球性貧血:DNAの合成障害が原因で起こる)、口腔粘膜障害による口内炎や舌炎、腸粘膜障害による下痢、肌のターンオーバーが滞ることでシミ、くすみなどの症状が現れます。最近では、食品から葉酸を摂取することで、特定の癌のリスクの減少に関連していることが認められていますが、サプリメントなどによる過剰な摂取は、前立腺癌などのリスクを高めるともされ、正確なメカニズムは明らかではありません。

厚生労働省によると葉酸の1日の必要摂取量は成人で1日240㎍、妊婦で400㎍、授乳婦で280㎍で、妊婦に必要な400㎍とは、ほうれん草200g(1把分)に相当します。特に妊娠初期(4~12週)は胎児の細胞分裂が盛んな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと、胎児に神経障害が起こりやすくなるといわれているため注意が必要です。葉酸はレバーや野菜(ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜)豆類や藻類に多く含まれますが、水・熱・光に弱いため、調理方法を工夫するなどして毎日意識的に摂取することが大切です。

稗粒種(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ) 

皮膚の表面付近にできる直径1〜2mm以内の角質(かくしつ)が入った袋状の良性腫瘍で女性に多く見られます。

眼瞼についで、頬、額、陰部に発生し、白色の小さな粒のように見えます。原発性のものは軟毛の深部にある毛漏斗部の母斑性過誤腫(良性の増殖)と言われています。

また、続発性のものは、水疱症などの皮膚がはがれるような疾患や傷の治ったあとにできることがあります。これらの疾患により、汗を出す管や、毛穴の奥にある毛包(もうほう)という袋、皮脂をつくる腺が破壊された後、治癒する過程で表皮が袋状に増殖し生じると言われています。

稗粒腫は皮膚の浅い所にできた角質の塊ですので、その白い塊を取り出してしまえば綺麗になります。通常は、注射針やCO2レーザーを用いて小さな穴を開け、内容物を圧出することで比較的簡単に取ることができます。

小さいものなら傷は1~2日で閉じ、軽い赤みが2~4週間続きます。

関連治療

CO2レーザー

蛋白質・タンパク質・たんぱく質      

蛋白質は、炭水化物、脂質とともに三大栄養素と呼ばれています。体の中の蛋白質の量は、体重の16.4%を占めると言われています。食事として口から摂取された蛋白質は、消化によってアミノ酸に分解された後小腸から吸収され、体の各組織の蛋白質に再合成されて、細胞の主な成分となります。

体の中では、筋肉・皮膚・毛・赤血球・心臓・胃腸などの臓器、そして体のバランスを保つホルモンや化学反応を助ける酵素、抵抗力をつける免疫体などほとんどすべての組織が蛋白質で構成されています。つまり、私たちの体は蛋白質で出来ており、その中でも体を主に構成しているのは、線維状の蛋白質であるコラーゲン線維です。 コラーゲン線維は、骨、皮膚、軟骨、血管壁などをつくり、体や内臓を支えています。

これらを合成するための良質な蛋白質の供給源は肉類、魚介類、卵、乳類、大豆製品です。食事からの蛋白質が不足すると、体力が低下し、感染に対する抵抗力が弱くなったり、傷の回復が遅くなったり、鉄分がうまく体で使われずに、貧血がおこりやすくなったりと、まざまな障害がおこります。

炭水化物

有機栄養素のうち炭水化物、蛋白質、脂肪は、多くの生物種が用いる栄養素であり、「三大栄養素」とも呼ばれています。その中でも、炭水化物は人間の主要なエネルギー源となる栄養素です。

炭水化物は糖質と食物繊維の総称で、非常に多様な種類があり、砂糖、穀類、芋類、根菜また、砂糖と穀類を使ったパンや麺類、お菓子に多く含まれ、天然に存在する有機化合物の中で最も多くを占めています。

成人1日あたりの摂取量の目安は男性300g前後、女性250g前後です。

これらの炭水化物に含まれている糖質は

単糖類〔グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース〕
二糖類〔スクロース(しょ糖(砂糖))、マルトース(麦芽糖)、ラクトース(乳糖)〕
多糖類(デンプン)

などに分けられます。

口から摂取された炭水化物は、消化器系(唾液、膵臓、小腸)からの消化酵素により、二糖類および多糖類から単糖類〔グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトース〕にまで分解され、小腸から単糖類の形で吸収されます。その後血液によって、グルコース(ブドウ糖)が主なエネルギーとして全身に送られます。

このような血液中にあるグルコース(ブドウ糖)の濃度を血糖値といいますが、血糖値が増加すると膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンには血中に過剰となったグルコース(ブドウ糖)をグリコーゲンと呼ばれる貯蔵型のエネルギー源に変えて肝臓や筋肉内に貯蓄したり、脂肪として蓄積させる働きがあり、体は必要に応じてグリコーゲンをグルコース(ブドウ糖)に分解してエネルギー源として使用します。さらにグルコース(ブドウ糖)が不足する状態が続くと、次は体内の蛋白質が分解されエネルギー源として使われてしまいます。

そのため基礎体力や基礎代謝が低下し、疲れやすくなるほか、肝臓の解毒作用の低下、肌荒れなどの症状を招きます。また、脳やその他の組織のほとんどはグルコース(ブドウ糖)だけをエネルギー源としており、極度に炭水化物が欠乏すると脳の働きにも支障が生じます。炭水化物からグルコース(ブドウ糖)への分解経路は簡便なため、すぐに利用できるエネルギー源として炭水化物は最も重要な栄養素なのです。

新陳代謝

新陳代謝とは、古い細胞から新しい細胞へと入れ代わることです。たとえば皮膚の場合は、文献、部位や年齢により異なりますが28~56日周期で古い細胞から新しい細胞に入れ代わります。

表皮の奥の基底層で新しい細胞が誕生し、これらが角化という分化をしながら上行することで、最終的には表層から垢となって剥がれ落ちます。つまり肌の機能を維持するために古い皮膚に替わって新しい皮膚が生まれる現象のことです。肌の新陳代謝のことをターンオーバーといい、ターンオーバーが正常な肌は、約14~42日で基底層から顆粒層へ分化し、更に約14日(顔で10日前後、前腕で20日前後)で角層を通過しながら脱核し、脱落します。

しかしながら、年齢と共にターンオーバーは徐々に遅れ、溜まったメラニンがシミやくすみの原因になります。
そのため、銀座ケイスキンクリニックでは主にレーザー治療の導入としてケミカルピーリングを行っております。 ケミカルピーリングはグリコール酸によって皮膚の角層をごく薄く溶かし、このとどこおったターンオーバーを正常に戻すことで透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。

ホームケアでは、トレチノインナノエッグ(レチノイン酸)やGAローション(グリコール酸)を使用して頂くことでターンオーバーを整えていくことが可能です。

関連治療

くすみ・ツヤ・はり

宿便 滞留便(たいりゅうべん)        

宿便(しゅくべん、Fecal impaction)とは、便秘により腸内に滞留している糞便のことです。滞留便(たいりゅうべん)とも呼ばれます。医学的には「数週間以上の長期にわたり、腸壁に大量に残存する」といったような一般的によく言われる「宿便」は存在しません。

宿便(滞留便)の原因としては、先天的に便秘傾向にある体質、無理なダイエットによる生活習慣、下剤(便秘薬、浣腸、センナ茶など)の連用障害、加齢による排便反射機能の低下、ストレスによる神経症、血流の低下、他疾患の薬剤の副作用(静穏剤、睡眠薬、トランキライザーなどの筋弛緩効果薬など)などが考えられます。 

便秘は病気ではなく、身体的に排便反射機能が低下したためにおこる症状ですが、器質的な疾患が潜んでいる可能性もあり、高度な場合には消化器専門医の診察・精査が必要となります。

脂質 

脂質は生体中に存在する水に溶けない(溶けにくい)有機化合物です。脂質については、一般の消費者では、太るものというような認識しかしていない方も多いようですが、炭水化物、蛋白質などと並んで生命にとっては不可欠な栄養成分であり、その構造や生物学的な役割が多様であることが特徴のひとつです。

脂質は生体膜の成分、貯蔵エネルギー源、動物の体温を保つ断熱材、皮膚を保護するバリア、脂溶性ビタミン、代謝活性をコントロールするホルモン、血圧、体温、筋肉のはたらきをコントロールするものとして体内で様々な重要な働きをしています。

従って、食事制限をする際でも、上手に補給していく必要があります。エネルギー計算などだけで摂取する脂質量を単純に減らしてしまうと、その他の大切な機能まで低下させてしまうことになります。

関連治療

痩身

高周波RF(ラジオ波)

高周波RF(ラジオ波)とは波動や振動電流の周波数が高い電流のことで、3MHzを超えるものが分類されます。

波は電磁波(光)の一種で、電気工学分野では、無線通信用に利用される電波(10kHz〜100GHz)を指しますが、医学分野で利用されている波は、300kHz〜6MHzの高周波のことを言います。

高周波RF(ラジオ波)は一種の波であり照射した部分の奥底の分子が振動し、この分子同士が擦りあうことで熱が発生します。水よりもコラーゲンや脂肪に対して働きかけ、火傷のような症状は起こりにくく、その波長はDNAの分子に入り込む事ができないので、DNAを破損することはなく安全と言えます。

人間の体温は運動することによってじわじわと上昇していくのですが、この高周波RF(ラジオ波)は、照射部分の皮膚の奥にある脂肪まで届き、これを活性化させて熱を生み出し、体の表面ではなく奥深いところから体温を上昇させることができます。その特徴をいかし、高周波RF(ラジオ波)痩身法は深部温度を41度~43度に上昇させ脂肪の燃焼によりスリミング効果を発揮する治療法です。

リンパや血液の流れが改善することによる代謝促進、美肌効果、フリーラジカルを減少させることによるアンチエイジング効果も特記するメリットです。また、高周波が真皮においてコラーゲン線維の産生を促すため、肌の弾力が向上し、シワやたるみの減少、改善による美肌効果も同時に期待できます。

スマスアップやテノールは、高周波RF(ラジオ波)によって生じる熱の作用によって、痩身及びしわ、たるみの改善をもたらす今までに類をみない最先端のアンチエイジング療法です。効果は周波数の高さに比例します。周波数の高さに水分子の震動数が比例しているため、発生熱量が多く、より深部に到達しやすいためです。テノールの周波数は40.68MHZ(エステサロンで使われている機器の約100倍)で、この周波数は医療機関にしか取扱いができないことからもその効果と信頼性が高いことが分かります。

銀座ケイスキンクリニックで使用する高周波治療機『スマスアップ』は周波数1.0MHZの三電極RF(トリポーラ)システムで、しわ・たるみ・部分痩身にスピーディかつ、即時的アプローチを行うアンチエイジングトリートメントです。皮膚の深部に有効な高周波RF(ラジオ波)に加えて筋膜への局所電気刺激(DMA)を同時に用いて、コラーゲン線維の生成や筋肉を最大限に活性化させ、基礎代謝をアップします。外的作用(ハンドピースを押し付ける圧力)と内的作用(熱エネルギーと電気刺激)から脂肪層に対し圧力を同時にかけることで老廃物や脂肪の除去作用を促進します。また、内的作用により直下の筋肉層に作用し筋肉を隆起させ、これにより皮下組織も上部へ引き上げられ、デトックス効果が生じます。

関連治療

スマスアップ(SMAS-UP)

基礎代謝

基礎代謝とは、快適な環境温下で、まったく体を動かしていなくても、体温を保つ、呼吸をする、心臓を動かすなどさまざまな生命活動のための消費エネルギーのことをいいます。

つまり、人間が生きていくのに最低限必要な機能を維持するためのエネルギーのことです。筋肉量が多いと基礎代謝量が高くなるため、消費エネルギー量も多くなります。

基礎代謝は年齢とともに減少しますが、筋肉を鍛えることでキープすることができます。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされています。

年齢・性別毎の標準的な一日あたりの基礎代謝量は基礎代謝基準値×体重で求めることができます。

基礎代謝基準値とは体重1kgあたりの基礎代謝量(kcal)を示す数値のことで、男女と
も1~2歳で最高値の約60kcal/kgを示します。年齢と共に低下し、成人では20.7kcal/kg
~24.0kcal/kgとほとんど変化しません。

関連治療

痩身

下肢静脈瘤 (かしじょうみゃくりゅう)

下肢(脚・足)の静脈が拡張して瘤(こぶ)のように膨らんだ状態を下肢静脈瘤と呼び、
拡張した静脈の多くは屈曲・蛇行しています。血管疾患の中で最も発生頻度が高く、軽
度のものを含めると成人女性の40%以上に認められたとの報告もあります。

下肢の静脈は解剖学的に筋肉内にある深部静脈、皮下を走る表在静脈(大・小伏在静脈)
ならびに深部静脈と表在静脈を連絡する交通枝(穿通枝〈せんつうし〉)で構成され、各
静脈には血液を重力に逆らって心臓に戻すための逆流防止弁があります。

この静脈弁が障害されると血液の逆流が起きて、静脈圧が高くなり、静脈が拡張して本症が発症します。

静脈弁の障害(弁不全)は先天的に弁が脆弱(ぜいじゃく)な遺伝的素因に妊娠、立ち仕事、加齢などの誘因が加わり生じます。また、深部静脈血栓症や先天性静脈形成異常などに合併して2次性に発症する場合もあります。治療としては、弾性包帯や弾性靴下の着用により進行を予防しながら、症状に応じて、硬化療法、ストリッピング手術、レーザー治療などを選択します。


ロングパルスNd:YAGレーザー

Nd:YAGレーザーはヘモグロビン(血液の赤い色素)に吸収されやすい波長のレーザーです。

審美的に気になる老人性血管腫(cherry angioma)や、赤い糸みみず状の毛細血管(毛細血管拡張症)を安全に壊して改善します。レーザーに反応させる血管は異常に拡大・増殖しているものなので、消えても機能上問題ありません。小さな血管は照射直後に消えてなくなります。太い血管は2~3回のくり返し治療が必要です。2~3mm程度の小さな老人性血管腫は、直後に色が黒ずみ縮小し、1~2週間で少しずつ吸収されます。

照射数日後に小さな痂疲(かさぶた)になる場合もあり、1週間程度で脱落しピンク色の新しい皮膚が現れます。大きなものは1度で取れませんので1~2ヶ月後に追加照射が必要です。治療回数はお肌の色や血管の太さ、腫瘍の形状により異なります。ダウンタイムが少なく人気の治療法です。

<毛細血管拡張・毛細血管拡張症>
炎症のない持続的な毛細血管の拡張であり、線状、分岐状、網目状を呈する毛細血管をいいます。(拍動は触れません)

<血管腫>
血管が拡張したり増殖することによってできる皮膚の良性腫瘍です。加齢に伴って出現する老人性血管腫(cherry angioma)や生直後より見られる苺状血管腫、毛細血管の奇形による単純性血管腫などがありますが、老人性血管腫の治療が特に人気があります。

関連治療

ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫治療)

プラセンタ

プラセンタとは、胎盤(placenta)の意味です。胎盤は、哺乳類の妊娠時に子宮で形成される円盤状の組織塊で、胎児との物質交換や妊娠の維持など重要な役割を担っており、分娩時に後産として娩出(べんしゅつ)されます。

「プラセンタ」とは、胎盤そのものというよりも、胎盤から抽出した成分をエキス化した胎盤由来物質を示します。

出産後は不要になるこの胎盤ですが、実はこの中には人の成長を促進させる成分が、多く含まれている事が判明していて、美容だけではなく更年期障害や肝障害の薬としても使われています。

プラセンタには、美肌、美白、疲労回復、血行促進による冷え、肩凝り、腰痛の改善、抗アレルギー作用、免疫力強化など様々な効果があり、医薬品や化粧品、健康食品など多岐にわたる領域で利用されています。美容医療の現場では、アンチエイジングを目的としたプラセンタ注入や点滴、メソセラピー、内服などの治療があり、個人のライフスタイルに合わせた治療法が選択できます。

面皰、コメド、白にきび、黒にきび 

面皰(コメド)とはにきびの初期症状で、毛穴の出口が閉塞することで皮脂が貯留してできた、小型の丘疹のことを言います。

通常肉眼的にみられない、病理学的変化(顕微鏡レベル)の段階である微小面皰から、肉眼的に見られる面皰に進展します。主に男性ホルモンにより皮脂腺は活性化され、皮脂分泌が亢進します。さらに毛包漏斗部(毛穴入り口部分)の角化が亢進することで、毛包内に皮脂が貯留して、アクネ菌(にきびの原因菌)が増殖します。面皰には閉鎖性面皰と開放性面皰の2種類があります。

閉鎖性面皰はいわゆる白にきびのことで、毛孔が角質により閉じて、毛包内に皮脂の充満とアクネ菌のかたまりがみられます。

白にきびは開放性面皰に移行するものと、炎症性皮疹(赤にきび)に移行するものがあります。開放性面皰はいわゆる黒にきびのことで、毛孔が開大し、毛包漏斗部とその周辺の表皮メラノサイトより産生されたメラニンや過酸化された皮脂により黒くみえます。面皰が炎症を伴わないのに対し、炎症性皮疹とは赤にきび(紅色丘疹、膿疱)のことを指します。

赤にきびからさらに炎症が深部に進行していくと、囊腫・結節となり瘢痕(にきび跡)を残すことになるため、早めの段階での適切な処置・治療が重要です。面皰の主な治療法は、炭酸ガスレーザーや針で穴を開け、清潔な操作で脂を取り出す面皰圧出法、ケミカルピーリング、レチノイン酸やアダパレン(ディフェリンゲル®)などの外用治療、肌の代謝を整え皮脂の分泌を抑えるビタミンC、B₂、B₆などの内服などが有効です。

関連治療

ニキビ・ニキビ跡

表皮

表皮とは、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。皮膚の最上部表面にあり、上から角層(角質層)、 顆粒層、有棘層、基底層の4つの層から成っており、その大部分を「ケラチノサイト(角化細胞、かくかさいぼう)」と、それが変化した細胞が占めています。

表皮は外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護し肌を守る役割をしています。角質層(角層)は、表皮の最も外側にある層で、扁平な核のない角化細胞が重なってできています。

角質層にある天然保湿因子は水分を保持し、角質細胞間脂質は角質層から水分が失われていくのを防ぐ働きをもっており、正常状態では10~20%の水分を含んでいます。顆粒層は、扁平・紡錘形をした1〜2層の顆粒細胞からできています。

顆粒層では細胞質中にケラトヒラリン顆粒という顆粒を含み、紫外線が肌深部に浸透するのを防ぐ役割をしています。有棘層は表皮の中で最も厚い層です。有棘細胞は互いに棘のような形をした細胞間橋でつながっていて、細胞同士がしっかりと結びつき表皮の強度を保っています。これらの細胞と細胞の隙間にはリンパ液が流れており、栄養を運び老廃物の交換などを行う役割を担っています。

基底層は表皮の最下層にあり、真皮と接しています。円柱状の基底細胞が1列に並び、新しい細胞が次々に産生されています。基底細胞の間にはメラニン色素を生成するメラノサイトが点在していて、紫外線が当たることでメラニン色素が産生されます。メラノサイトが周囲の基底細胞にメラニンを分配し、私たちの肌は核を有害な紫外線から守っているのです。

関連治療

ケミカルピーリング

鼻唇溝(法令線)、ゴルゴライン、マリオネットライン 

鼻唇溝とは、小鼻の両脇から口元にかけてできるハの字形のしわのことです。人相学的な呼び名で法令線(ほうれい線)と言います。

ゴルゴラインとは、目の下から頬の真ん中を斜めに横断するラインのしわのことです。「ゴルゴ13」の主人公に深く刻まれていることから、日本で好んで呼ばれていますが、正式には「ミッドチークライン」や「インディアンライン」と呼びます。

マリオネッオラインとは、「よだれじわ」とも呼ばれ、口角の両脇から顎の横にかけて伸びる縦方向のしわのことです。これらは、骨格が影響し若い時から目立つ場合や、中年期になっても目立たない場合まで個人差がありますが、通常は加齢と共にコラーゲン線維の減少や筋肉の衰えと共に目立ってくる場合が多く、老け顔の象徴とも言われます。

熱を加えることでコラーゲン線維の増生を促すリフトアップ系照射治療が効果的であるほか、ヒアルロン酸の注射でボリュームを足したり、ショッピングスレッドリフトによるリフトアップ治療も非常に有効です。

関連治療

シワ(ヒアルロン酸注入)

2014年5月12日

未成年の方の治療について

銀座ケイスキンクリニックでは、未成年の患者様の治療もお受けしております。

20歳未満の方が銀座ケイスキンクリニックで治療(施術・処方)をご希望される場合は、親権者様の同意が必要です。

瘢痕を防ぎ、肌トラブルをこじらせないためにも、ニキビ治療や医療レーザー脱毛、ホクロの除去などは10代から始めた方が良い治療と言えます。未成年者の方の治療につきましては、初診時は必ず親権者様とご来院のうえ、ご一緒にカウンセリングを受けていただくことを必須としております。

治療に関して十分なご説明を行い、ご理解・ご納得のうえでの治療をお勧めしておりますので、なにとぞよろしくお願い致します。2回目以降の同じ施術に関しては、15歳以上のお子様に限って、ご本人のみでご来院いただくことも可能です。体質により副反応が生じた際は、内服薬や外用薬が処方される場合がございますので、治療内容の変更が必要になった場合、親権者様とご連絡が取れなければ治療をお断りすることがございます。

なお、持病のない18歳以上の未成年者で、ご実家が遠方等のご事情により、親権者様のご来
院がどうしても難しい場合は初診でも『親権者同意書』のご記入にて対応させていただくことができます。なお、ご自身で肌状態、施術内容の理解やお支払いの判断がつく方のみとさせていただいております。

下記より同意書(PDF形式)をダウンロードいただき、必要事項および親権者様のご署名をご記入・ご捺印の上、ご来院時に受付にお渡しください。

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ご不明点はクリニックまでお問い合わせください。

皮膚線維腫・軟線維腫 

共に良性の間葉系腫瘍です。皮膚線維腫は、線維芽細胞や膠原線維、マクロファージが真皮内で限局性に増殖した硬い腫瘍で、虫刺症などの外傷に反応して発生する場合があります。

成人の四肢に好発し、直径数㎜~2㎝程度の半球性に隆起した結節で、表皮は常色~褐色調を呈します。まれに圧痛がみられますが、通常は症状がほとんどなく、大きくなって支障が生じなければ治療しなくても問題ありません。ただし硬くて黒色調の強いものや成長の早いものは、悪性腫瘍との鑑別を要するため、皮膚科専門医の受診をおすすめします。治療は手術による切除縫合術を行います。

軟線維腫は軟性線維腫とも呼ばれ、主に30代以降の成人にみられる常色~褐色調のやわらかい腫瘍です。肥満体型の人や女性に多く、一種の加齢変化と考えられます。2~3㎜大で頚部や腋窩に多発する小さなものを「アクロコルドン」、1㎝大で体幹に単発するやや大きなものを「軟線維腫」、さらに大きくなり皮膚面から垂れ下がるようになったものを「懸垂性線維腫」と区別することもあります。

また、見た目では脂漏性角化症などと区別しにくい場合もあり、総称して「スキンタッグ」と呼ばれる場合もあります。炭酸ガスレーザー手術、窒素による凍結凝固、医療用ハサミによる切除などで治療ができます。

関連治療

CO2レーザー

皮下組織

皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造に分けられます。皮下組織は真皮と骨や筋肉の間にある結合組織で、大部分が脂肪細胞で占められます。

脂肪細胞の集塊は脂肪小葉と呼ばれ、コラーゲン線維やエラスチン線維などの結合組織の隔壁によって分かれ、そこに血管・神経が多様に通り、汗腺と神経終末小体も存在しています。皮下組織は血管やリンパ管を介して、皮膚に栄養を届けたり老廃物を運び出す役割があるため、血行を良くすることでお肌のくすみが解消され、イキイキとした健康的な肌につながります。

また皮下組織はクッションの役割をしていて、外部からの刺激や衝撃をやわらげたり、熱を伝えにくい性質から断熱・保温の働きをしたり、エネルギーを脂肪のかたちで蓄える役割もしています。たるみの主な原因は、真皮内の線維成分であるコラーゲン線維とエラスチン線維が緩んでしまうことにあります。皮下組織には真皮を支える役割があるため、皮下組織の弾力低下もたるみの一因になります。男性より女性のほうがよりたるみやすい傾向があるのは、皮下組織が厚いことにも起因しています。

銀座ケイスキンクリニックでは、たるみの治療としてコラーゲン線維の再生を促すようなサーマルトリートメント治療(リフトアップ系照射)をオーダーメイドで組み合わせるコンビネーション治療をご案内しています。

関連治療

たるみ治療

糖化・糖化ストレス・糖化肌・ 黄ぐすみ

食事などで過剰摂取し代謝しきれなかった糖がタンパク質と結びつき、劣化したタンパク質に変わるサイクルを糖化(メイラード反応)と呼びます。砂糖が焦げて黒くなった状態や、お肉を焼いた時に表面が焦げて茶色くなり固くなるのも糖化現象の一つです。

肌を支え、若々しさを保つコラーゲン線維やエラスチン線維はタンパク質で出来ているので、代謝されなかった糖と結びつくと固くなり、弾力性・柔軟性が低下して皮膚がたるんだり、ゴワついた硬い肌になったりします。

さらに、糖化によってできる糖化最終生成物AGEs(Advanced Glycation End products)には「褐色化する」という特徴があり、これが肌にたまると肌が黒く黄ばんでくすみます。ヒトはAGEsを分解する酵素を持たないため、一度できるとそのまま体内に蓄積され、なかなか排出されません。糖化が進むといくら表面から角質ケアや美白ケアをしても、肌の柔らかさや透明感を取り戻すのが難しくなります。ケアをしても取れないくすみ(黄ぐずみ)はメラニンのせいではなく糖化によるものです。

このような性質から、糖化研究の重点は、糖化を体内で起こらないよう予防する「抗糖化」に置かれています。

しかしながら糖は人間にとって生命維持の為欠かせない大切なエネルギー源です。『摂らない』のではなくGI値(低いほど血糖値の上昇が遅くなり、糖化リスクも低い)が低い食材や、GI値を下げる効果のある食品を上手に組み合わせてバランス良く食事する事が大切です。

関連治療

くすみ

鉄分

鉄は、赤血球中のヘモグロビンの成分として全身に酸素を運ぶ働きをする必須ミネラルのひとつです。また、成長促進や免疫力増進に関わり、栄養素の燃焼にも関係しています。

鉄分の不足によって起こる代表的な欠乏症は、鉄欠乏性貧血です。体を元気に動かすために欠かせない酸素が不足していくことで、頭痛、めまい、疲労、動悸などの症状が起こります。

その他、鉄不足によって、免疫低下、集中力低下、下痢や便秘などの症状が現れるほか、乳児の場合は発育が遅れることもあるといわれています。さらに、酸素不足は、肌の新陳代謝も低下させるため、肌のターンオーバーが乱れ、肌が乾燥したり、ニキビができやすくなったりと肌トラブルも起こりやすくなるので注意が必要です。鉄は、食事からの吸収率が低いため、不足しがちなミネラルです。特に成長期の子供や妊娠中の女性は積極的に摂るように心がけましょう。鉄分は、魚・肉、野菜・穀類から摂取することができます。ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂るとさらに吸収率が高まるほか、鉄鍋などの鉄でできた調理器具を使うと鍋の鉄分が溶け出し、摂取量を増やすことができます。鉄分は食事からだけでは十分に補いきれないため、ドリンク剤やサプリメントを上手に組み合わせることも大切です。

青色母斑

青色母斑は蒙古斑や太田母斑同様、青あざの一種で、色素性母斑よりも全体的に青色が強い母斑です。青色母斑の原因は、メラノサイトにあり、通常表皮にあるメラニンを生成するメラノサイトが真皮の深い部分に増えることで青黒く見えます。青色母斑の多くは乳幼児期に生じ、直径1cm以下のやや硬い青色から黒色調の軽度隆起した結節で、遺伝性はないと言われています。

顔面、手背、足背部などに好発し、乳幼児期に生じることがほとんどですが、30歳頃から生じるケースもあります。10mm以下の場合には、気にならなければ治療の必要はありません。整容面で治療を希望される場合には、手術やCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)治療が有効です。青色母斑の一部は細胞増殖型青色母斑と言って、大きくなり悪性化することもあるため注意が必要です。メラノーマ(悪性黒色腫)や表皮性母斑と区別できない場合もあるため、皮膚科専門医に診てもらうことが大切です。

関連治療

CO2レーザー

雀卵斑(じゃくらんはん)・そばかす

雀卵斑 (じ ゃくらんはん)と は、皮膚にできる色素斑 (しみ)の一つです。一般的には 「そばかす (ソバカス)」 といわれます。直径 3~5mmの細かい茶色の色素斑が、頬や鼻背、上眼瞼な どに多発 しますが、背 中・胸元・ 首・ 肩 純粋にそばかすだけが存在 している場合は少な く、他のしみ、手などにも好発 します。

30代以降では、(日光性色素斑や肝斑)が 混在 します。色素斑の部分では、メラノサイ トが局所的に活性化 し、メラニン色素が多数沈着 しています。幼少期か ら思春期の女性に現れ ることが多 く、 日焼けや妊娠で悪化す る場合があ り、紫外線が強まる春か ら夏にかけては特に目立ちやす くなるため、普段から紫外線対策に注意が必要です。

銀座ケイスキンクリニ ックでは、医療用パルスライ トによるフォ トセラピーやア レキサン ドライ トレーザーによる ジェントルレーズ(Geutle Lase)の照射によつてノーダウンタイムで治療す ることが可能です。また ビタミンC。 ビタミンE・ トラネキサム酸などの内服に加え、ハイ ドロキノン、ル ミキシルクリームなどの美白剤、 トレチノインナノエッグ (レ チノイン酸)の外用を併用することでさらに相乗効果が得 られます。

関連治療

肝斑雀卵斑(じゃくらんはん)・そばかす

針脱毛・ニードル脱毛

針脱毛・ニードル脱毛とは、先の丸い5mm~10mmの細い針(ニードル)を使用した脱毛法です。レーザーでの脱毛が開発される前は針(ニードル)が主流でした。

細い針(ニードル)を毛穴の一つ一つに挿入し、微弱電気や高周波を流して熱によって毛根を破壊していきます。

針(ニードル)は金属アレルギーを防ぐため、チタンやゴールドで加工されています。現在は医療行為に当たるため、エステでの治療は違法であり、医療機関でのみ施術が可能です。かなりの痛みを伴い、時間がかかるため、ほとんど用いられなくなりました。

しかし、レーザー脱毛とは異なり、黒以外の毛(白髪やブラウン、金髪など)でも理論的には脱毛ができること、肌の色も関与しないため、日焼け後も可能であることなどがメリットです。

エステでの光脱毛や、そのスピードと安全性から、現在は医療機関でのレーザー脱毛が主流となっており、痛みの軽減が進んでいるため、全身脱毛や乳輪、外陰部などデリケートゾーンの脱毛も人気となりました。

エステでの光脱毛は厚生労働省の指導で認められていません。針(ニードル)、光、レーザー等の脱毛行為は医師の管理が必要な治療です。

関連治療

脱毛

真皮

真皮とは、表皮の内側、表皮と皮下組織の間にあり、乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、線維性結合組織(間質成分、細胞成分、脈管・神経成分、皮膚付属器成分)から構成されます。

真皮の間質成分のうち最も多い70%を占めるのがコラーゲン線維(膠原線維)で、他に弾力線維(エラスチン)、細胞外マトリックス(基質)、ヒアルロン酸から構成されます。網目状に張り巡らされたコラーゲンやエラスチンなどの線維は皮膚の骨格とも言え、弾力性やハリを保つ働きを担っています。

その間を埋めるように存在するのが、親水性コラーゲン線維やヒアルロン酸をはじめとする酸性ムコ多糖類の基質です。ヒアルロン酸は、水分を包み込んで真皮内の水分量を一定に保つため、ヒアルロン酸が多いとみずみずしい肌になります。線維と基質は毎日代謝され、線維芽細胞と呼ばれる細胞で日々新しくつくられています。しかし、加齢によりコラーゲン線維やヒアルロン酸の新生がなくなると、密度が減少します。また、紫外線、喫煙、ストレスによる酸化ストレス、過剰な糖の摂取による糖化ストレスによりこれらの線維が劣化し細くなり弾力を失うことが、たるみとしわの最大の原因です。

しわとたるみを解消するには、このような皮膚病理を熟知した皮膚科専門医による美容医療が安心です。


関連治療


たるみ

脂漏性角化症

脂漏性角化症とは、皮膚良性腫瘍の一種です。老人性疣贅(いぼ)とも言われ、主に加齢による老化現象の一つですが、体質によっては20代頃から徐々に増えてきます。

頭、顔~首、手の甲など掌蹠を除く全身に出現し、少し隆起して表面がざらざらと凸凹しているのが特徴で、色は肌色から淡褐色、黒色などさまざまです。

遺伝的素因や、日光(紫外線)による光老化で出来ると考えられており、特に日光に当たりやすい顔面、頭頸部、背部、手背によくみられます。最初は1~2mm程度と小さいのですが、時間の経過とともに徐々に大きくなって隆起するようになり、大きいものだと2~3cmくらいになることもあります。

良性腫瘍のため必ずしも治療は必要としませんが、顔面や手背など審美的な目的や、洗髪時や髪を梳く際に引っかけてしまうなど生活に不便を来たす理由で治療をお受けになる方が増えています。

保険診療では液体窒素による凍結療法が多く行われていますが、色素沈着が残ることが多く、整容面ではあまりおすすめできません。

銀座ケイスキンクリニックではCO2レーザーにて脂漏性角化症の治療を行っております。老人性いぼは表皮内腫瘍で、浅く削るだけで除去でき、傷跡もほとんど目立ちません。施術時間は、腫瘍の大きさにもよりますが1個につき数十秒程度で、局所麻酔をしっかりと施した上で行いますので、治療中の痛みはほぼなく、一度の治療で充分な効果が得られるため、人気の施術となっています。

関連治療

イボ

紫外線

紫外線 とは、波長が10nm(ナノメートル)〜400nmの太陽光線のことで、波長によって、UVA、UVB、UVCの3つに分類されます。

このうちUVCはオゾン層で吸収されるため地上には届かず、地上に届いて肌に影響を与える紫外線は、UVAとUVBの2種類です。UVAは表皮よりさらに深い真皮まで届き、長い時間をかけて作用し、しわやたるみ等の原因になります。

一方、UVBは主に表皮に作用してヒリヒリ赤くなる日焼け(サンバーン)を起こします。UVBはエネルギーが強く、細胞を傷つけたり炎症を起こしたりするので、皮膚がんやシミ、老人性いぼ(脂漏性角化症)の原因になります。

晴天の屋外ではUBA、UVBともに強く、十分な紫外線対策が必要ですが、曇りの日でも薄い雲の場合には80%以上の紫外線が通過して地上に届くため、影響は無視できません。UVAにはガラスやカーテン、衣服すら透過する性質があり、屋内でもUVAの影響を受けます。

有害な紫外線から表皮角化細胞の核を守るため、メラニンが増え過剰になるとシミになります。さらにコラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与えるので、肌は弾力を失い、たるみやしわが増えます。

また、紫外線は肌のバリア機能を破壊し、肌を乾燥させるので、肌荒れの原因になるばかりではなく、毛穴が詰まり易くなるのでニキビが増えます。紫外線は肌さびの原因となる活性酸素を増やすので、肌の老化を進めます。

このように、紫外線を長期間繰り返し浴びていると、そのダメージは確実に肌に蓄積され、年齢を重ね、肌老化(光老化)が進むとある日突然顔にシミがたくさんできたりします。知らず知らずこうした危険にさらされないために、紫外線について正しく理解し、その対策を日々怠らない努力が大切です。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、 ホスファチジルコリン(Posphatidylcholine:PPC)を主とした脂肪溶解剤を脂肪組織に注入する痩身治療のことをいいます。ホスファチジルコリンは脂肪細胞内でのコレステロール溶解を増加させ、コレステロールとトリグリセリド(中性脂肪)の代謝作用を調節します。そのため、もともとは高脂血症や脂肪肝などの治療薬として使用されていたものですが、減らしたい部位の脂肪組織に直接注射することで皮下脂肪を減少することができるため、部分痩身として美容治療で注目を集めています。溶けだした脂肪は血中を経て尿や便として体外へ排出されるため、確実にサイズダウンすることができ、食事制限によるダイエットに比べて、リバウンドしにくいというメリットがあります。

ただし、脂肪溶解に使われるホスファチジルコリンが大豆レシチンの成分であるため、大豆アレルギーの人は禁忌となっています。脂肪吸引は1回で沢山の脂肪組織を直接吸引できるため、大幅なサイズダウンが可能ですがその反面、術後に内出血、腫れ、痛みがひどく、日常生活に支障がでたり、脂肪層が薄い部位は吸引できなかったり、除痛のための全身麻酔による麻酔トラブルのリスクが高い等のデメリットがあります。

それに比べ、脂肪溶解注射は脂肪吸引と同じ量の脂肪を除去しようとすると回数がかかりますが、ダウンタイムが少ないため日常生活に支障がなく、脂肪層が薄い部位にも注入ができ、局所麻酔で行えるというメリットがあります。

また通常、脂肪溶解注射は激しい痛みや腫れを伴い、溶解補助剤であるデオキシコール酸による肝障害などの副作用がありますが、銀座ケイスキンクリニックではルネッサンス社のMICHELANGELO(ミケランジェロ)を使用しており、肝臓保護作用のある溶解補助剤デオキシコール酸Na(ナトリウム)やアミノ酸、αリポ酸、アルニカエキス、カルニチン塩酸塩などがカクテルされているため、効果が高く、痛みや腫れなどの副作用を軽減しています。

関連治療

脂肪溶解メソセラピー

高濃度ビタミンC点滴 

2005年、アメリカの公的機関・国立衛生研究所(NIH)の科学者が、「高濃度ビタミンC点滴は、がん細胞に対してだけ選択的に毒性として働く」と発表しました。副作用がほとんどない「がん予防・抗がん作用」がアメリカFDAに認められ、2006年より急速に広まった注目の治療法です。この点滴療法を受けている方に美白、美肌などの効果が見られたことから、 美容医療でも用いられるようになりました。

高濃度ビタミンC点滴は、サプリメントや内服薬では絶対に摂ることのできない大量のビタミンCを血液中に直接投与することで血中濃度を急激に上げ、抗がん作用のみならず、美肌・美白、アンチエイジングなどの美容効果、さまざまな疾患の予防や改善が期待できます。同じビタミンCを摂る場合でもサプリメントなどで内服するのと、血管内に点滴するのとでは、およそ100倍の血中濃度の差があり点滴によるビタミンC摂取量は実にレモン1200個以上分に相当します。

高濃度ビタミンC点滴は、メラニンの生成を抑制することで、シミやくすみを改善し、美白・美肌に効果があります。またコラーゲンをいくら食べても体内で増えるということは実証されていませんが、ビタミンCを高濃度で体内(血管内)にとりこむと、コラーゲン線維の増殖作用があることが実証されており、肌弾力を高め、しわ・たるみを予防します。

さらに、リンパ球の働きを高めることで免疫力を増強させ、ニキビ肌の改善や風邪やウイルスによる感染症を予防する効果があります。その他強い抗酸化作用により有害な活性酸素を除去し、全身の倦怠感や疲労の回復を早めます。高濃度ビタミンC点滴は回数を重ね、血液中のビタミンC濃度を安定させることで、美容と健康の維持に繋がります。週2回~月1回の頻度で定期的に継続することをおすすめします。

関連治療

高濃度ビタミンC点滴

肝斑

肝斑(かんぱん)とは、特に30~40代の女性に多くみられるシミの一種で、目の下や両頬、額、顎、鼻下に左右対称にジワジワと広がるのが特徴です。

更年期やピルの内服、妊娠、出産期に出現しやすいことから、女性ホルモン(卵胞ホルモンのエストロゲンや黄体ホルモンのプロゲステロンなど)によるメラノサイトの活性化の影響が指摘されています。その他、紫外線や過度のマッサージによる摩擦など外部からの物理的な刺激も肝斑ができる原因と考えられています。一度できてしまった肝斑は完治が難しく、再発も多いため、予防が肝心です。

一年を通して徹底した紫外線対策の徹底を行いましょう。また、ストレスによって女性ホルモンのバランスが乱れると、肝斑が濃くなるといわれているので、上手なストレス解消法を見つけて溜めこまない工夫と、規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけることも大切です。

肝斑の治療法ですが、一般に高出力のレーザー治療は逆効果であり、禁忌とされています。銀座ケイスキンクリニックでは、トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンE・ハイチオールなどの内服に加え、ハイドロキノンクリーム・ルミキシルクリーム・レチノイン酸クリーム(トレチノインナノエッグ)などの外用治療、さらに、ケミカルピーリングと光治療のフォトセラピーやジェネシスの照射も併用するコンビネーション治療をご提案しています。

関連治療

フォトフェイシャル ジェネシス 院内化粧品

2014年5月11日

ヒアルロン酸・ヒアルロン酸フィラー 

ヒアルロン酸とは、お肌のはりと弾力を保つコラーゲン線維やエラスチン線維によってつくられる網目状構造の隙間を埋めているムコ多糖体成分の一種で、皮膚や目、関節など、人間の体に広く存在する保湿成分です。ヒアルロン酸は保水性が高く、1グラムで6リットルもの水分を保持することができ、皮膚のはりや潤いを保つためには不可欠なものです。

しかし、コラーゲン線維と同じく赤ちゃんの頃は豊富にあったヒアルロン酸も、加齢と共に産生量が減り20歳頃から急速に減少していくため、お肌のはりや潤いが失われ、しわやたるみが目立つようになります。ヒアルロン酸フィラーとは、加齢により失われたボリュームを補うために合成された注入剤です。

しわの凹みやボリュームの減った部分にヒアルロン酸フィラーを注入すると、自己のヒアルロン酸と融合し、自然なふくらみをもたらします。個人差はありますが、ヒアルロン酸注入後半年〜1年間効果が持続します。お顔では、眉間、額の深く刻まれたしわ、ほうれい線(法令線、鼻唇溝のしわ)、マリオネットライン(よだれジワ、口角下のしわ)を改善し、若返りをはかります。また、目の下のたるみ、深い影、ゴルゴ線の改善にも効果的です。鼻根部や唇にヒアルロン酸を注入して、顔の印象をほんの少し魅力的に変えることも出来ます。ボディでは、バストやヒップのボリュームアップで魅力的なボディメイクが可能です。最近の報告では、注入したヒアルロン酸フィラーの周りに自己のコラーゲンが新生することが確認され、くり返しヒアルロン酸注入を行っている方が若々しいことが科学的にも証明されています。

銀座ケイスキンクリニックでは、美の黄金比を目指した、ナチュラルでバランスのとれたお顔立ちにするヒアルロン酸の注入方法を取り入れています。ヒアルロン酸注入は、しわや影、凹みを線で消すのではなく、骨格を考慮し、面で消す時代を迎えました。美術と医術を融合させた「美医術アーティスティックメニュー」として、若々しく魅力的なフェイスラインを作ります。内出血や腫れなど、ダウンタイムが出やすい患者様に関しては、尖端の丸いロングカニューラ針、ナノニードル(極細針)の使用、止血点滴の併用、刺入時に血管の走行を確認するStatVein(スタットべイン)の使用により、ダウンタイムを最小限にする努力を行っております。

注入にはインジェクションシステムを用いることで、 電動で一定圧、一定量で注入出来るので、細く長いカニューラ針でもスムーズに注入することが出来ます。患者様にとっては、注入時の痛みの軽減と施術後の違和感や内出血がほとんど生じないというメリットがあります。

関連治療

下顎補正 デザイン注入 唇形成 くま・しわ(ヒアルロン酸注入)

ダーマローラー

ダーマローラー(MTS顕微針システム)は、約200本の極微細な医療グレードのステンレス製針がついたローラーによる若返り治療法です。これを肌表面で転がし、表皮と真皮に微細な穴を開け、その針孔から、成長因子が配合された薬剤を真皮にまで直接浸透させていきます。

この微細な刺し傷が治癒する過程で、皮膚の様々な成長因子が分泌されます。成長因子は線維芽細胞を刺激し、細胞の成長や傷の回復を早める働きがあり、コラーゲン線維、エラスチン線維、ヒアルロン酸量を増やし、肌をふっくらと活性化し、若返らせるために重要な役割を担っています。ダーマローラーで傷をつけるだけでも、成長因子が分泌されますが、銀座ケイスキンクリニックでは、EGF(上皮細胞増殖因子)、bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)、IGF(インシュリン様成長因子)の3種の成長因子が配合されたダーマヒールを浸透導入させるので効果は倍増します。

また、微細な針穴から、美肌に有効なトラネキサム酸や育毛に有効なミノキシジルなどを導入し、美白効果、育毛効果を出すこともできます。施術1か月後から約数か月間、徐々にコラーゲン線維等の生成が行われ、皮膚の張りと弾力性が高まり、加齢によって衰えた皮膚が改善されていきます。

ダーマローラーは、この人体の生理的反応により放出される成長因子の働きを利用した、再生医療のひとつです。肌内部から若返るサイクルをつくり、お肌の張りを高め、たるみ、開大毛穴、傷跡、ニキビ跡、妊娠線など、様々な症状を改善します。

関連治療

ダーマローラー

ダウンタイム

ダウンタイムとは、施術や手術を受けた際、その治療による赤み、腫れ、むくみ、内出血、痛みにより、一般的な日常生活を制限せざるを得ない期間や施術してから通常の生活に戻ることができるまでの期間を言います。

時にその症状そのものを指すこともあります。同程度の症状でも、職業や本人の意識、体質などによってダウンタイムと感じるかどうかという違いがあります。ダウンタイムが短く、その程度が軽い治療が喜ばれます。

施術後に反応がほとんど出ないか1時間程度で消えるため、特別なケアが不要な場合をノーダウンタイム、当日は赤くなったりほてったりするものの翌日にはほとんど症状が消えてしまう場合をミニマムダウンタイムと呼びます。一般的にダウンタイムが長い施術は、治療効果が高く、ダウンタイムが短い施術は効果も低い傾向にありますが、医療技術の進歩により、ミニマムダウンタイムでも繰り返し治療で高い効果を得る事が出来るようになりました。

また、銀座ケイスキンクリニックでは、「切らないハッピーリバースエイジング」をモットーに、手術以外の方法で見た目年齢、肌年齢をナチュラルに若返らせる治療をご提供しています。注射、注入、スレッド療法など、内出血や腫れなど、ダウンタイムが出やすい治療に関しては、尖端の丸いロングカニューラ針、ナノニードル(極細針)の使用、止血点滴の併用、刺入時に血管の走行を確認するStatVein(スタットべイン)の使用により、ダウンタイムを最小限にする努力を行っております。

関連項目

銀座ケイスキンクリニックとは

ステロイド・ステロイドホルモン・コルチコイド 

ステロイドホルモンは、その機能から糖質コルチコイド、鉱質コルチコイド、性ホルモンなどに分類されますが、治療薬として用いられる「ステロイド」は主に糖質コルチコイドが使用されています。

ストレスを受けた時や体内にウイルスが侵入した時などに副腎皮質から分泌されるホルモンに似せて合成された薬剤で、全身療法として用いられる内服、注射剤と局所療法に用いられる外用剤があります。

抗炎症作用や免疫抑制作用等があるため、アトピー性皮膚炎や湿疹、やけど、虫刺され、その他皮膚科領域の幅広い疾患において、主にステロイド外用剤が治療薬として処方されています。外用剤は、作用の強さによって5段階にランク分けされており、症状の度合い、炎症の部位によって使い分ける必要があります。

改善においては比較的即効性がありますが、漠然と長期連用すると毛細血管拡張や皮膚萎縮、ステロイドざ瘡等の副作用をもたらすことがあります。薬剤の性質と個々の状況を把握した皮膚科専門医師の指示に基づき、適切な使用量、使用方法を守って使うことが大切です。ステロイド外用剤は効果と安全性に優れた薬ですが、近年マスコミの誤った報道によりステロイド拒否の患者様が増えています。

民間療法などの商売目的にステロイドを悪と決めつけ正しい治療を受けられず、アトピー性皮膚炎が急激に悪化し紅皮症となったり、日常生活に支障を来すことがあり、社会問題になっています。

関連治療

肌質改善

ジェネシス

ジェネシスはアメリカのキュテラ社によって開発されたロングパルスNd:YAGレーザーを低出力で中空照射(肌から離して照射)する施術方法のことを指します。

ロングパルスNd:YAGレーザーを皮膚から離して中空照射すると、表皮から真皮の浅層がゆっくりと55~60℃に加熱されて、お肌の弾力の源であるコラーゲン線維を増やし、小ジワを改善するほか、肌のキメを整えハリ感をアップさせ毛穴の開きが改善します。また、レーザーピーリングの効果から、ターンオーバーを整え、毛穴の詰まりを改善するため、ニキビが出来にくくなり、毛穴の黒ずみが改善します。メラニンの黒にも反応するため、くすみ・肝斑も改善し、レーザートーニングとしても注目されている治療法です。


ロングパルスNd:YAGレーザーはヘモグロビンにもよく反応するため、真皮上層部の不要の毛細血管が破壊されることで、赤ら顔や赤みを帯びたニキビ痕も改善します。さらに、マイルドな除毛ピーリング効果で 顔のうぶ毛が目立ちにくくなる効果もあります。また、お肌の表層に作用するジェネシスと、より深部に働きかけるタイタンを同時に照射することでより強力な引き締め効果の得られるコンビネーション治療も非常におすすめです。

その他、ロングパルスNd:YAGレーザーを高出力で接触照射(肌に密着させて照射)することで血管腫や毛細血管拡張の治療が可能です。これは、YAGレーザーのヘモグロビン(血液の赤い色素)への高い吸収性を利用した治療法で、ダウンタイムが少なく人気の治療法です。

関連治療

ジェネシス

キレート・キレーション・キレート療法

キレーション(キレート療法)とは、本来、キレート剤(合成アミノ酸の一種)を点滴 等によって体内に取り入れ、体内に蓄積された重金属・有害金属(鉛や水銀、カドミウム、アルミニウム、ニッケルなど)を排出する治療です。 これらの重金属・有害金属は、魚介類の摂取、野菜や果物に残る農薬、水道水、排気ガス、タバコなどによって体内に蓄積されていきます。

その結果、細胞の老化、慢性疲労、アレルギー、アトピー性皮膚炎、頭痛、動脈硬化、高血圧、高脂血症など身体の不調の原因となると言われてます。 重金属・有害金属を体内から排出(デトックス)することで、身体機能を正常化し、代謝の回復、美肌効果、細胞の老化防止などのアンチエイジング効果が期待できます。

経口薬での治療方法もありますが、キレート剤の消化管からの吸収量は点滴の場合に比べて約1/20であり、点滴での治療が最適です。

キレーションは、ギリシャ語で 「カニのはさみ」を意味する"chele"を語源とし、キレート剤が目的の金属と結合するときに金属をがっちり挟み込むイメージから作られた造語です。キレート剤は、環境汚染などの影響で知らず知らずのうちに体内に蓄積された有害金属をつかまえて、尿と共に体外へ排出し、血液浄化と、血流アップから代謝機能を回復させ、さまざまな皮膚トラブルの解消が期待されています。

水光プラス(ダーマシャイン®)水光注射

水光注射とは、たった1gで6ℓもの保水力があるといわれるヒアルロン酸を表皮や真皮上層に「細かく」注射することで皮膚の潤いアップ、はり・透明感のあるお肌への若返りを図るために行うメソセラピーの一つです。

凹みやシワを持ち上げる目的のジェル状ヒアルロン酸フィラーと異なり、非架橋のサラサラな製剤を用いて"ボリュームアップする" のではなく、真皮のヒアルロン酸密度を高め肌力を上げます。美容大国の韓国では、水分を充分に含み、メイク後でもうるおい感を感じられる肌のことを「水光皮膚(ムルガァンピブ)」といいます。 美意識の高い韓国女性の間では水光皮膚を保つため、定期的に水光注射を受けるのが常識になりつつあります。日本でも滑らかでツヤのある肌を陶器肌といいますが、水光皮膚とは、この陶器肌よりもぷるぷるでツヤがあり、内側から輝くような肌の事です。水分を失い肌の色がくすむ年齢肌も皮膚の浅い部分に水のヴェールができることで、20代のような艶と潤いのある内側から輝くような肌に蘇ります。


水光プラスとは、専用の特別なメソセラピー注入機器「ダーマシャイン®®」を使用し、ヒアルロン酸に加え、様々な薬液をプラスαして注入していく水光注射の進化版です。従来の水光注射と同じく、非架橋のサラサラな製剤(ソフトヒアルロン酸)を真皮上層に「細かく」注射することで、皮膚の潤いアップ、はり、透明感のあるお肌への若返りを図るために行う美容液注射です。銀座ケイスキンクリニックでは、韓国HUONS社のソフトヒアルロン酸「ハイジュ」を用います。ダーマシャイン®®で使用する専用のチップには31Gの針が5針ついており、1ショットで5ショット分の注入が同時に可能です。

バキューム機能付オートインジェクション装置を使用し皮膚を吸引しながら注入できるので薬液のロスが少なく、0.8mm~1.2mmの真皮浅層へ均一かつ確実に薬液を届けます。針の長さ、注入量も皮膚の状態に合わせてコントロールできるため、手打ちでの水光注射に比べ、施術後にボコボコすることが少なくなり、痛みや内出血、赤み、針跡の残存等のダウンタイムも軽減されました。ヒアルロン酸の皮膚内含有量は、通常18~20歳が含有量のピークであり、加齢とともに減少します。ソフトヒアルロン酸は注入直後からヒアルロン酸の吸収が始まり、徐々にその物理的効果は薄れていきます。

しかし時間と共にヒアルロン酸で刺激された線維芽細胞が少しずつ新しいコラーゲン線維を産生し、肌の内側から瑞々しくなり、煌めきとはりがで、透明感のある肌になります。銀座ケイスキンクリニックの水光プラスには、ソフトヒアルロン酸「ハイジュ」に極上美肌カクテルをブレンドした「極水光プラス」、厚生労働省認定ボトックスビスタを使用した「メソボトックス水光プラス」、「ボトックスリフト水光プラス」、「W-PRP水光プラス」、「育毛水光プラス」と目的に合わせた多彩な治療メニューがあります。

関連治療

水光注射「ダーマシャイン®®」

赤ら顔・毛細血管拡張症・酒さ・酒さ性ざ瘡・赤面症

毛細血管とは、動脈から枝分かれしながら次第に細くなっていった表皮の下にある浅いところの極細い血管です。この毛細血管が体の隅々まで栄養や酸素を運び、老廃物を持ち去る働きを行っています。

通常毛細血管は肌表面には見えませんが、毛細血管拡張症はこの毛細血管が何らかの理由で広がり(拡張し)、その部分に血液が滞ることで肌表面に赤い糸状に血管が見えてしまいます。赤ら顔はこの拡張した毛細血管が原因となり、肌表面が全体的に紅潮している状態です。血管は自律神経によって拡張・収縮し、血流量や血流の速度を調整しているため、緊張や興奮、温度の変化などによって肌色が変化する際、毛細血管が拡張している人は拡張していない人と比べ、赤みが強く出る傾向にあります。また、精神の動揺によって強い赤みが出る赤面恐怖症も、毛細血管拡張による反応の一種です。

酒さとは、慢性炎症性皮膚疾患で、症状により3段階に分かれています。鼻、眉間、頬など顔の中心部に、ほてり感を伴う赤みや毛細血管の拡張がみられ、化粧品や石鹸などの軽い刺激でもひりひり感や熱感が生じる状態を第I度(紅斑性酒さ)と呼びます。紅斑性酒さの症状に加えて、赤みや膿みを持ったニキビ(ざ瘡)が多発する症状を第II度(酒さ性ざ瘡)と呼び、多くは閉経後の女性に見られます。鼻や頬を中心に結合組織の増殖を伴って隆起し、腫瘤を生じる状態を第III度(鼻瘤)と呼び、男性に多く見られますが、日本人ではまれです。

主な原因としては皮膚が薄いなどの体質の他、紫外線や、アルコール・香辛料などの多摂取が挙げられます。また女性は閉経前後に悪化しやすいこと、偏頭痛を伴う事が多い事から、血管を拡張させたり収縮させたりする血管運動神経の異常が考えられています。
これらの全ての血管病変はレーザー治療が最も有効です。銀座ケイスキンクリニックではロングパルスNd:YAGレーザーでの治療を行っております。低出力での全体照射(ジェネシス)、もしくは高出力部分照射を症状、肌状態に合わせて照射し、出来るだけ短期間で赤みを改善できるよう治療を行っています。

関連治療

赤ら顔

毛穴、たるみ毛穴

毛穴は皮膚表面の皮溝の交点に存在し、付属器官として皮脂腺を伴っています。ここから体毛が生えていることから、毛穴と呼ばれています。恒温動物では体温の調節のために汗腺から分泌させた体液を、毛穴から汗として発散させます。毛穴は皮膚呼吸により水蒸気を発散させたり、皮脂の分泌を行ったりします。

頬や額、顎の毛穴は、出口部分だけではなく、周囲もすり鉢状に窪んだ構造をしていて影となって目立ちやすい特徴があり、若年層では皮脂分泌量が多い場合に目立つのに対し、30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立ちます。たるみ毛穴は老化によって真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維の合成力が衰え、毛穴を土台から支える力が低下することで起こり、老けた印象を与えます。皮膚のたるみと共に毛穴も下に引き伸ばされるため、本来丸い形の毛穴が、縦長に伸びて楕円や涙滴型になっている状態です。

たるみで広がった毛穴は皮脂やほこりが混ざった汚れがつまりやすく、皮脂は空気に触れることで黒く酸化するため、これによりダメージを負った肌はターンオーバーが乱れ、さらに凸凹が目立ってきます。凸凹はメイクでは隠しきれず、無理に隠そうとすると毛穴に老廃物がたまり、さらに悪影響となる可能性もあります。対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴を清潔に保ち、肌のターンオーバーを整え、はりや弾力を回復させます。特にダーマローラー、スカーレットRF照射、CO2フラクショナルレーザー照射、ダーマシャイン®®による水光プラスなど、皮膚に小さな傷をつけ、成長因子を導入、増加させる治療は、新しい皮膚の再生を促し、肌の弾力と保湿力をアップさせ、たるみ毛穴に効果的に作用します。また抗酸化作用を持つビタミンCは、肌のはりや弾力を保つコラーゲン合成に関わっており、土台となる肌の回復に役立つため、内服や外用で積極的に取り入れたい成分の一つです。

関連治療

毛穴・毛穴たるみ

毛孔性苔癬

毛孔性苔癬とは、毛孔性角化症や毛嚢性角化症とも言われる、毛穴の角質異常のひとつです。皮膚の一番外側にある角質細胞が新生してから剥がれ落ちるまでの過程を角化と言い、通常、新陳代謝により一定のサイクルで角化を繰り返しますが、この角化に異常が起きると(角化異常)剥がれ落ちるはずの角質(垢)が毛穴の中に満たされ角栓として詰まり、毛孔が開大します。

この詰まった角栓の先端部が表皮に突出し、肌色から褐色調の丘疹(ブツブツ)ができる事で、肌表面がざらざらとした状態になり毛孔性苔癬となります。

好発部位は二の腕や肩、太もも、ヒップで、小児期に発症し思春期に増加する傾向が見られますが、成人後に目立ちにくくなります。遺伝的素因もあり幅広い年代の方に見られます。

東洋人の若い女性に多く見られ、自覚症状はありませんが、近年では審美的要因で治療される方が増えています。銀座ケイスキンクリニックでは、CO2フラクショナルレーザーやダーマローラー、ジェントルレーズ、ジェネシスなどの施術や、美白剤・ピーリング剤の外用による毛孔性苔癬治療を行っております。

CO2フラクショナルレーザーやダーマローラーで皮膚を入れ替え肌代謝を整える事で、角質が詰まりにくい肌質に導いたり、ジェネシスでお肌の赤みを引かせ肌表面を滑らかな肌質に改善します。

また、毛穴周囲の黒ずみや産毛が症状を目立たせている事も多いので、美白剤(ハイドロキノン)やピーリング剤(レチノイン酸)の外用やジェントルレーズの照射で、産毛の脱毛や色素沈着を改善します。

関連治療

ダーマローラー毛孔性苔癬集中治療

毛周期

毛周期とは、毛が伸びては抜け落ち、また生えてくるという過程を繰り返すサイクルのことで、「成長期」「退行期」「休止期」の3期に分かれています。部位によって期間が異なり、ワキの場合は1.5ヶ月~2ヶ月、女性の頭髪では約3~6年で一周します。

「成長期」は毛が成長している時期で、栄養素を吸収した毛母細胞が分裂して毛を成長させ、さらに細胞分裂が活発になると毛が皮膚の表面から出て、伸びてきます。この時期はメラニン色素が多く含まれ、レーザー脱毛には最も適しています。「退行期」は毛の成長が止まっている時期で、細胞分裂が止まるため毛の成長も止まります。「休止期」は毛が抜け落ち、毛乳頭が栄養を送らず休んでいる状態で、この時期にはレーザーを照射しても作用しません。その後、再び成長期に入るというサイクルを繰り返します。

レーザー脱毛の確実な効果を得るためには、毛周期に合わせて複数回照射することが大切です。

関連治療

レーザー脱毛

妊娠線

妊娠線(にんしんせん)とは、妊娠6 - 7ヶ月以降、腹部、大腿外側、臀部、乳房周囲の皮膚に出現する、わずかに陥凹し、萎縮した線状の跡のことです。

妊婦の40%以上に発症し、最初は赤紫色の線としてできますが、時間の経過とともに灰白色調になります。別名ストレッチマーク、皮膚線条や線状皮膚萎縮ともよばれ、男女問わず思春期の成長が著しい場合や急激に太った場合、クッシング症候群や糖尿病、ステロイド内服治療の際にも出現します。前述した状況下では、副腎皮質ホルモンの一種であるグルココルチコイドが様々な要因で増えており、真皮にある線維芽細胞の活性低下から、真皮のコラーゲン線維・弾性線維の産生が抑制されることにより、これらの結合組織が減少し創傷治癒に支障が生じています。

そこに、妊娠や成長・肥満により、急に皮膚の過剰な伸びが加わると真皮の結合組織が壊れ、線状の萎縮(ストレッチマーク)となるのです。残念ながら一度できてしまうと完全には元に戻りません。

妊娠線の予防としては体重増加を+8kg程度に抑えると良いでしょう。萎縮や陥凹が激しい場合は、フラクショナルレーザーなどによりコラーゲン線維の産生を促すことで、ハリを出し目立たなくする治療も行われています。

銀座ケイスキンクリニックではフラクショナルCO2レーザーを皮膚線状を含めた比較的広めの範囲に4~6回照射することで、産後のお腹の皮膚のたるみも改善できるのでお勧めしています。

関連治療

産前産後ケア

太田母斑

太田母斑とは、青あざの一種で、頬を中心とした眼の周囲の片側に多くみられ、日本人始め、東洋人の女性に好発します。青色からやや褐色の小さい点が集まって斑状になり、時に白眼にも青あざを認め、眼球メラノサイトーシスと呼ばれます。出生直後から目立つ場合と、思春期頃から悪化する場合があります。

また、成人してから下まぶたの外側に左右対称に点状に生じるものを遅発性両側性太田母斑(後天性真皮メラノサイトーシス(ADM))と呼び、肩から上腕部に同じような青色の斑がみられるものを、伊東母斑と呼びます。病理学的には本来は存在しないはずの真皮深層にメラノサイトとメラニンがあり、表層から見ると青っぽく見えます。治療法として皮膚を削ることや植皮手術が行われていましたが、現在はレーザー治療での「切らない治療」が可能です。

レーザー治療の代表的な治療器は、Qスイッチ・ルビーレーザー、Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー、Qスイッチ・YAGレーザーなどです。皮膚表面にはダメージをあたえず、その下の真皮にある色素細胞(メラノサイト)を選択的に焼灼することができます。

関連治療

シミ・あざ

乳酸菌

人間の腸には約300種類、約100兆個の細菌がすんでおり、腸内細菌と呼ばれます。腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、状態によって善玉菌にも悪玉菌にも変わる日和見菌があり、最も身近で有用な働きをする善玉菌として知られているのが乳酸菌です。

乳酸菌とは生育に必要なエネルギーを得るためにブドウ糖や乳糖など糖類(炭水化物)を分解して乳酸を作り出す細菌の総称です。新生児の腸内細菌では、90%以上が善玉菌ですが、高齢者では、大半が悪玉菌となり、様々な疾患の一因となる可能性が研究報告されています。

普段から肉や脂肪の多い食事や、不規則な生活などが続くと、腸内の悪玉菌が増えて便秘になります。すると腐敗物質が発生し、それが血中に溶け込み全身に巡るため、ニキビや吹き出物が出るなど肌トラブルが生じやすくなります。また、便秘になると自律神経の機能が悪化し、肌のターンオーバーが乱れ、角層の水分量も少なくなるうえ、腸管からの栄養成分の吸収も悪くなるので肌にも栄養が届きにくくなります。

腸内の善玉菌が増えることで、便秘が解消され、腸内環境が整います。腸内環境が整うと、ニキビや吹き出物が防げるうえ、肌の水分量も増え、美肌につながります。さらに乳酸菌には肌荒れを防ぎ、きめを整える働きを持つビタミンB群や、皮膚細胞の再生を促すビオチンの生成を助ける効果もあります。乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、味噌などの発酵食品に多く含まれますが、胃酸に弱く生きて腸まで到達するのが難しいと言われており、生きたまま腸に届く「プロバイオティクス食品」も取り入れるのがおすすめです。また、最近では乳酸菌による保湿効果が報告され、美肌効果も注目されています。

2014年5月10日

汗腺

汗腺(かんせん)とは、汗を作って皮膚の表面に分泌する腺のことで、真皮深部~皮下組織に脂肪細胞に囲まれて存在し、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類が存在します。
エクリン汗腺は口唇や亀頭、包皮内板、陰核、小陰唇を除く全身の皮膚に分布し、場所によって密集度が異なり、手掌・足底・腋窩に多く存在します。いわゆる私達が汗と呼ぶのはエクリン汗腺からのもので、ヒトにおいては主に体温調節に関与しています。

アポクリン汗腺は、思春期以降に発達し腋窩や鼻翼、鼻前庭、乳輪、臍周囲、肛囲、陰嚢、包皮、小陰唇に存在します。エクリン汗腺よりも大きく、その分泌様式も異なり、アポクリン汗腺から分泌されるアポクリン汗は、エクリン汗と比べると、分泌量が少なく、脂肪・タンパク質・鉄分・アンモニアなどの成分を含み、乳白色で少し粘り気があるのが特徴です。

この分泌物が皮膚表面の細菌によって分解されると、独特な臭いを発します。適量であれば、フェロモンの本態とも言われており、魅力の一つでもありますが過剰の場合はわきがと呼ばれます。

関連治療

多汗症

活性酸素

活性酸素は、活性度が高く攻撃的な性質を持つため、本来は体内に侵入した異物や病原菌を退治するという働きをしますが、過剰に発生すると必要な細胞までも攻撃してしまいます。鉄が酸素によってサビつくことと同じように、細胞も酸化すると傷んでしまうのです。

例えば、切ったまま放っておくと錆色に変色するリンゴも酸化現象の一つです。活性酸素(フリーラジカル)が体内で大量に発生すると、これと同様のことが人体でも起こり、細胞や遺伝子を傷つけ、老化を引き起こします。私たちの体内には、活性酸素を除去するスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)やカタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの活性酸素除去酵素類が備わっているため、健康のバランスを維持しています。しかし、これらの活性酸素除去酵素は加齢により生成力が減少し、活性酸素を除去しにくくなり、老化症状が顕在化してきます。

活性酸素を大量に発生させる主な原因として、紫外線や大気汚染物質、喫煙、ストレス、激しい運動、食品添加物や残留農薬に含まれる化合物などがあげられます。活性酸素は体の脂と結びつき、過酸化脂質となり、それによって、シミ、しわ、ニキビ、くすみ、乾燥と言ったような女性の大敵"老化"の原因のひとつになります。

人体に備わっている抗酸化力は加齢と共に衰えるので、活性酸素を除去しサビ止めの役割を果たす抗酸化物質を取り入れることで補うことが大切です。代表的なものに、種々のポリフェノール、ビタミンC、E、βカロチン(体内でビタミンAに変化)などがあります。ポリフェノールは植物の苦みや渋み、色系の成分となる化合物の総称で、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンや大豆に含まれるイソフラボン、お茶に含まれるカテキンなどがあります。美肌作りのために積極的に取り入れましょう。

銀座ケイスキンクリニックでも高濃度ビタミンC点滴を導入しており、発生した活性酸素を効率的に除去することが可能です。アンチエイジング効果も期待できるので、継続してお受けいただくことをおすすめしています。

関連治療

高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)

炎症後色素沈着 

にきび、虫刺され、かぶれ、アトピー性皮膚炎、やけど、外傷など、皮膚の炎症が発生した後、色素が沈着して起こるシミで年齢に関係なく発生します。

通常は炎症が治まれば徐々に自然消滅するものですが、炎症部位において古くなった角質のターンオーバーがうまくいかず、排出されるべきメラニンが肌表面に残り続けるとシミとなります。多くの場合は一過性で、炎症が続かなければ半年以内に消失しますが、刺激が繰り返されて真皮内にまでメラニンが落ちてしまった場合は長期間消えないこともあり、また紫外線を大量に浴びた場合、更に濃くなることがあります。

炎症後色素沈着は基本的に何もせず保湿を心掛けていれば自然に消失しますが、早く治したい方には銀座ケイスキンクリニックではビタミンC・ビタミンE・トラネキサム酸・ハイチオールの内服、ハイドロキノンやレチノイン酸の外用を行います。

関連治療

院内処方外用薬・内服薬

角質

肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の3つの層から構成されます。表皮の一番上を角質層(角層)と呼び、ケラチンというタンパク質で構成されています。

角質層は、「死んだ細胞」と言われていますが、外からの刺激から生体を保護する壁(バリア)として大切な役割があります。角質層の隙間を埋めるセラミドなどの角質細胞間脂質と共に、体内から水分蒸発を防ぎ、保湿の要となっています。基底層で作られた細胞が角質層まで押し上げられることにより、古い角質が外から順番に剥がれ落ちるのが肌本来のリズムですが、角質が剥がれにくくなり、余分な角質が蓄積して厚くなるとターンオバーが乱れます。

通常のターンオーバーが行われている場合には、メラニン色素を含んだ角質は、新陳代謝により剥がれ落ち、新しい角質になります。しかし年齢とともに、肌の代謝が落ちターンオーバーが乱れると、溜まったメラニン色素により、透明感が失われ、シミやくすみとなります。メラニン色素を含んだ角質は、そのままにせず、医師の行うケミカルピーリングなどで優しく取り除きターンオーバーを整えるのが望ましいでしょう。

関連治療

ケミカルピーリング

レチノイン酸(トレチノインナノエッグ)

レチノイン酸とは、ビタミンAの誘導体で生理活性はビタミンAの約100~300倍と言われ、別名トレチノインとも呼ばれています。

米国ではシミ・しわ・ニキビの治療医薬品として、FDA(Food and Drug Administration)に認可されており、日本でもシミ・しわ・ニキビの改善を目的に医師の診察のもとに処方することが義務づけられた外用剤です。

レチノイン酸は、表皮の新陳代謝を促進してターンオーバーを正常化し、古くなった過剰な角質を減らす働きがあります。毛包部の過角化を解消し、皮脂分泌を抑えることで、ニキビを出来にくくします。

また、線維芽細胞の働きを活発にしてコラーゲン線維の産生を促し、ちりめんじわが解消され、はりのある若々しい肌を作ります。レチノイン酸(トレチノインナノエッグ)を使用すると、皮膚の代謝、ターンオーバーを活性化することにより、一時的に、皮膚が薄く剥けて乾燥したり、赤くなったり、ヒリヒリしたりすることがあります。

そこで、聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センターで、上記のような副反応を抑えるため、レチノイン酸をナノカプセル化したトレチノインナノエッグが開発されました。トレチノインナノエッグは、レチノイン酸をナノスケール(直径15~20ナノメートル)の無機質コーティングカプセルにすることで、安定性や透過性が向上し、従来のレチノイン酸に比べ、炎症反応が軽減され、少量でもより効果的にターゲットとする表皮細胞へ到達できるようになりました。

トレチノインナノエッグは、シミ、くすみ、肝斑、ニキビ、脂漏肌、ニキビ跡の色素沈着、虫さされや熱傷後の色素沈着、ちりめんじわ、老化肌の改善に効果的で、シミ、くすみ、肝斑、色素沈着の治療には、メラニン産生を抑制するハイドロキノンクリームと一緒に使用するとより効果的です。

関連治療

院内調合オリジナル化粧品

レーザー脱毛・医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛とは、黒色にだけ吸収される波長のレーザーを照射することで、毛根周囲に存在する毛を作り出す組織(毛乳頭や毛包幹細胞)に、毛の黒色を伝って熱によるダメージを与え破壊することで脱毛する施術です。

よく『永久脱毛』と言われますが、一番歴史の古い電気脱毛については、米国電気脱毛協会により「永久脱毛とは、脱毛の施術終了から1ヶ月後の時点での毛の再生率が20%以下の場合」と定義づけられており、永久的な無毛状態を指す言葉ではありません。レーザー脱毛においては、電気脱毛と比べ歴史が浅く、永久脱毛ではなく永久減毛と考えられています。
しかしながら、レーザー脱毛は電気脱毛と比べ、施術中の痛みがかなり軽減され、非常にスピーディーに行える上に、簡便で火傷などのリスクも少なく、脱毛効果が高いというメリットがあります。

毛の生え変わるサイクルを毛周期と言い、成長期・退行期・休止期の3段階があります。表に見えている、いわゆる生えている毛は体にある毛全体の約20~30%と言われています。レーザー脱毛の効果は現在生えている毛(成長期)に対してのみ作用するため、何回か繰り返しレーザーを照射する事で、全体的に毛が減り細く軟毛化し、継続的に毛が生えづらい状態にします。個々の毛周期にもよりますが、適切な熱量・間隔で照射した場合、3回の照射で50%程度、5回の照射で70%程度を脱毛、減毛できると言われています。

銀座ケイスキンクリニックではジェントルレーズ(Gentle LASE)という、ロングパルスアレキサンドライトレーザーによる医療レーザー脱毛を行っています。レーザーと冷却ガスを同時に照射する事で痛みが格段に軽減され、ジェルなどを塗る手間もありません。外陰部(女性器周り)や肛門周りの生理的に色素の濃い部位には麻酔クリームを10分程度外用すると、ほとんど痛みなく治療できます。ジェントルレーズ(Gentle LASE)は高い脱毛効果に加え、シミやくすみ、毛穴の黒ずみにも効果的なため、同時に美白も得られます。

1ショットで径18mmの範囲を照射出来るため、施術時間もスピーディーに脱毛することが出来ます。お顔の場合は1ヶ月に1回、体の場合は1ヵ月半~2ヶ月に1回の治療を5~6回お受けいただき、その後は毛の生える期間や残っている毛量に合わせた治療ペースをご案内しています。

関連治療

レーザー脱毛

レーザートーニング

レーザートーニングとは、QスイッチNd:YAGレーザー「Medlite C6」による肝斑の治療方法のことをいいます。 一般的に肝斑にレーザー治療は禁忌とされてきましたが、QスイッチNd:YAGレーザーは1064nmと長波長のため皮膚に深く届き、肝斑を刺激しないように非常に弱い出力で照射することで、蓄積したメラニンを少しずつ減らし肝斑を改善していきます。回数を重ねるたびにメラニンの量が少なくなり、透明感のある肌へと導きます。

レーザートーニングの特徴は、フラットなビーム光での低出力照射にあります。通常、レーザー光のエネルギーは中心部がいちばん高くなり、端にいくほど弱くなります(ガウシアン型)。

しかし、パワーが弱すぎる端の部分では効果がみられず、強すぎる中心部では炎症が強く起こり、肝斑が悪化する可能性があるため、従来のレーザー機器は肝斑治療に適していませんでした。

しかしこの治療で用いるハンドピースでは、均一なレーザー光(トップハット型)で肝斑のメラニン色素を狙い撃ちし、効果を出すことができます。

銀座ケイスキンクリニックでは、ロングパルスNd:YAGレーザーを低出力で中空照射する方法「ジェネシス」にて肝斑の治療を行っております。

ビタミンC、トラネキサム酸の内服に加え、ハイドロキノンクリーム・ルミキシルクリームなどの美白剤、トレチノインナノエッグ(レチノイン酸)の外用を併用することで、肝斑の安全な治療が叶う時代となりました。

関連治療

ジェネシス

ルミキシル

米国のスタンフォード大学の研究チームにより開発された美白クリームです。天然由来のアミノ酸(ルミキシルペプチド)から構成された非毒性・非刺激性の成分なので、敏感肌の方も安心して長期間使用していただけます。

シミの元であるメラニン生成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを防ぐことで、メラニン生成を40%阻害し、肌のトーンが明るくなります。また、シミ、そばかす、くすみ、肝斑、ニキビ跡の色素沈着などに対する美白効果が期待できます。

ルミキシル単体でご使用いただくのも効果的ですが、ハイドロキノンクリームやレチノイン酸(トレチノインナノエッグ)などの美白剤の外用や、フォトセラピーやジェントルレーズ照射などと組み合わせると、より一層効果が高まります。

関連治療

院内調合オリジナル化粧品

メラニン

メラニンとは、褐色ないし黒色の色素の事でメラニン色素とも言います。お肌の色や髪の色を決定する主な要素の一つで、シミやくすみもこのメラニンが増えたことによる影響です。大半が皮膚の表皮最下層の基底層や毛髪の毛母と言われる髪を作り出す組織などにあるメラノサイト(色素産生細胞)で生成されます。

メラニンの大きな役割は紫外線から生命の地図とも言えるDNAを守ることです。紫外線は免疫を低下させ、活性酸素を発生させDNAを傷付け人体にダメージを与え、皮膚においては水ぶくれや炎症、皮膚癌などを引き起こす原因となります。

メラニンは天然の日焼け止めとも言え、紫外線を吸収し、この紫外線が皮膚の深部まで入らない様、バリアを作り守ってくれています。日焼けして肌が黒くなるのは、メラニンが多く生成されるためです。生成されたメラニンは皮膚のターンオーバーにより排出され元の肌色に戻りますが、慢性的に紫外線を浴び続けたり、加齢と共にターンオーバーが遅れたりすると、お肌に沈着し、いわゆる「シミ」や「くすみ」となって残ってしまいます。

メラニンというと、シミを作り出す嫌なものというイメージが強く、現にシミやくすみの原因である事も確かですが、その反面私たちの体を紫外線から守る大切な防衛物質としての働きもある事を覚えておきましょう。

関連治療

くすみ

ポリフェノール/リコピン

ポリフェノールは、糖分の一部が変化した植物の苦みや渋み、色素の成分となる化合物の総称で、活性酵素を分解する抗酸化能力に優れた水溶性の物質として注目されており、自然界に5000種類以上存在します。

ポリフェノール同様、活性酵素を分解する強い抗酸化能力を持つリコピンは、カロテノイドの一種で、脂溶性の赤色の色素です。活性酸素が増加すると、細胞のDNAが傷つき、肌が酸化し、シミ・しわ・肌荒れ・くすみなどの原因となります。強い抗酸化力を持つポリフェノールやリコピンを積極的に摂取することで、活性酸素を除去し、透明感のある健康的な肌を保つことができます。

また、ポリフェノール、リコピン共に抗酸化作用のほか、生活習慣病の予防・改善効果、脂肪燃焼を促進する効果、血流を改善し血栓を予防する効果など、さまざまな健康効果があり、どちらも積極的に摂取したい栄養素です。ポリフェノールが豊富に含まれているものの有名なものに赤ワインがあります。

タンニン、カテキン、ケルセチン、シンプルフェノール、アントシアニン、フラボノールなどの多くのポリフェノールが含まれています。赤ワインのほかには、バナナ、マンゴー、ブルーベリー、春菊にポリフェノールが多く含まれています。リコピンが豊富に含まれるものは、トマトが有名ですが、トマト以外にもスイカ,ピンクグレープフルーツなどがあります。

ポラリス

ポラリスは、たるみ治療に利用されていたダイオードレーザーと、高周波(RF:ラジオ波)を組み合わせた機器で、表層を冷却しながら効率よく真皮層に熱を加え、皮膚の若返りを図ります。

しわ・たるみ、そして毛穴が大きく開いていくのは、皮膚のたるみが大きな原因です。皮膚のたるみは、表皮の下にある真皮層のコラーゲン線維の劣化と減少、配列の乱れによって弾力がなくなり、重力に逆らえずに垂れ下がった結果として起こります。
ポラリスは光エネルギーであるダイオードレーザーと電気的エネルギーであるRF(高周波)のダブル作用により、真皮層に効率よくエネルギーが浸透し、線維芽細胞を刺激してコラーゲン線維の生成を促進させるため、お肌全体にハリと弾力が戻ります。また、真皮内のコラーゲン線維に熱を加えて収縮させるため、即時的なリフトアップ、タイトニング効果により、同時に毛穴の引き締めや肌のキメを整えるといった相乗効果も期待できます。

冷却システムにより表層は5℃で保護されているため、皮膚の表面を傷つけない治療法で、高いエネルギー照射にもかかわらずダウンタイムはありません。効果を術後すぐに実感できる即効性、施術時の痛みが少ない点がポラリスの特徴です。ポラリスと同様に電気的エネルギーを皮膚の深部に与えてたるみを解消する治療には「スマスアップ」、「スカーレットRF」、「サーマクールCPT」などがあります。

(詳しくは「スマスアップ」「スカーレットRF「サーマクール」の項目参照)

関連治療

スマスアップ(SMAS-UP)

プロペシア

プロペシアとは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑制するための経口薬、飲む育毛剤です。一般名ではフィナステリドと呼ばれています。本来は前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発された医薬品ですが、副作用として発毛をみたことから発毛剤として用途が広がりました。

すでに米食品医薬品局(FDA)では「飲む育毛剤」として認可されている医薬品で、日本でも2005年に厚生労働省の認可が下りました。男性型脱毛症は、男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変わり、このジヒドロテストステロンが、毛母細胞の働きを抑えるたんぱく質を作ることによっておこります。

プロペシアの薬用成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼタイプⅡの働きを抑え、テストステロンがジヒドロテストステロンに変換されるのを防ぐことによって、頭髪の脱毛と軟毛化、ミニチュア化を防ぐ働きがあります。プロペシアは医療用医薬品で、購入には医師の診断、処方が必要です。治療費は保険の対象とはならず、全額自己負担となります。プロペシアの服用は成人男性が対象となっており、女性は服用できません。

銀座ケイスキンクリニックでは、内服薬での治療の他に、薄毛の気になる頭皮にダーマローラーもしくはスカーレットRFにて細かい穴をあけ、育毛・発毛作用のある薬液(ダーマヒールやフィナステリド・ミノキシジル)を導入していく頭皮育毛メソセラピー療法や、ダーマシャイン®(自動式メソセラピー注入機)を使用し薄毛の気になる部分に育毛・発毛効果のある薬液を直接注入していく『育毛水光プラス』という治療方法もあり、確実な効果が得られる治療です。

関連治療

育毛・発毛治療

リンパ

リンパとは、一般に管状のリンパ管を指し、血管のように全身に張り巡らされ、中にはリンパ液という液体がゆっくりと流れています。
このリンパ液とリンパ管には、腸で吸収された脂肪を運ぶという重要な働きがあります。美容的には、体内で不要になった老廃物や毒素、余分な水分を運び出すという、ゴミを送り出すパイプのような役目があります。

そしてリンパ管が回収してきた異物が全身に回らないようせき止め、不純物を取り除くフィルターのような役割をしているのがリンパ節です。リンパ節は、顔の周辺、脇の下、足の付け根、鎖骨など全身にあります。

きつく締め付ける下着や靴下などを履くとリンパの流れが妨げられ、むくみの原因となることがあります。むくみはリンパの流れが滞った状態です。
このリンパの流れを良くすると、むくみや肌荒れの改善に加え、免疫機能を高め、夏バテや風邪の予防にも有効と言われています。リンパを流すポンプの役割は、筋肉の収縮です。特に心臓から遠く、重力の影響でむくみやすい足の筋肉は重要です。ウォーキングやストレッチの習慣がベストではありますが、一定のリズムで毎日5分足踏みをするだけでも、リンパの流れがよくなります。また、身体が冷えると血管やリンパ管が収縮し、流れが悪くなるので、食事、運動、衣類に気をつけ身体を温めることも重要なポイントです。高周波と電気刺激で血管やリンパの流れを改善し、デトックス作用のある「スマスアップ」照射はむくみ治療に人気の治療です。

関連治療

スマスアップ(SMAS-UP)

フラクセル

波長1,550nmのエルビウム・グラス・ファイバー・レーザーで、面ではなく極小のドット(点状)にレーザーを照射する、第一世代のフラクショナルレーザーです。ドットの直径は約0.08ミリメートル、1平方センチメートルあたり125ショットまたは250ショットのレーザー光が出ます。レーザーを照射し真皮をドット(点状)に熱凝固させることでコラーゲン線維に変性が起こります。通常8パスを行うので1平方センチメートルあたり1,000~2,000個の熱凝固点ができ、熱損傷(ダメージ)を受けた皮膚が創傷治癒の過程でコラーゲン線維を作り出し、結果的に皮膚の入れ替えを行います。ドットの一つ一つはマイクロ単位の小さなダメージなので、すぐに再生し始めます。熱によるダメージを受けた組織は排出され、新しい皮膚の新生を促進することで皮膚の入れ替え(スキンリプレイスメント)ができる仕組みです。皮膚を蒸散(穴を開ける)・熱凝固させるアブレイティブ・フラクショナルレーザーと異なり、フラクセルは皮膚を蒸散する事なく熱凝固のみを利用したノンアブレイティブ・フラクショナルレーザーです。

CO2レーザーの様な皮膚全体を面で剥離して再生する治療は1回で広範囲を入れ替えする事が出来ますが、表皮全体を剥離する為に長期のダウンタイムや感染、色素沈着などの副作用が起こります。それに対し、フラクセルの様な点での治療は、周囲に正常組織を残すため副作用が少ないという利点があります。また、蒸散しないノンアブレイティブ治療のため、バリア機能をもつ表皮・角質層を完全に温存して真皮を熱凝固するので、感染などのリスクを回避し、アブレイティブなタイプに比べて2、3日の赤みや1週間程度のざらつき等のミニマム・ダウンタイムで治療が可能です。1回の治療により12~20%の皮膚の入れ替えを行うことができます。

ハンドピースの先端がローラー状になっており、転がしながらレーザーを照射します。照射密度と強度を変えることが出来、たるみやシミ、ニキビ跡など肌トラブルに合わせた照射設定が可能です。その後、同じ1550nmの波長ながらレーザーの深達度を可変でき(最深深達度は30%増)、ヒートショックゾーン(レーザーによる熱ダメージを受ける領域)を少なくしたフラクセル2や、1550nmの波長と同時に、表皮へ作用する1927nmの波長を照射する事が可能になったフラクセル3、その他フラクセル・リペアやフラクセル・リファインなど、進化を遂げています。

銀座ケイスキンクリニックが導入しているのは、CO2レーザーで定評のあるレザック社製の国産機種【ユニクセル】という、アブレイティブタイプのCO2フラクショナルレーザーです。CO2レーザーは組織の水分に反応し、蒸散(アブレーション(皮膚を削る))と凝固を同時にできる波長10,640㎚のレーザーです。このCO2レーザーを利用したCO2フラクショナルレーザーは、熱凝固のみを行うノンアブレイティブ・フラクショナルレーザーに対し、ドット状に皮膚をアブレーションし肌の入れ替えを行う事と、熱凝固による止血作用およびコラーゲン線維の生成効果を得る事の両方ができるため、より肌質改善やたるみのタイトニングに効果的です。

関連治療

CO2フラクショナルレーザー

フォトRF(オーロラ)

PL(パルスライト=光エネルギー)と高周波(RF)を同時に照射する治療機器。フォト(フォトセラピー)は肌に照射すると、シミの原因になるメラニンや赤ら顔の原因である毛細血管のヘモグロビンに吸収され、光のエネルギーを熱に変えて細胞を活性化し、肌の再生を促進させます。

そのため美白効果がありシミ・くすみの改善、血管拡張による赤みや、炎症性ニキビを改善します。高周波(RF)は皮膚の深部に熱を加え、線維芽細胞を増やし、コラーゲン線維やエラスチン線維の生成を促進するため、肌のはりが高まり、たるみや小じわ治療にも用いられています。

フォトフェイシャルはシミ、にきびなどの治療が中心でしたが、「フォトRF」は高周波のエネルギーを表皮から真皮浅層に伝えることで、同時に肌のはりにも効果が期待できます。しかし「フォトRF」に用いる高周波は2電極(バイポーラ)であり、たるみに有効とされる真皮中層には届きません。たるみ目的の高周波治療器としては、1電極(モノポーラ)のサーマクールや3電極(トリポーラ)のスマスアップ(SMAS-up)治療が挙げられます。

関連治療

スマスアップ(SMAS-up)

ビタミンP(フラボノイド化合物、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン)

ビタミンPはビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンの総称です。

また、フラボノイド化合物、バイオフラボノイドと呼ばれることがあります。みかん由来のポリフェノールで、特に柑橘類に多く(その中でもスジの部分は実の300倍含有)、ほかにタマネギ、そばをはじめ様々な植物に含まれ、黄色い色素として古くから染料としても用いられています。

また、壊れやすいビタミンCを安定させて、優れた抗酸化作用の発揮を助けるほか、毛細血管の血管壁を緻密にする働きがあります。そのため栄養素や酸素が血管に出入りする機能(透過性)を適度に調整し、細菌が侵入しやすい状態や出血を予防する効果があります。
血管の収縮をコントロールする酸化窒素が活性酸素と結合して動けなくなると、血管が収縮したままになり、血圧が上昇する原因のひとつになりますが、ビタミンPはビタミンCと共に活性酸素を除去する働きがあり、高血圧予防に効果的です。

また、中性脂肪の増加は善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増加させて動脈硬化を起こしますが、ビタミンPには中性脂肪を減らす効果があるため、脳出血などの出血性疾患を予防する作用も期待できます。

ビタミンE

ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンの一つで、体内で発生する活性酸素から、体を守り老化を防ぎます。また、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことでコレステロールを減少させるなど生活習慣病の予防にも効果があり、「サビ止めのビタミン」「若返りのビタミン」とも言われています。

ビタミンEは高い活性酸素除去力(抗酸化力)により、シミ、くすみ、そばかすを出来にくくする効果があります。ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることにより、相乗効果で強い抗酸化作用を発揮します。

ビタミンCだけでなくビタミンEもしっかり摂ると血行が改善され肌の代謝が整うことで、メラニン色素を多く含んだ古い角質がスムースに脱落し、シミのない肌を得られます。ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、かぼちゃ、アボカドなどにも多く含まれています。油と一緒に調理をすることでより吸収率が高まりますが、加熱や劣化でビタミンEが減少するため、新しい油を使うことが大切です。

また、ビタミンはEに溶ける脂溶性ビタミンのため、水洗いなどで失われる心配はありません。脂溶性ビタミンの場合、過剰症が気になるところですが、ビタミンEは体内で吸収量がコントロールされるため、とり過ぎになる心配は少なく、積極的にとりたい栄養素のひとつです。

ビタミンC

ビタミンCは、体を構成する重要なタンパク質の一つであるコラーゲン線維を合成する時に必要な補酵素として働きます。

コラーゲン線維は細胞と細胞をつなぐ接着剤のような働きをしており、肌に弾力やハリをもたらす美肌作りには必要不可欠な成分です。
また、ビタミンCは、抗酸化ビタミンとも呼ばれ、その強い抗酸化力により活性酸素の働きを抑え細胞や組織を守り老化を防止します。

さらに皮膚は、紫外線の刺激を受けると、アミノ酸のひとつであるチロシンがチロシナーゼという酵素の働きによってメラニンという黒い色素に変わります。シミ・そばかすは、このメラニンが沈着することによって起こりますが、ビタミンCは、チロシナーゼの働きを阻害することで、シミを防ぎ、透明感のある肌を維持する効果があるため美白剤として広く用いられています。

さらに、ビタミンCはリンパ球を活性化し、免疫力を高めることで、細菌やウイルスの働きを弱めるため、風邪の予防や治療にも有効です。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれていますが、熱には弱く、水に溶けやすい性質があるため、生野菜を食べたり、加熱が必要な場合には煮汁ごと食べられるようにすると効率よく摂取できます。

ビタミンCが不足すると粘膜・血管壁、皮膚の弾力低下、骨や歯が弱くなる、免疫力低下などの症状が出やすくなります。ストレス時には特に多く消費されるので十分な補給が必要です。水溶性のため過剰症の心配もないため、ストレス社会に生きる私たちは積極的に摂りたいビタミンです。銀座ケイスキンクリニックでは、このようなビタミンCの有効性を効率よく発揮する高濃度ビタミンC点滴療法をお受け頂けます。

様々な美肌効果やアンチエイジング効果、疲労回復効果や免疫力アップにも役立つ月に1度のサビ止め点滴が賢い女性の常識となってきています。

関連治療

高濃度ビタミンC点滴

ビタミンB6

ビタミンB6には、ピリドキシン、ピリドキサ-ル、 およびピリドキサミンがあり、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。

1934年にドイツの研究者ジエルジーによって、ビタミンB欠乏食で飼育したラットに起こる皮膚炎を予防する物質として発見されました。

肉や魚、卵などのタンパク質は、体内でアミノ酸に分解され、吸収されたのち人間の体に必要なたんぱく質に再合成されます。ビタミンB6はこのたんぱく質の分解(代謝)や結合に関わる酵素の働きを助け、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。また、たんぱく質の一種である神経伝達物質や病原菌と闘う抗体などの合成にも関わっています。

さらに、ビタミンB6は、脂質を効率よく分解させることで、過剰な皮脂が一つの原因である脂漏性皮膚炎やニキビを改善します。脂肪やたんぱく質を分解してエネルギーに変えてくれるので、体に余分な脂肪もつき難くなります。
その他、妊娠期のつわりにも効果があることが分かっています。アミノ酸の代謝障害によって増える、キサンツレン酸がつわりの原因と言われていますが、アミノ酸の代謝を正常にするビタミンB6を積極的に摂ることでつわりの症状が緩和されます。

他にもホルモンバランスの崩れが原因である月経前のイライラや吐き気、頭痛などの症状を抑えるなど、女性にはうれしい栄養素です。ビタミンB6が欠乏すると、様々な代謝異常が起こり、特にお肌や粘膜にトラブルが起きやすくなります。ビタミンB6は魚(まぐろ、かつお)や肉(レバー、ささみ)等の動物性の食品に豊富に含まれるほか、にんにく、ピスタチオ、豆類や穀物にも多く含まれています。

水溶性のため過剰症の心配もないビタミンB6をサプリメントなども利用して積極的に摂り入れてみてください。 

関連治療

院内処方薬・内服

ビタミンB2

ビタミンB2 は、ラクトフラビンとも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。美容ビタミンといわれる程、美容と関係が深く、健康的なお肌を作るのに欠かせない栄養素です。

皮膚や各器官の粘膜を正常に保ち健康な肌や髪、爪を作り成長を促します。生体内においてはエネルギー源(糖質・脂質・たんぱく質)の代謝に補酵素として関与し、特に脂質の代謝に深く関わるためダイエットの際にも欠かせない栄養素です。

また、老化を促進させる過酸化脂質の分解を促進し、生活習慣病の予防・改善に役立ちます。ビタミンB2が不足すると、脂質の代謝が滞り、皮膚の場合は、脂性肌、ニキビ、脂漏性皮膚炎などの症状が現れ、舌炎や口唇炎、口角炎など粘膜のトラブルも生じやすくなります。また、結膜炎、目の充血、眼精疲労などの眼症状が現れます。過度な運動などエネルギーをたくさん使ったときや、夜更かしや飲酒、ストレス、日焼けしたときは普段よりも多量に消費されるため、注意が必要です。

ビタミンB2は、腸内細菌によって体内でも合成されますが、水溶性のため体内に蓄積しておくことができませんので、毎日摂取することが大切です。主に動物性の食品(レバーやうなぎに多い)に多く含まれますが、植物性食品の納豆にも多く含まれています。これは、納豆菌がビタミンB2を作り出しているからです。また、牛乳や乳製品、卵も効率の良い摂取源です。

美容のビタミンといわれるビタミンB2は、よくお酒を飲む方やストレスの多い生活をしている人はサプリメントなどを利用して積極的に摂り入れるようにしましょう。

関連治療

院内処方薬・内服

ビタミンA・レチノール・レチナール・レチノイン酸・プロビタミンA

ビタミンA(レチノール)とは、脂溶性ビタミンの一つで、肝油や卵黄、バターなどの動物性食品に多く含まれています。体内ではレチノール・レチナール・レチノイン酸といった3種の活性型で作用しています。

また、プロビタミンAというビタミンAの前駆体があり、プロビタミンAは主に緑黄色野菜に含まれ、赤や黄色の色素であるカロテノイドがよく知られています。 この植物中のカロテノイドは、体内でビタミンAに置き換わります。

ビタミンAは「目のビタミン」とも言われ、視力を保ちドライアイを改善するなど目の健康に深く関わっています。その他、皮膚や粘膜を正常に保ち、成長や細胞の分化に関与し、これにより免疫力を保つことが出来るため、不足すると皮膚や粘膜の乾燥・口内炎・夜盲症・成長障害などを引き起こす恐れがあります 。また、強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑え取り除くため、体の酸化を防止する作用もあります。

レチノールは油脂に溶けやすく、光や酸素、熱、酸によって壊れやすい性質がありますが、代表的なプロビタミンAであるβ-カロテンは、熱や酸には比較的強い性質があります。食材では特にレバーやうなぎ、緑黄色野菜(かぼちゃ、春菊、ほうれん草、にんじんなど) に多く含まれており、食事から摂取する際は様々な食材をバランスよく摂る事で、より効率良くビタミンAを体内に補う事が出来ます。

銀座ケイスキンクリニックではビタミンAの一つである、レチノイン酸の外用治療を行っております。従来のレチノイン酸の反応(紅斑や鱗屑など)を格段に軽減した、トレチノインナノエッグを導入しており、日光性色素斑、肝斑、そばかす(雀卵斑)などのシミやニキビ治療、小じわの改善にとても高い効果があります。

関連治療

院内調合オリジナル化粧品

パントガール

パントガールは、女性の薄毛や抜け毛を改善し、発毛を促す内服薬として世界で初めて効果と安全性が認められた薄毛治療薬(医薬品)です。

ドイツで開発され、びまん性脱毛症や毛髪構造退行性変化に対して非常に有効な治療薬です。これまで、薄毛治療の内服薬は、男性対象の製品(プロペシア・ミノキシジルタブレット等)しかなく、女性の薄毛治療薬としては外用薬や頭皮への注入法しか選択肢がありませんでした。

パントガールは、細胞代謝を通して堅固で弾力性に富む毛髪構築に必要なアミノ酸、たんぱく質、ビタミンB群などを特別に組み合わせた栄養成分を含み、健康な毛髪成長を刺激し、女性の脱毛症の減少、健全な発毛促進、髪質や抵抗力の改善に効果的に働きます。これまで副作用の報告も無く、安全性が高い薬のため、継続的・長期的にご使用いただけます。

銀座ケイスキンクリニックでは、内服薬での治療の他に、ホームケアとして薄毛の気になる部分に直接塗布する抜け毛抑制剤の『パントスチン』の併用治療をおすすめしています。
パントスチンの有効成分アルファトラジオールは、5αリダクターゼの活動を阻害し、脱毛因子ジヒドロテストステロン(DHT)の産生を抑制するため、遺伝性脱毛と加齢による抜け毛・薄毛を改善します。

また、薄毛の気になる頭皮にダーマローラーもしくはスカーレットRFにて細かい穴をあけ、育毛・発毛作用のある薬液(ダーマヒールやミノキシジル)を導入していく頭皮療法や、『育毛水光プラス』というダーマシャイン®(自動式メソセラピー注入機)を使用し薄毛の気になる部分に育毛・発毛効果のある薬液を直接注入していく治療方法もあり、確実な効果が得られる治療です。

関連治療

育毛、発毛


乾燥肌

水分が不足して乾いた状態になっていること、あるいは乾いた状態にすることを乾燥と呼び、空気中の湿度が低い場合にも使われる言葉です。

肌における乾燥は「ドライスキン」と呼ばれ、皮脂分泌量と角質の水分含有量が低下している状態です。原因として加齢による変化、体質、気候、環境、ライフスタイルなどが関与し、痒みを伴ったり、肌のしわの原因となることがあります。皮膚のうるおいは皮脂、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質の3つの物質によって一定に保たれていますが、特に温度、湿度の低下や加齢などが原因でうるおいが減少すると乾燥状態を引き起こしやすくなります。

皮膚が乾燥しているとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすく、物理的な刺激にも敏感になります。乾燥による皮膚疾患でよくみられるものには、かさかさする「皮脂欠乏症」、赤みを帯び白く粉をふく発疹ができる「皮脂欠乏性湿疹」、むずむずするかゆみがある「皮膚掻痒症」などがあります。

皮膚のトラブルや痒みなどはストレスを増やし、さらに掻いてしまうことで炎症が重症化する可能性があります。アトピー性皮膚炎患者では、角質細胞間脂質であるセラミドが健常人の3分の1程度しかないことが報告されており、乾燥肌、ドライスキンと湿疹の原因にもなっています。乾燥肌の一因としては、洗いすぎ、こすりすぎ、長時間の入浴といった生活習慣もあります。特に小児、女性、50代以降はドライスキンになりやすいので、皮脂膜を守るスキンケアが重要です。肌の乾燥には保湿剤の外用が有効ですが、湿疹化している場合には皮膚科専門医の指導の上、ステロイド外用治療を要します。

銀座ケイスキンクリニックでは正しいスキンケア指導と、ダーマシャイン®®による極水光プラスなど、真皮のヒアルロン酸を増やす治療で、潤いのある美肌作りをご提案しています。

関連治療

肌質改善

ハイドロキノン

「お肌の漂白剤」とも言われる程、美白効果の強い成分です。その効果は他の美白成分であるアルブチンやコウジ酸の100倍とも言われています。日本では2001年の薬事法改正まで皮膚科の医師だけが取り扱っていましたが、薬事法の改正により一般の化粧品への配合が認められるようになりました。

ハイドロキノンの美白効果は5%程度で発揮されますが、厚生省に認可されている化粧品類はハイドロキノンの濃度が2%程度に抑えられており、2%以上の濃度のものが欲しい場合は医師の処方が必要になります。

ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素を合成するチロシナーゼの活性阻害作用とメラノサイトに対する細胞毒性により強い美白効果を発揮し、お肌にあるシミを薄くするだけでなく、これから出来るシミも予防する効果があります。

その他、肝斑や雀卵斑、炎症後の色素沈着にも有効です。ただし、ハイドロキノンのみでは皮膚への浸透率が低いため、ビタミンAの一種であるトレチノインナノエッグ(レチノイン酸)の併用や、定期的なピーリングを行うことで浸透率がアップし、より効果が期待できます。

関連治療

院内調合オリジナル化粧品

デトックス・解毒・体内浄化

detoxification(解毒・浄化の意)の略で、体内の有毒物、老廃物を体外へ排泄させる事を指す際に使われます。とくに鉛やヒ素、カドミウム、水銀などの有害重金属は、私たちの身体の中にある酵素にとりつき、栄養の運搬や吸収を阻害してしまう性質があります。また、有害重金属を攻撃するため身体の中で活性酸素が活発に働く事で、血管や細胞をも傷つけてしまい、身体がどんどん錆びて(酸化して)しまいます。

毒素の75%は便から、20%は尿から、3%は汗から、2%は毛髪と爪から排出されると言われています。毒素の大半が便として排泄されるため、腸内環境を整える事は毒素排泄において最も有効な手段の一つです。

その他の有効なデトックス方法は、汗をかく事、解毒作用の高い食材(タマネギ、ニンニク、ネギ、アボガド、ほうれん草など)を摂取する事、新陳代謝を活発にし血流をよくさせるために適度な運動をする事、医療機関で行うキレーション(有害金属を尿として体外に排泄させるキレート剤という薬品を点滴する)治療を受ける事などが挙げられます。

にんにく注射

にんにく注射といっても、ニンニクそのものを注射するわけではありません。疲労や倦怠感回復にとても有効で、即効性があるビタミンB1が主成分で、このビタミンB1の構成成分の中に含まれる硫化アリルがにんにく臭のすることから、にんにく注射と呼ばれています。ハードスケジュールに追われる芸能人や、体が資本のスポーツ選手に愛用者が急増していることがマスコミで取り上げられ有名になりました。

ビタミンB1は美しさや健康を保つ上で非常に重要な役割を果たしています。具体的には、ビタミンB1は、摂取した糖質を分解し、体や脳が活動するのに必要なエネルギーに変える働きを助けます。ビタミンB1が不足していると、糖質からエネルギーを取り出せないので元気がでないばかりか、分解されなかった糖質はやがて脂肪になり、肥満につながってしまいます。

また、ビタミンB1は筋肉にたまる疲労物質である乳酸を除去する役割もありますので、不足していると疲れのたまりやすい体質になってしまうのです。

にんにく注射はビタミンB1の内服に比べ、血液に乗ってまんべんなく全身に行き届き、蓄積した乳酸を分解してくれます。血行が良くなって新陳代謝が高まり、美肌効果も期待できます。にんにく注射のビタミンB類は水溶性ですので摂取過剰、体内に蓄積することがなく過剰症の心配はありません。逆にいうと、すぐに体外に排泄されやすいので定期的に十分補充しておく必要があります。

関連治療

にんにく注射

タイタン

タイタンはメスを使わず、経皮的照射による熱作用でリフトアップを行うたるみ治療器です。近赤外線の熱により真皮層を活性化し、コラーゲン線維を長期的に生成します。タイタンの近赤外線光は1100-1800nmの幅広い波長を持ち、真皮中層から深層の水分を若返りに効果的な55~60℃に加熱することにより、即時的なコラーゲン線維の収縮を促し、強力な引き締め効果を発揮します。

即時効果として施術直後~3週間程度、真皮のコラーゲン線維が熱反応で結び付き、収縮することでリフトアップ効果が出現します。遅延効果としては、施術1カ月後から約半年間、コラーゲン線維の新生が続くため、長期間高い引き締め効果が得られます。特に緩みがちなフェイスラインやブルドック状にたるんだ頬、年輪のように段々になった首のタイトニング治療として選択されることが多く、たるみが解消されることで小顔効果も得られます。

また、コラーゲン線維の新生によりはり、小じわ、毛穴の引き締めにも効果があります。タイタンのハンドピースは熱を与える直前直後に冷却し、表皮のダメージを防ぐ安全なリフトアップ治療機です。施術中軽い熱感がありますが痛みなどもほとんどなく、施術後メイクをしてお帰りいただけるノーダウンタイム治療です。アンチエイジング目的だけでなく、年齢を若返らせる「切らないハッピーリバースエイジング(銀座ケイスキンクリニック商標登録済み)」を叶える機器のひとつと言えます。

高周波照射器のスマスアップと同日に照射する「タイスマ」は相乗効果があり人気です。

関連治療

タイタン タイスマ

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーとは半導体を使用したレーザーで、小型で高効率な特性から、電子工学の分野で良く利用されています。美容医療においてはレーザー脱毛に用いられており、ルミナス社のライトシェア/Light Sheerが米国の厚生労働省にあたるFDAから永久的な減毛効果があると認められている機種です。

このレーザーの波長は800nm(ナノメートル)で毛根にあるメラニン色素のみに反応するため、表皮のメラニンへの吸収が少なく日焼けした肌や色素沈着の多い肌にも施術可能です。Light Sheerの最新機種であるLight SheerDUETは、吸引によって皮膚を伸ばし毛のメラニンにのみ選択的にレーザー照射が出来るので、効果的な脱毛作用が得られます。

銀座ケイスキンクリニックでは、ロングパルスアレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズ)による脱毛を行っております。ジェルを塗布する必要がなく、1ショットの照射径が18mmと大きいので治療はスピーディーです。ジェントルレーズは高い美肌効果も人気の治療です。

関連治療

ジェントルレーズ

ダイエット・痩身・減量・やせる

ダイエットとは、英語の diet の音訳で本来は、適正体重にするための食事療法の事を指します。日本では、健康上、または美容上痩せるための食事はもちろん、運動や痩せるための行動全般を指すことがほとんどですが、食事療法以外を含めた痩せる行動は本来痩身と言います。

ダイエットとは「健康的な体になるための食事療法、または食事そのもの」を指す言葉なので、肥満体型の者が体重を落とすことのみを指すのではなく、痩せすぎの人が適正体重に戻す事も含まれますが、肥満から適正体重に戻すケースの方が圧倒的に多いため、『ダイエット=減量』のイメージが強いと思われます。

また、痩身とは食事療法や運動、手術、エステティックなどのあらゆる手段で、より健康的で、より引き締まった美しい体型を目指して痩せる、細くなる行動の事を指します。
銀座ケイスキンクリニックでは、プロモイタリア社の最高級カクテル『Revital Celluform(リヴァイタルセルフォーム)』を使用し、局所的痩身が可能な脂肪溶解注射や、代謝を上げ老廃物を排泄させたり、引き締めができる、スマスアップの照射を痩身治療で行っております。

関連治療

脂肪溶解メソセラピー

スマスアップ(SMAS-up)

スマスアップ(SMAS-up)は、イスラエルのPollogen社が開発した『たるみ治療機器』です。スマスアップに搭載されているRF(高周波)は皮膚を引き締める熱エネルギーで、Tripollar(トリポーラ)と呼ばれる3つの電極が交換しながら作用する強力なRFです。

有効な熱エネルギーを皮膚深部に届けて、コラーゲン線維が即時的に結びつくことによるタイトニングと、線維芽細胞を活性化し長期的にコラーゲン線維の新生を促すことによる若返り効果があります。

また、DMA(局所電気刺激)が筋肉層に作用して加齢によって弱った筋肉を活性化させ、筋肉レベルからたるみを引き上げ、基礎代謝をアップさせる効果もあります。さらに、ハンドピースを押し付ける圧力により脂肪が物理的に下部へ押し付けられる外的作用とDMAが直下の筋肉層に作用し、筋肉を隆起させることで皮下組織も上部へ引き上げられる内的作用により、老廃物や脂質の除去作用(デトックス)が促進されます。

RFとDMAのダブルの効果で、しわやたるみ・部分痩身にスピーディかつ即時的アプローチを行うアンチエイジングトリートメントです。スマスアップは、3種類のサイズの異なるハンドピースが備え付けられているため、頬~首・目元・ボディなど全身のあらゆる部位への施術が可能です。

関連治療

スマスアップ(SMAS-up)

シッピングスレッドリフト

皮膚を切開せず、髪の毛よりも細い極細の吸収性糸を皮下に挿入することでリフトアップを図る「スレッドリフト療法」の一種です。人気女性誌「美ST」で「治療後そのままショッピングに行けるほどダウンタイムが短い」と紹介されたことから、「ショッピングスレッドリフト」と呼ばれています。

「シッピングスレッドリフト」は毛髪より細い、長さ30㎜~50㎜の糸と一体化した極細針を、50~150本皮下に挿入して針のみを抜き、糸を残します。挿入された糸は約半年の期間をかけて分解吸収され、糸が解けて無くなるまでの間、ゆっくりとコラーゲン線維に置き換わります。長期的なコラーゲン線維の新生による真皮~皮下組織の活性化、代謝アップにより高い美容効果があります。特にコラーゲン線維の密度が高まることで肌のはりが出てフェイスラインが引き締まり、小顔になり、たるみが改善します。

最大のメリットは、メスを使わないので外科手術より格段に身体的負担が少なく、腫れや痛みといったダウンタイムも短期間である点です。また皮下に挿入した糸は時間の経過とともに吸収されるため、体内に異物を残さない安全な美容施術といえます。デメリットとしては鋭針を多数刺入するので、チクチクした痛みと、何か所かの内出血があることです。痛みに関しては高機能の外用麻酔クリームを密封療法で充分に効かせ、さらにブロック麻酔も併用しますので、一部チクチク感じる程度です。内出血が出た場合、発症直後は暗赤色ですが、徐々に色が淡くなり黄色に変化して、通常1~2週間程度で消えていきます。太くギザギザした長い糸を挿入する「ハッピーリフト」や「アンカーリフト」と比べ、細く短い糸を多数入れるため、引きつれ感や表情の違和感、開口障害などが生じるリスクはほとんどありません。

また、目周り、まぶたからこめかみ、フェイスライン、首~ネックライン、あご下の二重あご、耳の前後さらには頭皮にまで施術できる点も優れています。それぞれを「ショッピングアイリフト」「ショッピングネックリフト」「ヘッドスレッドリフト(商標登録済み)」と呼び銀座ケイスキンクリニックオリジナルの手術法です。 

関連治療

シッピングスレッドリフト

しわ

肌は、真皮にあるコラーゲン線維やエラスチン、ヒアルロン酸に支えられハリが保たれています。これらは、その生産工場となる線維芽細胞で作られ、20歳頃をピークに徐々に生産能力が低下し減少します。
加齢と共にコラーゲン線維やエラスチンが細く、ゆるくなり、基質であるヒアルロン酸も減少するため、肌のハリが失われ、しわとして現れます。しわの原因となるものには、加齢による老化の他に、紫外線(UVA)・乾燥・ストレス・たばこ・飲酒などがあります。これらは、ビタミンCを破壊し、バリア機能を低下させ、活性酸素を増やし、コ ラーゲン線維やエラスチンにダメージを与え、老化を早めてしまいます。

よく見られるシワには、皮膚や皮下組織の下垂によってできる法令線(鼻唇溝)やマリオネットライン(口角下)、ゴルゴライン(目の下から頬の中央にかけて)などのくぼみや影によるしわの他、表情ジワと呼ばれる額・眉間・目尻などのよく動かす部位のシワがあります。

銀座ケイスキンクリニックでは、くぼみや影を埋めるヒアルロン酸注入、表情ジワの原因になる筋肉の動きを緩めるボトックス注射、コラーゲン線維の産生を促すPRP、水光プラスなどの注入療法の他、溶ける糸を挿入するショッピングスレッドリフト、スカーレットRF、タイタン、スマスアップ、フラクショナルCO2レーザーなどのレーザー照射によるサーマルトリートメント、ダーマローラーによる針刺激、フォトセラピー、ケミカルピーリングなどでシワの改善・予防治療を行っていただけます。またVCAAローション(ビタミンC・アミノ酸配合)、トレチノインナノエッグ(レチノイン酸クリーム)、バリアクリーム(COQ10配合)を併用していただくとより効果的です。

関連治療

しわ

シミ(老人性色素斑・日光性色素斑)

シミとは、顔や身体にできたメラニン色素の蓄積のことです。いわゆるシミの中には、肝斑、雀卵斑(そばかす)、老人性色素斑(日光性色素斑)、脂漏性角化症、炎症後色素沈着等があります。

そもそもメラニン色素は紫外線から細胞の核を守る役割を持っており、表皮の最下層にある基底層という部分に存在するメラノサイトが作り出し、周囲の角化細胞に受け渡され肌色を作っています。
メラニン色素が蓄積してシミになるメカニズムは、皮膚が様々な刺激に対して防御機能が働き、メラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に作り出されることで始まります。通常メラニン色素は皮膚のターンオーバーによって排泄されるのですが、作られ過ぎると表皮にたまってシミとなります。

加齢による代謝の低下で、ターンオーバーが滞り、メラニン色素が排出されにくくなることも、シミ、くすみの一因です。

誘因となる刺激には紫外線、女性ホルモン、火傷や湿疹、こすり過ぎなどの物質的刺激と様々で、最近では精神的ストレスも原因となる事が分かってきました。シミの予防には、紫外線対策に加え、こすらない、ストレスを溜めないことも重要と言えます。また、活性酸素が増えると、「メラノサイト刺激ホルモン」が分泌されシミを引き起こしたり、過剰に増えた活性酸素がコラーゲン線維やエラスチンを傷つけ、しわやたるみを引き起こします。私たちの体内には、活性酸素を除去する抗酸化物質が備わっていますが、30代以降、加齢によりその活性が減少していきます。

紫外線から肌を守り、抗酸化作用を持つビタミンA・C・E、ポリフェノール、βカロテン、DHA、EPA、CoQ10、ルテイン、食物繊維などを補うことがシミを予防するうえで重要なポイントです。銀座ケイスキンクリニックでは、美白作用の高い4種(シナール、トラネキサム酸、ハイチオール、ユベラ)の内服に加えて、肌の漂白剤と言われる程強力な美白作用を持つ「ハイドロキノンクリーム」、ナノカプセル化をほどこしたビタミンA化合物「トレチノインナノエッグ」の外用によるホームケアをご案内しています。さらにきめを整え、シミ、くすみのない透明感のある肌へ、ロングパルスアレキサンドライトレーザー「ジェントルレーズ」での低出力照射や、東洋人の肌でも安全に、肝斑や薄いシミ、全体的なくすみを改善させる、医療用パルスライト(フォトセラピー)フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)での低出力照射とケミカルピーリングをセットにした肌質改善治療も人気です。また、濃い色のシミには「アキュチップ」での高出力照射が効果的です。

関連治療

シミ

ジェントルレーズGentle LASE(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)

ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)とは、米国キャンデラ社製の脱毛および皮膚良性色素性疾患治療に有効な厚生労働省の認可を取得しているレーザーです。宝石のアレキサンドライトを用いて、波長755nm、パルス幅(照射時間)20μsecの可視光と赤外線の中間程度の赤色光線を出し、皮膚に存在するメラニン色素に対し、選択的に吸収されやすい波長を発生させます。

スポットサイズも従来機種に比べ非常に大きい(最大18mm径)ため、乱反射による光エネルギーの無駄が少なく、レーザー光線は表皮の色素細胞や毛包のメラニンなど青・黒・茶系に非常に強く反応することから、医療レーザー脱毛に用いられているほか、シミやそばかす、脂漏性角化症、にきび、くすみ、小じわ、肌のはりの改善などの治療にも使われています。

メラニンは毛根と毛乳頭だけでなく、皮膚のいたるところに散在しています。ロングパルスアレキサンドライトレーザー装置『ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)』は、黒い色素(メラニン)を有する毛根と毛乳頭に反応し、瞬間的に高熱を発生させますが、表皮に散在するメラニンの温度が上昇する前に、毛根のメラニンだけを燃焼させることが可能です。また、レーザーにより大量の熱エネルギーを短い時間で与えると、大量の熱エネルギーを一気に吸収したメラニン色素は温度が急上昇し、放熱する間もなく、皮膚に火傷を起こしてしまいます。

そのためにレーザー1発の持続時間は1000分の10秒以上と長めに、つまりロングパルスにする必要があります。例えば1000分の5秒程度だと皮膚に散在するメラニンまでもが燃焼してしまい火傷、さらには白斑となってしまうこともありますが、この点を改善したロングパルスアレキサンドライトレーザーは、持続時間1000分の20秒と長めであるため、肌に熱がこもることなく照射が可能となりました。また、レーザー照射直前の一瞬の間にDCD(Dynamic Cooling Device)という冷却ガスが噴射されることで、皮膚の表面を-21℃まで冷却し、より皮膚を熱傷から守ってくれることから、肌に優しい『ジェントル』というネーミングになっています。

銀座ケイスキンクリニックでは脱毛の他に、ケミカルピーリングと組み合わせて、薄いシミやそばかす、くすみ等の色むら、ニキビを改善したり、きめを整え、肌のはりを出す肌質改善治療が人気です。また、カーボンオイルを併用し、毛穴引き締め効果をより追求した治療も好評です。

さらに、濃いシミやほくろの色素に対し、ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)の高出力照射による部分照射の治療も可能です。

関連治療

ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)

サリチル酸

サリチル酸とは、BHA(β-ヒドロキシ酸の略)の一種で、医薬品として解熱や痛み止めに使われてきました。

その歴史は古く、皮膚科治療によく使われ欧米ではケミカルピーリングの処方に使われてきました。ケミカルピーリングの効果が高い反面、ピールが深くなりやすく、強い炎症反応を生じ、ダメージからの回復に時間がかかるなどの副作用に加え、中和を要するため中和熱が発生し、肌に負担になる点も問題でした。

溶剤にアルコール(エタノール)を使用するようになってからは、揮発すればピーリング反応が止まるため比較的安全なピーリング剤と言われていましたが、日本人の肌質に合わない事(刺激や炎症、回復期の長さ)が欠点となり、グリコール酸より効果が強いもののあまり使われてきませんでした。

ここ最近ではアルコールではなく、マクロゴールという溶剤を使用したサリチル酸マクロゴールという成分が開発され、日本人(アジア人)の肌にも安全に治療出来るようになった事から、日本でも広く使われるようになりました。サリチル酸マクロゴールは角質のみに作用し、強力な角質融解作用がありながら、表皮顆粒層より深部に達する事はなく、施術中・後の発赤、紅斑、落屑などの副作用がほぼありません。炎症性のニキビ、コメド(白ニキビ)、毛穴づまりに特に効果的で、その他小じわやシミ、くすみ、肌のハリにも有効です。

酸化

物質と酸素が結びつく事で、元の物質が変質、変色する化学反応の事を言い、鉄が錆びたり、果物が時間の経過と共に変色するのも酸化反応の一種です。

私たちは呼吸をする事で酸素を、食事から栄養素を取り入れ、その栄養素を燃やし生きる上で必要なエネルギーを作り出しているため、ある程度の酸化が必要ですが、必要以上に酸化すると活性酸素が作り出されます。

この活性酸素は全身の老化に強く影響し、シミやたるみ、くすみなどの様々な肌トラブルや、血液の酸化による動脈硬化等の疾患を招きます。私たち人間の体にはこの活性酸素をはねのける抗酸化物質が備わっていますが、加齢・老化と共に減少します。活性酸素が増える要因には、ストレス、過剰な運動、不規則な生活習慣や偏った食生活などの不摂生、紫外線、タバコ、排気ガス、食品の添加物など様々あります。活性酸素が大量に発生すると、活性酸素の酸化力で自らの細胞を傷つけ、その結果、シミやしわなどの肌老化のサインや疾患などが現れます。

抗酸化対策としては、紫外線ダメージからお肌を守るために日焼け止めを外用し、ビタミンA・C・Eなどの強い抗酸化作用を持つ成分を補うことが大切です。銀座ケイスキンクリニックでは、このような酸化ストレスをなかったことにできる、高濃度ビタミンC点滴治療をアンチエイジング目的で行っています。現代社会で生きる上で避けられない酸化ダメージを点滴で定期的に還元し、老化を遅らせましょう。

関連治療

高濃度ビタミンC点滴

フェイスリフト

フェイスリフトとは、加齢により皮膚の柔軟性や筋肉の張りが弱まり、しわやたるみが増える変化を修正し、若かった頃のフェイスラインを取り戻す手術です。

フェイスリフトにはさまざまな種類があり、手術の範囲や切開位置は執刀医により異なります。一般的な手術は、髪の生え際や耳の周りなどの傷が目立たないところを切開し、緩んだ皮膚や筋肉、筋腱膜(SMAS筋層)を一緒に引っ張り上げて固定します。
もともと、顔の皮膚は、顔の靭帯であるリガメントという強固な線維組織により固定されています。リガメント(靭帯)とは、顔の皮膚を骨に固定している線維組織で、耳下腺の前縁と咬筋の前縁、頬骨の前方外側の限られた部分にあります。

リガメントのある部分は、リガメントが骨に皮膚を強く固定しているためたるみにくく、リガメントのない部分の皮膚は土台となる組織との癒着が弱く、垂れ下がりやすくなります。リガメントを切断し、顔の皮膚や筋膜(SMAS)を引き上げて行うフェイスリフトをリガメント法といい、リガメントを引き上げた後、リガメントをアンカーとして皮膚、筋膜(SMAS)を固定する方法です。

このとき、皮膚の土台となっている筋肉や筋膜(SMAS)まで引き上げ、余った皮膚を切除して縫い合わせます。フェイスリフトの手術は非常に効果が高いですが、術後のダウンタイムや、瘢痕形成、顔面神経麻痺など合併症のリスクもあり、手術を検討する際に不安も生まれてしまいます。

そのため最近では、切らないリフトアップ治療が注目されおり、スマスアップやショッピングスレッドリフトはその中でも代表的な治療の一つです。スマスアップは、今までメスなしにケア出来なかったSMAS筋を刺激し、痛みなく安全かつ効果的なリフトアップ照射器です。更に、高周波(RF)による皮膚深部の加熱によりコラーゲン線維が再生成され、はりのある美肌へと導きます。局所電気刺激(DMA)を同時に用いて、筋肉を最大限に活性化させ、基礎代謝をアップします。

ショッピングスレッドリフトは髪の毛よりも細い極細吸収糸が装着された特殊な針を皮下に挿入し、糸のみを皮下に残します。吸収性の糸は少しずつ吸収される過程で、結果的に糸の形状でコラーゲン線維に置き換わっていきます。挿入した糸が溶けてなくなるまで皮下組織に刺激を与え続け長期的なコラーゲン線維生成によるたるみ、はり、肌質改善も期待できます。

関連治療

スマスアップ ショッピングスレッドリフト

スカーレットRF

スカーレットRFは、針刺激による創傷治癒効果と高周波(RF)の熱効果を融合させた最新式リフトアップ治療器です。スカーレットRFは真皮内で25本の針電極から直接RFを発生させ照射します。

施術の深さは0.5〜3.5ミリ、表皮はもちろん、真皮から皮下組織上層までの広範囲深部照射が可能です。先発品のイントラセルは、針の先端から0.3mmというごく狭い範囲のみRFが照射されるのに対し、スカーレットRFは針全体から広範囲にRFが照射されますので、より高いRFによるサーマルトリートメント効果があり、少ない施術で高い効果が得られます。

また、イントラセルよりも痛みの少ない設計のため、患者様のご負担も軽くトライしやすい治療器です。既存の経皮的RF照射と比較して、スカーレットRFはコラーゲン密度の増加が格段にアップし、毛穴、しわ、ニキビ跡、たるみ治療に最適です。今までのレーザー治療では難しかった、頭皮、まぶた、目周り、口周りにも照射可能で、頭皮からお顔全体、首までトータルなタイトニング効果で理想的な若々しいフェイスラインが手に入ります。

スカーレットRFはショックフリーニードルテクノロジーを用いた高度な制御で痛みが少なく、ダウンタイムも短縮され、出血、副反応も最小限なのでトリートメント後はすぐに外出することが可能です。銀座ケイスキンクリニックでは、スカーレットRF照射のアフターケアとして、EGF(上皮細胞増殖因子)、bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)、IGF(インシュリン様成長因子)の3種の成長因子のカクテル製剤の導入をサービスさせていただいています。成長因子とは、特定の細胞の増殖や分化を促進するタンパク質の総称で、組織修復、血管新生、線維芽細胞の活性化、コラーゲン線維、ヒアルロン酸の増加など、肌の再生を促進する働きがあります。

スカーレットRFにより、微細な針穴が開いた肌に塗布することで、成長因子が肌の奥深くまで浸透し、細胞レベルで肌の老化を修復します。また、スカーレットRFによって刺激を受けた皮膚の治癒プロセスが活性化され、肌のキメやハリ感が得られます。今までのレーザーでは難しかった頭皮にも照射可能で、トータルリフト(頭~顔全体~顎下)を行うことで、頭皮からのリフトアップや育毛も期待できます。微細な針穴から、育毛に有効なミノキシジルなどを導入する育毛治療も人気があります。コンビネーション治療として、スカーレットRF照射後に、ヒアルロン酸注入やボトックス注射もお受けいただけます。 先に、注入をお受けいただいた場合、ボトック注射後1週間、ヒアルロン酸注入後2週間(水光注射後は1週間)空けていただければスカーレットRFの照射が可能です。相乗効果も期待できるので併用を推奨しております。

関連治療

スカーレットRF

セルライト

セルライトは(Cellulite)は皮下脂肪のうち、主に腹部・臀部・背部・上腕部・大腿部などの不均等かつブロック状になった部分を指します。肌がでこぼこしたオレンジの皮のようになる(オレンジピールスキン)現象に使用される用語で、外見上の特徴で判断されるものです。「Cellule(細胞)+ite(鉱物)」の合成語とされ、エステティックサロンから広まった言語であるために、主に美容業界、健康食品業界で用いられていますが、正確には医学用語ではありません。

セルライトの説明には複数説ありますが、一般的には脂肪組織と老廃物の塊、線維化などとされ、毛細血管やリンパ管の循環を阻害し、血行不良・むくみ・冷え性などの原因になるとしています。
しかし、医学的な研究では、セルライトと呼ばれる部分の脂肪と、その他の部分の脂肪で構造の違いはないことが確認されています。

美容・健康食品業界では、脂肪細胞が肥大し、線維化などによって固まっているために食事制限や運動療法だけでは排出されにくいといわれています。外観的な問題や健康面から敬遠されがちな為に、専用機器によるマッサージや、専用のクリームの使用、専用食品の摂取などを推奨しているところもあります。

医学的には通常の脂肪と同様であることから、クリニックでは食事・運動療法に加え、高周波および超音波の照射、脂肪溶解注射、脂肪吸引などによって脂肪を減少することにより、その凸凹が治療されています。

銀座ケイスキンクリニックでは、トリポーラRFにより脂肪厚を減らすスマスアップ照射と、脂肪溶解メソセラピーのコンビネーション治療をおすすめしています。

関連治療

スマスアップ 脂肪溶解メソセラピー

コラーゲン・コラーゲン線維・膠原線維

コラーゲンとは、人間をはじめとする動物の体内に最も多く含まれるタンパク質の一種で、皮膚や筋肉、内臓、骨、関節、目、髪などあらゆる組織に存在し、主に細胞をつなぎ、支える役割を持っています。人間の体は約20%がタンパク質でできており、その1/3はコラーゲンが占めています。

コラーゲンはそれだけ、人間の体になくてはならないものですが、その量は10代後半をピークにして加齢とともに減少していきます。皮膚の真皮では、水分を除けばコラーゲン線維は約70%を占める主要成分で、網目状のネットワークをつくることで、細胞を規則正しく整列させて、皮膚をしっかりと支え弾力を保持しています。

ですから、加齢や紫外線、喫煙、過労などの酸化ストレスの影響によりコラーゲン線維が変性、減少するとお肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因となります。では、不足したコラーゲンを補うため経口で摂取するとお肌にも効果があるのでしょうか?残念ながら口から入れたコラーゲンは、胃腸でアミノ酸に分解され、その時点でコラーゲンではなくなってしまいます。

しかし、アミノ酸の血中濃度が上昇することで、コラーゲン線維をつくる線維芽細胞を刺激し、生成を促進させる可能性が報告されています。コラーゲンの摂取量は1日に約3~10gが望ましいとされています。魚の頭や鶏の皮などは20~80%程度がコラーゲンです。また、お肌のためのコラーゲンの摂取量は1日3~5gの摂取量が理想とされています。コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ることで正常なコラーゲン線維がつくられやすくなります。1日に必要なコラーゲンの摂取量を考え、意識してコラーゲンを多く含む食品を摂取していきましょう。

関連治療

たるみ

サーマクール

2002年にアメリカのThermage社が開発した医療機器で、高周波(RF)によって、お肌のたるみを引き締めます。これにより、メスを使わないたるみ治療が可能となり、美容医療に大きな革命を起こしました。

サーマクールは、電気エネルギーの一種である高周波RF(RF)を真皮から皮下組織まで行き届けることで、「縦方向」「横方向」「奥行き」の3次元から引き締めてたるみを改善する機械です。また皮下組織のコラーゲン線維が加熱により収縮することで、照射直後より引き締め効果によってはり感がアップし、美肌効果を実感できます。

さらに線維芽細胞の活性化により、持続的にコラーゲン線維の生成が続くため、約6か月間にわたりリフトアップ効果が得られると言われています。照射時には、冷却保護システムにより、照射前、照射中、照射後の各段階で肌表面を冷却するため、照射後もやけどのような傷は残らず、施術直後からすぐにメイクも可能です。

銀座ケイスキンクリニックでは、スカーレットRFやスマスアップによる高周波治療をお受け頂けます。

関連治療

スカーレットRF スマスアップ

ケミカルピーリング 

ケミカルピーリングとは、酸をお肌に塗ることにより、古くなった角質層を取り除き、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促す若返り治療です。ケミカルピーリングに用いる薬液は、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸などのアルファヒドロキシ酸(AHA)、サリチル酸に代表されるベータヒドロキシ酸(BHA)などがあります。
銀座ケイスキンクリニックでは、安全性と安定性のバランスに優れたグリコール酸を用いています。

グリコール酸によるケミカルピーリングは、角質層の細胞と細胞の結びつきであるデスモゾームを壊し角質細胞の結合を緩め、ターンオーバーを促進させてシミ、くすみを改善します。また、ケミカルピーリングにより角層のセラミドが増え、グリコサミノグリカン、特にヒアルロン酸産生が亢進し肌の水分保持力を高めます。メラノサイトのメラニン産生能を抑制する効果もあるといわれています。皮脂腺に対しては皮脂を除去し、開大した毛穴にも浸透して毛穴を収縮させる効果もあり、活動性のニキビ、ニキビ跡にも適した治療です。さらに、グリコール酸には、コラーゲン線維、エラスチンなどの真皮成分の産生を促進させて、真皮を肥厚させる働きがあり、新しく生まれ変わった皮膚は、みずみずしくはりがアップします。

ケミカルピーリングは使用する薬剤の種類や濃度、施術時間によってその効果は違ってきますので、皮膚のタイプや状態に適した方法で行うことが大切です。顔だけでなく、背中や腕、ヒップ、バストといったボディーへのトリートメントも可能です。銀座ケイスキンクリニックでは、敏感肌の方にも安心して施術を受けていただけるよう、医師の手できめ細かな調整を行って施術しています。銀座ケイスキンクリニックでは施術の効果を高めるためフォトセラピー、ジェントルレーズ照射の前処置としてケミカルピーリングをサービスさせていただいております。

関連治療

ケミカルピーリング

ケナコルト注射

ケナコルトとは副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)の1つで、抗炎症作用や抗アレルギー作用などがあり、関節腔内注射や軟組織内注射として使用されるお薬です。

最近では花粉症の症状を抑えるのに使用することもありますが、美容皮膚科ではケロイドや、炎症が強く固くしこったニキビ治療に極少量のケナコルトを注射します。しこったニキビには大きく分けて二つの状態があります。

一つ目は炎症が強く、皮下で大きな袋状になった嚢腫性ざ瘡で、中に膿がたまっていることが多く排膿が必要となります。二つ目は、ニキビの炎症が長期にわたって続き、修復しようと出来た線維組織が過剰に産生され塊になっている状態です。ケロイドやしこったニキビ跡も、肌に大きなダメージを受けて皮膚の真皮にまで達しており、自然には治りにくいのが特徴です。

このような場合は早期にケナコルトを局所注射することで、線維化を抑制し、ニキビの炎症を抑えます。ケナコルトの局所注射には、ニキビの状態の正確な診断と適切な量、回数、適切な深さへの注射技術を要します。小さなニキビでは必要ないこともありますので、皮膚科専門医にご相談ください

関連治療

ニキビ、ニキビ跡 背中ニキビ、ニキビ跡

アキュチップ

シミを部分的に高出力で照射する光治療機です。アキュチップによるシミ治療の場合は、メラニン色素に光が吸収されてメラニンが破壊され、薄いかさぶたとなり、1週間ほどでかさぶたと一緒にシミが排出されます。その後、炎症後色素沈着の経過を経て、1ヶ月半~3ヶ月位で治療効果が確認できます。シミの濃さにより1回の治療で30~50%程度色調が淡くなり、濃いシミも2~3回の治療で淡くなります。

特徴として1Shotが5mm以下と小さいため、周囲の健康な皮膚に刺激を与えずに、気になるシミにピンポイントで照射ができます。照射スポットの冷却により痛みが少なく、通常は無麻酔で施術可能です。またダウンタイムは、シミの大きさに薄い膜状のかさぶたができる程度と軽く、シミに効果的に反応する治療であることから、美容分野で一般的な治療法となっています。照射後は、光の刺激を受けた部分が紫外線の影響を受けやすく、東洋人では炎症後色素沈着のリスクが高いことから、美白外用剤(高濃度ハイドロキノンクリーム、ルミキシルクリームやレチノイン酸)、美白内服薬(ビタミンC、トラネキサム酸、L-システイン、ビタミンEなど)の使用が必須となります。

関連治療

アキュチップ

クロモライト

クロモライトはFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けた、イギリス製の光治療(フォトセラピー)機器です。パルスライトという、黒い色素(メラニン)だけではなく、赤い色素(ヘモグロビン)や組織の水分にも反応する幅広い波長の光を照射することで、シミ、そばかす、肝斑、ニキビの改善、脱毛といったさまざまな美肌効果を得ることができます。

これまでのパルスライト機器に比べて、集光性が高く散乱光を抑えることにより、光の作用を無駄なく皮膚に届ける事ができます。そのため、低出力で効果があり痛みが少なく、火傷などの可能性も極めて低い、安全性の高い医療機器です。ニキビ治療にも効果があり、治りにくい炎症性のニキビに対して強い効果を発揮します。

炎症を起こしているニキビでは、毛包内でアクネ菌が増殖しています。このアクネ菌が出すポリフィリンという物質にクロモライトを当てると活性酸素を生じ、それが細菌を破壊することでニキビの赤みや炎症をスムーズに軽快させることが出来るのです。炎症性のニキビの治癒が早まるだけではなく新生も減らすことができ、気になるニキビ跡の赤みにも効果的です。また、真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン線維の生成を促すため、皮膚の光老化に対しての若返り作用もあります。
さらにヘモグロビンに反応することで赤ら顔やニキビ跡の赤みを軽減し、メラニンに反応することで、肝斑を含むシミやくすみを改善し、お顔の産毛の脱毛にも効果があります。銀座ケイスキンクリニックでは、肌質改善治療として3~4週間毎に数回繰り返しお受け頂くことをおすすめしています。そうすることで、肌全体の機能を改善し透明感のある肌質に変わるのを実感いただけます。

関連治療

クロモライト

グリコール酸

グリコール酸とはAHA(α-ヒドロキシ酸の略)の一種のピーリング剤です。AHAはフルーツによく含まれている事からフルーツ酸とも呼ばれます。

AHAにはグリコール酸の他にクエン酸・リンゴ酸・乳酸などがあり、クリニックでケミカルピーリングを施術する場合にはこれらのAHAが多く使われます。その中でもグリコール酸は分子量が小さく浸透率が際立って高い(皮膚への透過性が優れている)ため、クリニックの施術で最も多く使われています。

ケミカルピーリングには濃度だけでなくpH(酸性度)も大きく関与します。クリニックで施術するグリコール酸によるケミカルピーリングは20-80%の濃度、pH2.0前後と強酸性であるのに対し、家庭用スキンケアでは10%以下の濃度、pH3.0~7.0です。AHAの中でもグリコール酸に関しては、ピーリング直後から古い角質が表層から剥離する事で新しい皮膚が表に出るのではなく、表皮表層からグリコール酸が浸透し、表皮細胞の酸レセプターに結合することで間接的に表皮基底層に働きかけ、新しい表皮細胞の増殖と分化(ターンオーバー)を促進さます。この過程で古い角質を脱落させ、十分な厚みを持った新たな表皮と適切な角層を保ち、皮膚のバリア機能を高める作用がある事が分かってきています。
独特のピリピリとした感覚は、グリコール酸が肌の角質に浸透しているサインです。古い角質の除去に加え、グリコール酸にはコラーゲン線維の生成を促進させる作用があるため、小じわを改善したり、ニキビを出来にくくさせたり、古い角質が無くなる事でくすみを改善させたり出来ます。また、クリニックでの施術においてはレーザーや光治療のお肌への透過を良くし、治療効果を高めるための治療の前処置としても使用されます。

関連治療

ケミカルピーリング

くま

一般的に目の下の黒ずんだ部分を呼びます。加齢、遺伝、外部刺激、生活習慣、疲労、疾患(貧血、肝機能異常、アトピー性皮膚炎、内臓悪性腫瘍)など多くの原因があり、複合的な原因で発生していることが多い症状です。

美容分野では、「茶ぐま」「青ぐま」「たるみぐま」に分類しますが、これらのいくつかが併発している場合が多く見られます。

そもそも「アイホール」と呼ばれる眼窩周囲の皮膚は約0.5㎜と最も薄いため(他の部位の皮膚は厚さ約2㎜)下床の筋肉が透けてみえやすく、外部刺激の影響も受けやすくなっています。また、上下のまぶた(眼窩周囲)には、皮脂腺がないため乾燥しやすく、1日のうちに1万5千~2万回もまばたきをするために負担もかかります。一つ目の「茶ぐま」は紫外線の影響、アイメイクの刺激、クレンジングなどの摩擦による軽徴な炎症と、色素沈着が原因です。

治療には高濃度ハイドロキノンクリーム、レチノイン酸、ルミキシルクリームなどの美白剤や、「ジェントルレーズ」「フォトセラピーマルチエフェクト」などの美白効果があるレーザー、光治療をケミカルピーリングと併用して照射することが第一選択です。また、CO2フラクショナルレーザー治療により、色素沈着部の肌を白く新しい皮膚に入れかえるのも有効です。

二つ目の「青ぐま」で見られる青暗い影は、下まぶたの皮膚が薄いために、そのすぐ下にある眼輪筋の静脈血の色味が透けて見えることで起こります。寝不足やストレス、冷えなどの影響で目立ちやすく、若い人や子供にもみられます。一時的な症状は睡眠やマッサージなどで改善が期待できますが、加齢によるものは積極的な治療が必要です。人間の皮膚は加齢によりコラーゲン線維が劣化・変性し、薄くなってしまうため、PRP(多血小板血漿)注入療法や各種レーザー、リフトアップ治療器照射によるサーマルトリートメント(熱治療)などコラーゲン線維を増やし、厚くする治療が適しています。

三つ目の「たるみぐま」とは加齢と肌老化により、真皮のコラーゲン線維が細くなり、皮膚がたるむことで起こります。また、眼球を支える眼窩隔膜という支持組織が弱くなり、眼窩内脂肪が突出することにより目の下がぽっこりと突出して目立つこと(目袋)や、頬のたるみによるくぼみが陰影を作ることで、余計に「たるみぐま」は目立つようになります。治療法として外科手術で眼窩内脂肪を摘出し、伸びた皮膚を切除する方法がありますが、ダウンタイムが1~2カ月と長引くことが問題です。切らない治療として、やわらかいヒアルロン製剤を注入して影をつくるくぼみを消し、くまを目立たなくする方法が適しています。また「青ぐま」治療と同じく、PRP(多血小板血漿)注入療法やスカーレットRF照射、CO2フラクショナルレーザーによるアイリフトなどコラーゲン線維の増生をはかる治療を同時に行うことで、たるみの改善が期待できます。

関連情報

クマ治療

クールスカルプティング (クルスカ)

クールスカルプティングは、脂肪だけをシャーベット状に冷やすことで、それ以外の組織にはダメージを与えることなく、余分な脂肪だけを減らすことができる最新の部分痩せ治療で、FDAの承認を取得しています。痛みや違和感などはほとんどなく、麻酔も不要です。

ハーバード大学の研究によると、シャーベット状になった脂肪細胞は、アポトーシス(不要となった細胞が自ら死滅すること)を起こし、2~4ヶ月かけて徐々に体外へ排出されるとされています。

油は水より融点が低いことから、脂肪は他の組織に比べて高い温度で凍るという性質があります。クールスカルプティングは、この性質を活かし、脂肪だけを冷やして他の組織にはダメージを与えにくい温度設定となっています。また治療によって脂肪細胞の数が減少するため、リバウンドしにくいといわれています。

銀座ケイスキンクリニックでは脂肪層に直接薬液を注入するリバウンドしにくい脂肪溶解注射や、高周波(RF)治療機「スマスアップ」による部分痩身をご案内しています。

関連治療

脂肪溶解メソセラピー

くすみ・茶ぐすみ(メラニン代謝)

くすみとは、肌がなんとなく暗く見えたり、疲れたように見える状態のことで、肌に透明感や明るさ、つやがない状態を指すイメージが強いと思います。実はこのくすみは単一の要因によるものではなく、角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされているのです。

さらに、肌のくすみには一時的な体調不良や精神的ストレスのほか、紫外線の蓄積による影響、加齢による機能低下や食生活・喫煙などの生活習慣なども複雑に関与しています。また、クレンジングや洗顔不足で化粧品や皮脂が十分に落とされずお肌に残ったままの状態や、軽微な刺激性・アレルギー性皮膚炎が慢性的に続くことで色素沈着を引き起こすこともあります。

特に紫外線は、メラニンを生成させ肌色を黒くしたり、シミを作るため、肌のくすみに大きく影響します。長い年月をかけ、年齢とともに少しずつ顔全体の肌色が暗くなったり、ハリがなくなったりした結果、『くすみ』が現れますが、生活習慣や間違ったスキンケアなどによっては20代半ばから感じ始める人もいます。

若さと美しさのバロメーターでもある白く透明な肌をキープし、出来てしまったくすみを改善するには、保湿剤による角層の水分保持や、美白剤によるメラニン量の低減、日焼け止めによる紫外線対策、溜まってしまった角層・メラニンを排泄させる(メラニン代謝を上げる)ために、表皮の正常なターンオーバーを促すことなどが効果的です。

銀座ケイスキンクリニックでは、美白作用が非常に強いハイドロキノン、ルミキシルクリームやトレチノインナノエッグ(レチノイン酸)の外用薬に加え、内服薬の処方、ケミカルピーリングやフォトセラピー、ジェントルレーズを使用した肌質改善治療により、メラニン代謝アップをさせ、お肌のくすみ(茶ぐすみ)が治療できます。

関連治療

院内調合オリジナル化粧品

カーボンピーリング  

カーボンピーリングとは、気になる毛穴に、医療用の超微粒子カーボンクリーム塗り込み、レーザーを黒いカーボン粒子の色に反応させ、その熱の反応で毛穴を引き締める治療です。

お化粧でも隠せない大きく開いてしまった毛穴や、角栓による黒ずみ、ニキビ肌に効果的で、お肌の肌理を整えます。照射時に使用するレーザーはクリニックにより異なります。銀座ケイスキンクリニックでは黒い色に反応する、ロングパルスアレキサンドライトレーザーのジェトルレーズを使用します。

黒いカーボンがレーザーによって瞬時に蒸散すると同時に、熱エネルギーを発生させます。カーボン粒子とともに余分な角質や、角栓、老廃物を除去し毛穴の詰まりを解消します。
さらに熱作用により線維芽細胞を刺激しコラーゲン線維の生成を促しお肌にはりを与えるので、毛穴が引き締まります。カーボンピーリングには、皮脂分泌を調節し毛穴の過角質化を正常化させる効果がありますので、炎症性ニキビの炎症を解消し、新しく発生するニキビ数を減らす効果もあります。

施術後の肌の状態は、照射する出力により変わります。DCDシステム(冷却システム)を用いた低出力照射では、赤み、腫れなどはなく、直後からお化粧ができるので、ほぼノーダウンタイムといえます。高出力での照射時は施術後の皮膚はピンク色になり、軽いヒリヒリ感が出ます。翌日より軽い皮むけみられますが、ダウンタイムが高い分低出力照射に比べ効果が高いというメリットがあります。

カーボンピーリングはよく行われている美容皮膚科の治療法ですが、効果が弱いと感じた場合は、CO2フラクショナルレーザーによる肌の入れ替え治療を併用すると良いでしょう。

関連治療

ジェントルレーズ

エラスチン(弾性線維)

エラスチンは、コラーゲン線維(膠原線維)と共に網目構造を形成し、コラーゲン線維を束ね支えている弾性線維のことです。硬タンパク質の一種で、エラスチンを構成しているアミノ酸の80~90%はロイシン、アラニン、グリシン、プロリン、バリンの5種です。皮膚や血管壁、靱帯(じんたい)等の弾性に富む組織に多く含まれており,ゴムのように伸縮する性質があるので、あらゆる組織の柔軟性を担っています。

皮膚では、真皮に含まれるエラスチンがコラーゲン線維の網目状部分にコイルの様に巻きついて支えている事で弾性ができ、肌の弾力やはりを維持し、しわやたるみを防いでいます。加齢によりエラスチンが減少するとコラーゲン線維を支えることができなくなるため、肌の弾力がなくなり、しわやたるみの原因に繋がっていきます。

また、紫外線やストレスなどで生成される活性酸素も細胞を傷付け老化を加速させる悪影響を与えます。活性酸素を除去する酵素が40代から急激に減少するため、エラスチンとコラーゲン線維の繋がりが破壊され、肌の張りや弾力性がなくなり、深いしわやたるみが目立ってきます。特に紫外線によるコラーゲン線維やエラスチンの変性は、正常な方向へ引っ張っている弾力性を失わせ、硬くなりしわやたるみを固定化させてしまうことになります。

肌におけるエラスチン含有量は20代後半をピークに、40代以降は急激に減少することが分かっています。加齢と共に肌の張り、つや、弾力がなくなり、しわやたるみといったトラブルが現れますが、近赤外線照射のタイタンや高周波(RF)治療器スマスアップ、スカーレットRF、吸収糸(半年程で溶ける糸)を挿入するショッピングスレッドリフトのコンビネーション治療で、若い時の様に健康なコラーゲン線維、エラスチンを再生することが可能になりました。

銀座ケイスキンクリニックでは、タイタンスマスアップスカーレットRFショッピングスレッドリフトCO2フラクショナルレーザーなどを用いて、タイトニングし、弾力や張りを取り戻す施術を行っております。

ウルトラアクセント

ウルトラアクセントは、超音波で脂肪細胞を破壊して、高周波で脂肪を体外へ排出する痩身治療器です。美容超音波医療機器の主流だった縦波ではなく特殊な横波の超音波を使用しています。

従来の超音波の縦波では、脂肪以外に表皮や血管、神経、骨などの組織にも影響を与えてしまうため、高出力の超音波を照射することができず効果が低かったのに対し、横波は脂肪細胞のみにダイレクトに作用するため、他の組織にダメージを与える事なく腫れ、痛み、内出血を起こさずに、高い痩身効果が得られます。脂肪細胞のみを共振させる特殊な横波が、脂肪細胞膜を壊すことで脂肪を溶かし、溶けた脂肪は血管やリンパ管を通じて体外へ排出され、リバウンドしにくい治療です。

また高周波の作用でコラーゲンの生成が活発になり、肌のハリ、ツヤ、リフトアップ効果をもたらしてくれるため、痩身後の皮膚のたるみも一緒に解消出来ます。デメリットとしては脂肪吸引に比べると脂肪を除去できる量に限りがある事、また効果には個人差や施術者の技術差もあり、複数回の治療を要する点です。

関連治療

脂肪融解メソセラピー

ウイルス性疣贅・ウィルス性いぼ・尋常性疣贅 

疣贅(いぼ)はヒトからヒトへ感染する皮膚病で、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で生じます。現在のところ、HPV は150種類以上も異なるタイプがあるといわれており、感染したHPVのタイプにより尋常性疣贅、扁平疣贅、尖圭コンジローマなどが発症します。

尋常性疣贅は手足に出来ることが多く、えんどう豆大までの隆起性結節で、表面ががさがさしています。爪の周囲はささくれが生じやすく、HPV が侵入し、いぼができやすい部位です。足の裏のいぼは体重がかかるため、あまり隆起せず、深く入り込むのが特徴でミルメシアと呼ばれることもあります。まれないぼとして色素性疣贅(黒いいぼ)や足の裏に生じる足底表皮様嚢腫、点状疣贅があります。扁平疣贅(いぼ)は顔、手の甲、下腿にみられることが多く、褐色調のいぼで青年期の女性に多く見られます。

顔のひっかき傷からHPVが感染すると、線状にいぼがみられることがあります。尖圭コンジローマ(性器いぼ)は、性行為や類似行為によって感染し、肛門周囲、外陰部、口腔内に生じるいぼです。また子どもにみられるミズイボは、HPVウイルスではなく、伝染性軟属腫ウイルスという全く別のウイルスが原因です。

治療は液体窒素による凍結療法が一般的ですが、難治性のものには炭酸ガスレーザー、くり抜き法、グルタルアルデヒドなどの外用療法、接触免疫療法、ヨクイニン内服療法なども行います。

保険診療で行われる液体窒素凍結療法は1~2週間の間隔で繰り返し施術する必要があり、強い痛みを伴います。炭酸ガスレーザー治療は病変部のみを蒸散させるので、治療期間は短くメスを用いる手術より圧倒的に傷口はきれいに仕上がります。出血もほとんどなく、当日から入浴、洗顔も可能ですが、いぼが大きく深い場合には数回の治療が必要です。最近では、ロングパルスNd:YAGレーザー高出力照射の有効性も報告されており、銀座ケイスキンクリニックでも取り入れています。

関連治療

CO2レーザー ロングパルスNd:YAGレーザー高出力部分照射

アンチエイジング(抗加齢、抗老化)

アンチエイジングとは、アンチ(反する)、エイジング(老化・加齢)という意味で、老化を防ぎ、若返りを促す予防医療のことをいいます。また、「抗老化」「抗加齢」ともいいます。 本来は、高血圧や糖尿病、高脂血症など、加齢に伴って増える生活習慣病の予防なども含まれていますが、一般的には年齢によるシミ、しわ、たるみなどの皮膚の老化を改善させる若返りなどに関して使われることが多く、外見だけでなく、適切な食事・運動・心のケアにより内面からの美しさを取り戻し、年齢を重ねても質の高いライフスタイルを維持することの総称もアンチエイジングといいます。

加齢によって生じる肌の変化(シミ、しわ、たるみなど)は、肌そのものの老化以外にも、紫外線や喫煙、過労などの酸化ストレス、バランスの悪い食生活による糖化ストレス、間違ったスキンケアなどが原因で、老化のスピードを早めることになります。

肌はターンオーバーを繰り返し、コラーゲン線維やエラスチン線維がはりと弾力を、ヒアルロン酸が水分を保持することでそのみずみずしさを保っています。しかし、年齢が進むにつれてターンオーバーが乱れ、コラーゲン線維やエラスチン線維が細く劣化し、ヒアルロン酸が減少することで、しわ、たるみが生じます。

素肌美を保つ方法として、 若さを保つアンチエイジングと若返りを図るリバースエイジングとがあります。たるみとしわを解消するためには、 加齢で劣化したコラーゲン線維の再生が重要なキーワードとなります。肌を支える骨格ともいえるコラーゲン線維を太くし、増やし、高密度に変えるために様々な治療方法があります。

銀座ケイスキンクリニックは、"切らないハッピーリバースエイジング" をコンセプトに、複数の照射・注入療法の中から患者様の年代や肌状態に合った治療方法を選択し、組み合わせたオーダーメイドの『アンチエイジング&リバースエイジングプログラム』があります。お顔立ちはそのままに、 5~10年前のご自身に戻すナチュラルな若返りプログラムです。

加齢による肌細胞や組織の変化・劣化によって、肌機能も徐々に衰え始め、シミ・しわ・たるみといった兆候(老微)が出現し、本来ゆるやかに起こるはずの加齢プロセスも、さらに老化のスピードを速めることになるため、早め早めのアンチエイジング対策が大切です。

関連項目

銀座ケイスキンクリニックについて


コエンザイムQ10

コエンザイムQ10(CoQ10)は、全身60兆個の細胞一つ一つに存在し、日常生活を送る上で必要な細胞エネルギーを作り出すために欠かすことのできない補酸素で、心臓・肝臓・腎臓に多く含まれます。またコエンザイムQ10(CoQ10)は、極めて強力な抗酸化物質です。

体内のコエンザイムQ10(CoQ10)量は、体内での生産(生合成)と食事からの補給の2種類の供給によって維持されています。このうち体内での生合成能力は20歳前後をピークに低下し始め、40歳前後からコエンザイムQ10(CoQ10)量の減少が急速に進みます。加齢と共に健康上の問題も増加するため、より多くのコエンザイムQ10(CoQ10)が必要となります。

近年、コエンザイムQ10のアンチエイジング効果が注目を集めており、コエンザイムQ10が配合された化粧品やサプリメントなどが販売されています。外用の効果としては、活性酸素による皮膚の老化を抑制するため、しわやシミの改善・予防に繋がります。

銀座ケイスキンクリニックオリジナルのホームケア化粧品では、お肌のバリア機能を高める「バリアクリーム」に高濃度コエンザイムQ10が配合されています。

関連治療


院内調合オリジナル化粧品

アファームマルチプレックス

表皮から真皮上層に点状にアプローチしお肌の入れ替えを行う「アファーム」に、真皮の中層から深層にアプローチしコラーゲン線維の生成を活性化させる事で強力なリフトアップ効果のあるレーザーが追加搭載されたのが「アファームマルチプレックス」です。波長の異なる2種類のレーザー(1440nm・1320nm)を、1cm2辺り約1200本の高密度で照射し、目に見えない微細な傷をお肌につけることで、創傷治癒力を利用しコラーゲン線維を生成させるので毛穴やたるみを引き締め、美肌へ導きます。1440nmの波長は1度の照射で15~20%の肌を入れ替える事で毛穴や小ジワ、ニキビ痕に効果があります。1320nmの波長は皮膚深層のコラーゲン線維を収縮、再生、再構築させる事でリフトアップの効果があります。

アクシダーム

アクシダームはイタリアのマイクロラボメディカル社で開発されたエレクトロポレーション理論(電気穿孔理論)を応用した有効成分の導入方法です。今では、ヨーロッパや アメリカ及び世界25カ国での実績があり、アメリカでは「メソダーム」の名称でFDA認可を受けています。通常皮膚は何層にも分かれて厚い層をつくり、レンガ模様のような三次元の壁を作り重なっています。

これまでのイオン導入や超音波導入では、水溶性の成分や分子量の小さい成分のみしか導入できず、化学物質などから肌を守る皮膚本来のバリア機能によって、化粧品などに含まれる大部分の有効美肌成分は、皮膚の深部まで透過することができませんでした。
アクシダームは皮膚に優しく刺激を与え電気の力で角質層の細胞膜に一時的に隙間を作ります。その隙間から、有効成分を皮膚表層から皮下組織の深い部分まで浸透させることが可能です。

導入する薬剤によって、様々な治療効果が得られます。シミや肝斑、色素沈着には、ビタミンC、トラネキサム酸、ハイドロキノンなど、お肌の艶、はりにはコラーゲン、ヒアルロン酸などが有効です。「針を使わないメソセラピー」とも言われ痛みはありませんが、実際には針を用いたメソセラピー(水光プラス・ダーマシャイン®)には効果の確実性はかないません。

関連治療

高濃度ビタミンC 水光プラス(ダーマシャイン®) 院内調合オリジナル化粧品

アミノ酸

たんぱく質の構成単位を総称してアミノ酸といいます。アミノ酸は、肌や髪の毛、臓器や筋肉、脳やホルモン、神経伝達物質、骨等を構成し、人間のカラダの約20%を占める重要な物質です。その種類は実に10万以上にも及びますが、これらのたんぱく質は全てわずか20種類のアミノ酸の組み合わせによって作られています。

アミノ酸は、体外からの摂取を要する「必須アミノ酸」と、体内で作ることが可能な「非必須アミノ酸」に大別されます。必須アミノ酸の種類は、フェニルアラニン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、メチオニン、イソロイシン、リジン、スレオニン、トリプトファンの9種で、頭文字をとって「風呂場悲鳴リスト」などと語呂合わせすると覚えやすいです。近年話題の「BCAA((Branched Chain Amino Acids))は、必須アミノ酸のバリンとロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸で構成される分枝鎖アミノ酸で、運動時に重要な役割を果たすことが知られています。

一方、非必須アミノ酸は、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、システイン、プロリン、チロシン、グリシン、セリン、アラニンの11種で、中でも、グリシンやセリンは、肌の水分量を保ち保湿効果を促す成分として化粧品分野に応用されています。アミノ酸は、皮膚において重要な保湿因子の一つで、角質層の中にある天然の保湿因子(NMF=Natural Moisturizing Factor)として重要なのがアミノ酸です。水を大量に抱え込む性質があり、肌にはりをもたせる美容成分として知られるコラーゲン線維も、実はさまざまなアミノ酸からできています。

汗管腫

汗管腫とは、エクリン汗腺(汗を分泌する腺)の表皮内~真皮内汗管が、限局性に増殖してできる良性の腫瘍です。

直径1~3mmの正常皮膚色で扁平に隆起した結節で、多発することが多くあります。汗管腫はまぶた、特に下まぶたに好発し、額や頬、その他体幹に播種状にみられたり、集簇して融合したりすることもあります。
女性に多く、汗の分泌量が増加する思春期ごろから目立ちます。自覚症状はなく、痛や痒みはありません。また、自然に治癒することはなく、治療は手術での切除やレーザー治療が一般的です。

銀座ケイスキンクリニックでは炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)による治療をおすすめしています。炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、水分に吸収される波長10,600nmの赤外線領域の光で、このレーザーを照射することによって、皮膚に熱を与えて蒸散し、ほくろやいぼ、汗管腫なのどの隆起性病変を除去することができます。

まぶたなどの皮膚のごく薄い部分でも切除でき、治療部位にピンポイントでレーザー照射ができるので、周辺組織への影響が少なく、メスで切除して線状に縫い合わせる手術に比べ、傷の治りも早く、傷跡が目立ちにくいという利点があります。汗管腫はまぶたの際にできることも多いのですが、銀座ケイスキンクリニックでは眼球保護のためコンタクトシェルを装着するので、安全に治療をお受けいただくことが可能です。

関連治療

CO2レーザー

扁平母斑

扁平母斑とは、皮膚にできる茶色のあざです。ホクロのように皮膚から盛り上がることがないあざのため、扁平母斑と呼ばれています。出生時~生後まもなく生じる0.2~20cmほどの境界明瞭で均一な色調の色素斑で、ミルクコーヒーに似た色をしていることから、カフェオレ斑とも呼ばれます。

単発のものは10~20%の人に存在しますが、径1.5cm以上のものが6個以上あれば、フォン・レックリングハウゼン病を疑います。
日本では主に、この単発のカフェオレ斑を扁平母斑と呼んでいますが、淡い褐色斑内に、濃い褐色斑が点状に存在するものもあり、欧米では主にこのタイプを扁平母斑と呼んでいます。

それとは別に、思春期前後に生じる遅発性扁平母斑はベッカー母斑とも呼ばれ、辺縁がギザギザの大きな(平均125㎠程度)褐色斑で、表面はいぼの様にぼこぼこしていて、約半数に多毛を伴っています。特に男子の前胸部、肩部、背部に好発しますが、腹部や四肢に生じることもあります。

色調の淡い扁平母斑であれば、カバーマークなどの専用のメイク用品でカバーすることができます。過去には、ドライアイスや液体窒素による皮膚凍結療法、削皮術、手術切除などの治療が行われていましたが、炎症後色素沈着や瘢痕などのリスクもあり、現在ではQスイッチ付レーザーが主流です。

また、組織学的には表皮基底層のメラニン沈着が主体であることから、トレチノイン(トレチノインナノエッグ)と美白剤(ハイドロキノンクリーム)の外用療法も有効で、とくに顔面にある扁平母斑には良く反応しますが、長期的にはほぼ再発してしまうため、再発予防に活性の高いメラノサイトを減らす目的で、Qスイッチ付ルビーレーザーを使用します。また、多毛を伴うものには脱毛用レーザー(『ジェントルレーズ(ロングパルスアレキサンドライトレーザー)』など)の併用も試みられています。それでも、一部の症例には有効ですが、更に色調が濃くなるケースや毛孔部からの再発が見られるケースも多く、満足のいく結果が得られるものが少ないというのが現状です。

関連治療

ジェントルレーズ 院内化粧品 トレチノインナノエッグ(レチノイン酸)、ハイドロキノンクリーム

色素性母斑・黒子・ホクロ・ほくろ

くろあざ、黒子(ほくろ)のことで、胎児の頃成長過程で生じた神経櫛由来の異常分化細胞である母斑細胞が、皮膚で増殖したものをいいます。

母斑細胞はメラニン色素を作る働きを持ち、増殖する皮膚の深さやメラニン色素の量により、ほくろの形態は異なり、褐色から茶色の平らな色素斑や皮膚から盛り上がったイボのようなものまで様々です。子供のころには平らでも、大人になると母斑細胞の数が増えて隆起してくることがあります。

また、ほくろは加齢によって色が薄くなる場合もあります。皮膚の深い部分、真皮内に母斑細胞があるものでは、多数の毛包を含んでほくろから毛が生えていることがあり、有毛性色素性母斑と言います。あまりにほくろに生える毛が太く気になるようであれば、抜いたり剃ったりせずにほくろを除去し、残った毛に対してはGentle Laseによる医療レーザー脱毛をおすすめしています。レーザー光を毛の中にあるメラニンに吸収させ、その後に起こる熱作用で、毛根と毛包(毛穴)を壊して脱毛させる方法です。これらの脱毛は毛周期(成長期・退縮期・休止期)のうち、成長期にある毛幹のみに作用しますので、処理回数は数回必要になります。

ほくろの切除にはCO2レーザー治療や切除縫合手術が一般的です。切除縫合手術の場合、ホクロの約3倍の大きさの線状の傷になります。術後は、厚めのガーゼで保護し、約1週間後に抜糸を行います。
大きさや部位、状態にもよりますが、術後数日は水に濡れない様にする必要があります。傷跡は線状に残りますが、一度に深く、広めに切除しますので、病理組織学的に顕微鏡で確認し、十分取りきれていれば再発の可能性はありません。縫合切除の一番のメリットは、組織学的に確定診断がつけられるところ、悪性腫瘍との鑑別ができるところと言えます。CO2レーザーは病変部のみを蒸散させるので、メスを用いる切除手術より圧倒的に傷口はきれいに仕上がり、術後の処置も比較的簡便です。
出血もほとんどなく、当日から入浴、洗顔の制限がありません。ただし ほくろは深くまで母斑細胞が存在するものもあり、1回の治療では取りきれずに再発することも多く、2〜3回に分けて手術が必要な場合もあります。一度に深く削りすぎると陥凹したり、逆に隆起した傷になることもあるため銀座ケイスキンクリニックでは、半年以内は3回までの保証で追加治療を行っています。

1回ごとの治療の傷を浅くすることで、切除縫合手術より目立ちにくい傷に仕上げることができ、深く大きなほくろも縫わずに治療が可能です。とても簡便なCO2レーザー治療ですが、悪性黒色腫(メラノーマ)、基底細胞癌などのほくろとよく似た皮膚癌には要注意です。悪性黒色腫(メラノーマ)は、はじめは隆起しない斑状の皮疹としてみられることが多く、ほくろとの鑑別が困難なこともありますが、経過とともに皮疹の一部ないし全体が隆起してきたり、非対称性で不規則な形状や色むらが出てきたり、急に大きくなり、最大径が6mmを超える大型の病巣となったりと通常のほくろとは異なります。

さらに進行すると表面の一部がびらんや潰瘍化することもあります。基底細胞癌は高齢者の顔の中央に好発するほくろに似た褐色結節で、悪性黒色腫に比べ悪性度の低いものの、いずれも切除縫合手術による全切除が必要です。銀座ケイスキンクリニックでのCO2レーザー治療は、皮膚科専門医がダーモスコピーによる臨床診断を行い、良性と判断したものにのみ行いますので安心です。悪性の可能性がある場合は、必ず大学病院等にご紹介し、皮膚生検など精査を受けるシステムが確立しています。

関連治療

CO2レーザー

アクロコルドン

アクロコルドンとは、軟線維腫またはスキンタッグとも言われる、皮膚に出来る良性腫瘍の一つです。主に首や胸、わきの下などにできる、肌色の小さく細い突起です。20代でも見られますが、中年以降によく発生し年齢と共に増えていきます。

老化や遺伝的素因、紫外線、摩擦が主な原因と言われています。保険適応の治療では液体窒素による冷凍凝固やハサミでの切除などがあります。

液体窒素での治療が一番よく行われますが、低温やけどによる炎症後色素沈着を起こすことが多く、腫瘍の出っ張りが取れても3か月~半年程、褐色斑(シミ)が残るリスクがあり、女性にはあまりおすすめできません。

銀座ケイスキンクリニックではCO2レーザーを使用し、短時間で傷痕も目立たせず、簡便にアクロコルドンを取ることが出来ます。

関連治療

CO2レーザー

イオン導入

イオン導入とは、専用の機器を用いて皮膚に微弱な電流を流し、経皮吸収しにくい水溶性物質(ビタミンC、トラネキサム酸、グリシルリシン、プラセンタなど)を皮膚深部に導入する治療法です。

皮膚表面には「バリアゾーン」と呼ばれる層があり、正常なバリア機能があってこそ肌の健康と美しさは維持されます。バリアゾーンは皮脂膜と角層が担っており、紫外線や細菌、カビなどの外的刺激、異物の表皮内への侵入を防いでいます。

そのため、水溶性物質や、分子量の大きい物質は角層のバリアを通過することができず、単純に塗布しただけではスキンケア製品の有効成分を深部に浸透させることは困難です。イオン導入器を用いて微弱な電流を流すと、イオンバランスをコントロールしながら皮膚のバリア機能を解除し、表皮浅層に美容成分を浸透させることができます。

しかしながら、イオン導入で浸透できる量はごく微量であり、銀座ケイスキンクリニックでは、ダーマローラー、スカーレットRF、CO2フラクショナルレーザーの施術後に薬液を浸透・導入する方法やダーマシャイン®を用いた水光プラスで薬剤を真皮に注入する数種類のメソセラピーを行い、効果を高める工夫をしています。

関連治療

ダーマローラー スカーレットRF CO2フラクショナルレーザー 水光プラス(ダーマシャイン®)

2014年5月 9日

αリポ酸 

αリポ酸は、新陳代謝促進、体脂肪増加の抑制効果のある脂肪酸の一種です。

ブドウ糖の消化効率を高め熱エネルギーの生産性を高めて新陳代謝を促進し、体脂肪の増加を抑制しダイエットに効果があると人気の成分です。またビタミンC・Eの400倍の抗酸化作用があり、活性酵素の抑制効果で細胞老化を防ぎ、美肌と若返りにも効果的です。

さらに、コエンザイムQ10、ビタミンC・E、グルタチオンなど他の抗酸化成分を再生させて再利用する効果があり、抗酸化力をトータルに高めます。αリポ酸は水にも脂質にも溶けるため、体のすみずみまで行き届き効果を発揮します。

またαリポ酸には「キレート作用」により水銀などの有害金属を胆汁を介して体の外に排泄してくれる効果もあります。1日の必要量は200~300㎎で、肝臓で基礎代謝に必要な分量のαリポ酸が生産されます。

しかし、αリポ酸の合成量は30歳頃から加齢と共に著しく低下してしまいます。また、若くても細胞がストレス状態下にあると、充分な量が合成できないため、積極的に摂取すべき成分です。αリポ酸は、牛のレバー、ほうれん草やブロッコリーなどの食品に含まれていますが、ごく微量のため食事から十分に摂ることは困難です。

食事30分前の空腹時にサプリメントや注射などで摂取すると効果的と言われています。

関連治療 脂肪溶解注射(脂肪溶解メソセラピー)

PRP(多血小板血漿)注入療法(白血球添加自己多血小板血漿注入療法)(White blood Cell-conteining Platelet-rich Plasma) 

自身の血液を採取し、白血球・血小板を凝縮して抽出した血漿を、皮膚の浅い部分に細かく注入する美容治療です。再生医療を応用し、ヒトが本来持っている創傷治癒の働きに着目して生まれたアンチエイジング術で、セルリバイブセラピー・白血球添加自己多血小板血漿注入療法ともいわれます。

「PRP(多血小板血漿)注入療法」は血液から多血小板血漿を作る過程で、従来のPRPよりも血小板の濃度を高めています。さらに適量の白血球を含むことによって、より高い組織の再生効果が得られます。

PRPを肌の真皮浅層に注入すると、創傷治癒過程でみられる様々な自身の成長因子が誘導されます。簡単に言うと、注入エリアは「ケガをした」とだまされる訳です。成長因子により線維芽細胞が刺激されて、自身のコラーゲン線維やヒアルロン酸が産生されます。この過程は3週間後頃から徐々にみられ、少しずつ皮膚にはりが出現し、肌の若返りと再生が始まり、ちりめんじわ、目の下のくま、くぼみ、たるみ、ニキビ跡のクレーター、毛穴の開大などが改善します。

また、自己の血液を用いているためアレルギー反応のリスクが非常に低く、緩やかな効果が1年以上続くため、自然な変化を求める場合に適しています。通常の注射器と針を使った手打ちでの注入の場合は、3日間程の軽い腫れと、内出血が出現する場合があります。しかしながら、最近では自動式メソセラピー治療器「ダーマシャイン®®」を用いることで、均一にごく微量ずつの注入が可能となり、腫れや内出血のリスクが軽減しました。さらに内出血に関しては、あらかじめ止血予防目的の内服や点滴を行うことで、ほぼノーダウンタイムで受けられることから、近年人気が高い再生医療の一つです。

関連治療

PRP(多血小板血漿)注入 水光プラス(ダーマシャイン®®)

Qスイッッチルビーレーザー

694nmの単一波長を出すレーザーで、浅い部分にあるシミの他、深い部位にあるシミやあざにも有効な治療器です。

顔面の殆どのシミが適応となりますが、肝斑と呼ばれるシミには適しません。 光治療では届かない、太田母斑や後天性真皮メラノサイトーシス、異所性蒙古斑などの深部にあるシミやあざはQスイッチモードの付いたルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーでなければ十分な効果が得られません。

また、浅い部分のあざである扁平母斑は、太田母斑や異所性蒙古斑と同じく保険適応となりますが、後二者に比べ効果にばらつきがあり再発も多く難治です。Qスイッチルビーレーザーは黒色への反応に優れ、皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れており、メラニン色素のみをターゲットとし傷痕を残さず安全に治療しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。

メラニン色素における吸収が高く、コラーゲン線維への吸収が低いことは、シミ以外の正常組織に対する損傷が少ないことを示し、またヘモグロビンへの吸収が低いため、血管への影響も最小限となります。

L-カルニチン  

L-カルニチンとは脂肪代謝を促すアミノ酸の一種です。

体内におけるLカルニチンの生成は20代をピークに減少していきます。加齢と共に太りやすい体質になる原因の1つにLカルニチンの減少が考えられます。1日に必要とされるLカルニチン量は300~500㎎ですが、体内では肝臓で1日約10㎎しか作ることができません。1日許容摂取量は体重1㎏あたり20㎎(50㎏の人であれば1000㎎)で、毎日生涯にわたって摂り続けても安全と言われており、一度に大量摂取しても過剰分は尿中に排泄されます。Lカルニチンは野菜や果物にはほとんど存在せず、主に肉類の赤身に含まれている成分です。和食中心の日本人の場合、食事からは十分に摂ることは難しいといわれており、日本人の平均摂取量は1日あたり75㎎です。


最近では、サプリメントやクリニックでの点滴などで補うこともできます。また脂肪溶解注射の際にホスファチジルコリンと共に脂肪層に直接注入し、部分痩身の補助薬剤としても使用されています。

L-システイン(ハイチオール)     

タンパク質を構成するアミノ酸の一種で、商品名は「ハイチオール」といいます。体内では、メチオニン(必須アミノ酸の一種。血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用がある)から作り出されます。

皮膚の代謝や、肝臓の解毒作用に関与し、皮膚の色素沈着をもたらすメラニン色素の生成を抑え、メラニンを無色化するとともに肌のターンオーバーを促し、新しい細胞への生まれ変わりを助けます。シミ、そばかす、日焼け、かぶれなどの対策として、ビタミンC、ビタミンB類などとともに用いられ、色素沈着の予防と改善に適しています。シミのメカニズムとして、紫外線などの刺激により、メラノサイト(色素母細胞)内にある無色のチロシンが酸化酵素のチロシナーゼによって化学反応を起こし、徐々に黒色化することで黒色メラニン(ユーメラニン)が合成されます。

L-システインはメラニン合成の素となるこのチロシナーゼの活性を抑えることで、メラノサイト内でのメラニンの生成を抑制します。また、無色のチロシンが黒色メラニンへと合成されるのを阻害し、黒色メラニンをドーパキノンに還元して無色化します。さらに肌の代謝を促し、ターンオーバーを正常化することで、既にできてしまったシミ、くすみ、にきび跡の色素沈着などの排出を促します。

また、抗酸化作用や体内のコラーゲン線維を生成する効果があり、肌の弾力を高めて老化防止にも役立ちます。抗アレルギー作用もあり、湿疹、蕁麻疹(じんましん)、薬疹などにも処方されます。また、L-システインは肝臓の解毒作用に関与し、体内でアルコールを処理する作用があります。二日酔いの主な原因は、アセトアルデヒドという毒性物質であり、L-システインはこのアセトアルデヒドを体外に排出します。アルコール脱水素酵素やアセトアルデヒド脱水素酵素を活性化することで、アルコールを分解し、二日酔いの改善に用いられます。食品では、赤唐辛子、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、芽キャベツ、オート麦、小麦胚芽などに含まれまれ、美容目的のサプリメントとして、多くはビタミンCとの合剤として市販されています。

銀座ケイスキンクリニックではシミや肝斑の改善、予防の内服治療薬としてビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸とともに処方しています。

関連情報

院内処方について 水光プラス(ダーマシャイン®®)について

CO2レーザー・炭酸ガスレーザー

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)とは、水を標的とした波長10,600nmの赤外線領域光を発生するレーザーです。

細胞内の水分と反応して熱エネルギーを発生させ、治療部位を瞬間的に切開・蒸散・凝固させます。金属のメスと比較して、出血がほとんどなく、皮膚のごく浅い層のみ切除が可能で、繊細な手術に向いています。

また、電気メスと比較し、周囲の組織へ熱ダメージが広がらないため、傷の治りが早いという利点もあります。このような性質から、医療の分野ではレーザーメスとして、ホクロ(色素性母斑)・脂漏性角化症(老人性いぼ)・アクロコルドン(スキンタッグ)・線維腫・汗管腫・血管腫・稗粒腫・老人性脂腺増殖症・日光角化症・眼瞼黄色腫などの除去に使用します。

1~2mmの小さなものは数日、4~10mmまでのやや大きいものは1~2週間で傷が上皮化します。血管新生のため、一時的に濃いピンク色の類円形の傷跡になりますが、徐々に周囲の皮膚と馴染んでいくため、切除縫合手術による線状の傷跡に比べ比較的目立ちにくいというメリットがあります。

また、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)後の傷跡の処置は、軟膏もしくはテープ(被覆材)による保護のみと簡単です。切除縫合手術後のような消毒や、ガーゼ保護は不要で、縫合糸の抜糸もなく、施術当日から入浴・シャワー浴・洗顔がすぐできます。さらに、レーザーに反応した治療部位は、傷の修復に向けた細胞の活性化により肌の再生が促進し、肌質自体も改善されるという相乗効果も併せ持つため、傷跡や深いニキビ跡などの治療にも効果的です。


関連治療


CO2レーザー

CO2フラクショナルレーザー(フラクショナルCO2レーザー)

フラクショナル(fractional)とは、1.ごくわずかな、2.分数の、少数の、3.断片的な、という意味を持ちます。CO2フラクショナルレーザーは、10,600nmの波長を発生させるレーザーを極小のドット(点)に分割して照射することで、たくさんの微細な穴をあけ(蒸散させ)、肌の入れ替えと皮膚の再生を促進させ、新しい肌にリセットさせる最新のアブレイティブ・フラクショナルレーザーです。

皮膚へのダメージを極力抑えながら高出力のレーザー照射が可能となり、副反応を最小限にし、安全に治療することが出来ます。1回の照射で、施術部位の10~20%が新しい肌へ入れ替わり、6~10回の治療を繰り返すことで肌全体が新しい皮膚へ再構築されます。毛穴の開大やニキビ跡、小じわ、傷跡、妊娠線などに効果があり、たるんだまぶたをピンとさせるアイリフトや、シミや色むら、くすみなどの肌質改善目的にも用います。

銀座ケイスキンクリニックで導入している国産のユニクセルをはじめ、CO2RE、アンコア、eCO2(エコツー)などが代表的な機種です。その他、アブレイティブ・フラクショナルレーザーの中には、エルビウムYSGGレーザー(波長2790nm)のパールフラクショナルやエルビウムヤグレーザー(波長2940nm)のピクセル2940、Lux2940などがあります。これに対し、ノンアブレイティブ・フラクショナルレーザーとは、皮膚表面に穴をあけることなくレーザーエネルギーをドット状に照射して熱を加えることで、同様の効果を実感でき、治療後は日常生活にほぼ支障がない程度のレーザーです。

蒸散していないため、ダウンタイムが短いことが利点ですが、一般的には、その分アブレイティブ・フラクショナルレーザーに比べて効果が弱く、治療回数がさらに多く必要となります。ノンアブレイティブ・フラクショナルレーザーの機種には、フラクセル3(波長1550nm・1927nm)・アファーム(波長1440nm・1320nm)などがあります。

関連治療

CO2フラクショナルレーザー(フラクショナルCO2レーザー)

AHA

AHAとはα-ヒドロキシ酸の略語で、主にグリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸の5種類があります。

リンゴやぶどう、柑橘類などのフルーツによく含まれていることから別名フルーツ酸と呼ばれます。肌になじみやすく刺激も少ないため、日本では最もメジャーなケミカルピーリングに使用する薬剤です。

角質層のつながりをゆるめる効果があり、古くなった角質(垢)をはがれやすくする事で正常なターンオーバーを促します。ターンオーバーが整う事により、肌全体のくすみが取れたり、皮脂の分泌がスムーズなる事によりニキビが改善したり、ニキビが出来にくい肌質に変えたりする効果があります。

AHAの作用は真皮にも及び、コラーゲン線維の生成が促進されるため、小じわを改善したり、ニキビ痕を浅くする効果もあります。近年ではピーリング石鹸やふき取りピーリング化粧水などの自宅でケミカルピーリングができるというスキンケア用品が多数販売されています。医療機関での施術に比べ、かなり弱い酸性度ではありますが、ケミカルピーリングにより角層の結合が弱まっている状態では、普段使用しているスキンケア成分の浸透を高めることが出来ます。皮脂の分泌を抑えたり、メラニン生成を抑え美白効果のあるビタミンC誘導体配合のスキンケア製品と一緒に使うとより効果的です。


関連治療


グリコール酸によるケミカルピーリング

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) 

ADMとはAcquired Dermal Melanocytosisの略語であり、日本語名は後天性真皮メラノサイトーシスというあざの一種で、後天性両側性太田母斑様色素斑、遅発性真皮メラノサイトーシスもほぼ同症です。

ADMは日中韓国人の女性に多く見られ、15~24歳、30~44歳の二峰性の年齢分布を示します。単独でみられることもありますが、多くの場合普通のシミ(日光性色素斑)やそばかす(雀卵斑)、肝斑と混在していています。特に、肝斑との混在例が多く、この場合は皮膚科専門医でも判断に迷うことがあります。

肝斑は妊娠や出産を契機に発症し、女性ホルモンとの関連性を言われていますが、ADMにはそういった背景は確認されていないようです。ADMの特徴として小型の斑が散在していること、色がかすかにグレーから青味を帯びて見えること、通常両側の頬上部に左右対称に存在すること(特に女性)、額両端(特に男性)、眼瞼・鼻翼・鼻根にも色素斑を認めることなどがあります。しかし、これらの特徴も他の種類のシミや肝斑とも似ており、混在すると非常に判別しにくくなります。

組織学的には表皮基底層のメラニンの沈着と真皮内にメラノサイトの増殖がみられるため、治療は真皮内まで到達するQスイッチレーザーが適応です。通常数回の照射を必要とすることが多く、真皮内で壊れたメラノサイトが吸収されるまでには時間がかかるため、照射後すぐに消えるのではなく3ヶ月~半年くらいかけて徐々に色がとれていきます。

美容医療用語集

ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行

2014年5月 8日

妊娠線・皮膚線状・線状皮膚萎縮・ストレッチマーク 

妊娠線(にんしんせん)とは、妊娠6 - 7ヶ月以降、腹部、大腿外側、臀部、乳房周囲の皮膚に出現する、わずかに陥凹し、萎縮した線状の跡のことです。

妊婦の40%以上に発症し、最初は赤紫色の線としてできますが、時間の経過とともに灰白色調になります。別名ストレッチマーク、皮膚線条や線状皮膚萎縮ともよばれ、男女問わず思春期の成長が著しい場合や急激に太った場合、クッシング症候群や糖尿病、ステロイド内服治療の際にも出現します。

前述した状況下では、副腎皮質ホルモンの一種であるグルココルチコイドが様々な要因で増えており、真皮にある線維芽細胞の活性低下から、真皮のコラーゲン線維・弾性線維の産生が抑制されることにより、これらの結合組織が減少し創傷治癒に支障が生じています。

そこに、妊娠や成長・肥満により、急に皮膚の過剰な伸びが加わると真皮の結合組織が壊れ、線状の萎縮(ストレッチマーク)となるのです。残念ながら一度できてしまうと完全には元に戻りません。

妊娠線の予防としては体重増加を+8kg程度に抑えると良いでしょう。萎縮や陥凹が激しい場合は、フラクショナルレーザーなどによりコラーゲン線維の産生を促すことで、ハリを出し目立たなくする治療も行われています。

銀座ケイスキンクリニックではフラクショナルCO2レーザーを皮膚線状を含めた比較的広めの範囲に4~6回照射することで、産後のお腹の皮膚のたるみも改善できるのでお勧めしています。


関連治療:フラクショナルCO2レーザー

ワックス脱毛

脱毛法の一つで、脱毛用に開発されたワックスを肌に塗り、毛に密着させてからはがすことで、毛根から脱毛を行う方法です。エステティックサロンなどでは、固形のワックスを過熱させて溶かし、スパチュラを使って脱毛部位に塗布して行われます。

布を使って引きはがす「ソフト脱毛」とワックス自体が固形化する「ハードワックス」があります。またビキニラインの内側の脱毛を「ブラジリアンワックス脱毛」などと呼びます。これは欧米やヨーロッパのセレブから一般女性まで浸透しているアンダーヘアーの処理方法で、近年は日本でも認知度が上がり、広く知られるようになりました。家庭用として常温で使えるジェル状のものや、シートに塗布されたものも販売されています。

脱毛効果は処理後2~3週間くらいで、頭部や髭以外のほぼ全身に行えます。カミソリで行う剃毛や毛抜きで行う処理とは異なり、ワックス脱毛は毛が途中で切れたりすることなく、毛根から抜けるというメリットがあります。しかし、針脱毛やレーザー脱毛のように毛根を完全に破壊するものではないため、永久脱毛はできません。

常に毛がない状態を保つには、こまめに定期的な処理が必要になります。また、比較的安価に行えますが、複数本の毛を一気に抜きとるため痛みを伴い、角質が除去されることで肌へのダメージもあることから処理後の保湿ケアが非常に重要です。


関連治療


レーザー脱毛

2014年5月 1日

モニター募集!<スモーカーズラインボトックス 注射>

銀座ケイスキンクリニックでは、下記のモニターを募集中です。
『スモーカズライン ボトックス注射』
 唇の上に縦に入る小ジワの改善~

ご希望の方は、クリニックまでお問合せいただくか、下記のモニター募集ページよりお申込ください。

ご応募、お待ちしております。
募集の詳細は内容・お申込の方法は、こちらのページをご覧ください。

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